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たかがヤマト、されどヤマト

2016.7.1-2 OTTO & otto-N メスアカミドリシジミ(1)   2016.7.5 (記)

2016.7.1-2
前夜、雨の仙台に入り、翌朝からゼフィルスを撮りに行く。すべて、「OTTOの蝶々ブログ」のOTTOさんにおんぶに抱っこの撮影です。

2016.7.1
降っていた雨もあがり、朝5時半に起きた時には晴天。まずは、2、3日前に出始めたばかりのアイノミドリシジミのテリ張りポイントに向かう。

ポイント1
7時半ころ到着。OTTOさんの友人のFさんと3人でアイノミドリが出て来るのを待つ。まだ、出始めなので数が少ないらしいが、すぐ樹上でテリを張り始めた。頭の上なので、シルエットにしか撮れないが、戻ってくるたびにシャッターを切る。
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卍飛翔を始めても、下にはまるで降りては来ない。これもシルエット。
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トリミングしないと、300ミリではこんな大きさだった。
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実は、我々3人の他に、ネットが1本。卍を撮っている最中にも、横からネットが伸びてきて採集された。ご老体なので、なかなかネットに入らないのだが、それでも6頭を捕獲。ついに、頭上のアイノはいなくなった。それでも、ご老体が去った後、2頭が卍を始めたが、時すでに遅し。このポイントでは、樹上でのテリ張りに敗れた個体が、林道の脇の日の当たるイタドリの葉の上で開翅するそうな。これを待っていたのに、こう数が少なくては、アブレ個体も出てこない。まあ、雨上がりなので、下には降りて来ないのかもしれないが。

ポイント2
そろそろメスアカミドリシジミのテリ張りの時間ということで、そちらへ移動。着くなり、卍が始まったのだが、300ミリは痛恨の設定ミス。とまった横顔を撮っておく。
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離れた場所でのV字開翅。
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なかなか低いところにはとまってくれなかった。ゼフを撮っていて一番悔しいシーン。
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とまったので開くのをじっと待つ。
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このポイントにはジョウザンミドリもいるとのこと。肝心の肛角部が写っていないけれど、ジョウザン?
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卍飛翔が何回かあった。300ミリで追いかける。
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300ミリだと遠いほどピントは合いやすい。近くに来て、ノートリでほどよい大きさになった時は、ことごとくピンボケ。
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2頭とも表というのは撮れなかった。
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翅の色も上から撮らなければ金緑色には撮れないようだ。
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3人とも望遠で「くるくる」を撮っていたのだが、近すぎて撮れないこともあったので、ちょっとだけ広角で失礼させてもらう。レンズは15ミリだと思っていのだが、21ミリだった。2頭入る確率が下がるけれど、レンズの明るさを考えたらこのほうが良かったかもしれない。
2016.7.1-2 OTTO & otto-N メスアカミドリシジミ(1)   2016.7.5 (記)_a0181059_09511836.jpg


どちらかというと、望遠よりも、画質は荒れても、背景がぼんやり写る広角のほうが好きである。ISO800、1/4000秒、F3.5。露出はマニュアル。やはり、暗いところに入った時にはこれでも写らなかったが、明るいので、もう少し絞ってもよかったかもしれない。
2016.7.1-2 OTTO & otto-N メスアカミドリシジミ(1)   2016.7.5 (記)_a0181059_15514370.jpg



とまったら静止撮影、卍が始まったら飛翔撮影。カメラの設定がどちらになっているか確認もせず撮り始め、失敗することも多々ある中、やっと少し高いところから撮ることができた。
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もう1枚。
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(ダブルオットーは、まだ続きます)


   

by otto-N | 2016-07-05 20:20 | Comments(2)
Commented by kitakan48 at 2016-07-05 22:04
先日は遠路来ていただき、大変ご苦労様でした。
時期的に早いのか、発生数が少ないのか、アイノ祭りとは程遠い状況でしたが、それでも逆光の条件の中で、乱舞の素晴らしい画像を沢山撮られましたね。
私は、下から見上げる写真は初めからあきらめておりました。汗;
また続きを拝見するのを楽しみにしております。
Commented by otto-N at 2016-07-06 20:08
OTTOさん、たいへんお世話になりました。
おかげさまで、アイノの習性と何年分のメスアカを楽しむことができました。
仙台は距離的には遠いですが、時間的には山梨や長野と変わりません。
下から撮ってもただのシルエットにしかなりませんが、翅の破れも写るので侮れません。
近くにあのような場所があるなら、毎日、私も通いづめになることでしょう。
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