たかがヤマト、されどヤマト

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2017.10.30-11.2 しまなみ海道 (2) しまなみ海道    2017.11.10 (記)

2017.10.31
しまなみ海道を「路線バスの旅」で四国へ抜ける。今治へ一気にバスで行くことができるけれど、瀬戸内海に架かっている橋の1つぐらいは歩いて渡りたい。そのために、ネットで懸命にバス時刻表を調べ、以下の予定となった(調べたのは私ではなく妻です)。
        尾道駅(9:00)尾道バス→向島BS(9:21) 
        向島BS(9:40)しまなみバス→瀬戸田PA(9:57)
           多々羅大橋を徒歩、50分
        大三島BS(11:15)瀬戸内交通→亀山(11:39)
           よしうみ急流船出航(12:30)、50分
        亀山(14:04)瀬戸内交通→松山市駅(15:49)→道後温泉

バスを1本乗り遅れると本数がないので、道後温泉に行きつくことが難しくなる。さて、朝起きてみると部屋は東向き、窓ガラスにレンズをつけ造船所を逆光で撮ってみる。駅に向かう途中、まだこんなポストがあり思わず撮る。千光寺公園にある城は博物館として建てられたもので今は廃墟らしい。バス停の待っていた客は我々を入れて3人。最初の橋は向島との間の「尾道大橋」。はるか沖合には無数の小舟が浮かんでいた。

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最初のバスでは、運転手に向島BSより1つ先の因島大橋で下車したほうがいいと教えてもらい因島大橋を見に行くが、時間が足りず橋のたもとまで行ってすぐ引き返えさざるをえなかった。
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因島大橋から次のバスに乗り生口島南で下車する。1つ前の瀬戸田PAで下車する予定だったが、これも最初の運転手さんに教えてもらった。瀬戸田PAから橋までは相当の距離があり、生口島南でないと大変なところだった。多々羅大橋は全長1480m、2本の柱に支えられている。それにしても、風もなく雲1つない靑空だった。しまなみ海道はサイクリストとの聖地とのこと。しかし、サイクリストより、ウオーキングしている人の多いのが意外だった。天気がいいからなぁ。ほんと、風もなく歩いていて気持ちが良かった。
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大きな支柱の下に「多々羅鳴き龍」の案内板。手を叩くと拍手が残響音として帰ってくる。通行する車で音が聞こえないのでは?でも、橋を通るクルマは少ないのでご心配なく。上を見上げて何枚か撮る。一瞬、目が回る。
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歩き始めてちょうど30分、県境に出た。海の上の県境。
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そこからの瀬戸内海。波1つない。左が今来た生口島(広島県)、右がこれから行く大三島(香川県)。180°の絶景かな(?)。
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やっと船が一隻、眼下を通る。波がいつまでもどこまでも広がっている。この風景、どこかで見たと思ったらエーゲ海だった。
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制限時間は1時間。あまりのんびり歩いてはいられない。バス停が道の駅にあるとは思うのだが位置が不明。案の定、多々羅大橋を渡り終えても下に降りるループ道路がやたらと長い。ループの途中で数頭のヤマトシジミが飛び回っていた。日射がきついせいか翅は少ししか開かないが、急いで撮る。やっと道の駅にたどり着きバス停の位置を訪ねたら、まだ少し先だった。もっと海に寄って橋の写真を撮りたかったが、時間がなく1枚だけ。バス停には地元の方が一人。車窓から風景を色々説明していただいた。橋の上から見えた小さな島は 村上水軍の拠点の島の1つとのこと。海流を熟知していないと近づくこともできなかったとのこと。バスは、高速道の橋を渡ると島の一般道に下り、また高速道の橋を渡ることを繰り返していた。伯方島を過ぎ、大島バス停で下車。激流船の出る道の駅は、この先のゆるい坂を登り下った所にあるはず。来島海峡大橋が見えてきてホッとする。
