たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2015.10.22 カラッと晴れた朝、絶対に出るという確信のもとに、出かける。 最初に出てきたのはムラサキシジミのオス。少しずつ開翅し始めたので、一番開いたところで背景に明るいボケを入れて撮る。 次いで、ムラサキツバメのメス。180度以上の全開。300ミリなので近すぎ。 と言う感じで、次から次へと降りてくる。 暗い小川の底で日を浴びる。 翅を拡げ始めたときのこんな角度からあまり撮っていなかったような気がする。 狙いはムラサキツバメのオスなのだが、次々と降りてくるとはいかず、降りてきても茂み中に潜り込み、葉上で吸汁をし、なかなか表には出て来ない。表に出て来ても、メスのようにすぐには開かず。待っている時間の方が長い。そして、開いても色が出ない。頭が下が色の出る基本。1コマ目は向きが太陽のほうではなかった。 頭が太陽の方向。しかし、今一つ。くるっと向きを変えると、ビロード状の複雑な色にはなった。 これが一番よかったが、奇蹟のムラサキにはほど遠い。 ムラサキシジミにしてもムラサキツバメにしても、太陽の光を最大限に反射するところに回り込んで撮るのだが、それでも、こんな色にしか撮れないこともある。 テングチョウが地面に吸水にやって来た。その後、日光浴。テングチョウはここではとても珍しいので人気者。 ウラギンシジミもチラチラしていたけれど、ムラツにかまけていて撮らなかった。ムラツが出て来なくなったので暇になり少し追ってみた。 ムラサキシジミの飛び立つところは、まるで撮れない。一瞬で視界から消える。しかし、止まろうとするときは、少しだけチャンスがある。もっとも、この個体のように飛ぶのが遅いときだけだ。残念ながら、チョウは逆光。
by otto-N
| 2015-10-28 20:28
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Comments(4)
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6422j-nozomu2 at 2015-10-29 08:23
ムラツの♂色は、青みを出すのが難しいです。結構、個体差もあるようですが。やはり蝶の向きと、光線の関係が重要になってきます。結構、頑張っておられる感じがしますが、まだまだ納得されていないのがありあり。
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otto-N
at 2015-10-29 20:02
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ノゾピーさん、ムラツのオスは難しいですね。
向きと光の具合がありますが、結局、個体差のようです。 昨年の11月27日に、「奇蹟のムラサキ」の個体に遭遇しました。 これから、場所を変えて探すことになると思います。
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midorishijimi52
at 2015-10-30 17:45
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otto-N
at 2015-10-30 19:55
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