たかがヤマト、されどヤマト

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2017.3.24 東京都下・早春の雑木林 ミヤマセセリ   2017.3.28 (記)

2017.3.24
青空が広がったので、コツバメとミヤマセセリを見に行く。しかし、コツバメがテリを張るポイントには1頭も現れなかった。晴れてはいたけれど、気温が低く(おそらく最高気温15℃)北風も吹いていたせいだと思う。ミヤマセセリも少な目だったが、いつものポイントに現れてくれた。

コツバメのテリ張りポイントに急ぐ途中、ミヤマセセリの♀が突然現れて目の前で開翅。しかし、まだカメラを準備していなかった。あわててザックから取り出したものの遠くへ行ってしまう。コツバメも現れず、他の場所をうろつくものの、10時すぎ、コツバメは諦めミヤマセセリに集中することにした。ミヤマセセリさえ少なかった。枯葉の上にとまってもすぐ翅を開かないので、苦しい体制で数ショットを撮る。
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開いたので上からの撮影。その後も♂はポツンポツンと現れては翅を休めるが、同じような構図になってしまうので、♂の静止はもういいか。
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広角で飛翔を追いかけるものの数は少ないし、あのスピード、射程になかなか入らない(距離を詰めれない)。それよりも、視力が落ちたせいか、笹薮に入るとすぐに見失う。嫌気をさして草地に行くと、大きなルリシジミが飛び回っていた。とまる気配なし。しかし、あれだけ撮ったのにピントが来たのは4枚だけ。そのうちの3枚。いいずれも中途半端。
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その後、近くの菜の花にミヤマセセリの影。近づくと♀。逆光だったけれど、数ショット撮影。
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すぐに飛び去ったけれど、チョウが吸蜜し始めると同じ種類の花ばかりで吸蜜する傾向がある。近くにはヒメオドリコソウやスミレも咲いているが、菜の花のどこかにいるはずと丹念に探す。いた!
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この時、風にあおられ飛んでしまい、あわてて後を追うと枯葉の上にとまった。横からの裏翅を撮りたかったが、すぐ翅を少し開いてしまった。
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そして、再び菜の花へ。寄り過ぎてはいけないと少し引き気味で撮影した。黄色のボケが美しい。
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そのうち、吸蜜に満足したのか、また枯葉の上。そして全開翅。このとき、日が翳ってしまい同じ体勢のまま微動だにしない。絞りを変えたり、縦位置で撮ったり、100ショットほど撮影。
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10分経過。日も再び射してきたし、この構図では撮り飽きたので、もう少し違う場所にとまってくれないかと願望し、飛んでもらった。ピンが来たのが1枚あったが、脚が出ているので不自然。まあ、このカメラは秒8.3コマ、もう少し数が撮れたら、次のコマが良かったかもしれない。
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飛んだ後を追いかけたが、飛ぶのが遅い♀と言えどもセセリはセセリ。もう5cm届かない画像ばかりだった。そしてロスト。♀の願ってもない菜の花での吸蜜を撮ることができたので、その後は♂の探雌飛翔に専念するが、相変わらず撮れないし、日が翳ることも多くなったので、まだ、行ってない小道に入ると、ヒオドシチョウがいた。越冬明けにしては奇麗な個体だった。
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近づくと飛び立つがすぐ舞い戻ってくるので、ダメ元での飛翔撮り。やったと思ったら、残念ながらピンボケだった。
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再度、ミヤマセセリ♂の飛翔撮りにトライ。これは枯葉と笹薮に埋もれてしまった。
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急旋回。しかし、逆光。1枚でいいのだが、早春の雑木林を背景に撮ることはできなかった。13時、圧倒的に雲が拡がり、北風も強くなってきたので撤収。
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by otto-N | 2017-03-28 16:36 | Comments(0)

2017.3.22 東京・景信山 ハナネコノメ   2017.3.25 (記)

