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たかがヤマト、されどヤマト

2017.6.5 神奈川・早朝の雑木林 オオミドリシジミ(1)   2017.6.12 (記)

2017.6.5
現地に着いたのは6時半。とっくに日は昇っているというのに雑木林の中は薄暗い。年々木の枝が伸び、林床に日の当たる箇所が少なり、その場所も変化しているようだ。日が射しこむまで時間がかかりそうなので、他で暇をつぶそうとしたとき、突然、日が一部に差し込み始めた。あわててカメラを準備し、オオミドリシジミの飛来を待つ。6時50分、1頭目が現れ高い場所にとまるがすぐ姿を消す。次に現れたのは7時5分。近いところで翅を拡げた。ギンギラに日の光を反射する。
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最初からこんな低い場所にくることは珍しいのだが、次も思ってもない場所。こんな細い蔓にとまり、頭を下に向けて開翅することはなかったような気がする。
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何枚か撮っている時、下の葉にもう1頭が開翅した。最初にいたのは飛び去ってしまったが、その後ろに新たな個体(同一個体かもしれないが)。複数の個体が並んでとまるのは、さんざんテリ張り飛翔した後のことだけと思っていたが、いきなりとは意外だった。
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その後は、木のてっぺんで翅を拡げ、他が来たらその後を追い、複数頭が高い梢で絡むといういつもの乱痴気騒ぎ。今年は数が多い。時には5頭が絡む。望遠MFを試みるが、動きが早くてついていけずシルエットさえも撮れずに終わる。木のてっぺんの輝きを撮るのが精一杯だった。
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そのうち、低いところへとまるのも出てきた。最大に輝くアングルを探しながら撮る。眩しすぎて、EVは-3前後。
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基本的に頭を上に向け後翅を下にして開翅する。太陽のほうに頭を向けるとほとんど輝かない。ぎりぎりの輝きを狙う。
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光のスポットが当たる葉上で、悠然と翅を拡げるオオミドリシジミ。背後は真っ暗だ。
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少しだけ前に回り込む。一番輝き、かつ翅表の最大を撮れる位置を探す。
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(オオミドリシジミ(2)に続きます)




by otto-N | 2017-06-12 16:20 | Comments(0)
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