たかがヤマト、されどヤマト | |||||
ヤマトシジミ 昨年も街中のヤマトシジミがテーマだったけれど、不作。なかなかいい場所が見つからず、一昨年も通ったこの場所しかなかった。歩いている人の足元を飛び交うヤマトシジミが狙いなのだが、背景が雑然としすぎて、暑苦しい写真にしかならなかった。 結局、無機質のコンクリートの上を飛んでいるこんな感じがクール。(右の女性の足元がもう少し入っていればよかったのだが) これは渋谷。まるで飛んでいるところが撮れなかった。赤く塗られた車道が不気味な色に反射した。 恵比寿ガーデンプレース。造られて22年、このシャトーも少し古めいて風格が出てきた。平日の午前中は人が少ない。 東京駅八重洲口。煉瓦造りの丸の内側は日当たりが悪くヤマトはいなかった。実は銀座を探したがヤマトは見つからず、ここにたどり着いたというわけ。 八重洲口のタクシー降り場。次々とタクシーがやってくる。それにしても、通路をふさぐ一般車の違法駐車の多いこと。 ここにいたのは、ヤマトシジミ、ウラナミシジミ、イチモンジセセリ。大きなチョウはいなかった。 逆光は避けたいし、車道に出るわけにもいかないので、撮影ポイントは限られた。暑くなったら冷房の効いた八重洲地下街に潜り込み一休み。もちろんランチは地下街。 自宅近くのヤマトシジミの溜まり場。今年は大不作。草刈りのタイミングが悪すぎた。カタバミは根こそぎ刈られてしまう。 ピンクの背景が楽しみだったのに、この小さなイヌタデ群落も数日後に跡形もなく消失していた。 アベリアの植え込みを飛び回るオス。時々吸蜜する。 11月、秋の河川敷。朝の土手の下は日溜まり。オス同志が何度も絡む。 午後、土手の中を飛び回るオスを追いかける。とまったら静止撮影。 秋のオスはとてもきれいだ。 青いメスは虎の子。飛翔で追いかけるわけにはいかない。見つけるたびに、とまって翅を開くのをじっと待った。午後3時30分、日の光が赤くなり始め、そろそろ寝床探しに飛び回るメスを少しだけ追いかけた。 (今回で、フライイング・バタフライ2016は終了します。そろそろ新チョウのシーズンですね)
by otto-N
| 2017-03-03 18:18
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Comments(2)
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