2017.3.22
高尾山の後ろにある景信山(727m)に登る。登った目的は登山ではなく、途中の沢に咲いているハナネコノメ。昨年も同じ日にこの花を見に行っているけれど、今回もたまらない可愛らしさだった。

いつも5月にチョウを撮影に行く林道の途中に景信山への登山道の入口がある。まずは、満開の梅林。梅林の手前にあるハナネコノメの大群落は人が多そうなのでパス。
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林道には越冬明けのテングチョウが舞っていた。まだ寒いのか、枯葉の上で長々と日を浴びていた。
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林道を進むと、昨年と全く同じ場所でミヤマセセリが飛び回っていた。ミヤマセセリはその先にも何頭か飛んでいた。シュルシュルと飛んでいる姿を見ると、やはり春を感じる。
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林道から景信山の登山口に入る。ハナネコノメは登山道と平行する小さな川の苔蒸した岩の上に咲いている。ここには大きな群落はないので、注意深く探さないと見逃してしまう。
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1つの花の大きさは数ミリ。小さすぎてなかなかピントが合わないし、どの花にピントを合わせるか迷ってしまう。そして、日が当たっていると白とびするので、日陰に咲いている花を撮るか、自分の影を作るしかない。
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少し大きく撮ったり、
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小さく撮ったりしていると、時間がどんどん過ぎていく。撮影、タイムアップ。
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昨年は登る気はなかったが、チョウを撮影に来るたびに、いつも横目で「景信山」という看板を見ているのでどんな山か気になっていた。登りにかかった時間は、ハナネコノメを探している時間を差し引くと、登山口からは実質1時間くらいかと思う。しかし、ジグザグの急登。結構、汗をかいた。山頂には大きな茶屋があって、そこからオートではピントが合わないほどぼおーっと霞んだ富士山が見えた。(東京の街並も見えるけれど、あえて写真に撮る気はしなかった)
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ハナネコノメ以外の花。白くて大きなスミレ、開きかけのニリンソウ、ヨゴレネコノメ、薄い色の大きなスミレ。
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帰りは、小仏バス停に下った。目の高さの土手に咲いていた青い星。ビロードツリアブには逃げられてしまった。
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by otto-N | 2017-03-25 16:48 | Comments(6)

2017.3.17-18 長野県・志賀高原   2017.3.22 (記)

