たかがヤマト、されどヤマト

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2017.5.19 東京都・奥多摩 三ツドッケ シロヤシオ   2017.5.27 (記)

2017.5.19
これまでシロヤシオを見に山に登ったけれど、時期を逸してばかりいた。今回は、奥多摩に行くという提案。奥多摩でもいいのか、楽勝と思って出かけた。駐車場も狭そうだし、高速を下りてからも距離が長いので、JRとバスを乗り継いで東日原というバス停から、三ツドッケ(天目山:1576m)に登る。ドッケというのは「尖った峰」とのことらしい。先日登った三頭山もこれに近い。

10時40分、登り始める。登山口の標高は620m。いきなり杉林の急登。登り切ると、右に杉林、左に広葉樹林の境目に登山道が延々と続いていた。暗い登山道の左に浮かび上がる広葉樹の新緑がとても美しい。
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そこを過ぎると今度はヨコスズ尾根という気持ちのよい平らな尾根道が続く。その上部にシロヤシオが咲いているはずだが一向に現れない。ミツバツツジもまばらだ。上から下りて来たグループに尋ねると、今年は不作、全然咲いてないとのこと。それでも、やっとちょこっと咲いているシロヤシオを見つけた。たった2株。暗い中での逆光。
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少し日の当たる尾根筋でミヤマセセリが2頭絡んで飛び去ったので、しばらく待ったが戻ってこなかった。シロヤシオが見つからないまま、13時ころ、標高1440mの一杯水避難小屋に到着。このころには空が曇っていた。登ってもしかたがないと思いながら、残り20分の辛抱だからと登り始めると、左手にシロヤシオが咲いていた。ほんの少しだけれど、先ほどよりはいい。
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13時30分、頂上到着。ここは奥深いことは奥深いけれど、たいした眺めではないし、この山頂だけに日が射していないのでヒオドシチョウも飛んでいない。そそくさと下山。
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登っている途中で見たミヤマセセリには遭遇せず、撮るものもないのでカメラをザックにしまい込んで下っているとき、登山道から少し離れた斜面に1本だけ満開のシロヤシオを発見。
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ただし、花は向こう向き。足場の悪い斜面から見上げて撮る。みんな逆光、
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このツツジは雌蕊が長くない。花弁も尖がってないのでとても品がある。
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1本のシロヤシオしか見られなかったけれど、満足だった。もうこの花のために3時間も登らなくてもいい。帰りも逆光の新緑が美しかった。
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延々と続く杉林との広葉樹の境界にある登山道はこんな感じだ。思ったより急。脚への負担が大きく、もう少しというところで、左膝に違和感。ペースを落とす。15時50分バス停に到着。バスは16時24分、じゅうぶん間に合った。
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by otto-N | 2017-05-27 16:14 | Comments(0)

2017.5.17 東京・恵比寿  アオスジアゲハ   2017.5.26 (記)

