たかがヤマト、されどヤマト

2016.11.17 千葉県・江戸川河川敷 スーパーブルー   2016.11.23 (記)

2016.11.17
江戸川の千葉県側の河川敷にヤマトシジミを探しに行く。ATPファイナルの錦織・ワウリンカ戦を見ていたので、朝早くに起きることができず、ポイントに到着したのは10時半。先に来ていたFavoniusさんは、セイダカワワダチソウの前に座り込んでカシャカシャやっていた。思ったより気温が高く、ヤマトの出が早かったらしい。とりあえず、こちらは青♀探し。

最初の個体はすぐ見つかった。
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日陰にしても撮ってみた。
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かなり青いと思ったら、早くも2頭目でスーパーブルーの登場。
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数年前、ヤマト青♀のうち、ただ青いだけではなく、①前翅の黒縁が平行でなく、後ろほど狭く、かつ、②前縁に靑鱗粉が載っているものを、個人的にスーパーブルーと定義した。(もっと青面積が広く、オスと見まがうばかりの個体もおり、これはウルトラブルーと名づけている)
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スーパーブルーも、日向より日陰のほうがブルーがきれいだ。というより、日向で撮ってもブルーはそれほど目立たない。
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日陰だと、背後の緑が薄暗くはなってしまうけれど、青鱗粉の粒立ちまで捉えると、異常な輝き。JPEGで十分だ。
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3頭目。かなり青かった。青いと前翅中室が輝く。
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黒縁は太くても、鱗粉の青さが違うようだ。あまり静止を撮らないFavoniusさんは、ファインダーで覗きながら、こんなに青♀はきれいだったけ?と言いながら、飛翔はそっちのけで、メスを探し回る。
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オスの飛翔を時々撮りながら、メスを探し続ける。4頭目と5頭目、似ているが、ちょっとだけ違う。
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撮った順に、6頭目。青面積は狭いが、ブルーが明るい。すぐに飛ばれ、かなり追いかけた。
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土手の上。刈られた草の隙間から撮影。
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もう少しいい背景で撮りたかったけれど、7個体目は青面積は普通。狭くても、明るいブルーだと、とてもきれい。
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そして、8個体目は再びスーパーブルー。最初はカタバミで吸蜜していた。
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「前縁にも青鱗粉」という条件に少し足りないけれど、よく見れば載っている。
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この個体は日向(左)でもブルーがきれいだった。これ以上は開かず。
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上からのアングル(日向)。日陰にしても撮りたかったが・・・
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気配を察して、別な場所に飛び移る。
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ヤマトシジミとは信じれないほどのブルー。
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やっと大きく開いてくれた。
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左のエッジを撮りたくて、右に移動。10枚以上撮って、足場が悪くやっと1枚。
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がさっとやってしまい、飛び移ったところで開翅。スーパーブルーのラストショット。
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その後に現れた3個体。2コマ目、このアングルはどうしてもピンぼけになってしまうのはなぜだろう。
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14時30分、ヤマトは草の穂先で眠りの体制につくものがでてきた。オスは横からの日を全開で浴びるが、せっかく見つけたメスは翅を開かず、撮影は終了。
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by otto-N | 2016-11-23 18:14 | Comments(4)
Commented by Favonius at 2016-11-24 09:43 x
その節はたいへんお世話になり、ありがとうございました。
低温期型は知っておりましたが、ここまで著しい変異がでるの
には驚かされました。流石に沢山の個体を撮影されていたのですね。どれも青くなる個体や翅の基部から青鱗が散らかる個体までどれも素晴らしいですが、やはりスーパーブルーに惹かれますね。ファインダー越しに思わずハッとさせられ、苦手域?とする静止撮りに知らず知らずのうちに切り替えてました(笑)。奥の深い蝶ですね。
Commented by otto-N at 2016-11-24 19:52 x
Favoniusさん、こちらこそありがとうございました。
撮ってみなければわからないので、メスに遭遇するたびに撮影しました。
スーパーブルーの新鮮個体はこのところ縁がなく、なんとかしなくてはと思っていたので、ほんと、ラッキーでした。
チョウの種類が限られる季節なので、ヤマトの青♀は虎の子ですね。
Commented by fushiginomori at 2016-11-24 22:04
これだけブルーのヤマトシジミが並ぶと壮観ですね。
ヤマトシジミはとても撮りずらい蝶だと思います。
しゃがんで、逃げられて、立ち上がって、追いかけてを数回繰り返すとめまいがします。
これだけ撮影するには相当の苦労があったのではと…。
でもそれだけの価値が十分あるのだと思われます。
Commented by otto-N at 2016-11-25 17:28 x
fushiginomoriさん、1日でこんなに撮ることができたのは初めてです。
ヤマトシジミは、地べたを這って飛んでいるし、とまる場所も低いので、確かに肉体的にきついチョウですね。
でも、このチョウの習性は他のチョウにも当てはまることが多く、とても勉強になってます。
それと、光の加減や撮る角度により、醜くなったり美しくなったりするので、面白いですね。
ただ、もう少し、いい背景の所にとまって欲しいものです。
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