2017.3.17
今年の長野県の天気は、平日に天気が崩れ週末が晴れることが多く、スキーに出かける機会を逸してばかりいた。しかし、16日まで小雪、その後は連休中も晴れるとの天気予報。急遽、志賀高原に出かけた。宿はいつものジャイアントの温泉ホテルA。昼過ぎに着いてみると、金曜日だというのに駐車場はいっぱいで、やむをえなく延々と続く路駐の列の最後尾にやっと駐車する。通された部屋からはジャイアントが眺められ、大掛かりなスキー競技会が行われていた。駐車に手間取ったがすぐに出発。ジャイアントをスルーして西舘→高天原→一の瀬→焼額まで行き、リフトの止まる4時半すぎにジャイアントに戻る。南斜面の西舘はさすがにぐしゃぐしゃだったが、その上は粉雪に近い。高天原のコブも雪に覆われ、いつもよりは滑りやすかったがあいかわらずのどうしようもない片斜面のランダムなコブ。一の瀬は快適だった。(画像はすべてクリックすると大きくなります)
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夕方の一の瀬パーフェクタ。左上に太陽を入れようとしてが入らなかった。滑りながらの追いかけ撮りなのでしかたがない。カメラはキャノン・パワーショットA720 ISというオールドモデル。先日の天神平では露出に失敗したので、撮影条件を検討した。スノーモードというのがあったが、オーバー気味。結局、ISO200、F7.1の絞り優先、EV-1.0で撮ることにした。このカメラはほとんど使うことがないのだが、付属していたソフトはとても使いやすい。
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2017.3.17
朝から外が騒がしかった。カーテンを開けると続々と選手が集まり始めていた。空は予報と違う曇り空。でも、ポールがセットしているうちに青空が見え始め、インスペクションが始めるころには完全に晴れ上がった。ウォーミングアップしている選手の滑りはなかなかのものだった。聞くと、「全国高校選抜」という競技会で、ポイント上位の者しか出場できないとのこと。前々日はスーパーG,前日はGS,この日はSLだった。
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雪質のいい奥志賀と焼額で遊ぶ。雲が多く全体的の霞んだ空で、北アルプスも見えなかったけれど、風もなく、この日も無帽とノーゴ-グル。さすがに土曜日なので、ゴンドラ待ちもあったけれど、最長でも5分。久しぶりのリフト待ちだった。休日ではそれなりにスキー場が混んでいることを知り一安心しました。
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いつもと変わらぬ妻の滑り、毎年同じスキー場の同じ景色。しばらく買い替えてないスキーウェア(来シーズンには変えてもらおう)。撮ってもしょーがないのだけれど、今年は積雪が豊富で良かった。以下、コマを追って、焼額オリンピックコース、奥志賀の1枚バーン、そのリフト脇のコブ、焼額のミドルコースのコブのライン。このラインは昨年は1本だけだったが今年は複数。縦溝コブではないので快適とは言えない。コブは、一の瀬ファミリー、焼額第一ゴンドラの麓に向かって左にもラインがあったが、いずれも深いだけで、基礎スキー系の滑りでできた、間延びしている箇所も多いコブなので、とても滑りにくかった。それでも、変に捻りさえしなければ膝は大丈夫そうで、雪も柔らかめだったので、フルアタック(とは言ってもほとんどヒールキック)で滑ることができたのはちょっと嬉しかった。
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カービングターンをしている人が少なく、逆にショートターンをしている人が目についた。どういうことかと、帰ってからネットで調べたところ、3年前にスキー教程が変わっていたことを知った。SAJは、やっと、フル・カービングがダメなことを気がついたということか。SAJは商売とはいえ、数年おきにころころ変わる教則本で教えられるスキーヤーはちょっと気の毒。スキーは外足加重が基本原則なのだ。カービングだけではコブも深雪も滑れない。どんな雪にも対処するには、ほどほどズラして滑るのが基本。それで、ほどよくずらるロッカーが売れているのかと言うことに気がつきました。それと、モーグラーが全然いない。まあ、志賀なので仕方がないけれど、昨年の八方尾根でもあまり見なかった気がする。どこかの専用バーンで滑っているのだと思いますが、モーグルはもう下火なのかもしれない。と言うことで、モーグルを調べていたら、こんな素晴らしいサイトにぶつかったので紹介します。まだ熟読していませんが、コブをもっと滑りたくなりました。なお、コブの一番安全で合理的な滑り方はモーグル滑りと考えていますが、モーグルとまではいかなくても、深雪を滑るにはコブを滑ることが近道となります。ストックが底に届かないほどの深雪では、膝と腰の曲げ伸ばしで、自分でコブを作って滑るイメージです。(この数年、こんな深雪を滑ってないなぁ)

「モーグルな生活」 (←クリック)

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焼額からの岩菅山(標高2295m)の眺め。岩菅山には2012年の10月に一の瀬の少し先から登ったことがある。こちらからは全く見えないが、山頂直下の右側は切り立ったガレ場になっている。ここを滑ったスキーヤーがいるんです。三浦大介(おおすけ)さん。彼のサイトを偶然見つけ、すっかりファンになりました。さて、真冬に岩菅山頂までどおやって行くのだろう。ここから見ると、寺子屋スキー場から尾根伝いに行くのが一番は近そう。それでも、ラッセルして4時間くらいはかかりそうです。
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20年前の日本語版「パウダー」が手元にありますが、外国には凄いスキヤーがいるんだなぁと思いながらこの雑誌を見ていましたが、日本にもいるとは思いませんでした。彼のサイトです。本当に凄いですよ。

