たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2017.1.10 翌日からは今季最大級の寒気団が南下するという天気予報なので、気温が下がる前のこの日、すでに大集団は年末に散ってしまったので期待はできなかったけれど、2017年初のチョウ撮影、というより2016年の撮り収めとしてムラサキツバメを撮りに出かけた。 最初に現れたのはムラサキシジミ。翅が少し傷んでいたのは残念だが、オスのこのブルーは強烈だ。 すぐ近くにウラギンシジミが越冬体制だったので撮っておいた。このウラギンシジミは葉裏に日が射し、気温が上がり始めると、逆さにとまったまま翅を半分開き、しばらくそのままの体制でいた。3コマ目、他の場所に移動し戻って来た時、翅を全開にしていた。飛び去った後、この場所に戻ってこなかったところをみると、暖かくなると飛び出し別の葉裏に身を隠しているに違いない。 この場所には、ムラサキシジミのびっくりするほどきれいなメスがいた。 日向ぼっこする場所を変え、全開する。ただ、どうしても同じような構図になってしまう。 木の幹にとまっても、太陽の向きと光の反射角度から、撮影アングルはほぼ決まってしまう。 撮影時間が違ったので別個体かもしれないと思ったけれど、斑紋から同じ個体だった。 肝心のムラサキツバメはというと、公園を色々探しても少ししか見つからなかった。結局、撮れたのは、ムラサキシジミのいた最初の日溜まりだけ。オスはあまり翅が傷んでなさそうだったけれど、頭の上でしか開翅しなかった。2コマ目と3コマ目は同じ個体。4コマ目は尾っぽのとれた別なメス。 メスかオスか判らなかったが、無傷ということは考えにくい。 ということで、気温が上がった割にはちょっと淋しいかったけれど、この時期には珍しいほどきれいなムラサキシジミ♀が現れ、ラッキーなシーズン撮り収めとなった。
by otto-N
| 2017-01-11 21:10
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