たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2015.10.26 紅葉が綺麗らしいとのことで、山梨の滝子山(1590m)に登る。中央道は大月で下り、笹子の近くから暗い1車線ダートを少し入ったところに、小さな地蔵が置かれた登山道の入り口(標高約800m)がある。駐車スペースはとても狭く、混んでいると思っていたのに1台しかl車がなかったので、最初は見逃した。 10時に登り始めた。最初は暗い杉林が続く。小さな滝もあったが、とにかく暗い。そこを過ぎると、広葉樹の急斜面をジグザグに登る。 登り切ったら平になり枯れた落葉松が秋を感じさせる。紅葉はパッとしない。黄色も枯れた茶色。ただ、登山道は枯葉が積もって柔らかく気持ちがいい。 日だまりの中にテングチョウが1頭だけ飛んでいた。枯葉に止まるのを待つ。 葉の落ちた落葉松林。黄色いカエデの葉。 広い防火帯に出たところでやっと紅葉らしい雰囲気。撮っているときは気がつかなかったが、1枚だけ、木漏れ日が写っていた。 この防火帯からは八ヶ岳が望め、急斜面を少し登ったところが山頂だった。山頂の端っこからは南アルプスが見える。甲斐駒はやっぱりカッコいい。 山頂に着いたのは12時。ここからの富士山はなかなかいい。風もなく、ぽかぽか陽気で気持ちがいい。山頂にはすでに10人くらいいたが、さらに登って来る。初狩方面からのルートがメインのようだ。 12時40分ころ下山開始。フカフカの落ち葉の登山道。登るときは気がつかなかったが、赤い所も少しはあった。ただ、急斜面のジグザグ道は、乾いた粘土質。とても滑りやすく危険だった。14時30分、登山口到着。 紅葉が素晴らしいとのことだが、滝子山はそんなことはなかった。赤くなる葉がまるで少ない。まあ、山頂からの富士山は雁ヶ腹摺山より近いのでとても大きく見える。富士は冠雪していて綺麗だった。防火帯の林縁にはゼフが出そうだが、ここまで1時間以上の登り、探すにはちょっとギャンブル。そうそう、先日、山番組を見ていたら、(収録した時間帯から想像して)、アイノかメスアカの卍飛翔が映っていた。近ければ、それを確かめに行ってみたいのだが・・・・
by otto-N
| 2015-11-02 20:22
|
Comments(0)
| |||||
ファン申請 |
||