2017.5.17
自宅から3分のセンダンの木の花に群がるアオスジアゲハ。かなり遠いので300ミリにテレコン(×1.4)をつけての撮影。
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アオスジアゲハの撮影は楽しい。飛びそうな瞬間にシャッターを切る。さすがにカメラが重い(ニコンはいいなぁ)。
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その中からピントが来ているのを1次スクーリングにかけ、さらに選別すると残ったのはわずか。
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なかなか4枚の翅を撮ることができなかった。
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空中ランデブー。3頭だと少しは空中を漂っているが破局するのは必然。2頭だとしばらく漂っているうち、はばたきが同調し、遠くへ行ってしまう。
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背景が曇り空では締まらない。やはり都会らしくビルの背景を狙う。が、やっと1枚。
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2017.5.18
朝10時すぎ。アカボシゴマダラが植え込みにとまっていたがコンクリートの階段に移動し微動だにしない。空の雲が薄れ木漏れ日が射し始めた。春型♀をこんなにじっくり撮るのは初めてだ。それにしてもピントが合っていても合っていないようなぼおーっとした黒い筋。ちょっと薄気味悪い感じがしないこともない。
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空が晴れてきた。アオスジアゲハは朝は少ないようだ。アゲハチョウが珍しくやって来た。
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11時過ぎにやっと数を増し始め、空に飛び出す。近いとフレームアウトの連続。遠くてもフレームアウトだが・・・
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求愛が成功するかどうかは判別できるようになった。まず、♀を見つけた♂は♀の上でホバリング(この時点でMFでピントを合わせ始める)。♀にその気があれば、ゆっくりと浮上し始め、第3者の介入がなければ、2頭が空中を漂い始める。そして、はばたきをシンクロナイズさせながら、空高く舞い上がる。足場が完全でないので、撮るのが大変だった。
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正午ころ、突然の雨。この日は、修理依頼していたカメラが出来上がる日。午後に新宿のリコーに引き取りに行く。夕方、雨が上がったので公園を覗いてみると、アオスジアゲハは飛んでなく、羽化直と思われるヒメジャノメが1頭、ツツジの花にとまった。
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別の花にとまり直し翅を開いたので、下がれるだけ下がって撮影。300ミリ+テレコンはキツイ。
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by otto-N | 2017-05-26 16:37 | Comments(2)

2017.5.16 東京・恵比寿 アゲハチョウ   2017.5.25 (記)

2017.5.16
今年の春、思ってはみないチョウが時々やって来る恵比寿ガーデンプレースのサッポロビール本社のイングリッシュガーデン風の花壇が大改装された。どんな風になるのか期待していたのだけれどガッカリ。凡庸。チョウが集まる鬱蒼感がない。カタバミは新しく植えられた植栽に混じって少しあったけれど、そのうち抜かれてしまうだろう。近くにはクスノキ並木があり、必ずいたアオスジアゲハさえも飛んでなく、ただのアゲハとモンシロチョウが1頭いただけだった。
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動きのあるポーズを探す。
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モンシロチョウはすぐ逃げられてしまった。
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南のはずれにある小さな公園。ここも先日草刈りにあいすっかり雑草がなくなっていた。アカボシゴマダラが舞っており何度か樹上で翅を拡げた。背景はタワーマンション。
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昼食後、まだアカボシゴマダラがいるかもしれないとレンズを300ミリに付け替えこの公園に行く。アカボシはいなかったが、アオスジアゲハが飛び回っていた。蝶源を探すと薄紫の花が咲いている高さ10mほどの木だった。何の木だろうと思っていたら、そこは公園。センダンと記されていた。「栴檀は双葉よりかぐわし」のセンダンらしい。
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木の下からでは撮れず撮影できる場所を探すと、木から水平距離で10mと遠く、逆光ではあるが、少し高くなっている植栽のコンクリート枠に足場を見つけた。以下、連写する。
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時おり、2~4頭が空中に飛び出す。MFで後を追うがなかなかフレームに入らないし、入ってもピンボケばかりだった。
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アオスジアゲハの求愛はシンクロナイズド・フライイング。動きがぴったり合うと求婚が成立するようだったが、そんなペアの飛翔は撮れずに終わった。
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by otto-N | 2017-05-25 16:44 | Comments(2)

2017.5.12 東京・高尾山麓(2) アオバセセリ   2017.5.23 (記)

