たかがヤマト、されどヤマト

2016.7.7 長野県・霧ヶ峰 ウラジャノメ   2016.7.17 (記)

2016.7.7
梅雨空が続く中、1日だけ晴れたこの日、霧ヶ峰・八島湿原に行く。
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標高1600mのこの湿原に着いたのは12時過ぎ。木陰はさすがに涼しいが、日が当たる場所では思ったより暑かった。すぐ半袖になる。飛び回っているのはヒョウモンチョウ。ここにはコヒョウモンはいないとのこと。そういう意味では、いちいち判別せずに撮影できる。(1コマ目に違和感。後翅外縁がほとんど黒くつながっている)
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ウラギンヒョウモンもいたけれど、ほとんどヒョウモンチョウ。木道からの撮影なのでかなり制限される。
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イブキトラノオにとまり吸蜜するのだが、それも逆さばかり。撮り飽きてしまう。でも、光りの当たり具合で、それなりに難しい。これは少し翅にボリューム感が出た。
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少し擦れてはいたが、アサマイチモンジが来ていた。位置を刻々換えるので60枚くらい撮ったが、擦れはこのアングルが目立たない。
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ヒョウモンチョウと並んで多かったのはウラジャノメ。久しぶりの対面だった。日の光が反射して、蛇の目の金輪が輝く。
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日影でも開いた。超新鮮。ウラジャノメは、こんなに綺麗だったけ?と、同行したMさんと夢中で撮影する。
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先日届いた保全協会の会誌22号の表紙のヒメヒカゲ、びっくりするほど細密だった。あのヒメヒカゲを思い出し、縦構図に挑戦してみる。しかし、何度シャッターを切っても、前翅の縁毛が鮮明に撮れなかった。どうやら、三脚を使う使わないの問題ではなさそうだ。フラットに撮るのは難しい。
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鹿防護柵の外には、ヒメシジミが飛び廻っていた。とまるまで少し追いかける。
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半開翅のヒメシジミは苦手。眼と縁毛に同時にピントが合わない。それにしても、このブルーは美しい。
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来た道を引き返しながら、前を横切るヒョウモンチョウにカメラを向ける。日が雲に隠れたり、また出たり。そのたびに絞りを調節するのだが、咄嗟の場合はそうもいかず、後でPCでの補整が大変だった。
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ウラジャノメ。とにかく、汗を求めてまとわりつかれる。手乗りは趣味ではないし(撮影はしたけれど)、身をよじって、体から離れたところを狙う。それより、木陰では暗すぎてダメ。(2コマ目はピンボケです。帳尻合わせのために入れました)
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木道上のウラジャノメ。狙い通り以上の構図。
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ウラジャノメが木のテーブルに数頭、固まってとまっていた。近づいただけでは飛び立たなかったが、シャッターを1回切ると一斉に舞い上がった。しばらくすると再び集まってきたので、Mさんが少し距離を置いて集合写真を撮ろうとしたときも1発目で舞い上がった。どうやら、人影よりも、シャッター音に反応するようだった。
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午後4時、西日が強くチョウも出て来なくなったので引き上げる。駐車場のトイレの壁になぜかウラギンヒョウモンだけが群がっていたが、撮る気は起きず。その近くに咲いていたニッコウキスゲ。安直な300ミリ撮影。捜し物も見つかり、青い空と白い雲、気持ちのいい高原の半日だった。
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P.S.
ヒョウモンチョウの後翅外縁の黒縁にはバリエーションがあるようで、これもつながっていた。2コマ目、ここにはコヒョウモンはいないとされているけれど、前翅の丸味はコヒョウモン的。
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by otto-N | 2016-07-17 14:02 | Comments(6)
Commented by ダンダラ at 2016-07-17 17:05 x
霧ヶ峰にはもう何十年も行っていませんが、ウラジャノメが多いんですね。
木のテーブル上での群飛にはびっくりです。
最近ウラジャノメは北海道以外では撮影していないので、見てみたくなりました。
1コマ目はやっぱりヒョウモンチョウでしょうか。
こちらも生き生きと表現されていますね。
Commented by otto-N at 2016-07-17 20:12
ダンダラさん、ここにはハイキングだけの時代を含め、4回目ですが、いつもウラジャノメは見ることができました。
このテーブルではハイカーさんも食事中でしたが、同じテーブルの片隅で集団吸汁しており、撮れれば、こちらの絵も面白かったと思います。
1コマ目の個体は裏も撮っていますが、確かにヒョウモンチョウでした。
黒縁の太さは結構変化があるようで、画像を追加しました。また、コヒョウモンかもしれない画像もありましたが、どうでしょうか。
Commented by Shin at 2016-07-18 05:31 x
今北海道ですが、ヒメシジミがたくさんいます。飛翔に挑戦するには絶好なんですがなかなかいい姿のものが撮れません。旅先なので撮影枚数を制限しないとメディアの不足を心配しています
他にはフタスジチョウが旬
シロオビヒメヒカゲやエゾシロチョウは旬を過ぎました。ヒョウモン類やアカマダラ夏型はまだ出てきません
Commented by himeoo27 at 2016-07-18 14:10
昨年この湿原を散策しました。
その時もウラジャノメとヒョウモンチョウ
が多く吃驚しました。
Commented by otto-N at 2016-07-18 20:33
Shinさん、今年もまた涼しい北海道ですか!
北海道のヒメシジミは、かなり局地的のようで、たくさんいる場所は少ないと思います。
メディアはネット注文ですぐ来ますので、ガンガン撮りまくって下さい。
そろそろ、東京も梅雨が明けそうです。
Commented by otto-N at 2016-07-18 20:37
himeooさん、ウラジャノメは思いがけない場所で時々見るだけだったので、うれしい出会いでした。
湿原を一周したかったのですが、時間がなくちょっと残念なことをしました。
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