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たかがヤマト、されどヤマト

フライイング・バタフライズ 2015 (20) モンキチョウ②   2016.2.22 (記)

モンキチョウ
9月初旬。残暑といっても少しは気温が低いので河川敷の土手を走り回り、モンキチョウを追う。この時期、求愛飛翔で5頭も連なることもあるというので、葛飾・柴又の江戸川の河川敷の土手へ行く。矢切の渡しのある付近だ。

午前中は、あまり求愛行動はとらないようであったけれど、午後、あちらこちらでオスとメスが絡み始める。オスは、吸蜜しているメスを見つけるとその前にホバリングしメスを空中に誘う。最初はオスが先頭、そしてメスをその気にさせる。途中、メスが嫌気をさしたら、今度はオスがメスを追う。こうしている間、他のオスに見つけられ、参戦するという図式のようだった。この日は4頭が絡んだ時もあったが、全部をフレームに収めるのは難しく、3頭が精一杯だった。
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絡み始めた2頭に近づいて、いざ撮影しようとするとすぐばらけてしまうし、絡んでいるときは飛ぶのが遅いののもかかわらず、思ったようには撮れず大苦戦した。
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近づきすぎもあったし、上に飛ばれると一瞬見失う。このメスは逆さまだ。(土手下の看板の向こうに矢切の渡しがある)
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遠いのは300ミリで狙ってみたが、思ったよりピントを合わせるのが難しかった。横移動ならなんとかなるけれど、前後に移動されるとピントを合わせることができなかった。また、遠すぎると背景は緑一色。近づくと背景に花などが入りいい感じなのだが、ピントを合わせることが難しかった。
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別の日。100ミリ+1.4倍テレコンでやってみた。オスに誘われて飛ぶメス。
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100ミリのほうが、300ミリよりピントは合わせやすいし、アングルをよっては背景を抜くことができる。練習の価値あり。今年の課題となりそう。
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広角は、天気がよかったにもかかわらず、いいとこがなかった。間延びした感じで、撮れたのは逆光ばかりだった。
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以下の3枚の場所は、上の画像の右下、道路がカーブしているあたり。この広い土手を夕方まで走り回り、くたくたとなる。
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さて、夏の終わりのモンキチョウの画像を反省しているうちに、もう新生モンキチョウの季節になったようです。葛飾の友人も、この江戸川の東京側の河川敷ではなく、対岸の千葉側の河川敷に、モンキチョウ撮影に繰り出したとのこと。しかしながら、先週の八方尾根のスキーで、右膝の古傷(半月板)を悪化させてしまい、あの広大な土手斜面をモンキチョウを追って走り回るには、少し時間がかかりそう。というわけで、もう少し、昨年の飛翔画像の反省をいたします。だいぶソフトの使い方もわかってきました。色調はほとんどいじっていませんが、輝度を変えたりトリミングしたり、結構楽しめます。
 

by otto-N | 2016-02-22 18:44 | Comments(0)
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