たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2016.8.8 続き 午後3時、ムモンアカシジミの乱舞が終わったので、ゴマシジミのいる休耕地に移動した。なるほど、こういう景観だったのかと妙に納得する。ゴマシジミが飛び交い、畦道のワレモコウとハギの花に集まっていた。 ワレモコウの穂先の産卵行動中のメスを撮るのは、意外と難しい。くるくると絶えず動くこともあるが、風で揺れピントが合わない。 背景に複数のワレモコウがぼんやりと写り、とてもいい感じだったのだが、結局、ゴマが斜めになっているこの1枚しかピントが合っておらず、ちょっと残念。これまで、北海道でしかゴマを見ていなかった。北海道ではナガボノシロワレモコウ。断然、このタダワレモコウのほうが、ゴマを引き立てる。 この時間帯では開翅は期待できないので、21ミリで飛翔を撮る。ワレモコウの穂先にまとわりつくメスを撮るのか簡単だと思ったけれど、ピンを外してばかりいた。翅の動きはゆっくりだが、翅が大きいので、1回のはばたきで空間移動距離が見た目以上にあるのかもしれない。 飛び回る個体を追いかけるが、畦道の段差なので手が届かないことが多かった。青ゴマは思ったよりも多かった。飛んでいるときに、その青さがわかるのだが、ここだと思う背景ではピンがまったく来なかった。 5時すぎ、空に雲が拡がり始めた。翌日の午前中にもゴマを撮影できるので、ここを撤収し、標高1500mのスキー場のロッジに向かった。 (翌日のゴマシジミに続きます)
by otto-N
| 2016-08-15 20:08
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