たかがヤマト、されどヤマト | |||||
ツマキチョウ この数年で、都心でも数が増えたツマキチョウ。もう、東京の春告蝶といっていいかもしれない。もっとも都民の多くは小さなモンシロチョウだと思っているようだが・・・。 自宅近くの発生源の1つである自然教育園に、背景に桜を入れたいと通い続けるが、全くいいところがなかった。原因は、桜が背景に写り込む飛来ポイントでは逆光になってしまうことであった。桜は暗くしか撮れず、チョウも中途半端な透かし翅。チャンスは少なくても順光の場所で待つべきだった。悔しいことにあまり背景の良くない場所ばかりでツマキは舞い集う。 撮れないままに桜は散り、その桜の木の下の山吹で探雌飛翔をするオズ。これも山吹の上ばかりを飛び、なかなか背景に黄色が入らなかった。 少し遅れて、自然教育園の隣の小さな公園に、ツマキチョウがあふれ出す。 この公園にはトラフシジミも吸水にやってくる。飛び出す瞬間しか手がでない。 自宅近くのSビール本社前。曇り空の日だったと思う。ツマキチョウが飛んでいたが、100ミリマクロ(+1.4テレコン)しか持っていなかった。MFで飛んでいるのを狙う。 少し空が暗くなると翅を休め、明るくなると飛び出すが、気温が低いせいかゆっくりと飛ぶ。 近くに来た。翅の角度ですぐ白とびしてしまう。 遠くに飛ぶ。 背景がつまらないけれど、このポーズは好みです。 広角だと待っていても直前で方向転換するので、頭からなかなか撮れないけれど、望遠だと撮ることができそう。 ちょっと遠かったが、正面からも撮れた。 背景のボケもいいし、ツマキチョウは望遠のほうが可憐に撮れる。 小さくしか撮れなくても可憐。かえって小さいほど可憐さが増すように思う。(アップにしたときは、眼がこわい) 遅咲きの枝垂れ桜に下に飛んでいった。 花壇の向こうの枝垂れ桜なので、ぐるーっと回り道して近づいたけれど、桜背景にこだわりすぎ思うようにピンを合わせられなかった。MFはキツイ。
by otto-N
| 2016-01-21 20:08
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