たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2015.10.17 そろそろヤマトシジミが低温期型になり始めているころなので、裏山に、ではなく裏のタワーマンションの隣公園に探しに行く。メスを探したけれど、擦れてはいるしまだ青くはないものばかりだった。しかし、白くなったオスは美しい。雲が拡がっており、撮るにはいい光加減だった。 同じ個体かと思ったが、よく見たら違っていた。 午後、また捜してみる。一角に黄色い園芸種が植えられており、ヤマトシジミが何頭か集まっていた。メスもいたけれど、まだ黒かった。曇っているため、飛翔撮影はキツイ。特に、メスの黒に合わせると、黄色は完全にぶっ飛ぶ。 2105.10.19 月曜なので、自然教育園は休み。午後、ウラナミシジミをもう一度撮りに少し離れた公園に行ったけれど、姿なし。日がビルの陰になった3時過ぎにようやく現れた。吸蜜中は動き回るので撮れたのはこの1枚。隣の明るい紫の別な花にはアゲハが何度か来ていたので、少し撮ったが暗いのでシャッター速度が上がらずブレブレ。。画像を並べてみたら、思ったより紫色が美しい。もっとちゃんと沢山撮っておくべきだった。ここでは、蝶より花だった。 2015.10.20 ムラサキ狙いで自然教育園。しかし、空がぱっとしないせいか、いつものポイントでは一向に現れなかった。別な場所でオスのムラツが1頭、翅を開いたが、スレていたので掲載せず。オオニガナの花が咲いており、キタテハを待つが飛んで来ず、イチモンジセセリだけを撮影。少し翅を透かせた位置で撮ると、黄色に負けない。残念ながら、遠かったのでかなりのトリミング。 これは、教育園に行く前に撮った2枚と、帰ってきてから撮った1枚。まだ午後3時半だというのに、肝心のチョウは撮影者の日陰に入ってしまう。 2015.10.23 この前日(22日)は、ムラシよりムラツのほうが多かったくらいに感じたムラサキ祭りの日だった。このことは、次に書くとして、裏山でのヤマトシジミ。曇り空で気温も上がらないので飛翔速度も低いにもかかわらず、うまく撮れない。ピントが来ないのが主因だが、暗くて真っ黒のことも多い。いつも、ISO1600、シャッター速度は1/3200~1/5000秒。絞りはその時によって変えF4.5~6.3のマニュアル露出。そこで、実験。ISOを3200にしてみた。暗部のノイズは、いつものISO1600とあまり差はないようだ。明るいところでは、絞りをもっと開けることができ、そうしたら背景が少しクリアになるので、さらに検討してみよう。 2年間、裏山(隣のマンションに隣接する小公園)は庭の造り変え工事で、ヤマトシジミは不作であった。その工事が終わり、カタバミも修復され、今秋は以前に戻るだろうと思われた矢先、草刈りが入り、カタバミは全滅。幼虫ごと持っていかれた感じ。ヤマトはいても、丸裸になった地面では撮りようがない。やれやれ。
by otto-N
| 2015-10-26 20:20
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