たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2017.3.9 気温が低いせいか、11時をすぎてからやっとモンキチョウが飛び出した。21ミリで追いかける。 モンキチョウが飛び回る枯れた草原は見た目が美しいのだが、撮ってみるとうるさいだけだった。モンキチョウも意外と目立たない。 きれいとは言えない若草と枯葉が混在する土手。急旋回した瞬間が撮りどころではあるが、ちょっと惜しかった。 メスを探して飛び回るオスの横に平行して走り、時には先回りし、しゃにむにカメラを撮りたい方向に向けシャッターを切る。しかし、そんな撮影者の思惑を無視するようにチョウは飛び続けた。息が上がるころ、チョウも疲れたか、翅を休める。また飛び立つのを待ってその後を追う。チョウとヒトとの100m競争。そんなことの繰り返しだった。 一番撮りたかった背景はこれだった。江戸川と川に架かる鉄橋。一度土手の向こうへ行って、再び土手の斜面に戻る時にしかチャンスはなかった。
by otto-N
| 2017-03-12 18:36
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Comments(2)
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yurinBD at 2017-03-13 20:28
モンキチョウの飛翔写真の数々、素晴らしいです!
昨日この場所に行ってみましたが、モンキチョウ1頭しか見つけることができず、しかも敏感ですぐに飛び去ってしまい、証拠写真しか撮れませんでした・・・。 モンキチョウの数が少ない中で、これだけ飛翔が撮れるというのは神業と感じます!!
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otto-N
at 2017-03-14 11:33
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yurinさん、ありがとうございます。
この広い河川敷は風の通り道なので、モンキチョウの発生は遅い気がします。 とても敏感なので、最初からマクロ撮影は諦めています。 土手には蔓性の草や棘の叢がなく、自由に走り回れるので追いかけ撮りにはもってこいの場所です。 もっとも、翌日は足腰の筋肉が悲鳴を上げました。飛翔撮影はスポーツです(師範代談)。
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