たかがヤマト、されどヤマト

2015.11.30-12.3 京都・紅葉(1) 平等院鳳凰堂   2015.12.8 (記)

2015.11.30-12.3
京都の紅葉を見に行く。紅葉だけが目的ではないけれど、すべて妻の企画。

2015.11.30
久しぶりの新幹線で京都へ。JR奈良線は混んでいたが、乗客の半分は東福寺で下りてしまった。そして、次の伏見でガラガラになる。目的地は宇治。着いてから有名な宇治茶の店で昼食。待つこと50分。お客の80%は中国の方。うーん、京都もか、という感じ。待っている間の暇つぶしにこの店を撮る。巨大な盆栽のような松は初めて見たような気がする。上品な鰊蕎麦を食べたけれど、出されたお茶がとてもよかった。なんでも、鉄板の上で炒る京都特有の番茶だとか。
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さて、6年ぶりの平等院鳳凰堂。塗り直したので、さぞ派手になって気色悪くなっていると想像していたが、それは全くの杞憂だった。内部拝観まで1時間半以上の時間があったので、その前に外観を見ておこうと歩き出すと。池の淵の芝生の上にメスグロヒョウモンのオス。1輪だけ咲いていたちびたタンポポで吸蜜。旅用レンズの18-135ミリのワイ端で撮るには撮ったが、最短距離が35cmでは全然さえない。おまけに逆光。
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風がほとんどなく、鳳凰堂が池に写りこんだ。
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真正面からでは、ワイ端でも全部入らず。こんなこともあろうと単焦15ミリを持ってきていた。(メスグロヒョウモンを撮るとき横着しないでレンズ交換すべきだったと嘆く)
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それでも入りきらないので、歪みを承知の上で2枚をパノラマ合成した。
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少し先からの鳳凰堂。塗り直しは大成功。以前はほんとに朽ちる寸前だった。
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平等院鳳凰堂は外観だけではなくその内部が素晴らしい。細かい螺鈿細工や壁画も素晴らしいのであるが、何よりも、楽器を弾いたり、踊っていたりする小さな雲中供養菩薩像がすごくいい。とても愛らしい。キリスト教でいうならば天使のような存在か。また、見とれてしまった。ミュージアムを出て、少し外を回る。金ピカの鳳凰もいいけれど、ミュージアムに陳列されている昔のつぎはぎだらけの鳳凰は迫力に満ちた造形であった。鳳凰堂は、東に面していて、朝日が昇るとお堂の真ん中の丸い窓から、阿弥陀如来坐像の顔に光が射しこむという。その丸窓を池の対岸から撮ってみたが、暗すぎた。平等院を訪ねたのは前回も午後。やはり、ここは順光の午前中がいいようだ。(建立時は、立木もなく河原だったので、日が上がるとすぐ光が射しこんだとのこと)
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鳳凰堂内部拝観の時間は、前に来たときと同じ14時10分(東京に戻ってから判った)。少し早めに集合場所に行ったら、オスではなくメスのツマグロヒョウモンが飛んでいた。池の淵の短く刈り込まれた芝生に産卵していた。食草は刈り込まれたせいか見当たらなかったが、ヒョウモンの産卵場所はどこでもいいのだろう。レンズを15ミリに交換し、飛んでいるところを狙う。
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池の端の急斜面なので、思うようには動けなかったが、なんとか鳳凰堂を入れることができた。世界遺産バック、よくぞ撮れた。でも、水平が・・・。
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JRで京都市内に戻る途中、時間があったので伏見で下車し、伏見稲荷に寄る。
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ここは初めて。参拝客は80%外国人。2年連続で外国人の日本の観光スポット第1位。なるほど、赤い建物と奇妙な狐像。宗教の話は別にして、ビジュアルに楽しい場所だ。拝観料無料、閉門時間なし。
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お目当ては鳥居の道、千本鳥居。鳥居は少しだろうと思っていたが、まるで違った。山頂まで延々と続いていた。そして、人で溢れかえっていた。さすがに、登るにつれ人は少なくはなったが、人が絶えることがない。ときどき、無人になる瞬間があると、ちょっと不気味。登る方向からは見えなかったが、鳥居の裏側には寄進者の名前が書かれていた。鳥居のドミノ倒し。倒れることはないが。
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途中に祈祷所があったり、墓地のような陰気な場所があった。神社に墓地?後で調べると「神仏分離」以前の「神仏習合」時代からの神社のようだが、詳しくはわからない。鳥居の列は延々と続いていたが、似たような風景なので途中で引き返した。この鳥居、サイズによって、きちんとお値段が決まっているらしい。
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下りている途中、日が沈みかけていた。赤×赤。
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JRではなく京阪電車に乗って、四条河原町まで。夕食は、菊の井を予約してあった。

by otto-N | 2015-12-08 20:20 | Comments(4)
Commented by ダンダラ at 2015-12-10 18:19 x
平等院鳳凰堂を背景にしたツマグロヒョウモンですか。
素晴らしいですね。
静止写真はともかくとして、飛翔を押さえられるとは、日ごろの鍛錬のたまものでしょうか。
Commented by otto-N at 2015-12-10 20:42 x
ダンダラさん、ありがとうございます。
実は、オスにすぐ飛ばれ、このオスが戻っ来ていないか、早めに集合場所に行きました。
オスはいませんでしたが、このメスはゆっくり飛んでいたので、なんとか撮ることができました。
単焦広角は軽いので、飛翔撮影向きだと思います。
(広角静止のほうが苦手です)
Commented by H.A. at 2015-12-18 12:54 x
平等院、大好きな寺院の一つです。
形が素晴らしいですね。
その平等院鳳凰堂をバックに飛翔写真はすばらしいですね。
何とも言えないいい画像になっていると思います。
Commented by otto-N at 2015-12-18 20:10 x
H.A.さん、ありがとうございます。
平等院は改修すると聞いて、改修する前の姿を見たく数年前に訪れました。
改修でさぞド派手な赤になったと思いましたが、杞憂に終わり、素晴らしい姿に生まれ変わりました。
飛翔画像は偶然ですが、我ながらよく撮ったと思います。
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