たかがヤマト、されどヤマト | |||||
ミヤマモンキチョウ 7月、北アルプス・常念岳に登った。いつものように登山のついでにチョウ撮影ということではあるが、山小屋に一泊すると、到着後と下山後に撮影時間が2~3時間とれた。 昼過ぎ、山小屋に荷物を預け、カンカン照りの中を歩き、そして走り回った。槍ヶ岳バックにやったと思ったが、東京へ帰ってから、オスは普通のモンキチョウと気づいた。標高2000mならいざ知らず、標高2600mまでモンキチョウが昇ってくるとは・・・。ちょっと油断した。 ミヤマモンキチョウはそれほど多くはなくポツンポツンと飛んでいるだけで、見つけるたびに、ハイマツその他の植物を踏まぬように近づくか、飛んでくる方に先回りした。ときどき、オスとメスが絡む。300ミリのフォーカスをマニュアルに切り替え、飛翔を狙うが、ボケ画像ばかり。メスがオスを追いかける行動は、モンキチョウと同じだった。 翌朝、山頂に登ってから、チョウを追いかける。前日の午後とは違い、午前中は槍ヶ岳方向は順光。岩場のところどころに咲いているミヤマダイコンソウで吸蜜するので、そこで待ち伏せる。 少しの上の群落。なんとか槍が入った。 登った山は入らなかった。これはメス。 ミヤマダイコンソウに近づくオス。 とまる前にはホバリングしてくれるので撮りやすいと思ったけれど、翅の向きやピントはまるで不合格。個体数が多くはないし、スレ個体も多い。10時半すぎ、チョウも出なくなり、下山時間となったので撤収。 ハイマツの上を飛び回るオス。悔やんでも悔やみ切れないこの1枚。あと5cm届かず。
by otto-N
| 2017-02-15 10:58
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Comments(2)
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himeoo27 at 2017-02-15 20:21
登山は、ここ数年全くやっていないので
北アルプスの高峰まで登って撮影する そのチャレンジ精神に脱帽です。 最初の画像は狙いがズレましたが、別の 意味でも素晴らしいですね!
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otto-N
at 2017-02-16 19:43
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himeooさん、ありがとうございます。
登る山の選定は妻で、あくまでも登山が主体、時間があったら蝶なので、撮影はそうガンバらなくてもいいという言い訳が最初からついてます。 あまり遠征には行けないので、日ごろその辺の蝶で練習している感じですが、いざという時に少しは役に立ったようです。
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