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来島海峡大橋。道の駅からのパノラマ合成。のどかな場所だ。
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昼食後、「急流船」に乗る。急流?最初は意味が判らなかった。どうやら、島と島との間に潮の満ち干の度に渦を巻いたり、川の流れるように波が立つ場所があるらしい。この日は、あいにく潮が緩く急流とはならなかったが、たしかに可愛いらしい渦が見られた。この場所では船のエンジンを止め、流れに身を任せる。
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対岸は今治。造船所のクレーンは高層ビル建設のクレーンのようだ。巨大な船のすぐ近くまで寄ってくれる。喫水線の下も丸見えグラマラス。
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村上水軍の砦があった島の説明が多かったけれど、連続テレビドラマの舞台だった場所にもほとんど興味はなく、ただただ船の中からの風景を見ているのが楽しかった。橋のはるか彼方に山影を見つけた。四国の山だ。方向からすると石鎚山(標高1982m)山系らしい。
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橋の上を走る3台の車。手前の陸地に見える塔は水路のコントロールタワー(来島海峡海上交通センター)。先日、テレビで放送していた。
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疾走する船から2本の支柱を1画面に入れるのがむずかしく、パノラマ合成狙いでやってみた。1回だけうまくいった。
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来島海峡大橋の全長は4105m。青い海と空と白い橋梁。走る船からシャッターを切り続けた。
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急流ではなかったけれど、「急流船」の50分はとても楽しかった。船着き場に上がり20分歩き、バス停に戻り松山行きのバスに乗る。今度は来島海峡大橋からの瀬戸内海の眺めだったが、何も面白くはない。ただの高速道路。橋を下りてからは今治の一般道に入ったが、市街地を抜けると海岸沿いではなく山路にはいった。バス停の案内を聞いているうち、「道後温泉はこちらが便利です」というアナウンスがあり、松山駅まで行く必要のないことが判った。ラッキーと思って、そのバス停で下りると宿泊予定の旅館はその前。すぐ荷物(ザック2個)を預け、「本館」見物に出かける。もう老朽化して危険なので、近々改築するか立て直すかするはずなので、その前にここの温泉に入っておきたかった。
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建っている場所はビルの谷間、陰陽がきつくてうまく撮れなかった。それに18ミリで入らないほど建物が大きい。温泉に入るのは夕食後として、近くをぶらつくが目ぼしいものはなかった。本館がピカピカになったら風情はなくなるし、今後どうなるのだろう。
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夕食後、本館に行き温泉に入る。歴史を感じさせる石造りの大きな湯船、ちゃんとシャワーもあり(ないと思っていた)、意外にも熱くはない湯温。観光客よりも近所の人が多く、大きな銭湯といった風情。妻は一度来たことがあり、もう一度ゆっくり来てみたいと言っていたのも無理はない。さて、道後で泊ったのは、7部屋しかないこじんまりした「谷屋」。お値打ちの宿でした。


