たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2015.12.9 快晴。ルーミスシジミを見に行く。自宅から5分で首都高に入ることができ、C2ができたせいか合流点での渋滞も全くなく、8時半に出発し10時に到着。ルーミスの谷に入ってすぐ、足元から1頭舞い上がり幸先がいいと思ったのだが、後が続かない。次が出てきたのは10時20分。 少し飛んでは近くで開翅することを繰り返す。寒いせいか、本来的なものか、ルーミスの飛び方はチラチラと遅くてかわいい。 とまってすぐ翅を開くので、裏翅を撮るのが難しかった。翅を開く瞬間、キラッと輝く。 一部手前の枯草葉の陰になったが、反射光をまともに受け、白とび寸前の輝くブルーもなかなかいい。 飛ばれて見失い、しばらくたってから飛んできた個体。別個体かと思っていたら、後で詳しく見てみたら最初のものと同じだった。 なかなか望んだ場所にはとまらない。 地面の雑然とした枯葉とも下草ともつかない所ばかりで翅を開く。 少し気温が上がった11時。この個体が樹上に去った後、ルーミスは下に降りてこない。しばらくして、胸の高さの灌木で翅を開いているのを見つけた。近づいてよく見たらムラサキシジミのメス。大きさが違うし、飛び方も違うので飛んでいるとすぐ判るのだが、最初から開いていると遠くからではすぐ区別できない。 結局、下に降りてきたのは1頭だけ。その後は、何頭か樹上でチラチラ飛び、翅を開いているものの、近くには来なかった。300ミリで撮ったけれど、小さいのでかなりのトリミング。 ルーミスは葉の一部が白く枯れた所に好んでとまる。保護色? 一応、望遠飛翔狙いだった。いつ飛び出すかわからないので空打ちばかり。裏は撮れたが・・・。 なぜか下りて来ない。上を見上げ、葉の隙間を探しての撮影。
by otto-N
| 2015-12-19 18:02
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Comments(6)
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himeoo27 at 2015-12-20 14:49
1頭だけでも「ルーミスシジミ」舞い降りてきて
良かったですね! 表翅の水色の輝き、裏翅の幾何学模様、 どちらも素晴らしいです。
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mikiosu at 2015-12-21 03:17
こんにちは。
ルーミスシジミ、難しいとは言いながら、少ないチャンスをものにされるところは流石ですね! 開翅シーンがたくさんあって羨ましいです。 先日行った時には複数個体撮れたものの、開翅シーンが数えるほどしか撮れず、まあ裏表撮れたからいいかあ、という感じで帰ってきました(苦笑)。
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otto-N
at 2015-12-21 21:13
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otto-N
at 2015-12-21 21:18
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mikiosuさん、ありがとうございます。
樹上から降りてくる条件が、まだつかめていません。 過去にゼロの日もありました。 この蝶に限らず、ダメ元でも行くようにしています。 そうすると、意外なことが判ったりして、それなりの結果は必ずあります。
1頭とはいえ、こんなにチャーミングな個体に巡り合えたとは羨ましいです。
傷みもほとんどありませんね。 関西でも相当数が減ってきてしまったルーミスシジミですから、 房総の個体群はいよいよ貴重な存在になってきましたね。
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otto-N
at 2015-12-22 21:00
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naoggioさん、1頭だけ降りてきたのが美形とは、超ラッキーでした。
ルーミスは、この近くには数が多そうですが、撮影場所が限られているようです。 以前撮影した場所(複数)では出会うことができず、安定した撮影ポイントがわかりません。
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