たかがヤマト、されどヤマト

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2017.6.11 東京・白金の森 トラフシジミ   2017.6.24 (記)

2017.6.11
朝から晴れる予報だったけれど、空は曇っていたので大きな期待をせず、それでも9時の開門作業を手伝いポイントへ急ぐ。その途中の路傍で1頭見たが、それにかまわず先を急ぐ。急ぎ足でも5分はかかるポイントに着くなり2頭が草の上にとまっていた。とりあえず1頭を撮影する。新鮮だ。
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その先に進むと5~6頭が路上や草の葉の上から舞い上がった。1頭はすでに開翅していた。えっ、こんな早くから下に降りているのか、と目を疑ったが、トラフシジミは遠くに飛び去ってしまった。飛び方もゆっくりだったのが不思議だった。まあ、そのうち戻ってくるだろうと待っていると数分後に、2頭、3頭と路上に戻ってきた。そして、路上で翅を開き始めたのでマクロで撮影をするが、よく見ると翅は傷だらけであった。しかし、ヤブマオの葉の上で開いた1頭はとても奇麗な個体だった。長い間、同じ姿勢で開翅していたので、かなりの枚数を撮った。
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夏型トラフは濃すぎると思うくらい濃く厚いブルーだ。
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9時半すぎ、少しずつ日が射し始めた。そして、スレ個体に混じって、縁毛もそろったひときわブルーの強烈な個体が現れた。小砂利の上でも十分美しい。直射を浴びてブルーが輝く。
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路上で十分吸水をした後、葉上に移り、そこでも翅を拡げる確率が高い。しばらくの辛抱。飛んだので後を追うとヤブマオの葉の上に。
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翅を拡げたままじっと動かない。真後ろに回る。その向こうにドクダミの花。
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5分ほどで近くに飛び移り、再び翅を開く。葉が破れているが、こちらのほうが私の好きなチョウの向き。いまでも飛び立ちそうな感じがとてもいい。
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メタリックなブルーをアングルを変えて撮り続けた。
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少し移動したので前に回ったところで飛ばれてしまう。
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これは別個体。1コマ目、左の翅が少し透けてとてもいい。残念ながらこの個体は路上吸水だけに終わった。
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多くは擦れた個体ではあったけれど、吸水しながらほとんど翅を翅を開いてくれた。年1回のトラフ祭り。
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途中から晴れてきたけれど、曇っていても路上に下りてきて開翅した。前日はたくさん下りてきても開翅はほとんどしなかった。何が違うのだろうか。降雨の後、晴れの日が続き、その2~3日目のカラッとした晴れの日に夏トラフの全開する。樹上生活のチョウはおそらく樹上で吸水なり吸汁しているはず。乾燥が進むと樹下に降りての水分補給が必須。前日はこの日ほどカラッとしておらず、気温は前日より少し低い。湿度と気温が影響しているのか?路上や葉上にとまるトラフを見ていると、垂直にとまるのではなく、少し傾いていることに気がついた。トラフも傾斜日光浴するらしい。さらに体温を上げるために全開するのだろうか?
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トラフ以外に、ここでは珍種のアカシジミとミズイロオナガシジミ。アカシジミは今年初撮り、ミズイロオナガシジミの開翅にいたっては、初めての撮影だった。ともに発生してからかなり日数が経っているのでスレているのはやむをえない。
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11時にはトラフシジミの数が減ったので撤収した。教育園のトラフシジミを知り、通い詰めて7年、樹上から下り一斉に開翅する日をある程度予測できるようになった。しかし、残念なことに、そんな日は発生してから2週間は経っており、開翅するのはスレ個体ばかりだった。この日はまだ発生の中期、多くの個体はスレていたが複数の新鮮なトラフシジミも混じっており、独特なメタリック・ブルーを撮影することでき、やっと一区切りついた感じだ。





by otto-N | 2017-06-24 16:36 | Comments(4)

2017.6.10 東京・白金の森 トラフシジミ   2017.6.22 (記)

