たかがヤマト、されどヤマト | |||||
ツマキチョウ ツマキチョウが都心の春告蝶になって久しい。4月半ば、公園やちょっとした緑地で発生し、しばらくすると街の中にあふれ出す。と言うといささかオーバーだが、繁華街でも見かけることがある。ほんとうは、街の中を飛んでいるところを撮りたいのだが、そうそう出会うものではないし、追いかけるにしろ、いつも車に阻まれる。というわけで、やはりロケ地はフランチャイズの公園に限られてしまった。 近くの自然教育園。毎年、満開の桜をバックに狙っているけれど、飛んでいる場所からは逆光になってしまう。 順光だったが、桜は遠い。それに、順光では表翅が白とびすることが多いのだが、これもとんでしまった。 さて、新宿の公園。都庁がバックだが、逆光。暗めにするとチョうの色は出るのだが、それだと春の明るい感じが消し飛んでしまう。 春らしく、花壇には菜の花が植えこまれ、ツマキチョウだけではなく、モンシロチョウが飛び回っている。撮れそうで撮れず、こんな形のツマキしか撮れなかった。 菜の花も課題。菜の花の黄色を出すとツマキが白とびし、ツマキの白を出すと、菜の花は緑。逆光で撮らなければいいのだが、反対方向からでは景色がつまらなかった。 都心には、菜の花よりもムラサキハナナが多く、産卵しているところをよく見かける。ナズナに産卵していることもあった。食草の種類が広いということも、ツマキチョウが都心で増えた理由と思われる。(この画像はオスだが) ムラサキハナナの間をメスを探して飛び回るオス。絞りすぎ、花が硬く写ってしまった。
by otto-N
| 2017-01-22 16:20
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