たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2016.4.9 朝9時、自然教育園に着いてみると、門の前には常連の方々にまじってhimeooさんが並んでいた。開門作業を手伝い(常連さんの自主行動→一刻も中に入りたいだけ)、園内に入る。 ざあっとトラフシジミのポイントを捜すが見当たらず、ツマキチョウが舞い始めた池の畔に陣取る。桜のピンクがまだ残っているが、飛翔を撮ってもツマキが全然入らないので、ノウルシの前でトラフシジミを待つことにした。待つこと数分、冗談のようにトラフがノウルシの群落にやってきた。ノウルシで吸蜜しているのかは、遠すぎるし、頭はノウルシの花に潜っているので、望遠レンズを通してもよく判らなかった。しばらくすると、少し移動し頭も見えてきた。距離は約6m。300ミリでも、こんなに小さい。 それをトリミングすると、目までは鮮明ではないけれど、まあまあ奇麗に撮れていた。ノウルシの中では、横向きだと、トラフはすぐ判る。 縞模様が見えなくなったので、飛んだと思ったけれど、こちら向きに翅を拡げ始めていた。 さらに翅を開いたまま、少し斜めになる。 もう一度、真っ正面。翅に傷が少しあるもののとても新鮮な個体だった。 別の場所でもhimeooさんがトラフを撮ったようだったので、まだ、トラフは現れると信じ、ノウルシの前で待っていたところ、もっと近い所に1頭飛んできた。しかし、ビークマーク破損の個体。がっかりして、2~3回しかシャッターを切らなかったが、よく見たら、ノウルシにストローを伸ばし吸蜜していた。吸蜜しながらの開翅はあり得ないけれど、吸蜜後に開翅することが判り、今後の楽しみとなった。 この日は、土曜日、ルーティンのテニス。10時半ころ、撤収したけれど、隣にある公園の入り口でもトラフシジミが飛んできて近くにとまった。しかし、カメラを準備している間に飛び去ってしまい、残念なことをした。それにしても、ノウルシに吸蜜したのは、この季節、毎日のように通い、6年間でたったの3回、頻度としてはとても低い。
by otto-N
| 2016-04-14 22:18
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