2017.6.10
晴天の2日目、トラフシジミが出ることを確信して、開園の9時に自然教育園に行く。ポイントでは思ったとおりトラフシジミが次々と路上に舞い降りてきた。路上に下りてくるのは吸水が目的だが、路傍の葉の上でも吸汁する。
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一番好きな葉はヤブマオのようだ。他の葉は乾いているのに水滴状のものでいつも濡れている。もう1つはオオバコの葉。山地の路傍では、アイノとかメスアカミドリがオオバコの葉上で吸汁しているのをよく見ている。
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夏型のトラフシジミは、路上でも葉上でも翅をすぐ翅を開くことがある。しかし、この日は気温が高かったせいか、次から次にやって来ても、なかなか翅を開いてくれなかった。どうせ開かないだろうと思っていたら(2つ前の画像の個体)、突然開いたのであわてた。
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吸汁しながらぐるーっと1回転した後、飛び去った。逆光気味だし、足元ではなかったのでいい色は出なかった。
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トラフのブルーは撮るアングルに依存する。とにかく順光。開翅している時間が短いと輝くアングルに回り込むのが難しい。1コマ目のように、回り込めなければただの暗い色。2コマ目は、やっと開き始めたのに、早足に通行人が通り過ぎたので風圧で飛び去ってしまった。うーん、土曜日はこんなもん。
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突然、葉陰で開いた綺麗な個体。光が斑だったので、完全な日影にしたら飛ばれてしまった。影を作るとダメ?
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11時が過ぎ、路上に下りてくる数が減った。翅を開きそうもないので、15ミリで飛び立ちを狙う。トラフの飛び立ちは3度まで。それ以上繰り返すと飛び去って戻ることはない。それにしてもトラフは速すぎる。フレームに入らないものがほとんどだった。4枚の翅を同時に写し込むなど夢の夢。
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by otto-N | 2017-06-22 16:07 | Comments(2)

2017.6.9 埼玉・ハンノキの森 ミドリシジミ(2)   2017.6.20 (記)

2017.6.9 続き
8時を過ぎても、次から次へとミドリシジミは翅を開いた。
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開いたら出来るだけ前に回り込む。翅が大きく写るように上から撮る。が、何枚撮ったことか。目にピンがきても尾突はピンボケ、なかなか全体にピンが行き渡らなかった。
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少し前から撮ると輝きが増し、上から撮るより細かな傷が目立たない。
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傷の少ない別個体。
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少し上から撮ると、色がブルーからグリーンに変る。
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3コマ目は地味だが好きな構図。4コマ目は飛ばれた時のなんちゃって飛翔。
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横、ないし下から撮るとブルーっぽくなる。
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1コマ目、4コマ目はさらに下から。4枚の翅が別々の色に輝いた。
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この輝きはなぜか凡庸。上から撮ったせいか。あるいは暗かったせいか。
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緑の中に浮かぶ鏡。
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寄り過ぎて尾状突起はピンボケになっていた。テレコンを挟んであると、後ろ方向に引くことはできるが、上方向に引きたくてもできない。
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背伸びして少しだけ引いて撮っていた1枚があったので救われた。背景が抜けているので臨機応変に絞るべきであった。
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O型の♀。2コマ目は数個の靑鱗粉が載っている。
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撮影時間は異なったが、このB型は後から調べるとすべて同一個体。
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B型の靑紋がキラッと輝くアングル。輝くとまるで別個体だ。
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9時を過ぎると見つかる数が減ってきた。背景が煩く、林縁は暗いが、静止撮影にも飽きたので傷のある♂と遊ぶ。15ミリで置きピン30cmは遠かった。一回りトリミングした。
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林縁でミドリシジミがグリーンに輝いた瞬間。
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やはりミドリシジミは飛翔よりは静止がいい。静止は晴れより曇りの日がきれいだ。9時30分、撮影終了。
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by otto-N | 2017-06-20 20:28 | Comments(0)

2016.6.9 埼玉・ハンノキの森 ミドリシジミ(1)   2017.6.18 (記)