「未知へのシュプール」
 (←クリック)

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と言うことで、ジャイアントまで戻り駐車場を出たのは午後3時半。土曜なので駐車場に入る林道は路上駐車の延々と続く長い列。幸い、前日の夕食前に駐車場に空きがあったので移動しておきました。高速の渋滞は、練馬の出口で少しあっただけですみました。コブを久しぶりに全開で何本か滑りましたが、1週間前にモンキチョウの飛翔撮影で筋肉痛が出たおかげで今回は筋肉痛なし。その後の連休は2日間ともテニスでしたが、さすがに2日目は足腰が重かったです。


   

by otto-N | 2017-03-22 18:20 | Comments(2)

2017.3.10 千葉県・江戸川河川敷 モンキチョウ(2)   2017.3.19 (記)

2017.3.10  続き
1頭の♀がゆっくりと飛んでいた。少し飛んでは叢の中に潜り込み、また少し飛ぶということを繰り返していた。近づいてみると、どうやら産卵しているようだった。
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長い距離は飛ばず、またゆっくりと飛ぶので撮りやすいと思ったのだが、なかなかどうして、思ったようには撮れなかった。2コマ目のピンははいいとしても翅の開き形が悪く、1コマ目は近くて、3コマ目は遠くてピン甘。そして、4コマ目は白とび。
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これも、前翅が白くとんでいる。(モンキの♀は思った以上に翅は白い)
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産卵場所を探してのフワフワ飛翔。産卵場所は枯葉との混在地帯。
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一度ピンが来ると何コマか連続して撮れる。
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追いかけているうち、♂に絡まれた。長続きせず、すぐに分離(産卵中なので当たり前だ)。この斜面に咲いているのは、ヒメオドリコソウとオオイヌノフグリ。枯れた草の瀬が高く、吸蜜してもうまく撮れなかった。
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この後、300ミリを襷がけしていたので(右手に広角、左手で300ミリを押さえながら走るのはけっこうキツイ)、少し葉被りだったがタンポポ吸蜜を撮ることができた。タンポポは土手を越えた向こうに咲いていた。
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午後1時過ぎ、南東の風から北風に変った。気温も下がり、飛び出さなくなった。風の当たらない場所で休む♂。緑の葉陰より、こんな茶色の枯草の中のほうが断然黄色がきれいだった。
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以上がはばたき道場での初稽古の結果ですが、広角での飛翔撮影は蝶への虐待という面もあります。♂の探雌飛翔中では、吸蜜や日向ぼっこで翅を休める時もありますが、ムリに飛び立たせずに飛ぶのを待ってから追いかけました。でも、自然に飛んでいるいるのではなく、追いかけるからチョウが逃げ飛んでいるということを否定しきれません。追いかけるほうはヘトヘトで息も上がり、チョウが勝つかヒトが勝つかという勝負ですが、むろんチョウの勝ち。まあ、こんなに追いかけることができるのは、この広い土手くらいです。広角撮影で追いかけて撮ることができるのは、モンキの他、ギンイチとミヤマセセリくらいと思いますが、藪に阻まれるのでほんの数mだけの追いかけです。たいていの飛翔撮影は、花にまとわりついているか、飛んで来るのを出会い頭に連写するのが関の山。全く非効率ですし、21ミリ広角ではチョウとの距離が近いので(モンキで30~40cm、ヤマトで25cm)、チョウの自然な行動に対して侵襲的です。チョウとの距離があくマクロか望遠での撮影がいいのですが、背景が撮れないという欠点があります。飛翔をマクロや望遠で試してはいるのですが、ピントがなかなか合いません。チョウに優しく撮るには、さてどうするか、考えてしまいます。まあ、マクロの場合も、チョウに近づきすぎて飛ばれることが多々あり、せっかくの吸蜜や日向ぼっこを邪魔したということで、チョウにとっては大なり小なり撮影は迷惑な話であり、望遠だけがチョウに優しい撮り方かもしれません。と言うことを考えるときりがなくなってしまいます。





by otto-N | 2017-03-19 18:08 | Comments(0)

