たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2016.9.2 6時30分、薬師沢小屋を出発。小屋の前の吊り橋を渡り、そのまま暗い道を急登。苔蒸した大きな石と木の根に掴まりながらの3点確保というやつ。カメラはザックにしまう。苦戦の後、8時10分、やっと平らな木道に脱出できたので少し休みカメラを出す。その後また暗い登りがあり、8時30分、やっと平坦な場所に出る。そこからは、延々と木道が続いていた。 「アラスカ庭園」という場所で、目についた山。その左の奥、遠くに、槍ヶ岳の北鎌尾根が見えた。 さらに進む。薬師岳。 遥か遠くに剱岳。遠いので蒼くしか写らない。 ほんの少し槍ヶ岳が見えてきた。笠ヶ岳も右手に出て来る。 右手に見えた大きな山。黒部五郎岳か? 左に大きく水晶岳、・・・・、遠くに槍ヶ岳、右前は三俣蓮華岳らしい。一番右に笠ヶ岳。 槍ヶ岳はまだこんな。 とにかく、水晶岳を目指して道が続いているようだ。 晴れていなかったらただの木道。少しずつ変わる風景。チョウはスジグロシロチョウ、ただ1頭を見ただけ。 9時15分、「奥日本庭園」到着。約270°のいささか強引なパノラマ合成。左から、薬師岳、剱岳、水晶岳、ずうっーと右に(実は後ろ)黒部五郎岳。(画像はクリックすると、すべて大きくなります) やはり圧倒的な存在感の剱岳。 水晶岳。 木道は続く。アルプス庭園には寄らず、雲ノ平山荘に着いたのは9時40分。 正面にまじかに迫る水晶岳。 右に緑色のきれいな山、三俣蓮華岳?(大きくだけ撮ると何がなんだかわからなくなる。引いても撮っておくべき) キアゲハがふわふわと飛んできたので見守っていると、茂みの中ほどにとまった。後ろから回り込み、岩に登ってなんとか撮る。気温が低いせいか元気がなかった。近くに花もない。 雲ノ平山荘から木道が延々と続く。 木道を進み、後ろを振り返る。遠くにポツンと雲ノ平山荘。星空はすごいだろうな。 だらだら登りの木道を登り切ると平坦。水晶岳のほうに向かって進む。 そして、スイス庭園。左から薬師岳、赤牛岳、水晶岳。高天原はその麓のようだ。 水晶岳に一番近いポイントからのアップ。 登山道から水晶岳が見えなくなり、祖父岳の肩の狭い道を通っていたとき、一輪だけの白い花(ウメバチソウ?)とイワギキョウ。 その肩を抜け出た時、雲ノ平の全貌が見渡せた。底にはテント場があり、そこからのここまでの道は植生保護(ハイマツ)のため通行禁止とあった。ぐるーっと遠回りしたことになる。やや左の遠くの山は薬師岳。薬師岳は、水晶岳や赤牛岳から見るのが一番カッコ良さそう。これまで、谷間の底まで見えず、上半分だけだった。 (雲ノ平(5)に続きます)
by otto-N
| 2016-09-12 16:30
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