2016.6.9
朝早く、ミドリシジミを撮りに行く。天気予報は晴れだというのに、雲がかかりポツンと雨が軽く来た。6時30分、目当ての場所に到着。雨は降ってこなかったかれど、当然薄暗い。実はこんなに早い時間にミドリシジミ撮影に来たことがなく、どういう条件の時、開翅するのか全くわからず不安だった。目を凝らすと叢にチラチラと飛んでいるのが判り、カメラを準備する。翅を閉じた姿を撮影していると、半開翅する個体を見つけたがそこまで。この場所はダメかと思い場所を移ろうとしたとき、別個体が近くに飛んできて開翅した。晴れていないと開かないと思っていたが、曇っていても開くんだ。
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少しずつ空が明るくなり、次々とはいかないまでもミドリシジミがやって来た。葉の上を動き回るものが多く、よく見るとストローを伸ばし何か吸汁をしていた。そして翅を開く。
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曇っているので輝きが薄いかと思ったら、そうでもなかった。
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頭から撮らないと、4枚すべての翅が輝かない。
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アングルによって輝きの色が微妙に変化する。
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空が曇っているので強烈に輝くことはないが、とても奇麗に撮れる気がする。
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♀も現れた。残念ながら右後翅に亀裂。
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こちらは完品。
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時間が経つにつれ、♂が次々とやってきて翅を開く。
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強烈な輝き。
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頭を前に、少し上から撮ると翅がブルーからグリーンに輝くようだ。時刻はそろそろ午前8時。
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(ミドリシジミ(2)に続きます)


by otto-N | 2017-06-18 16:49 | Comments(2)

2017.6.5 神奈川・谷戸の湿地 ウラナミアカシジミ   2017.6.16 (記)

2017.6.5
オオミドリシジミの乱舞が終わった後、ハンノキのある湿地に向かった。ミドリシジミが見つかったとしても翅を開く時間はとっくに過ぎているけれど、たまには開くこともある。暗かったが背景の抜けたいい場所にいた、たぶん羽化直のミドリシジミ。いつ開くかは神のみぞ知る。
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探すともう1頭。しばらく見守ったが開く気配はないので、湿地の奥にはウラナミアカシジミがちらちら見つかった。赤くて大きいので少し飛ぶだけでよく目立つ。時期が遅いのか少しスレていた。
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昼下がりのまったりとしたあまりチョウが飛ばない時間帯。低いコナラにウラナミアカシジミが休んでいた。枝を寄せて無理やり逆光にしたが、逆光度が足りなかった。
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葉陰で休む別個体。これも新鮮だった。
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2017.6.6
高尾山でフジミドリが現れたが、一瞬目の前を通り過ぎるだけ。速くて撮れそうにもなかったので14時で切り上げ、夕刻、埼玉のハンノキ林に行く。16時に着いた早々、足元に飛んできたミズイロオナガシジミ。
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午後4時半、ミドリシジミが樹上を飛んでいるのが見え、今年も卍狂宴が繰り広げられることを期待した。しかし、まだ♂の発生数が少ないのか、思い出したように時々、高い場所で卍飛翔が見られた程度。低い位置まで下りて来ないので、しょーがなく300ミリ、MFで狙う。ピントが合っても色は全く出ないので、ただのシルエットにしか写らない。
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昨年は低い場所にもとまって開翅したけれど、この日は高い所ばかりだった。時間が経つに従い数も増えてきたが、昨年の1/3以下で、飛ばずに葉上に休んでばかりいた。♂の密度が低いので争う必要がないのかもしれない。昨年、目の高さの低い位置にとまった♂は、上部の一等席から追い出された弱い♂かもしれない。それにしても、ミドリシジミの元気がないので6時で引き上げたが、下までおりる卍の撮影チャンスは2度だけで、撮影は失敗。ピントが来ているものもあったが暗すぎてボツ。薄暗くてもいいが何よりも順光に回り込めることが必要。私の機材ではこのポイントはムリだ。最後のコマは、開翅はしなかったが珍しく並んだ2頭の♂。
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by otto-N | 2017-06-16 16:58 | Comments(0)

2017.6.5 神奈川・早朝の雑木林 オオミドリシジミ(2)   2017.6.14 (記)

2017.6.5 続き
8時を過ぎてからも、乱舞は続いた。しかし、相変わらず飛翔は手も足も出ず、静止撮影に専念する。頭を下にしたアングルでの撮影が目的の1つであったが、やっと1カットだけ撮れた。
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これも正面からだが、ちょっと目より上だった。
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もう1つの目的は、嫌いなアオキの葉以外にとまった時の撮影であったが、これは十分かなえられた。今回は山椒の葉に、木漏れ日が長い間当たっていた。
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乱舞後半はお決まりの複数整列日光浴。残念ながら2頭しか撮れなかった。この時は絞りをいつものF6.3からF10と絞り、F13で撮った後に飛び去った。
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真後ろからでは後翅は全く輝かないので、一番輝くアングルを探して撮っていたけれど、そうでなくてもオオミドリは十分きれいだった。
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うまく角度が合うと翅脈が微細に輝き、強烈な鏡面の光反射とは異なった趣のある美しさだった。
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木漏れ日のスポットの位置が刻々と変わり、そこをめがけて降りてくる。そして裏翅を撮る間もないほどすぐ翅を開く。だんだん開いている時間も長くなってきた。ということはそろそろテリハリ時間も終わるころだ。
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繊細で強烈な輝きを最後に1枚。
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9時を過ぎると残りは3~4頭。日の当たる場所はアオキの大きな茂みと少し高い木の上。開翅してはまだバトルを繰り返していた。9時40分、目の前の茂みに来た最後の1頭。翅を開く前を急いで撮った。
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by otto-N | 2017-06-14 16:21 | Comments(0)

