たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2017.4.12 前日は冷たい雨の1日。桜は終わりそうなので少し焦って自然教育園に出かける。もちろん、ツマキチョウの桜背景の飛翔。朝9時、少し気温が低いせいか飛翔速度が遅い。その中にスミレで吸蜜する個体がいた。 こちらはタチツボスミレではなくツボスミレ。 スミレでの吸蜜時間はとても短い。とまってから3秒でピントを合わせる必要がある。花に頭を潜り込む前に撮るのは結構むずかしい。(いずれも300ミリ) 桜はまだ大丈夫だったのだがツマキチョウは少ない。10分にやっと1頭現れる。2~3頭が巡回しているにすぎない感じだった。11時、ここを諦めて、文京区・白山にある小石川植物園に転戦する。 午後 小石川植物園も東大の研究施設。広大な敷地にさまざまな木が植えられている。ツマキチョウのいそうな場所(植物園としてあまり管理されていない)に行ってみると、正午をすぎ気温も上がってきたせいか、ツマキチョウが盛んに飛び回っていた。自然教育園の寂しさに比べ、まさに天国。 ツマキチョウは全然とまらず飛び回る。こうなっては♂の飛翔を追いかけるのみ。 木々の間には花が咲き乱れていた。 黄色く見えるのはタンポポ、白い花はニラバナとオオアマナ。少し陰気なニラバナもこれだけ咲いていると壮観だ。たくさんのタンポポを見るのも久しぶりだった。21ミリ、ISOオート、F4.5、1/4000、ツマキの翅が白くとぶのでEVは-1.3。それでもよくとんでくれた。 花のない所ではよく撮れた。ツマキも飛ぶが白もとぶ。 桜もまだ残っていた。(これはソメイヨシノではなさそう) 正面で待ち構える。 ここでも飛ぶルートはだいたい決まっていた。花がぼーっと写る距離。俯瞰的に追いかける。 追いつくようで追いつかない微妙な距離。後ろに目があるのか、見切ったようにピンの先を飛び続ける。 薄いので、チョーどアップ。カモメのジョナサン。 この角度だと白とびしてしまうけれど、それは贅沢というもの。入っただけで十分。 メタセコイアの間を飛ぶ。 やっと撮れた桜バック。手前の黄色い花はレンギョウ。 結局、吸蜜でとまったのは2回だけ(タンポポとモミジイチゴに葉よりギザの少ない〇〇〇イチゴ)。望遠を手元に持っていなかったので撮れなかった。午後3時すぎ、急にチョウが減ったので撤収。
by otto-N
| 2017-04-15 20:28
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Comments(2)
お疲れ様でした。
飛翔撮りのテクニックを間近で見させて頂きました! 私には真似できません、足が攣ってしまいそうです。 偶然に頼らない自分成りの方法を確立したいです。
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by
otto-N
at 2017-04-16 18:28
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hanaoyajiさん、初めて見る人は何やってんだかと思うでしょうね。
完全にスポーツの領域です。駅までの帰りの桜並木の坂を登るのがきついこときついこと。 江戸川河川敷のシーズン開幕戦の帰りは必ず脚を攣ってます。 望遠系でもっと楽したいのですが、うまくいきません。
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