たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2017.7.7 山梨の標高1500mのアイノミドリシジミとメスアカミドリシジミ、ダメだと思いながら行ってみる。この場所を見つけてから不満ながらも撮影できたのは最初の2年だけ。その後は、木が高くなったせいか、時期が悪かったせいか姿を少し見ただけに終わっている。 山麓にある何かの跡地のようなコンクリの広場。いつもタテハ類が吸水しているので覗いてみると、コムラサキとシータテハがいた。ここではシーは初めて。アイノミドリに間に合わなくなるので、少しだけ遊ぶ。コムラサキは翅を開くかと思ったが、そうはいかなかった。 最初に来た時は林道で車の前を卍が横切ったのだが、その後は卍を見ることはなく、この日も峠の駐車場に到着。しかし、山麓は晴れているというのに、ガスの中。麓では30℃くらいあったのにここは20℃を切っていた。とりあえず、アイノミドリのポイントに急いで登る。が、木が高くなっているとは知らず、かなり登った所で行き過ぎてしまったことに気づく。あわてて戻るがガスが晴れる気配はなく、木が高すぎるので出て来ても撮影不可。すぐにメスアカのポイントに行くが、ここも木が高くなっていた。ガスが晴れたら卍が下に降りてくる可能性があるのだが、晴れる気配はない。半袖なので寒い。帰ろうとした時、少し明るくなったと思ったら、ゼフの姿。時間からメスアカのようだ。しかし、頭上。飛び立ってはすぐ戻ってくるが、すでにボロ。卍っぽく絡んだので、広角の準備をしていると、メスアカは追い出されたのか、残って翅を拡げていたのはクロヒカゲだった。卍にしては片方がやけに大きかった。その後、再びガスに覆われたので撤収。 林道をゆっくり流しても何もおらず、しかたがないので、カンカン照りの麓のコンクリ広場でコムラサキと遊ぶ。シータテハはすぐ開翅するがコムラサキは敏感。近づくだけで飛び去ってしまう。 飛んだコムラサキをやけくそで追う。最初はまったく届かなかったが、そのうち向こうからこちらに近づいてくるようになった。こんなことが以前にもあった。まあ、速くてフレームに入らないのだが・・・ 何頭かいたコムラサキを目で追うと木にとまったのがいた。せっかく翅を開いたが逆光で幻光は見えなかった。 そうだオオムラサキを見に行こう。と中央道にのりなおす。以前オオムラサキは飛んでいた場所は、たまに飛んで来るだけですぐ林の中にすぐ消えてしまう。林の中に入っても樹液の出るクヌギを見つけることができなかった。ゴミだめのような空地にいたスジボソヤマキチョウ。 日影のヒメジョオンで吸蜜に余念のないアゲハチョウ。 空が怪しくなりはじめ曇ってきた時、ジャノメチョウが現れた。これにて撤収。
by otto-N
| 2017-07-16 18:41
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