たかがヤマト、されどヤマト | |||||
そろそろモンキチョウの撮影に行かねばならないのですが、まだ先になりそうなので、昨年の静止画像を少し直してみました。飛翔ではノイズの軽減に重点をおきましたが、静止では明るさ(輝度)の調整に苦労しました。原画からやり直した結果、ほとんど変わらなかったものもあります。飛翔では背景をなるべく入れたいのであまりトリミングしていませんが(拡大するとピン甘がばれます)、静止は日の丸構図で撮り、写り込んだ余計なものを除いたり、チョウの位置をズラしたり、後でトリミングすることがほとんどです。このトリミングも迷うことばかりでした。結局、静止も飛翔同様、マクロにしろ望遠にしろ背景しだいかなぁと思っています。3回に分けて掲載します。 トラフシジミ 神奈川のギフはいいところなく終わり(人出も多いので)、4月上旬は、自宅から徒歩15分の自然教育園に日参した。第1目標は何と言っても春型のトラフシジミ。最高のポイントは池の畔のノウルシの群落。稀に吸蜜にやってくる。何日も通いやっと現れたのはいいのだが、あまりにも遠く、300ミリでも豆粒。かなりのトリミング。 こんな近くにも来るのだが、翅を開くことはほとんどなかった。 ギンイチモンジセセリ 4月中旬の多摩川河川敷。セセリらしくないセセリチョウ。そして、とてもデリケート。 イチモンジチョウ 5月の高尾山。目的のチョウは全く不作。10年周期説というのがあるらしい。 コジャノメ これも同じ日。とても新鮮なメス。 ダイミョウセセリ 同じ林道。後翅の白い縁がとてもいい。 ミズイロオナガシジミ 6月はゼフの季節。神奈川方面に通う。(都心の自然教育園にもいるんですが稀。他にアカシジミ、ウラナミアカも棲息) オオミドリシジミ 年々、低木が大きくなり、目の下での撮影が難しくなってきた。 ミドリシジミ 夕日を浴び輝く。この後、卍飛翔に突入。乱舞は暗くなっても続いた。 木陰で開翅するAB型のメス。 メスアカミドリシジミ 7月初旬、東北は仙台。発生したばかりでまだ数が少なかった。なかなか目より下では開翅してくれず、位置も遠かったが、なんとか揺れる葉の間から撮ることができた。 アイノミドリシジミ これも発生初期。頭の上で卍飛翔を繰り広げていたが低い場所には降りて来ず、谷間の向こうにやっととまってくれた。 ウラジャノメ 7月の高原。ウラジャノメが多かった。 そして開翅。新鮮だととても美しい。輝く金環もいいけれど、この翅の地色がすばらしい。 タカネヒカゲ 北アルプスに登った。すでにタカネヒカゲのオスはボロボロだった。メスを探すが、ハイマツの中に潜んでいるのか登山道にはほとんど姿を現さなかった。姿を現しても、とても敏感。すぐ飛び去ってしまう。
by otto-N
| 2017-03-05 16:50
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