たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2017.4.27 昨日、日本チョウ類保全協会からこんなメールが入っておりました。そこで、早速、行ってきました。 ___________________________________________________________ 会員のみなさま ツシマウラボシシジミの保全については、これまでニュースレター等でご報告をしておりますが、生息域外保全活動は、足立区生物園にて継続して実施されています。本協会も人工交配などで協力を行っておりまして、多くの会員のみなさんにボランティアでご協力をいただいており、たいへん感謝しております。 今年度の第1化の成虫の交配は順調に進み、本日、羽化したメスをすべて交配させることができました。 そのため、明日より、足立区生物園にて、オス成虫をチョウの温室に放し一般公開を行うことになりました。 連休前半頃までは観察できることと思います。ツシマウラボシシジミに出会うよい機会ですので、ご興味のある方はどうぞお立ち寄りください。 足立区生物園ホームページ:http://www.seibutuen.jp/ ********************************************************* 特定非営利活動法人 日本チョウ類保全協会 事務局 140-0014 東京都品川区大井1-36-1 曽根プラザ301号 TEL 080-5127-1696 Email:jbcs@japan-inter.net http://www.japan-inter.net/jbcs/ 協会ブログ:http://jbcs.exblog.jp/ ____________________________________________________________ 吸蜜するツシマウラボシシジミ。可憐そのもの。 飛んでいるとき、表翅が青く輝き、とても美しい。 ご存知のように、ツシマウラボシシジミは絶滅寸前にありましたが、人工繁殖が実りつつあります。今年は、越冬に成功し羽化したメスが少なかったとのことで、ペアリングがかなり厳しい状況と聞いていましたが、飼育に携わっている方々の必死の努力でペアリングに成功し、今年も数を増やすことができそうです。これからも地味で大変な作業が続くと思いますが、飼育ボランティアの方々、関係者の皆様にエールを送ります。 オスは、他の南国のチョウとともに温室ドームの中を飛び回っていますが、メスは、飼育室におり、産卵シーンが見ることができるかもしれません。ぜひ、飼育室にもお立ち寄りください。本場の対馬に行っても見られず、日本では、ここでしか見られないチョウです。
by otto-N
| 2016-04-27 22:23
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Comments(6)
ごま@繁殖メンバーです。
BLOGでのご紹介有難うございます。 ツッシ~(メンバーの愛称です)が可憐に撮れていますね。 ♂の表面の美しいブルーを確り撮っているのは流石です。 このブルーは特定に角度から見ないと出せませんからね。 今期は♀の羽化数が7頭しかなく心配しました。 それでもすべての♀のペアリングに成功したことには驚いています。幸運でした。 とりあえずホッとしていますが、この先、この命をつないでいかなければなりません。 是非メンバーに入ってください。 現地の対馬で沢山のツシマウラボシシジミが飛ぶ日が来てほしいものです。
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HemlenK at 2016-04-28 16:50
ご無沙汰しています。ヘムレンです。
本日、見てきました。 温室内では天候のせいか不活発で1頭しかみることはできませんでしたが、飼育箱のほうで産卵行動(実際は産み付けられなかったようですが)も見ることができました。 なんとか、自然界でも数を増やしてほしいですね。(^^)
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otto-N
at 2016-04-28 20:11
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ごまさん、ツッシーの飼育作業は、半日だけお手伝いしましたが、根をあげてしまいました。
今年もペアリングに成功し、成蝶を公開していただき感謝しております。 ツッシーを紹介したのに、温室の中は思ったより暗く、肝心の写真がうまく撮れなかったことを反省しております。 このままいけば、ツッシーが対馬にたくさん舞う日は遠くはないでしょう。
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otto-N
at 2016-04-28 20:19
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ヘムレンさん、こちらこそご無沙汰しております。
今日は暗かったので不活発だったと思います。 対馬の環境も整い始めているとのことで、現地でも数を増すことを信じています。 それにしても、かわいいチョウですね。
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at 2016-04-28 20:42
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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otto-N at 2016-04-29 08:49
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