2017.3.10 千葉県・江戸川河川敷 モンキチョウ(1)   2017.3.15 (記)

2017.3.10
はばたき道場、2日目。前の日より少しだけ気温が高い。いきなり♂が1頭現れたので追いかける。しかし、前日にこの土手を中腰で走り回っていたせいで、太腿の裏から尻ぺたにかけて筋肉痛。こんなに痛むのは何年ぶりだろう。気合を入れなければ走れなかった。(昨年は、恵比寿駅の長いエスカレーターを歩いて登り、登り切ったとたん、両脚とも太腿が攣ってしばらく動けなかった。週1回はジムで筋トレしているのだが、レッグエクステンションだけでレッグカールはやっていないので、その祟りがきたようだ)
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無制限1本勝負というわけではないけれど、ここで逃がしたらチャンスはなくなるので、息が切れるまで追いかける。というのは、まだ気温が低いので飛翔速度はそれほど速くはない。もう少し気温が上がったら手がつけられないほど、モンキ♂の探雌飛翔は速くなってしまうのだ。
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疲れるのはお互いさま。こちらの息が上がるころチョウも疲れたとみえ、すとんと飛ぶのを止め、翅を休める。そして飛翔の再開。
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枯草は美しい。しかし、相変わらず満足な色に撮ることはできなかった。
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チョウと平行して走りながらシャッターを切り続ける。真横からでは表翅が写らないので被せ気味にする。しかし、そうすると雑然とした背景しか入らず、被せる角度がむずかしい。
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川の遥か向こうのスカイツリーが入ったものが何枚かあった。入ったと言っても、F5.6ではぼおーっとしか写らない。かなり絞ってストロボを焚かなければムリと思う。(中央付近の細い線がスカイツリー)
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♂同志が絡むこともあった。土手の上に行ったので追いかける。
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2頭とも入れるのは難しかった。1頭にピンが来るのがやっとだった。でも、1頭しか入らなかったが、2コマ目はいい感じだった。
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江戸川河川敷の土手はこんなのどかな景色。雲もいい。(林立する枯葉がちょっと恨めしいが、これも春の風情)
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(モンキチョウ(2)に続きます)




by otto-N | 2017-03-15 14:52 | Comments(0)

2017.3.9 千葉県・江戸川河川敷 モンキチョウ   2017.3.12 (記)

2017.3.9
江戸川河川敷の「はばたき道場」に出かけ、初稽古に励む。昨秋、静止撮影に目覚めた師範代は腰痛のこともあり、もっぱらマクロ解放での静止撮影に専念。はばたき道場の180度のパノラマ写真。左が下流、右が上流側。対岸の中央にはスカイツリーが見える。北風が吹き抜けるこの河川敷の土手はまだ若草は少ない。モンキチョウの発生も埼玉や横浜より遅いようだ。写っている左から右までの間は400mくらい、土手の斜度は15~20度くらいか。まだモンキチョウの数は少なく、この広大でのどかな景色の中で、チョウを見つけるたびにひたすらに追いかけた。
(すべての画像はクリックすると大きくなります)