2017.5.12 (続き)
14時30分、日が射しそうもないので帰ることにした。林道の片隅でオナガアゲハが小さな花で吸蜜をしていた。さらに暗い林道をとぼとぼと下る。また、オナガアゲハかと思ったら、カラスアゲハの♀だった。
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15時40分。アオバセセリは曇天でも現れる。1頭目はすぐ飛び去ったが2頭目がすぐやってきた。暗いけれど飛び立ちを狙う。
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一瞬離れて顔をこちらに向けたままホバリング。
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ホバリングの続きとその他。
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ISO1600、絞り優先(F4開放)、シャッタースピードは遅くブレブレだがこけはこれで面白い。
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比較的近くに来た。このくらいだといいのだが、やはり暗いし、すぐファインダーから消える。
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16時10分。最後のミツバウツギ。暗くてもアオバセセリが飛び回っていた。
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珍しくクロアゲハがいた。
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カラスアゲハが上のほうで翅を開く。
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撮ってみると意外と明るい緑。いつまでも影絵のようにアゲハが飛び回る姿は幻想的だった。
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by otto-N | 2017-05-23 16:35 | Comments(0)

2017.5.12 東京・高尾山麓(1) クモガタヒョウモン   2017.5.21 (記)

2017.5.12
行く予定はなかった。朝起きたら晴れ。午後には曇るかもしれないがこのところ天気予報は当たっていない。

いつもの時間、いつもの場所。前日とは違い数頭のウスバシロチョウが斜面を舞っている。近くに飛んできてハルジオンで吸蜜。今季初のハルジオン吸蜜。
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次いで300ミリで飛翔を追うと1枚だけ撮れていた。ただ、近すぎて背景がきたない。サンヨンでやってできないこともない。
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渓流沿いのヒメウツギではサカハチだけ。サカハチはしばらく待っていても向きが悪すぎ、飛んできたコミスジを撮る。
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いつもの吸水ポイントには黒系アゲハが4頭。オナガ2頭、カラス1頭、ミヤマカラス1頭。ミヤマカラスはとても敏感。近づくだけで飛び去りいつも2度と戻らない。カラスは尾部を欠損していた。林道をさらに登る。
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不覚だった。カーブの先に水が浸み出た場所があることは知っていた。でも、一度も吸水しているのを見た場所ではなかった。暗い足元にアゲハが飛び立つ。MFに切り替えあわてて連写していると不意に吸水体勢。AFに戻したが後裏翅に白条が見えないので、このときはカラスアゲハと思った。
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さらに屈み込んで撮ろうとすると飛び立ち、近くを舞う。再度MF。遠くへ行ってしまったが、手ごたえがあったのでモニターを見るとミヤマカラスだった。
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ウツギ街道の暑い時間帯。ウツギにはカラスアゲハもミヤマカラスアゲハもアオバセセリもやって来ず、舞うのはオナガアゲハだけ。
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さかさまのサカハチチョウ。
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昼下がりのウスバシロチョウ。ふあふあ飛んでいるが広角レンズに替えるのも面倒で300ミリ一辺倒の撮影。もちろん、飛翔を狙うが失敗ばかりだった。
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そんな中で、クモガタヒョウモンが飛び回っているのが目についた。どうやら複数頭いるようだ。ヒメウツギの高い場所から下りてきた個体がイタドリ?の茂みに入り込んだ。葉の隙間からやっと撮る。
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少し飛んで場所を変えた。今度は全開した。
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林道をさらに進みクモガタヒョウモンを探す。飛び回っているがなかなか下には来なかったけれど、あきらめずに後をつけたところ、やっと低いミツバウツギで吸蜜したがすぐ飛び去る。クモガタはミツバよりヒメが好きらしい。
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ウスバシロチョウはヒメもミツバもおなじように好きなようだが、ミツバウツギのほうが花に潜り込まないぶん撮りやすい。
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午後1時半、先日トラフシジミが卍飛翔した場所の対岸の斜面にトラフシジミが何度か飛んでいたので、期待が高まったけれど、その後、急に日が翳り始め万事窮。


(高尾山麓(2)に続きます)





by otto-N | 2017-05-21 18:27 | Comments(0)

2017.5.11 東京・高尾山麓  ミヤマカラスアゲハ   2017.5.19 (記)

