たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2017.5.12 行く予定はなかった。朝起きたら晴れ。午後には曇るかもしれないがこのところ天気予報は当たっていない。 いつもの時間、いつもの場所。前日とは違い数頭のウスバシロチョウが斜面を舞っている。近くに飛んできてハルジオンで吸蜜。今季初のハルジオン吸蜜。 次いで300ミリで飛翔を追うと1枚だけ撮れていた。ただ、近すぎて背景がきたない。サンヨンでやってできないこともない。 渓流沿いのヒメウツギではサカハチだけ。サカハチはしばらく待っていても向きが悪すぎ、飛んできたコミスジを撮る。 いつもの吸水ポイントには黒系アゲハが4頭。オナガ2頭、カラス1頭、ミヤマカラス1頭。ミヤマカラスはとても敏感。近づくだけで飛び去りいつも2度と戻らない。カラスは尾部を欠損していた。林道をさらに登る。 不覚だった。カーブの先に水が浸み出た場所があることは知っていた。でも、一度も吸水しているのを見た場所ではなかった。暗い足元にアゲハが飛び立つ。MFに切り替えあわてて連写していると不意に吸水体勢。AFに戻したが後裏翅に白条が見えないので、このときはカラスアゲハと思った。 さらに屈み込んで撮ろうとすると飛び立ち、近くを舞う。再度MF。遠くへ行ってしまったが、手ごたえがあったのでモニターを見るとミヤマカラスだった。 ウツギ街道の暑い時間帯。ウツギにはカラスアゲハもミヤマカラスアゲハもアオバセセリもやって来ず、舞うのはオナガアゲハだけ。 さかさまのサカハチチョウ。 昼下がりのウスバシロチョウ。ふあふあ飛んでいるが広角レンズに替えるのも面倒で300ミリ一辺倒の撮影。もちろん、飛翔を狙うが失敗ばかりだった。 そんな中で、クモガタヒョウモンが飛び回っているのが目についた。どうやら複数頭いるようだ。ヒメウツギの高い場所から下りてきた個体がイタドリ?の茂みに入り込んだ。葉の隙間からやっと撮る。 少し飛んで場所を変えた。今度は全開した。 林道をさらに進みクモガタヒョウモンを探す。飛び回っているがなかなか下には来なかったけれど、あきらめずに後をつけたところ、やっと低いミツバウツギで吸蜜したがすぐ飛び去る。クモガタはミツバよりヒメが好きらしい。 ウスバシロチョウはヒメもミツバもおなじように好きなようだが、ミツバウツギのほうが花に潜り込まないぶん撮りやすい。 午後1時半、先日トラフシジミが卍飛翔した場所の対岸の斜面にトラフシジミが何度か飛んでいたので、期待が高まったけれど、その後、急に日が翳り始め万事窮。 (高尾山麓(2)に続きます)
by otto-N
| 2017-05-21 18:27
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