たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2017.4.16 自然教育園から多摩川の河川敷に移動し着いたのは昼近く。この時期としてはとても暑く、ギンイチモンジセセリは昼休みの時間帯らしくあまり飛んでいなかった。 それでも、たまに飛んでくるギンイチを追う。藪に入り込まれない前が勝負。 今年は不作なのか、暑さのせいだろうか、ギンイチは少なかった。静止姿は1枚も撮れずに終わった。 出ているはずのミヤマチャバネセセリは1頭見ただけ。目についたのはツバメシジミの♂。ただ、どれも少々飛び古していた。緑の土手で飛び回っていたのはヤマトシジミだった。 そんな時、ツバメシジミの♀を発見。ただし、少し飛んではとまり、すぐに飛び立ち落ち着きがない。 産卵場所を探しているのだろうか、フワフワと飛ぶ。 そんなに奇麗な個体ではないだろうと思っていたが、やっととまったのを見てびっくり。なかなか奇麗だった。その後、近くのカラスノエンドウで産卵する風だったのでちょっとモニターを見ている間に飛ばれてロスト。残念。 少し涼しくなってもギンイチは出て来ず。帰ろうと思っていたら、奇麗なツバメ♂を見つけた。 飛び立ったので後を追っていたら、叢の中にツバメシジミのカップルを見つけた。この♂もカップルを見つけたのか、すぐちょっかいを出した。いったんは諦めたけれど、舞い戻り乱戦模様。その甲斐があってか、カップルは解消した。 3個体のうち、どれを追いかけると言ったら当然♀。小さい個体ながらとても新鮮、きれいだった。 翅を閉じ飛んでしまったが、またとまって翅を開き始めた。 枯れたススキの葉がよく似合うチョウだ。
by otto-N
| 2017-04-27 16:51
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