たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2016.11.22 続き スーパーブルーより青い部分が広いだけで、ウルトラブルーとは大げさすぎるけれど、靑鱗が高温期のオスと見まがうばかりに広範囲に載っているのでウルトラとした。チョーきれいなのでウルトラとしたわけではない。スーパーブルーはまだ靑鱗という感じがするが、ウルトラではそれより色は薄く、空色だ。ただし、ぼおーっとした感じで、まるでインパクトがなく、決して美しくはない。 日陰でも普通の靑♀のように靑鱗は輝かないし、ブルーの色みは日向とほとんど変わらない。いずれにしろ、ブルーは夏ほど灰色がかっていないが、色と形は高温期型のオス。擦れていたなら、全く区別がつかないだろう。 近づきすぎては飛ばれ、オスに絡まれは大移動するが、とにかく、虎の子。大事に大事に追いかける。飛び着いた先は、土手の最下部。枯れたススキとセイタカアワダチソウのが密集する藪の中。枯れススキにとまったけれど、目より上。しかも遠かった。上方からの光で、メタリックに輝く。が、輝きすぎだ。 枯れススキでの開翅は、ブルーがでなかった。全体を暗めにすると、明るい場所の雰囲気が出ないし、なによりチョウが暗すぎた。結局、ハイキー気味のほうがいい感じになった。 藪の中なので身動きがとれない中、シャッター数だけは切った。腹部は大きいと思う。裏翅は普通。 なんか変、背景が妙にソフト。このシーンではこれでいいのだが・・・ 何枚も撮っても、位置を変えても少し不鮮明。原因に気がついたのは、この枯れススキから飛ばれた後のこと。上の組写真の4コマ目から、いつもはF6.3なのに、F4.5になっていた。F4.5だと、手首に広角をぶら下げての撮影はキツかった。 14時50分、スーパーブルーの登場。 しかし、全開はしなかった。飛んで新たな場所にとまっても半分だけだった。4コマ目は、飛び立つ前の一瞬。 太陽も低くなり、そろそろ活動の終わりの時間だった。 セイタカアワダチソウで吸蜜しているわけではなく、ただとまって日を浴びているだけのようだった。 こちらのアングルのほうがいい。 お誘いのメールがなかったら、ウルトラブルーに遭遇できませんでした。楽しいヤマトシジミ探しでしたね。Favoniusさん、ありがとうございました。
by otto-N
| 2016-11-30 20:08
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