2017.6.5 神奈川・早朝の雑木林 オオミドリシジミ(1)   2017.6.12 (記)

2017.6.5
現地に着いたのは6時半。とっくに日は昇っているというのに雑木林の中は薄暗い。年々木の枝が伸び、林床に日の当たる箇所が少なり、その場所も変化しているようだ。日が射しこむまで時間がかかりそうなので、他で暇をつぶそうとしたとき、突然、日が一部に差し込み始めた。あわててカメラを準備し、オオミドリシジミの飛来を待つ。6時50分、1頭目が現れ高い場所にとまるがすぐ姿を消す。次に現れたのは7時5分。近いところで翅を拡げた。ギンギラに日の光を反射する。
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最初からこんな低い場所にくることは珍しいのだが、次も思ってもない場所。こんな細い蔓にとまり、頭を下に向けて開翅することはなかったような気がする。
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何枚か撮っている時、下の葉にもう1頭が開翅した。最初にいたのは飛び去ってしまったが、その後ろに新たな個体(同一個体かもしれないが)。複数の個体が並んでとまるのは、さんざんテリ張り飛翔した後のことだけと思っていたが、いきなりとは意外だった。
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その後は、木のてっぺんで翅を拡げ、他が来たらその後を追い、複数頭が高い梢で絡むといういつもの乱痴気騒ぎ。今年は数が多い。時には5頭が絡む。望遠MFを試みるが、動きが早くてついていけずシルエットさえも撮れずに終わる。木のてっぺんの輝きを撮るのが精一杯だった。
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そのうち、低いところへとまるのも出てきた。最大に輝くアングルを探しながら撮る。眩しすぎて、EVはー3前後。
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基本的に頭を上に向け後翅を下にして開翅する。太陽のほうに頭を向けるとほとんど輝かない。ぎりぎりの輝きを狙う。
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光のスポットが当たる葉上で、悠然と翅を拡げるオオミドリシジミ。背後は真っ暗だ。
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少しだけ前に回り込む。一番輝き、かつ翅表の最大を撮れる位置を探す。
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(オオミドリシジミ(2)に続きます)




by otto-N | 2017-06-12 16:20 | Comments(0)

2017.5.31 東京・白金の森 ミズイロオナガシジミ   2017.6.10 (記)

2017.5.31
自然教育園にゼフが出ているらしい。アカシジミはとっくに終わっているはずで、ウラナミアカシジミとミズイロオナガシジミくらいはいるかもしれない。いるかもしれないというのは、教育園では、ゼフはシーズンに2~3頭見つかると上出来というほど稀。いつも期待していない。