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気温が低いせいか、11時をすぎてからやっとモンキチョウが飛び出した。21ミリで追いかける。
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モンキチョウが飛び回る枯れた草原は見た目が美しいのだが、撮ってみるとうるさいだけだった。モンキチョウも意外と目立たない。
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きれいとは言えない若草と枯葉が混在する土手。急旋回した瞬間が撮りどころではあるが、ちょっと惜しかった。
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メスを探して飛び回るオスの横に平行して走り、時には先回りし、しゃにむにカメラを撮りたい方向に向けシャッターを切る。しかし、そんな撮影者の思惑を無視するようにチョウは飛び続けた。息が上がるころ、チョウも疲れたか、翅を休める。また飛び立つのを待ってその後を追う。チョウとヒトとの100m競争。そんなことの繰り返しだった。
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逆光、色とび、うるさい背景はNG。だが、そんなことにおかまいなく、異性を求め飛び続ける。
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青空バックは撮れると楽しい。
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だが、単純といえば単純。
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これも、青空が入った。この向こうは土手の上の道路と河川管理の無粋な建物。
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一番撮りたかった背景はこれだった。江戸川と川に架かる鉄橋。一度土手の向こうへ行って、再び土手の斜面に戻る時にしかチャンスはなかった。
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by otto-N | 2017-03-12 18:36 | Comments(2)

2016 静止フリカエリ(3) 11月~12月    2017.3.8 (記)

ベニシジミ
ベニシジミの表翅の内側は、ときどき緑色~虹色に輝くことがあるが、こんなに虹が出たのは珍しい。
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クロマダラソテツシジミ
東京で発生したクロマダラソテツシジミ。一気にソテツを食い荒らす害虫ではあるけれど、ソテツの葉上で開翅する姿はなかなか良かった。
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何気なく画像を見ていたら、ストローが2つに分かれていた。ちょっと珍しい光景かもしれない。
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オスの羽化直は白くメタリックに輝きとても奇麗だったが、メスはそれ以上だった。太陽の光を反射して、どこまでEVを下げたらいいのか判らないほどの眩さ。ただ、このブルーを日陰でも撮ってみたかった。今後の課題です。
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背景がソテツの葉でなかったのがちょっと残念だったが、この予期せぬ翅脈の輝くブルーには驚いた。
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ムラサキツバメ
このシーズンの2大目標の1つは、ムラサキツバメのオス。これは10月に撮ったものだが、落ち着いたムラサキもそれなりにいい。
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もう少し頭の方から撮りたかったが藪の中。これ以上動けなかった。
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頭の方から撮ると、後翅の翅脈がくっきり浮かぶと同時に構造色が輝く。納得の1枚だった。
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曇りの日に、石の上で不意に翅を開いた。暗い上、撮った時は-0.3EV。ソフトでなんとか明るくしてみると、頭側に回り込んだ1枚はすばらしい色に輝いていた。
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目標の2つ目は、ヤマトシジミのメス。ただし、いくら青くても、晴れていては美しくもなんともない。薄曇り~曇り空が必要条件。それに加えて、背景に難ありの場所ばかりにとまる。
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茂みの中で開き始めた。しかし、ここまでだった。
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スーパーブルー。靑鱗粉の載っている面積がとても大きい。羽化直のようだった。
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半開翅。輝くブルーが美しい。
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薄い夕日を浴びて妖しく輝いた。この瞬間を待っていたのだ。
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ウルトラブルー。ほぼ全面を覆う靑鱗粉。これがメスとは信じられようか。
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ただ、ウルトラブルーは決して美しくはない。薄ぼんやりしたブルー。一見、擦れた高温期型のオス。
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靑メスばかりがメスではない。この時期としては珍しい黒いメス。黒いメスは新鮮だととても奇麗だ。
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ムラサキシジミの木の幹上での開翅。ぬくもりのあるこんな木肌がムラサキを引き立てる。ただし、これは年が明けて1月の撮影。
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使用カメラはペンタックスK-3。それまで使っていたK-5のシャッターに寿命がきたので、2016年1月に2台のK-3を下取り購入し丸1年経った。その1台に不具合が生じていたので、保証期間のうちに修理と整備に出しピカピカで戻ってきたけれど、2台ともショット数は約4万(途中、飛翔撮り用と静止撮り用を入れ替えた)。シャッターの耐性は10万ショットが目安。このままだとシャッターユニットの寿命は残すところ1年半。これでは高いカメラは買えないなぁと溜息をついた次第です。