2017.5.11
チョウ撮影としては2回目の高尾山の山麓歩き。晴れて暑いせいかウスバシロチョウもなぜか飛んでいなかった。最初のミツバウツギで案山子さんと会い、2つめのミツバウツギではあきる野市のKさんに出会う。アオバセセリは出て来ていないとのこと。少し話をした後、先を急ぐ。とにかく網屋さんが多いのだ。途中の林道にはスミナガシもいなかったし、黒系アゲハの吸水も見られなかった。暑すぎるせいかなぁと思いながら、ウツギをチェックしながら林道を登る。オナガアゲハだけは目につくが、ウツギにとまっても撮りにくいのでほとんどスルー。サカハチチョウも少しくらい待っただけではいい位置にとまってくれない。最初に撮れたのは、日陰のヒメウツギに来たカラスアゲハ♂だった。
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アオバセセリも日陰。撮るには撮ったが露出がとんでもない飛翔設定のまま。真っ黒になってしまった。
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なんとかソフトで修正したが、粒子の粗さが目立つ。日向だと必ずウツギが白とびするので、露出不足のほうがいいかもしれないが、ISO3200ではちょっとキツイ。
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時々ウスバシロチョウが飛んでいるが、むしろツマキチョウのほうが目についた。どれも新鮮。
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いちばんの目的はトラフシジミの卍飛翔の確認。しかしながら、午前中あれだけ晴れていたのに午後になると空が曇り始めてしまった。でも、曇ったのが幸いしたのか、満開のヒメウツギに突然♀のミヤマカラスアゲハが現れた。
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翅を拡げながらどんどん花の中に潜り込んでいったので、真後ろに回ったとたんに飛ばれ、ピンボケの全開画像が残されていた。
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何年かぶりのミヤマカラスアゲハ♀だというのに、全開を撮れなかったことはショックだった。見上げればウツギの花にサカハチチョウ。
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オナガアゲハだけはたくさんいた。しかし、黒いのでピントが合わないし、ウツギの白とのバランスが難しい。
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満開のヒメウツギ。
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全部白バックよりこのほうがいい感じだ。
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ミヤマカラスアゲハの全開を撮り損なってから1時間半、二度目の遭遇。今度は暗い中にぶら下がっていた。
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暗い中だと満天の星が輝かないし、せっかくの赤いクジャク紋もくすんだままだった。最後まで明るい所には出て来なかった。
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そして、この30分後。二度あることは三度ある。しかし、またもや日陰の中だった。
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シャッターを切ながら明るいところへ移動するよう願う。小さく飛び少し明るいところへ移動。
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さらに小飛。今度はもっと明るいがウツギの花が少ない。
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やっと満面のヒメウツギ。小刻みに翅を震わせながら吸蜜していた。遭遇した時間は違ったがは距離にして50mほど。右翅表の中室下の小さな傷から判断して同一個体のようだった。
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トラフシジミは諦め、下山する。薄暗くなってもアオバセセリが吸蜜に訪れていた。しかし、暗すぎる。
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夕刻、暗いミツバウツギの木の中を亡霊のように飛び回るオナガアゲハ。
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by otto-N | 2017-05-19 16:57 | Comments(0)

2017.5.8 東京・高尾山麓  コミスジ   2017.5.17 (記)

