たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2015.12.22 冬至。この日の狙いは、前回15ミリではなく、21ミリ広角での飛翔撮影。いつもの時間に到着し、最大コロニーのある場所に急ぐ。しかし、塒にはムラサキツバメは1頭も入っていない。その上にある小さなコロニーにもまるでいなかった。日のあたる樹上にも全然飛んでいない。晴れているが北風が吹き始め、まだ冷え込んでいる日陰の場所。こんな時間に飛び立つはずがない。どうしたのだろう。でも、朝に飛び立ったとしたら戻ってくるはず。 小一時間待つと、北風にあおられながらムラサキツバメが数頭一斉に飛んできた。すぐ塒には戻らず、路上や低い灌木の上で翅を開く。奇麗な個体を選んで撮影するが、その数は少ない。 しかしながら、このオスはとても奇麗だった。明るい紫色に輝く。あと1cm前に出て来てくれたらよかったのに、ちょっと残念だった。違う場所での開翅を期待したが、すぐ飛んでいってしまった。 いつの間にか、ムラツは塒に入り始めていた。塒に入る前、樹上で翅を拡げ暖をとる。300ミリで飛び立つところを狙うがピンが合わなかった。 風が強いが日射しは十分あったので、日が当たると塒から飛び出すポイントに移動する。なかなか奇麗なオスが見つからない。 やはりマテバシイの葉が一番似合う。 やっと見つけたきれいなオス。いつもの癖で近づきすぎた。 影を作らないようそっと離れ、少し右から狙う。光の反射具合で変わるのか、右翅は青っぽく、左翅は赤っぽく輝く。 塒に入るときを21ミリで撮影する。15ミリと違い、チョウが大きく写るのでトリミングする必要がない。 横からばかり撮っていたので、同じような感じになってしまった。 風があるので、入る前にホバリングするので撮れたようなもの。 メスもいいけれどオスの色を撮りたくて、あえて挑戦したが、とても難しかった。静止でも色の出るアングルが狭いのに飛んでるところなんて、まるでムリなのだが、それを撮った人がいる。(→☆)
by otto-N
| 2015-12-28 20:28
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