たかがヤマト、されどヤマト

2017.1.6 千葉県・鋸山 富士山   2017.1.7 (記)

2017.1.6
千葉県・房総半島にある鋸山(標高329m)に登る。残念ながらルーミスシジミの撮影ではなく(この山のどこかにいるはずだが)、ここからの富士山が目的。目的地までほとんど高速道路、1時間10分しかかからなかった。館山道ではいつも鴨川ICで下りていたのだけれど、そこから先は対面とは意外だった。

ともあれ、いくつかある登山道のうち車力道コースから登り、「地球が丸く見える展望台」を目指す。鋸山には、江戸時代後期から昭和60年まで続いた石切場の跡があり、明治までは車力と呼ばれる女性が切り出した石を麓(港)まで運んだとのこと。運ぶのは女性の仕事ということにはとても驚いたが、石を運んだ道が車石道と呼ばれ、今も残されている。山頂付近はとても急な階段だったが、40分で到着。例によって180度のパノラマ合成。左に房総半島が伸び、伊豆大島が浮かび、東京湾の向こうが三浦半島で、その向こうに駿河湾、その奥に富士山、その右遠くにに南アルプス・・・・・。確かに地球は丸い。が、繋ぎ合わせたら平らになってしまった。
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さて富士山はというと、ちょっと霞んでいた。ちょうどいい船がやってくるのを待って撮る。
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北風はそこそこ強かったけれど、この展望台だけは風が弱く暖かく気持ちのいい場所だった。せっかくだから、10分ほど離れた鋸山の山頂に行ってみたけれど富士山は見えず。房州石採掘場跡を通り、ふれあいの道コースで下山する。採掘場跡のパノラマ合成は失敗。こんな形になってしまったが、まあいいだろう。直角に切り出した跡の穴はところどころに煉瓦の支柱で支えられていた。登山道はこの石を敷き詰めてあったが、剥き出しの岩盤に直接、階段が彫られていた箇所もあった。この堆積石(房州石)の階段は中央部がすり減ってつるつるに凹んでおり、かなり軟かい石のようだ。
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鋸山のある鋸南町では冬の水仙が有名。江月という地区に行く。まだ五分咲きというが、道路沿いには水仙が咲き乱れていた。さすがにモンシロチョウは飛んでいなかったけれど、菜の花や梅が咲き、タンポポまでも咲いていた。まずは菜の花を背景にした水仙。
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雑木林。
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田圃の畦道。
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水仙の花は咲く方向がバラバラなので意外と撮りにくい。なるべくこちらに向いて咲いているのを選ぶのだが、これが一苦労。逆光でシベの根元を撮ってみたが、明るくすると花弁が白とびしたので失敗。
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日当たりのいい斜面に咲いていた。
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こんなにいっぱい。
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ふと目を上げると、白い筋雲がきれいだった。F13まで絞って4枚撮り、パノラマ合成してみた。しかし、しかし、遠い風景とは違い、近距離の場合、撮影対象は角度によって写り方が大きく違う。そこで、花のないところで画面をカットし、繋ぎ合わせた。拡大すると繋ぎ目にほころびが見えるはずだ。三脚を使うと少しはいいかもしれないので、検討の価値あり。でも、チョウの場合、トリミングではなく、パノラマ合成で背景を繋ぎ合わせることを目論んでいるのだが、むずかしそう。
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まだ5分咲きの斜面。一面に咲くのは来週あたりか。
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一面に水仙の香りが漂う中、それに負けないロウバイの香り。
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帰りに妻が一度も来たことがないと言うので、海ほたるに寄ってみた。富士山は霞んでいて写真に写らなかった。
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by otto-N | 2017-01-07 20:20 | Comments(0)
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