More : 蝶図柄のトートバッグ (→ クリック)

by otto-N | 2017-03-08 16:48 | Comments(4)

2016 静止フリカエリ(2) 8月~10月    2017.3.7 (記)

ゴマシジミ
8月上旬、東京は暑い日が続き、珍しく撮影目的だけで長野県に出かけた。日向で開いた少し青いゴマ。
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日陰で開いたけれど、真っ暗にしか写らず、色の補正がたいへんだった。
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ムモンアカシジミ
このチョウの撮影は初めてだった。葉陰でスリスリ。
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スジグロチャバネセセリ
ヘリグロチャバネセセリとの区別が難しく、とりあえず、すべて撮影し後から同定。

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ヤマキチョウ
日が翳るとすぐ叢の中に潜り込む。見つけて葉の間からフやっとォーカスを合わせ、シャッターを切った瞬間飛び立たれた。でも、このほうが良かったようだ。
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ツマジロウラジャノメ
9月初め、北アルプス・雲ノ平に行った。登山の起点とした富山県の有峰で、なぜかこのチョウがいた。
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ベニヒカゲ
もう夏は終わりだというのに、登山道の脇にはベニヒカゲが弱々しく飛んでいた。元気がないのは気温が低すぎるかららしい。ボロ個体ばかりだったが、こんな新鮮な個体もおり少し追いかけた。
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イチモンジセセリ
9月も中旬を過ぎる頃、急激に数を増し花壇に集まる。
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ウラナミシジミ
今年はこのチョウも多かった。背景が少し派手だったかもしれない。
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少し色を押さえて、逆光大写し。
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白い小さな花にもやってきた。膝に悪いと思いつつ30分以上、ずうーっと屈み込んでいた。
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ツマグロキチョウ
9月最後の日。栃木県の鬼怒川河川敷でシルビアシジミは少ししか見つからず、ツマグロキチョウだけはふんだんに飛び回っていた。
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ルーミスシジミ
10月下旬、まだ越冬体制に入る前。こんな所でというポイントだった。しかし、かなり遠かった。
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by otto-N | 2017-03-07 20:01 | Comments(0)

2016 静止フリカエリ(1) 4月~7月    2017.3.5 (記)

そろそろモンキチョウの撮影に行かねばならないのですが、まだ先になりそうなので、昨年の静止画像を少し直してみました。飛翔ではノイズの軽減に重点をおきましたが、静止では明るさ(輝度)の調整に苦労しました。原画からやり直した結果、ほとんど変わらなかったものもあります。飛翔では背景をなるべく入れたいのであまりトリミングしていませんが(拡大するとピン甘がばれます)、静止は日の丸構図で撮り、写り込んだ余計なものを除いたり、チョウの位置をズラしたり、後でトリミングすることがほとんどです。このトリミングも迷うことばかりでした。結局、静止も飛翔同様、マクロにしろ望遠にしろ背景しだいかなぁと思っています。3回に分けて掲載します。

