たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2016.3.25 雨の翌日。晴天だのだが気温が低く少し北風もあるけれど、こんな日でもコツバメは出るのか見に行く。 コツバメのテリ張りポイントは、風もなく日だまりという感じ。ミヤマセセリが飛んでいたが、コツバメは一向に現れない。この日も待つこと1時間半、あきらめて場所を移動。どうやら、コツバメは曇ってはだめ、晴れても気温が低いとだめなようだ。移動先は全く風もなかったけれどコツバメの姿はない。ミヤマセセリだけが飛んでいた。午後は吸蜜タイムのようだ。ヒメオドリコソウの吸蜜は撮りにくい。 園芸種がなぜこんなところに咲いているかはわからない。球根でしか増えないので誰かがばらまいたのだろう。ミヤマセセリはこのムスカリが好きなようだ。 メスも見つかる。 反転して飛び立ってしまった。 撮った時間は違うが同じ個体のようだ。 ちょっと逆光。 追いかけると、急反転する。 反転しすぎ。見えるのは翅裏。完全にでんぐり返っている。 2頭が絡んでも、まともに撮れるのは1頭だけ。 昼ころ、これからという時に、空に雲がかかりはじめ、この日の撮影は終わり。一巡してから帰ろうとしたとき、ふらふらと飛び出した個体。 これも、ピンボケだけど・・・。 ゆっくりと飛んでいるように見えるミヤマセセリの撮影は、レンズの射程になかなか入らないし、入ったと思ったら急旋回。フレームアウトの続出だった。敗因の弁を1つ。これまで使っていたペンタックスK-5は、シャッター数が限界を超えたため、K-3に買い替えた。1秒のコマ数は増えたのだが、K-5に較べ、K-3のシャッターの反応性が鈍い。遊びがあるようで、瞬時にシャッターが切れない。人差し指で押す場合はまあまあいい。しかし、飛翔の場合はほとんど親指シャッター。親指でシャッターを切っても、連続シャッターが作動し始めた時にはすでにチョウがいない。対象が静止物の場合、少し遊びがあったほうがブレなくていいのだが、こんな特殊な使い方は想定外なのだろう。そのうち慣れるとは思うけれど、単に、反射神経が鈍っただけかもしれない。
by otto-N
| 2016-03-29 18:00
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