たかがヤマト、されどヤマト

2017年 04月 18日 ( 1 )


2017.4.13 東京・白山の森 (1)ルリシジミ   2017.4.18 (記)

2017.4.13
朝から小石川植物園に行く。白山の森と書いたけれど、自然教育園や明治神宮のような鬱蒼とした森ではなく、新宿御苑のような公園に近い感じである。しかし、こんな都会のど真ん中にあっても、過去にはミヤマカラスアゲハのようなちょっと珍しいものが記録されている。(ミヤマカラスアゲハについては、同じ2011年に教育園でも出現)。前日のツマキチョウ撮影は午後だったので、ツマキチョウがよちよちと飛ぶ朝にと思って出向いたのであるが、前日の場所にはほとんど飛んでいなかった。代わりにいたのはルリシジミの♀。
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複数頭いるようで盛んに飛び回り、近くにとまっては翅を少し開くことを繰り返していた。
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付近にはオオアマナの花が多く、時々吸蜜していた。頭が花に潜り込むので撮りにくい。
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前日には♂が路上吸水しているのを見ているが、スレていたので撮る気がしなかった。しかし、この日はどの♀も新鮮だった。ルリシジミの♀については、どこからか飛んで来て葉の上にとまりひっそりと半分だけ翅を開き、また飛んでいくというイメージがあったが、そうではなかった。ヤマトシジミの♂のように地上を這い飛んでいた、ヤマトよりも輝きが強く、ルリ♂かと思ったくらいだ。何頭もおり遠くへは行かないので飛翔にトライする。距離は30cm。F4.5、シャッター1/5000。
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時々ツマキチョウがやって来るので、それも追いかけながらの撮影だった。
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ルリシジミの♀の翅の色はくすんだ感じであるが、飛ぶと煌めく。1コマ目は静止している時の普通の色だと思うが、2コマ目のように角度によっては濃いブルーに光を反射する。
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後ろが茂みなのでホバリングに近い状態だったが、下限すれすれにしか入らなかった。こういう時はとてもくやしい。
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背景が煩すぎるので、大きくトリミングしたが飛翔感たっぷり。
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ピントが合っていたので、正面顔を大きくアップ。
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翅が真っ平らに写り、ちょっと凡庸。
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翅の丸味が出ると可愛い。こういう感じがいいのだが背景に難あり。
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この後、菜の花とムラサキハナナが咲いているツマキチョウのポイントに行ってみると、正午をすぎても、その前の草地に這いずり回って激しく飛び回るシジミチョウ。とまっても近づくだけで飛び立ってしまう。が、遠くにはいかない。バチバチやってみると、ヤマトシジミではなくルリシジミだった。
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一連の画像の1つ。
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こんなブルーの輝きは♂には出てこないような気がする。
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背景があまり煩わしくないので、この日のベストかな。
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撮影中、時々はモニターでチェックしていた。老眼で細かいところがよく見えないせいもあるが、いつも野外でチェックしてもちゃんと写っているのかよくわからない。野外でモニター上でいい感じの明るさは、たいてい露出オーバーなので暗いくらいが適正。しかし、自宅のPCで見たところ、暗すぎだった。ツマキに合わせていたので、EV補正は-1.3。ひょっとしたら、ルリ♀の翅のブルーの輝きは過アンダーで撮ったせいかもしれない。ソフトで輝度と明度のバランスが修正できないだけ?機会があったら今度はEVに気をつけよう。それにしても、時には他のルリシジミの♀とも絡み合う激しい飛翔を見るのは初めてでした。





by otto-N | 2017-04-18 16:52 | Comments(2)