たかがヤマト、されどヤマト

フライイング・バタフライズ 2017 #7月    2018.1.24 (記)

アオスジアゲハ
近くにあるSビール本社の花壇は大きく変わり、芝生を取り囲むように植えられている赤紫色の花にチョウが集まっていました。バーベナ・ボナリエンシスという中南米原産の花ということが後で判りましたが。アオスジアゲハを撮るのが楽しく、1時間くらいはすぐ経ってしまいます。空中に浮かんだ姿はいつ見てもカッコいいと思います。背景に花のボケだけもいいのですが、ビル背景にこだわっても狙いました。
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モンキアゲハ
ここから約1km離れた自然教育園にはモンキアゲハが増えたようですが、ここでもたまに見るようになりました。数年前には見たこともなく都心のチョウも少しずつ変わっていくようです。
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ヤマトシジミ
ヤマトシジミがカタバミの上を飛んでいる姿を撮りたいのですが、なかなか群落と言えるものは見つからずせいぜいこの程度でした。カタバミは日当たりが強すぎると育たず、他の植物の陰に隠れて育つようです。群落を作ろうと移植したことがありましたが根づかず意外とデリケートです。
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真っ黒い♀も大好きです。日射しがあるとは黒い色が出ないので撮影が難しいのですが、艶やかな黒がいい感じで撮れました。
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オオイチモンジ
7月下旬、上高地から蝶ヶ岳に登りました。その前日、獣糞に飛来したオオイチモンジを撮影できました。オオイチモンジは初めての遭遇でした。吸水ではすぐ飛び立ち落ち着きませんが、獣糞には夢中になるようでその場を離れません。
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蝶ヶ岳に登った翌日は、ドロノキに産卵中の♀も撮影できました。この2枚は、産卵後に飛び立った直後です。下の葉の先端に卵が写っています。また、今回、この画像を見ている時に、チョウの上にある葉にも卵が写っていることに気がつきました。拡大してよく見ると判ります。
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ミヤマモンキチョウ
蝶ヶ岳山頂からの穂高連峰の眺めは素晴らしいものでした。槍ヶ岳もしっかり右のほうに常念岳からよりも大きく見えます。槍ヶ岳を背景にミヤマモンキチョウを撮るのが登山以外の目的です。チョウはポツンポツンと飛んでいるだけですが、立ち寄るクロマメノキの群落が決まっておりその前に陣取りました。しかし、ここは急なガレ場。足元が崩れるし、チョウが舞うのは目より下なので、山頂はまるで入りません。やっと対岸の山裾と梓川の白い河川敷が入るだけでした。
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ミヤマモンキの求愛飛行は♀が♂を追いかける形です。平地のモンキチョウと同じです。ホバリングすることも多く、300ミリでペアを追いかけました。
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この後、ガスが漂って来てミヤマモンキチョウは姿を消しました。タカネヒカゲを少し離れた場所で探しましたが、一瞬、晴れた時に1頭見ただけで終わり、下山する時間となりタイムアップです。撮影の時間配分を完全に間違えました。機材を担いで急な登山道を4時間、下りもキツイです。もう1度挑戦したいところですが、次回はおそらくないと思います。



コムラサキ
オオイチモンジの吸水ポイントには必ずと言っていいほどコムラサキがいます。コムラサキの幻光は前方から撮らなくては色が出ませんが、敏感で前に回り込むこと自体が難しく、数頭が飛び回っていのでシャッターを切ったのですがやっと端のほうに入った1枚しかピントがきませんでした。後ろは梓川の清流です。オオイチモンジにしろコムラサキにしろ、下が真っ白なのでチョウの色が出ないですね。
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ゴイシシジミ
上高地には来ると必ずと言っていいほどゴイシシジミに遭遇します。オオイチモンジに飛び去られ、コムラサキにも見放された時、ふと見ると笹薮の中に舞っていました。真っ暗い中、逆光で翅が浮かび上がったのがあり、暗い場合、このような逆光狙いもありかなと思いました。
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ウスバシロチョウ
蝶ヶ岳に登った後も徳沢に泊ったのですが、宿に入る直前の夕方5時ころ、キャンプ場で1頭のウスバシロチョウがフラフラと飛んでいました。この前日にも見ており、山陰の薄暗い中を追いかけました。7月も末、こんな遅い時期にまだいるのかといった感じです。とまった先はシロツメクサ。薄暗くなった夕方でも吸蜜するとは意外でした。
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(フライイング・バタフライ #8月に続きます)




by otto-N | 2018-01-24 10:09 | Comments(0)
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