たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2016.5.12 今年はチョウだけではなく、花も早いらしい。アカヤシオを見に、3年前に登ったことのある袈裟丸山(1878m)に行く。実際には、途中の小丸山(1676m)まで。登頂を目指しているわけではないので、ここまでで十分。 北関東自動車道を伊勢崎で下り、わたらせ渓谷沿いに日光方向に進み、沢入りという所から林道に入る。すれ違い困難箇所ばかりが続く狭い道を延々と登る。下道ではのんびり走る車ばかりだったので、駐車スペースに着いたのは11時過ぎ。この時間では、空いている場所はなく、200mほど戻ってやっと停めることができた。 11時20分、登り始める。折場登山口は標高1200m。新緑が美しく、ミツバツツジが満開。早くもエゾハルゼミが啼いていた。 白花のツツジもポツンポツンと咲いている。 ツツジの灌木地帯も終わりという地点。 その先は、開けた笹の大斜面(急登)。対岸の若々しい緑に赤いツツジ。 白樺林を斜めに登ると、唐松林。 賽の河原という場所があり、そこにいたミヤマセセリ♂。新鮮だった。 この付近からアカヤシオが現れ始める。最初は花の数が少ない木ばかり。すでに散り始めたものらしい。標高を上げると、ピンクいっぱいの木が増える。 丸い大きなピンクの花びら。 少し逆光で撮るのが個人的には好み。 青空を透かしたピンク。 撮っても撮ってもきりがない。2コマ目は完全逆光、3コマ目は間接逆光。しかし、斜めからの光がピンクを引き立てるようだ。 時々アカヤシオのアーチがあり、一番見事だったのは小丸山の山頂付近かな。 13時20分、小丸山到着。山頂からの袈裟丸山(おそらく)の眺め。 山頂にはヒオドシが飛んでおり、ときどき2頭が絡む。この袈裟丸山とアカヤシオを背景に撮りたいと願うが、こちらにはうまく飛んでこない。 さすがに、まだ寒いのか山頂のキアゲハとはいかなかった。ボロボロのヒオドシだが、これはこれでいいだろう。 13時50分、山頂のアカヤシオをアップで撮って、帰路につく。 山を下りはじめると太陽の向きが少し変わり、逆光にアカヤシオが映える。 アカヤシオも終わった登山道で、飛んでいたのはキマダラヒカゲ(サト、ヤマの区別つかず)。登る時には見なかった。
by otto-N
| 2016-05-16 21:55
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Comments(4)
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hanaoyaji
at 2016-05-20 09:27
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アカヤシオの山は「笑顔の山」って感じで良いですね!
更に蝶に出逢えるとご褒美を貰ったように嬉しくなります。
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kitakan48
at 2016-05-20 19:56
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otto-N
at 2016-05-20 22:20
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hanaoyajiさん、このところアカヤシオを見に山に登りますが、どこもクルマ横づけという場所ではないですね。
この山は標高が高いので、まだアゲハは飛んで来ず、それでもヒオドシがいるといいもんです。
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otto-N
at 2016-05-20 22:34
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OTTOさん、花を撮るのは思ったより難しいです。
チョウもそうですが、光の当たり具合が微妙で、気に入った花があると10枚は撮ってしまいます。 日影のほうがいい場合もあり、チョウ撮影にも通じるところがあります。 花があるから山に登る感じでやってます。
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