自宅を出てすぐ、キマダラセセリを見つけた。
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場所を変えながらかなり長い間吸蜜していた。少し暗いが背景が素晴らしく、かなりの枚数を撮ってしまった。
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教育園の暗い森の道にはルリシジミが飛んでいた。とまることはないと思っていたら、枯葉の上で突然の開翅。
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池のある湿地帯にはハンノキやヤナギが点在するが、残念ながらミドリシジミはいない。しかし、コムラサキを見かけることがある。この時は3頭が♀を探して飛び回っていた。まるでとまらないので連写したが、空打ちばかりだった。コムラサキは枝の先端ではなく、枝と枝の間に潜り込むように飛び回る。枝先に出て来る瞬間を撮れればピントは合うが、そうはいかない。ちょっと惜しかったのがこの3枚だった。
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11時ころコムラサキがいなくなったので、例年ミズイロオナガシジミが出て来る場所に行くと、笹の葉の上にとまっていた。ずぼらに300ミリで撮る。
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もう1頭すぐ傍にいたが、こちらはすぐ飛ばれてしまった。移動してウラナミアカシジミを探したが見つからず、そこにいたのはルリシジミ♀と、先が意外と尖がっていたウラギンシジミ♂。
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2017.6.1
曇り空に日が射し始めた時、コムラサキが飛んだがそれっきり。湿地にはクサフジが咲き始め、チャバネセセリがいた。集まっていたと書きたいところだが、目を点にして探さないとチョウは見つからない。
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日も射さなくなり、ミズイロオナガシジミのポイントに行くと、ヒメジャノメしかいなかった。
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2017.6.2
朝から晴れ、気温も高い。しかし、今日こそコムラサキはと出かけたものの、どうしたことかコムラサキは1頭も姿を現さなかった。クサフジには産卵のためかルリシジミがまとわりついていた。
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ルリシジミの♀の表翅は、構造色なのか角度によって一瞬濃いブルーに輝く。
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いつもこのくらいピンがくると飛翔撮影は楽しいのだが・・・
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上空でコミスジが2頭、お決まりのカップル飛行。なかなか2頭とも入らず1枚がやっと。太陽の光芒を残り、空を明るくするのに一苦労した。
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ゼフは見つからず、この日に撮ったチョウ。ルリシジミ♀、キマダラセセリ♀、アカボシゴマダラ♀。
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2017.6.8
前日から梅雨入り。曇りかと思ったら日が射し始めたので出かける。トラフシジミが出たらしい。しかし、トラフのポイントに着くとすっかり空は雲。そこにいたのは大きなカメ。いつまでもじっとしていた。
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足元からヒカゲチョウが飛び出し近くの叢にとまる。
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一通り散策路を流し、事務棟のそばにいたヨツスジハナカミキリ。動き回る4つの目のすべてにピントが合うわけがない。甲虫はむずかしい。
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by otto-N | 2017-06-10 16:21 | Comments(0)

2017.5.30 東京・高尾山 ミスジチョウ   2017.6.8 (記)

2017.5.30
高尾山のセッコクの花を見に行くと妻が言う。セッコク?ああケーブル駅に咲いているあの花か。6号路にあるのが自然な形態らしく麓から登るつもりらしい。セッコクの花は見飽きているので登る気はなかったけれど、あのチョウが発生している頃。私はケーブルで登り、妻は6号路から登り、山頂で12:00に待ち合わせることにした。

ケーブル山頂駅にあるセッコクの花。日の当たる部分と日陰になる部分があり結構難しい。もっとも、300ミリ+テレコンのいい加減な撮り方だが。
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すでにフジミドリシジミを撮ろうと6人が集まっていた。知り合いの方も複数。フジミドリは現れる気配もなく、時間切れ。急いで山頂を目指したが、案内に記載されていた時間の半分の25分しかかからなかった。妻はとっくに着いており、1時間しかかからなかったと言う。セッコクは遠いところに咲いていてスマホではよく撮れなかったらしい。山頂から富士山が見えていた。ぼおーっと霞んでいるだけなので、ずぼらに300ミリで一応撮っておいた。デカすぎて左右がなさすぎ、ずん胴の富士だがズームを持ってきていなかったので仕方がない。
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予定としては、ここから城山に登り相模湖駅に下りるつもり。高尾山にはモンキアゲハがとても多い。そこいら中に飛び交っているがまるでとまらない。また、クモガタヒョウモンも飛んでいる。しかし、撮れたのはこれだけ。どちらもいまふたつ。
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城山には1時間で着いた。山頂でビール。昨年、クモガタヒョウモンを撮った場所に寄りたかったが、逆方向。相模湖方面に下る。こちらの登山道には誰もいない。日陰に咲いていたコゴメウツギの花。近くで見るととても可愛い。
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ちょっと変てこな花。後で調べるとウリノキの花と判明。
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これも日陰に咲いていた。名前は判らなかった。
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登山道にはアサギマダラが吸水に下りてきたが、落ち着かず、すぐ暗い林間に消える。
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ちょっと儲けもののミスジチョウ。高尾山には多いけれど、とまることがほとんどない。これも落ち着かなかったが、なんとか撮ることができた。
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一番近づいたところで、飛んでいってしまった。300ミリを肩から吊るしっぱなしも悪くない。ザックに入れていたら撮れなかったと思う。
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国道20号まで下るのは簡単だったが、そこから相模湖駅までが苦痛。カンカン照りの中、40分も国道を歩かなければならなかった。途中、見たことのある景色と思ったら、春にギフを撮りに行く道だった。



