たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2016.4.26 前日、アオバセセリはついに出て来てくれなかったけれど、この日も晴れ。今年はヒメウツギの花が例年より少ないが、満開。気温も高くなりそうということで、リベンジに行く。 前日と同じくらいの9時半ころに着いたが、すでに先客がお三方(知り合い)が待機中。もう5回も出てきたと言う。もう出て来ないかと思ったら、すぐにやって来た。すぐに、全く離れた場所に飛んでいったが、ヒメウツギの花が揺れるのですぐ見つかった。 アオバセセリは撮りにくい。すぐ花の中に潜ってしまうので、顔を出した瞬間しか撮れない。ピントを合わせるのやっとだ。 6回目はあっけなく終わったけれど、10時を少し過ぎたころやって来た7回目はすごかった。何しろ、一度に3頭も出てきたのだ。どれを撮ったらいいのか迷うほどだった。 と言っても、自由に動き回れる場所ではないし、木陰で、とても暗いので、ISO1600。光具合のいい所でしか撮れない。この場所は、歩道の下。一度下りたら、すぐには上に登れない蛸壺同様の場所だったが、目の前に来てくれた。少し吸蜜しては隣の花に次々と飛び移る。ただ、光が明るい左側からしか撮れない。それよりも、100ミリマクロに1.4倍のテレコンをつけていたので、大写しすぎ。狭い場所なので、後ろに下がれなかった。 アオバセセリはほとんどぶら下がって吸蜜する。一度は上から吸蜜しているシーンがあったが、横からは撮れなかった。逆光だと背景の緑色がきれいでも、チョウは真っ暗。飛翔を撮るにはISO6400くらい必要なので、始めから諦めていた。3コマ目は1/800秒。2頭が絡んだシーンが2回もあったのだが、手も足も出ず。 結局、似たような写真ばかりで終わったけれど、日陰の、今が旬のヒメウツギ、とてもきれいだ。 この後は、夕方まで粘ってもさっぱりだった。なにも「気まぐれ」でやって来るわけではなく、必然性があるはずだが、出て来る条件が判らない。待ちながら撮ったチョウ。クロヒカゲは翅の付け根の毛が青く輝き、コミスジは胸部分が虹色に光る。(どちらも大写しにしないとわかりませんが) ヒメウツギのスジグロシロチョウ。 尾根道にはコジャノメが出ていたけど、まだ少なかった。コチャバネセセリも新鮮。前日のクロコノマも姿を現した。 ハルジオンのアオスジアゲハ。真珠の輝きの向こうにハルジオンが透けて見えた。
by otto-N
| 2016-05-05 20:18
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