2017.5.8
新緑の高尾山の麓の林道を歩いてきた。ゴールデンウィーク明けの恒例だ。晴れて気温も高いせいかウスバシロチョウは全然とまらずハルジオンの咲く斜面を飛び回っていた。K-3の1台は修理中。広角レンズを持ってはいたが取り換えるのも面倒で300ミリで飛翔を狙うがピンボケばかりで、早々に諦める。ふと見ると、近くのツツジにアゲハが来ていたので少し撮るが、このピンクは少々どぎつかった。
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林道を進むとコミスジが多い。新鮮だとどんなチョウも美しい。
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2本目のミツバウツギ。オナガアゲハとカラスアゲハが来ていたが、明るい所に出て来ず暗いので色が出ない。2コマ目は内臓ストロボで撮ってみたが、ソフトで修正しても背景の色とのバランスが悪いだけだった。
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スミナガシの吸水ポイントでは出ていなかった。しかし、足元に靴で潰されたスミナガシの死骸を発見。まだ乾いていなかった。吸水に夢中になりすぎハイカーの接近に気がつかなかったのか。来るのが少し遅かったようだ。林道沿いのウツギの花はいい状態だが、アオバセセリを見ないまま、黒系アゲハの吸水ポイントに到着。吸水していたのはオナガアゲハ2頭とカラスアゲハ2頭。
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さらに林道を進むと、町田のSさんとmitakanukibabaさんが満開のウツギの花の前で待機中だった。そろそろ正午。まったりと暑くてチョウの活動が弱まる時間帯。木陰に座り込み雑談に励む。午後1時すぎ、やっと吸蜜タイムになったのか、オナガアゲハが飛び始める。クモガタヒョウモンが飛んで来たので右往左往した。低い所にちょっとだけとまり、飛び去ってしまった。それにしても、木々の上をすばらしいスピードで飛び回るクモガタヒョウモンはいつ見ても気持ちがいい。
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ミヤマセセリ♀のヒメウツギ吸蜜。ボロいがそんなことは気にしなくていいほど透けた翅が美しかった。
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ウスバシロチョウの昼下がり。ここではウツギの花で吸蜜する。暗い中でごそごそやっており、時々飛んでは居場所を変える。背景が煩すぎるので大きくトリミングした。
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やっと好みの写真が撮れた。しかし、残念なことに翅が少し破れていた。
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午後2時半。サプライズのトラフシジミの卍飛翔。樹冠を時々飛んでいるシジミがいたのは知っていた。種類が最初はわからなかったけれど、飛翔速度からトラフシジミに違いなかった。そして、突然の卍飛翔。最初は遠かったが、5~8メートルに接近してきたので、あわててAFからMFに切り替え連写する。かろうじて、トラフと断定できる証拠写真が撮れた。絡んでいたのは2分程度か。この後も卍が見られるかと思ったがこの1回だけ。この後、1頭だけが樹冠に時々姿を見せたので、相方はこの1回で追い払われたようだ。1コマ目の拡大が2コマ目だが、SSは1/1000秒。もう少し速ければちゃんと写っていたかもしれない。数年前、春型のトラフを撮るために埼玉の公園に通っていた。この公園で、午後にテリハリしている♂が他の♂を追いかける姿は見ていたけれど、ミドリシジミのように卍飛翔する姿は見ていなかったような気がするが、その頃はトラフの生態は興味の対象外なので記憶にないだけかもしれない。帰ってから調べてみると、トラフシジミの卍飛翔の様子を「蝶鳥ウォッチング」のyodaさんはしっかり撮影されていました。さすがです。
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その後もウツギの花を見回ったが、アオバセセリは見つからず帰路につく。その途中にいた新鮮なダイミョウセセリ。このセセリは後ろの白い縁毛がとてもいい。
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ダイミョウセセリに限らず、黒いセセリ逆光で透けた斑紋が美しい。
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こんな山の中でもヤマトシジミが飛んでいた。これも新鮮だった。
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林道入口にあるミツバウツギは夕刻が一番に賑わう。アオバセセリもやってきたがすぐ飛び去り、残されたのはオナガアゲハとカラスアゲハ。ただ、ひたすらに暗い。が、撮ってみると緑と中で翅先がブレるチョウは幻想的だった。
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とまるとダランと垂れ下がるだけなので、表翅の煌めきは見えない(上の1コマ目)。飛び上がり翅が上を向く時だけが青く輝いた。
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このミツバウツギはこの日一番のチョウの数だった。Sさんとmitakanukibabaさんはもう少し撮るとのことだが、そろそろ午後4時半、暗くて思うように撮れないので先に撤収した。





by otto-N | 2017-05-17 16:16 | Comments(0)

