たかがヤマト、されどヤマト

2015.11.13 東京・サザンカの裏通り ムラサキツバメ   2015.11.18 (記)

2015.11.13
天気予報では朝から晴れだったが、朝、起きたときには曇り空。それでも、徐々に明るくなってきており、現地に着くころには晴れ上がることを期待して、いつもの1時間遅れで出発する。

電車に乗っていたときは晴れ上がってきたので、出遅れて失敗したと後悔したけれど、着いてみると、完全な曇り空。ムラサキツバメおろかヤマトシジミさえ飛んでいない。しばらくすると、薄日が射す気配。近くにやって来たベニシジミを退屈紛れに撮り始めたら、少しずつ開翅。と思ったら、別の葉の上に移動。眼と縁毛をくっきり撮りたい色々試すが、これがなかなか難しい。
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日が射し始めたのでムラツを探す。植え込みに飛んできたが、なかなか近づけず。これは300ミリで撮った分。メスは基本的にはスルー。
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しかし、日射しは長続きせず、「明るい曇り空」状態に。中途半端な距離にやって来たオス。それなりの深い紫。
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それが、こちらに飛んできて180度以上の開翅。どこから撮ったらいいのか判らないほど。近すぎるので背伸びするが、ムラツはもう完全に自分の陰の中。翅を閉じると思ったけれど、全然その気配すらなかった。
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上から撮ってもびくとも動かない。曇り空だとこんな深い色になるのか。いつも、輝く幻光を捉えようとやっているに虚をつかれた感じ。それにしても残念だったのは、尾っぽの下の枯葉。
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再び日が射し始めて、別個体。
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背伸びして少し上から撮ると、右翅が少し赤っぽくなった。植え込みの上なのでアングルは限られる。(背伸びするとピンボケ連発)
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オスを撮っているとき、近くに来たメス。頭がこちら向き。スルーせず撮っておく。
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目の下に来たので、あわてて背伸びして撮る。これも自分の影の中。どうやら、日射しの強い時には、影を作ると翅を閉じるが、弱い時は開いたままのようだ。
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日射しが薄いときでも、いい色に開く。でも、暗いせいかピントが合わないものを量産した。(後翅の毛がふさふさで柔らかそう)
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この時も、日射しがわずかだった。180度以上の開翅は、ピント合わせが難しい。4枚の翅のどちらにピントを合わせるか。と言うより、どこに合うか判らない。とにかく、飛ばれるまで、1枚ずつシャッターを切り続けるしか手はなかった。
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とても小さな個体だった。最初はムラサキシジミと思ったほどだ。よく見れば尾状突起がちゃんとある。翅を開く前のを撮っておけばよかったのだが、その暇もなく、全開翅。スレ個体かと思うほど、透けてるのではないかと思うほど鱗粉が薄かった。色は赤紫系。
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これも、明るい曇り空での撮影。とにかく小さかった。チビムラサキツバメとでも言っておこう。
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写りがあまりに良くないためモニターをチェックしている間に飛び去ってしまった。でも、すぐ上のサザンカの葉の上で翅を開いていた。
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ムラサキツバメのオスの幻光的な輝きを撮りたくて、この時期は「晴れたらムラツ」というわけで、片道1時間半をかけて通っているのだが、もう1つ、「曇り空の下でのムラツのオスの紫色」というのも課題であった。曇ったら翅を開かないし、晴れていても影を作ると翅を閉じてしまう。どうしたものかと思っていたが、「明るい曇り空の時に開いたら、影を作ってもすぐ閉じない」のだった。なあーんだ、これだったらヤマトシジミと同じで、気温の低いときに共通することなのかもしれない。それにしても、目のすぐ下の開翅ばかりで、チョウが大きすぎた。

by otto-N | 2015-11-18 20:22 | Comments(2)
Commented by maximiechan at 2015-11-18 22:27
ムラサキツバメ雄の深みのある紫色を堪能させていただきました。
ありがとうございます。
妥協せずによい写真を追い求めている姿勢に感服します。
Commented by otto-N at 2015-11-19 20:26 x
maximiechanさん、あまり種類を撮っていないのですが、これまで撮った中ではムラツのオスが一番難しいです。
少しアングルを変えるだけで、これほど複雑に色が変わる蝶はいないと思います。
キラキラしすぎる蝶は、アンダーで撮るとほぼ解決しますが、そうはいかないので、この時期追いかけています。
(定年後、時間があるので身近な蝶に没頭しているだけです)
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