たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2016.8.8-10 やっと夏らしく天気となったのはいいけれど、こう暑くては何もする気になれない。妻は所用で北海道に行くとのことで、一緒についていけば、青ゴマは確実に撮れるはず。しかし、他はあまりいないし、台風が道東沖を通るので天気は良くなさそう。どうしようかと思っている時、町田のNさん夫妻が長野に行く予定と聞いていたので、便乗をお願いした。幸い、同じ宿泊先はまだ空いていた。 2016.8.8 JRの特急に乗り、向こうの駅で待ち合わせることした。JRのほうが早いと思っていたのだが、高速が空いていたので、30分も待たせてしまった。ポイントに行く途中、山の中のそば屋に入り、そこで、現地在住のSさんと待ち合わせ。Sさんは上高地のボランティアガイドをしているので、この辺にとても詳しい。もう昼も過ぎたので、少し急いでムモンアカシジミのポイントに急ぐ。 ポイントに着くと、早くもムモンアカシジミの卍飛翔が始まっていた。遠い所に1頭がとまり、もう1頭が近づくとすぐ絡む。とまっても数m先ばかり。遠いので、300ミリで飛翔を狙うものの、卍飛翔は、ミドリシジミやメスアカミドリのように1か所でホバリングするのではないので、ピントがまるで合わない。途中で望遠をあきらめ、路上にやって来る卍ペアにしぼり、21ミリ広角で撮ることにした。 しかし、近くには来ることは少なく、来たと思うと、上に舞い上がり、そんな甘いものではなく、片割れしか写らない。 以下は、うまく撮れなかった300ミリでの証拠写真。中にはピントがあっているのもあるが、ピンボケばかりで、雰囲気だけというところ。(あまりにも小さくしか写らないので、一律の大きさにトリミングして並べました。)最初は、MFで撮っていたが、空振りばかり。その後、個体数が増えるにつれ、飛び回る位置が絞られてきたように思えたので、カメラを一脚に付け、ファインダーを覗かずオキピンで撮ることにした。しかし、簡単にフレームに入るものではなく、ピントも来ない。一脚では、すぐに位置がずれるので、三脚にレリーズを付けて撮影するとまだいいかもしれない。それにしても、ムモンアカの卍はすごい。数が増えるにつれ、2頭どころでじゃなく、4~5頭が入り乱れ、まさに乱舞だった。午後3時すぎ、現れる数も減ったので、ゴマシジミを撮りに移動した。 2016.8.9 午後の乱舞中、ときおり、下草で休む個体もあったけれど、日陰ばかりなので、静止をうまく撮影できなかった。午前中は、下草で休んでおり、マクロ距離とのことなので、翌日の正午前、ゴマシジミを撮影した後にちょっとだけ寄ってみた。 午前中も、ムモンアカシジミは日影で休むことが多い。日影だと、なかなか色が出ないし、 草の中に入り込むので、撮れる位置探しに一苦労した。 日向では光が強すぎるせいか、色が出ていない感じがする。 風によって翅に光が当たり、思わせぶりのスリスリ。でも、逆さまだと翅を開くわけはない。 葉裏に移動するところ。青いボケが入ったので、ちょっと上向きに撮ってみた。一度とまると小飛せず、ちょこまかと歩いて移動すことが多いようだ。 (次は、この日のゴマシジミに続きます)
by otto-N
| 2016-08-13 20:08
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