トラフシジミ
神奈川のギフはいいところなく終わり(人出も多いので)、4月上旬は、自宅から徒歩15分の自然教育園に日参した。第1目標は何と言っても春型のトラフシジミ。最高のポイントは池の畔のノウルシの群落。稀に吸蜜にやってくる。何日も通いやっと現れたのはいいのだが、あまりにも遠く、300ミリでも豆粒。かなりのトリミング。
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こんな近くにも来るのだが、翅を開くことはほとんどなかった。
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ギンイチモンジセセリ
4月中旬の多摩川河川敷。セセリらしくないセセリチョウ。そして、とてもデリケート。
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イチモンジチョウ
5月の高尾山。目的のチョウは全く不作。10年周期説というのがあるらしい。
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コジャノメ
これも同じ日。とても新鮮なメス。
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ダイミョウセセリ
同じ林道。後翅の白い縁がとてもいい。
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ミズイロオナガシジミ
6月はゼフの季節。神奈川方面に通う。(都心の自然教育園にもいるんですが稀。他にアカシジミ、ウラナミアカも棲息)
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オオミドリシジミ
年々、低木が大きくなり、目の下での撮影が難しくなってきた。
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ミドリシジミ
夕日を浴び輝く。この後、卍飛翔に突入。乱舞は暗くなっても続いた。
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木陰で開翅するAB型のメス。
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メスアカミドリシジミ
7月初旬、東北は仙台。発生したばかりでまだ数が少なかった。なかなか目より下では開翅してくれず、位置も遠かったが、なんとか揺れる葉の間から撮ることができた。
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アイノミドリシジミ
これも発生初期。頭の上で卍飛翔を繰り広げていたが低い場所には降りて来ず、谷間の向こうにやっととまってくれた。
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ウラジャノメ
7月の高原。ウラジャノメが多かった。
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そして開翅。新鮮だととても美しい。輝く金環もいいけれど、この翅の地色がすばらしい。
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タカネヒカゲ
北アルプスに登った。すでにタカネヒカゲのオスはボロボロだった。メスを探すが、ハイマツの中に潜んでいるのか登山道にはほとんど姿を現さなかった。姿を現しても、とても敏感。すぐ飛び去ってしまう。
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by otto-N | 2017-03-05 16:50 | Comments(0)

フライイング・バタフライズ 2016 (25)ヤマトシジミ   2017.3.3 (記)

ヤマトシジミ
昨年も街中のヤマトシジミがテーマだったけれど、不作。なかなかいい場所が見つからず、一昨年も通ったこの場所しかなかった。歩いている人の足元を飛び交うヤマトシジミが狙いなのだが、背景が雑然としすぎて、暑苦しい写真にしかならなかった。
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結局、無機質のコンクリートの上を飛んでいるこんな感じがクール。(右の女性の足元がもう少し入っていればよかったのだが)
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これは渋谷。まるで飛んでいるところが撮れなかった。赤く塗られた車道が不気味な色に反射した。
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恵比寿ガーデンプレース。造られて22年、このシャトーも少し古めいて風格が出てきた。平日の午前中は人が少ない。
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東京駅八重洲口。煉瓦造りの丸の内側は日当たりが悪くヤマトはいなかった。実は銀座を探したがヤマトは見つからず、ここにたどり着いたというわけ。
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八重洲口のタクシー降り場。次々とタクシーがやってくる。それにしても、通路をふさぐ一般車の違法駐車の多いこと。
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ここにいたのは、ヤマトシジミ、ウラナミシジミ、イチモンジセセリ。大きなチョウはいなかった。
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逆光は避けたいし、車道に出るわけにもいかないので、撮影ポイントは限られた。暑くなったら冷房の効いた八重洲地下街に潜り込み一休み。もちろんランチは地下街。
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自宅近くのヤマトシジミの溜まり場。今年は大不作。草刈りのタイミングが悪すぎた。カタバミは根こそぎ刈られてしまう。
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ピンクの背景が楽しみだったのに、この小さなイヌタデ群落も数日後に跡形もなく消失していた。
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アベリアの植え込みを飛び回るオス。時々吸蜜する。
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11月、秋の河川敷。朝の土手の下は日溜まり。オス同志が何度も絡む。
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午後、土手の中を飛び回るオスを追いかける。とまったら静止撮影。
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秋のオスはとてもきれいだ。
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青いメスは虎の子。飛翔で追いかけるわけにはいかない。見つけるたびに、とまって翅を開くのをじっと待った。午後3時30分、日の光が赤くなり始め、そろそろ寝床探しに飛び回るメスを少しだけ追いかけた。
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(今回で、フライイング・バタフライ2016は終了します。そろそろ新チョウのシーズンですね)





by otto-N | 2017-03-03 18:18 | Comments(2)