2017.5.4 東京・皇居東御苑 アオスジアゲハ   2017.5.15 (記)

2017.5.4
ゴールデンウィーク中に、大手町・丸の内界隈で開催される日本最大級のクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・ジャポン2017」の一環として、音大でバイオリンを勉強しているテニス仲間のお嬢さんが丸の内オアゾで演奏するとのことで聴きに行った。彼女とは子供のころから知っており、バイオリンの習い始めのころ、自宅でキラキラ星を演奏した時のことが忘れられない。
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演奏会の後は東御苑に野の花を見に行く。入園無料とあって観光客、特に外国人が相変わらず多い。本丸でヒメウツギが満開。アオスジアゲハが集まっていた。ズームのテレ端(135ミリ)で撮ってみたが、100ミリマクロよりも写りが硬い感じだ。ただし、AFでの合焦はとても速い。
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このヒメウツギは草丈が低く、背景が抜けている箇所もあり悪くはない。あえて逆光側に回り込む。
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2頭が絡んで飛び去り、15分ほどの撮影時間だった。アゲハの訪花で一番好きなのはアオスジアゲハ。ほとんど外しまくってばかりだが、花から花への瞬間的な移動を撮るのがとても楽しい。いいポイントだ。来年また来よう。
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さて、東御苑の野の花。本丸の日陰に咲いていたオドリコソウ。ヒメオドリコソウしか知らなかったが「ヒメ」がつかないものもあるらしい。初めて見るハクウンボク、下から撮ってみた。二の丸には雑木林がありチゴユリも咲いていた。4コマ目は不明。
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この雑木林では、キンランとギンランが有名なようだ。いずれも絶滅が心配されている。まだ蕾だったが、全開することはないとのこと。
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木の花は目立たないが大きく写すととても可愛い。下草の花も地味だがその分味わいがある。ダイモンジソウに似ていた3コマ目の花は、調べるとユキノシタという名前だった。
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ツツジに吸蜜するわけでもなく、1頭のジャコウアゲハ♂が同じところを飛び回っていた。とまる時を待った。
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横向きに位置を変えた。腹部の赤が毒々しい。
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by otto-N | 2017-05-15 16:32 | Comments(0)

2017.5.3 東京・白金の森 ツマキチョウ   2017.5.13 (記)

2017.5.3
トラフシジミは最盛期を過ぎたとはいえ、鮮度のいい個体はゴールデンウィーク中にも出たことがあったので期待はせず出かける。トラフのポイントでルリシジミの擦れた♀が弱々しく飛び回っていたので暇つぶしに連写すると、過去に例がないほどピンが来ていたコマが多かった。撮る気のない時ほど写っているものだ。
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やはり遅いと撮りやすい。絞りはこのところ常用のF4.5。明るいと翅のキズまで写る時は写る。
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ヒラヒラと飛び回っているコミスジ。とまったので近づきカメラを構えるとすぐに飛び立つ。意地悪なチョウだ。
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10時少し前、やっとトラフシジミが現れた。最初は地面で吸水していたが葉の上にとまる。しばらくしたら、半分翅を開いた。期待は全くしなかったが、さすがに擦れていた。ここでの春型は今年はもう終わりのようだ。
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池の周りではチョウジソウが満開となった。ツマキチョウが飛んでいるが近くにはやって来ない。チョウソウだけ撮るのもなんなので、モンシロチョウとキタキチョウを撮っておく。
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ツマキチョウがやっと近くにやって来た。よく見れば翅のキズから2個体だけのようだ。ツマキチョウはあまりスレないと言っても、やはりそこそこ痛んではいた。
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チョウジソウが咲く頃はツマキチョウも終わり。しばらく、自然教育園ともお別れだ。
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地下鉄に乗り東京タワー付近でチョウの居そうな場所を探したが、暑いせいかまるでアゲハさえ見つからず。飛翔撮りに使っているK-3に写っていないコマが時々出るので、その足で新宿のリコーのサービスセンターに行き見てもらう。SDカードへデータの書き込みミスだろうと思っていたが遥かに重症。シャッターが故障とのこと。1年で約4.3万ショット。その場で入院。ゴールデンウィークを挟んでいるので退院日は18日。それまで1台で使うしかなく、ちょっと苦しい。





by otto-N | 2017-05-13 15:04 | Comments(0)

