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たかがヤマト、されどヤマト

フライイング・バタフライズ 2017年4月    2018.1.11 (記)

4月に近郊の山にハイキングに出かけると山頂で必ずテリを張っているのがヒオドシチョウ。登山中なのであまりゆっくりはできませんが、ついつい追いかけてしまいます。
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4月中旬、都心ではツマキチョウが飛び回ります。長年の懸案は桜バックの飛翔ですが、いつもの場所は桜が逆光になるため、違う場所に通いました。黄色い花は菜の花ではなくレンギョウ。少しピン甘です。
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桜は逆光ですが、透き通った翅がそれなりにいい感じになりました。
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この公園ではルリシジミも多かったのですが、飛び回るのを上からカシャカシャやりました。やはり上からでは背景が良くないですが、ルリシジミの♀は半開翅はするけれど全開はしないので、これもいいでしょう。それにしても構造色だと思いますが、上から撮ると♀の翅がこれほど輝くとは驚きでした。
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ツマキチョウの出る頃は、ホームグランドでは春型のトラフシジミが発生します。しかし、春型は数が少ない上に開翅することはほとんどありません。この日も路上吸水に降りてきたのですが、翅は閉じたままです。飛び立っても少し離れた場所で吸水するので追いかけました。裏翅と表翅と翅のしなりが写っているこの1枚はお気に入りです。
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この頃、多摩川の河川敷にはギンイチモンジセセリも出てきます。青空が広がるのを待って出陣です。
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このチョウも背景がごちゃごちゃした所ばかりを♀を探して飛び回りますので、背景を選び、その前で待ちます。
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枯れススキを背景にするよりこちらの細い枯草のほうが断然美しい。枯草を淡く仕上げると線ボケもそれほど気にならずギンイチモンジセセリの可憐さが引き立つ気がします。
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(フライイング・バタフライズ #5月に続きます)




by otto-N | 2018-01-11 10:18 | Comments(0)
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