たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2017.11.29 (続き) この日はおそらく最高気温が20℃くらいに上がったと思う。昼ころには、ぱったりとムラサキツバメは現れなくなり、13時すぎにはマテバシイの上を飛び交うものも出始めたが下には降りて来ず、14時半に撤収したのだが、2つの塒のうち、日陰のほうは数頭が帰還していたが、日向のほうは入る気配があるが入らず飛び去る個体ばかりであった。個体によって入る塒が決まっている感じだった。いつ戻ってくるのか確かめたかったが、そうもいかなかった。塒に集合しても、暖かいと外に飛び出し、気温が下がると戻ってくることを繰り返しているに違いないが、急に気温が低下したり日が翳ってしまうと戻って来ることができない個体もあるかと思う。 ここには数は少ないがムラサキシジミもやって来る。サザンカで時々吸蜜しているが、ほとんどは日光浴。 ムラツと較べてすぐ開翅するので撮影は楽だ。 ウラギンシジミの♀を時々見かけるが、この個体は比較的綺麗だったので撮ってみた。一度開翅すると全く動かない。 毎年、ここではとても少ないがスーパーブルーに必ず遭遇する。今年はダメかなと思っていたら、午後になって現れた。それも、フラフラと飛んできて、植え込みに突き出ている枝の先端にとまって突然の全開。光を反射し眩しすぎるので、思わずー1.3のEV補正。背景は真っ暗。まるで飛んでいるように写っていた。 飛んでもまた別の先端にとまってすぐ開翅。とにかく光を反射して眩しく、オオミドリなみの露出補正。 何が気にいらないのか、また別の枝先にとまり同じ形で翅を開く。手前(左)の枝に移った瞬間が偶然撮れた。 しばらくするとまたフラフラと飛び先の細い枝にとまっては開翅。同じ枝先に戻ることもあった。ファインダーを左右動かし、背景のボケを楽しむ。あまり単純でもちまらない感じ。 植え込みの上にのり出し少しでもレンズを近づける。翅脈が輝く。 また飛び出し、今度はマクロで撮れる距離まできた。 前後に背景を変えるが、太陽に翅を向けその開く角度は全く同じなので、似たような写真ばかり量産した。 もっと右からでは、背景は赤くなることに気付いたとたん、翅を閉じてしまった。まだ、眠るには早い時間なので、翅を開くのを待ち続けたが、開翅はここまで。この後、飛んでいってしまう。
by otto-N
| 2017-12-13 16:31
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