2017.5.2 東京都・三頭山 スギタニルリシジミ   2017.5.11 (記)

2017.5.2
東京・檜原村にある三頭山(標高1531m)に登る。自宅から上野原ICを経て都民の森の駐車場まで2時間。ICを出てからの山道は狭いことはさほど苦にならないのだが、ダンプ街道で閉口した。平日なのだが、駐車場はほぼ満杯で空きは残り3台、危ういところセーフ。10時30分、駐車場から登り始めてすぐの道傍にスギタニルリシジミが数頭舞っていた。開翅する個体もいた。もちろん、残念ながら時期が時期だけにスレ個体。
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とまったら翅を開く個体が多いけれど、他の個体とすぐ絡むのでゆっくりは撮れない。スレているのでまあいいか、と先を急いだ。
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今回の目的はヤマシャクヤクという花。しかし、まだ10日ほど早かったようで固い蕾のままだった。その近くではシロバナエンレイソウとエンレイソウ、ウッドチップの路を進むとハルリンドウ、モミジイチゴが咲いていた。
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ウッドチップの散策路の突き当りには滝があり、コツバメが1頭吸水していた。
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花が咲いてないのですぐ気がつかなかったが、この付近にはアセビやツツジが生えており、コツバメがいても不思議はない。定番の逆光コツバメ。残念ながらブルーに輝く位置からすぐ体の向きを変えてしまった。
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勢いよく飛び去ったコツバメとは対照的に力なく飛んできたスギタニルリシジミ。崖崩れ防止柵の支柱にとまって日向ぼっこ。
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この三頭大滝からが上が登山道らしくなる。「ブナの路」と名付けられているがブナはポツンポツンとしか生えていない。6月上旬には登山道に降りてくるらしいが、数はそれほど期待できなさそうと思いつつ、例によって、咲いている花を探しながら登る。あいかわらずスミレの名前はわからないし、至る所に咲いているハシリドコロは自身の葉で花が陰になるので撮るのに苦労した。他にヨゴレハナノメとヤマエンゴサク。
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この日のオススメはコガネネコノメソウ。ただの黄色い小さな花と思っていたが、拡大して見ると箱型の花がとても可愛い。
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出発地点の標高は1000mほどで新緑だったけれど、登るにつれ緑がなくなり、やっと木の芽が出たばかりでまだ殺風景だった。ミヤマセセリが好きそうなムシカリ峠の南斜面にセセリは飛んでいなかった。山頂には12時20分ころ到着。そこから富士が一望できた。霞んで見えないと思っていただけにちょっと嬉しい眺めだった。
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さて、お決まりのヒルトップのヒオドシチョウ。残念ながら富士が見える場所にはテリを張っていなかった。レンズを換え、登山客の多い中、少し追いかけたがなかなか撮れず。やっと1枚だけだが、ちょっとピンボケ。(富士が見える位置だったらもっと気合が入ったはず)
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帰路は別コース。こちらは花がほとんどなかった。ブナは少なく看板に偽りありというところ。かなり下ったところでスギタニルリシジミが1頭。
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スギタニルリシジミを朝たくさんいた駐車場付近で探したが、3頭飛び去るのを見ただけだった。帰りは八王子ICから入ったが、信号待ちが多く自宅まで2時間半もかかった。思ったより遠い。また、20年ほど前は峠路を攻めるライダーで賑わっていたけれど、今回は自転車が多く、越すに越せないセンターに鉄杭のワインディングロード。時代は変わったようだ。





by otto-N | 2017-05-11 20:04 | Comments(0)