たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2015.10.30 続き 河川敷にある堤防は、草刈りが入ってからしばらくたったと思われ、草丈が20~30cm。ヤマトシジミを追いかけるにはちょうどいい高さ。柔らかいし、石もないので、足元を気にする必要は全くない。カタバミの群落を背景に飛んでいる姿を目論んだのだが、カタバミは背の少し高い草の中に隠れてしまっており、イメージ通りにはいかなかった。 スーパーブルーを少し追いかけた。オスに見つからなかったので。一気に遠くまで飛び去るということがなく、ゆっくりと飛んでいたけれど、思ったほど撮れなかった。 スーパーブルーの飛翔全開。でも、光が強すぎてブルーが出ない。もっとも、曇っていれば、ストロボを使わない限り、シャッタースピードが間に合わない。 結局、スーパーブルーは静止を撮るに限るようだ。 低温期型のオスが翅脈が白く輝きとても美しい。 この白い翅脈を撮りたくて、堤防の斜面を駆けずり回った。探雌飛翔のオスは撮りにくい。ゆっくり飛んでいると思っても、急に方向転換するし、他のオスにすぐ絡まれる。オス同志の絡みというのが曲者で、せっかくイケメンを追いかけているのに、絡むとどちらか判らなくなる。 草の中に潜り込んでも追いかけたが、一番の敵は自分の影だった。影の中に入らぬよう、とにかく、先回りするが、そうはうまくいかなかった。 縦型でも撮った。こちらのほうが青空を入れやすい。 白っぽくて新鮮そうなオスを探す。でも、白い翅脈をくっきり撮るのは、光の反射で難しかった。 ちょっと翅脈の影が強すぎる. こんな感じに撮りたかった。残念ながら頭部がちょっとピンボケ。 斜面にはベニシジミが多かった。片方の翅が部分的に白かったツマグロヒョウモン。モンキチョウも相変わらず飛び回っていた。 ヒメアカタテハ。赤とも朱色ともピンクともつかない色が美しい。
by otto-N
| 2015-11-06 20:20
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