たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2015.11.11 前日の冷たい雨が上がり晴れたので、電車を乗り継ぎムラサキツバメを探しに行く。ここは、フェンスの内側にマテバシイが植えられ、外側の歩道にサザンカとシャリンバイの植え込み。裏通りと言っても、トラックや配達車の裏道。道路にはゴミが散乱し、植え込みにもペットボトルやプラ袋が絡まっている殺風景なポイント。 現地に着いてみると、思ったより北風が強く寒い。これは厳しいかもと思いつつムラツを探すが、まるで気配がない。千葉ではもう集団を形成しているので、フライングであるはずではないはず。最初に飛んでいたのはムラツと紛らわしいヒメウラナミジャノメ。それぞれ別個体。とても新鮮だった。 そのうち、日射しが弱くなり、足元を見るとヤマトシジミのメス。赤い葉にとまった。 右の枯れた茎が邪魔ではあるが、飛ばれたら元も子もないので、そっと撮る。 最後は真上からのメタリック・ブルー。 今日はこれまでかと思っていたら、また青空が出始め、11時すぎ、気温が少し上がったのか、マテバシイにムラツが飛び始めた。高いところや、フェンスの向こうで開翅するが、下には降りて来ない。(かなりのトリミング) しかし、こうなると時間の問題。どこかに降りているはずと探す。シャリンバイの植え込みにメス、ムラサキシジミも飛んできた。 サザンカにとまったがそのまま。吸蜜をするウラナミシジミとベニシジミ。10分以上吸い続けていた。 後翅に紫鱗粉を散りばめたちょっといいメス。2~3頭のオスも降りてきたけれど、近づく前にすぐいなくなる。オスのほうが敏感。 12時すぎ、もう終わりかと思ったころ、やっとオスが1頭、落ち着いてくれた。シャリンバイの植え込みの中に潜り込み、ときどき表に出て来て、翅を開く。遠ければ300ミリ、近ければ100ミリで撮る。 しかし、色が出ない「奴さん」ポーズ。 新鮮なだけにもう少し違うポーズで日を浴びて欲しかった。もう少し左に寄りたかったが、植え込みでこれがギリギリだった。 それにしても、オスの表翅の色は複雑。少し角度を変えるとこんなに変わる。
by otto-N
| 2015-11-16 20:58
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