2017.6.6
前日、毎日のようにフジミドリを観察を続けられているMさんから、♂が発生したとの連絡が入った。早速、朝から行ってみると、この曇りの少し肌寒い中に先客が1名(ヘムレンさん)。ヘムレンさんとバンヤンさんがピカピカのフジミドリを撮影されたのが、このポイント再開発のきっかけ。当時のお話を伺いながら、電車で偶然一緒になったMさんと3人でフジミドリの見張りにつく。始めは曇り空だったが、薄日が射し始め、昼ころには晴れあがった。しかし、時おり、ミスジチョウとテングチョウが来るだけで、一向にフジが飛んでくる気配はなく、キアシドクガだけが大量に飛び回っていた。あまりにも暇だったので、MFで飛翔撮影の練習(300ミリ+テレコン)。しかし、あんなに遅く飛んでいるのに、ピントを合わせることができず、キアシの足の色は黄色なんだろうかと思いつつも確認することができず、さんざんだった。キアシドクガは幼虫も毒を持っていないらしいが、ふあふあと大量に飛んでいると白い幽霊のようで気色が悪い。翅の色は真っ白にとぶので思い切ってEVを-2.0まで下げた。
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予定があり早めに下山したが、午後2時までにフジミドリが現れたは3回。とまる気配もなく、すぐ目の前を超高速で横切っていった。おそらく、1頭だけが巡回しているのだろうと思うけれど、まだ発生初期なのか、12年周期説が当たっているのか、今後の推移を見るしかない感じだ。





by otto-N | 2017-06-08 11:27 | Comments(2)

2014.5.24 神奈川・まだ半開のイボタ ウラゴマダラシジミ(3)   2017.6.6 (記)

2014.6.24  ウラゴマダラシジミの交尾

午後2時53分、ウラゴマダラシジミが交尾していた。
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そのすぐ近く、少し遠いがウラゴの集団。どうやら、交尾カップルに♂が集まっているようだ。
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交尾カップルがどこにいるのかわからないほど♂が次々と集まり取り囲む。強引に横から突き出すものあり、掴み掛るものあり、飛び去ってもまた集まる。いやはや種の保存競争は厳しい。距離が遠いが100ミリ+テレコンで連写した。以下、トリミングした9ショットを1組にして掲載。似たような画像ばかりが延々とつづくので飛ばして見て下さい。右下の数字は画像番号です。並べるときに順番がわからなくなるので付けました。(画像はいつものようにクリックすると大きくなります)


#1
最初は交尾体を含め計6頭の大騒ぎ。交尾カップルはどこにいるかさえわからない。
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#2
何かのきっかけで一斉に飛び立ち、カップルだけが残される。
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#3
それもつかの間、再び、次々と忍び寄る♂。
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#4
ついに8頭。よく見ると黒化型も混じっている。
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#5
撮るほうもあっけにとられ、ただシャッターを押すだけだった。
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#6
1枚の葉の上に載るチョウの数は、ムラサキツバメの越冬集団並み。
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#7
頭を突っ込み、あるいは腹部を曲げ、カップルに介入しようとする。
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#8
諦めたのか次第に数が減り、一瞬、葉の上に誰もいなくなった。と、思ったその後、葉の上に這い上がった交尾カップル。♂どもに蹴落とされたらしい。
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やれやれ、やっと2匹きりになった。
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というのもつかの間、カップルの間に割り込む隙をうかがう2つの目。
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#9
このあぶれ♂はかなり強引だった。ヤマトシジミのように腹部をぐうーっと曲げて突き出す。しかし、カップルの結束は固かった。そんな攻撃にはびくともしなかった。あぶれ♂が諦めて飛び去った後、やっと安泰。14時54分~15時01分、110ショット。
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1組の交尾体にこれだけの♂が集まったのは、風が強く他の場所では飛ぶことができないため、風の弱いこの場所に♂が集中したためと思う。それにしても、♂の♀探しは大変だ。♀はふだん目につかない場所に隠れているので、飛翔力の強い♂だけが交尾に至り、弱い♂は子孫を残せないということか。飼育ではなく自然状態でのチョウの性比を調べることは難しそうだが、直観的には♀のほうが少ない感じがする。





by otto-N | 2017-06-06 16:18 | Comments(4)