たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2016.6.2 7時30分に着いたのに、まだ、林の中は真っ暗だった。そのうち、飛び始めるだろうと目を凝らして樹間を探す。空は晴れているけれど、気になるのは、木が折れる音がするほどの強風だった。風がこんなに強い時にもやってくるのだろうか。 7時50分、やっと1頭が現れ、すぐ消えた。その後、再び、高いところに現れたのでシャッターを切る。とまろうとするが枝が風で大きく揺れるので、なかなか葉の上に落ち着くことができないようだった。 例年、最初に卍で飛び回る空間に今回もやって来たけれど、暗すぎて全く撮れなかった。ふと見ると、こんな所でと思う比較的明るい場所で2頭が絡んでいた。300ミリで追い、手ごたえがあったのでモニターを見ると、設定が静止撮影のままで、がっかり。(こんな画像を載せてもしょうがないのですが、今後のための忘備録です) そのうち、急に、姿が見えなくなったと思ったら、遠くに輝くものが目に入った。こんなところに降りたのかとに藪を掻き分けて近づく。一番明るく日が射している場所だった。とまるとすぐ翅を開き、スクランブル発進するが、すぐに同じところに戻ってくる。しかし、後ろからしか日が当たらず、なかなか、前翅はともかく後翅が輝かなかった。 前には回り込めず強引に輝く位置を探すが、翅が狭くしか撮れない。 四翅とも全部輝くのは、前から撮ったとき。しかし、太陽に向かってとまることはあまりなかった。 翅の面積を大きく撮ろうとすると、輝きは減少する。 とまった場所が違うだけ、この角度は輝かない。(個体も同じだが) 翅の面積は小さくなるけれど、横からでは鏡のようにピカピカに輝く。露出補正が難しい。絞り優先、EVを-2から-3の範囲でこまめに補正するが、裏目に出ることも多かった。 前に回り込むことができた今回では一番のショット。シャッターを1回切ったところで、スクランブル発進。 頭が太陽の向き。残念ながら、前には障害物があり回り込めなかった。 見下ろせるのは、少し後ろからだった。 もう少しと撮ろうと思ったら、スクランブル発進。すぐ近くでくるくる回るけれど、その飛翔は撮れず。 太陽の方を向いてとまらなくても、頭が下ならば最高。しかし、とまった葉に難あり。 木漏れ日の当たる場所は刻々と移動する。飛んでも、戻ってくるし、来ない場合は、日の当たるスポットを探すと見つかる。9時過ぎ、いつもの場所に日が当たり始めた。しかし、この場所は目より上。しかも、なぜかこの日は半開翅ばかりだった。(気温高すぎ?) いままで、争っていた2頭が近くにとまりあう。呉越同舟、不思議な世界。こうなったら、そろそろ、テリ張りショーも終わりの時間。 もう目より上でしかとまらなくなったので、少し遊んでもらうものの、表の輝きはなかなか撮れるものではなかった。 ボツでいい画像だけれど、左右対称ということで・・・。 広角で撮るのもたまにはいいかもしれない。ショーの閉演時刻は9時40分。
by otto-N
| 2016-06-07 20:20
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Comments(2)
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