(しまなみ海道(3)に続きます)




by otto-N | 2017-11-10 20:44 | Comments(0)

2017.10.30-11.2 しまなみ海道 (1) 尾道   2017.11.7 (記)

2017.10.30-11.2
新幹線で福山に、そこから在来線で尾道。しまなみ海道は路線バスを乗り継ぎ(一部徒歩のため)愛媛の今治へ抜け、そのまま山中の道を通ると道後温泉。翌日は古い街並みで有名な内子に寄ってから多度津に移動。翌日、松山から岡山へJR、岡山からはJALで帰京した。

2017.10.30
尾道に着いたのは昼ころ。駅前の歩道橋からの眺め。左の山にお城のようなものが見え、目の前には瀬戸内海が迫る。空には雲が多く、気温も低かった。(画像はすべてクリックする大きくなります)
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荷物をホテルに預け、とりあえず駅の裏山(=千光寺公園)に登ってみる。細い路地をあてずっぽうに、上へ上へと歩く。お寺の境内にはツワブキが咲いていた。イチモンジセセリとキタテハ。ツワブキはいつもながら、色がきれいには出ない。空地ではヤマトシジミが飛び回っていた。
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何も調べて来なかったので千光寺がこれほど有名とは知らず。それに尾道自体が林芙美子の放浪記で有名ということも知らなかった。境内を抜けると尾道が一望できる場所に出た。
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山頂には展望台があり、観光客でそこそこ賑わっていた。ほとんどロープウェイで登って来ているようだった。展望台のある広場にテリ張りしていたアカタテハ。着いた時には、何頭かバトルしていたのだが、展望台から下りてみるとこの1頭しかいなかった。
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春は桜が見事と思われる公園内を散策した後、やたらに句碑が多い道を下ると、小さな広場に猫が集まっていた。かわいい子猫もいたが塀の外にはついに出て来なかった。角を曲がると猫の小路という看板もあり尾道の猫は有名らしい。古い三重塔があり天寧寺とあった。狭い路地を通りロープウエイ乗り場の横を抜け、「古寺めぐりコース」の案内標識のままに石畳の路地を歩くが、あまり興味がないし数が多く切りがないので赤い派手な三重塔まで行くことにした。坂を登りたどり着いてみると、境内が広大ではあるけれど人影はほとんどない。西国寺。派手な割には荒れた感じのする寺だった。
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西国寺の石畳を下りJRの線路を抜けると、昔懐かしい景色が続く。至るところに尾道ラーメンが目についたが、中途半端に食べると夕食が入らなくなるので断念した。
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目的もない街歩きはいつも楽しい。寂びれた風景だが、新しい街だとしたら何も面白くはない。我が故郷「雪明りの路」の街から「雪あかりの街」となり今は観光地になってしまったが、少し外れると似たような感じだ。
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道路1本を挟んでの瀬戸内海。対岸は向島らしい。翌日、向島をバスで通り抜けたら、尾道の市街地としてはこの島のほうが大きいと感じた。
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再び街に戻るとアーケード街が続いていた。シャッターが閉まり淋しかったが駅のほうに進むと少し賑やかになる。ベッチャー祭りってどんなんだろう。銭湯は喫茶店風になっていたり、昔の店ってこんなに意匠に富んでいたのかと思うと、どこの街でもそうなんだろうが、とても面白い。時々、変な形の船が通るが、何の船か夕刻になってやっとわかった。対岸を往復する小型フェリー(というより渡し船)だった。ピストンで通学の自転車も通勤のクルマも丸ごと運んでいた。
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海岸の通りからホテルに戻る。もう少しで夕日。
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ホテルに着くとすでに日が沈んでいた。残念ながら空は焼けなかった。
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造船所の上に半月が浮かぶ。
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この日は月曜日。飲食店は定休日が多く目的の店も定休日。良さそうな店に入ったが外れた。しかし、関西のアナゴとカキの天麩羅、その他の魚料理について店主から色々教わった。関西ではアナゴは蒸すのではなく焼いてからたれをつける(ちょっと焦げ臭い)。カキも天麩羅よりフライがいいかなぁ。ホテルに戻ってみると、窓から見える造船所はライトアップされている風。暇つぶしに撮ってみた。(手振れするので何回シャッターを切ったことか)
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(しまなみ海道(2)に続きます)


by otto-N | 2017-11-07 16:50 | Comments(0)

2017.10.27 東京・白金の森 ムラサキシジミ   2017.11.2 (記)

2017.10.27
晴天2日目。港区にある自然教育園にムラサキツバメを探しに行く。例年、10月中旬がここではシーズンであるが、天気が悪く行く機会がなかった。9時過ぎにポイントに着くが、周りの木立が高くなったなったせいか道路にまだ日が射していない。湿地に行ってみると、ルリシジミ♀が1頭だけ弱々しく飛んでいた。
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そろそろ日が射し始める時間と、ポイントに戻るもののムラサキの類はなかなかやって来ない。9時50分、やっと1頭目が出てきたが、翅を開かず飛び去ってしまう。結局、この日は全部で4頭しか姿を現さなかった。翅を開いたのは10時に現れた2頭目の♂だけ。
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いつ見ても、このブルーは強烈だ。
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ムラサキツバメに至っては1頭だけ。葉陰で吸水しやっと姿を現したがこんな場所。翅を拡げてから飛び去ってしまった。
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このポイントではウラギンシジミが高い樹上でテリ張りなのか複数がいつものように飛び回っており、ときどき下にも降りてくる。近くには小鳥が群れているが、赤い木の実が目的でウラギンは無事なようである。
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♀もその20mほど下で木に絡むように舞っており、ときどきとまっては翅を開いていた。2頭いたが、この付近でよく見ることなので、樹上の♂と関連があるのかもしれない。
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11時すぎ、ムラサキを諦め撤収。湿地に寄るとオオニガナにキタテハがいた。
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ムラサキシジミとキタテハ。苦し紛れにただ撮っただけの感。
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門を出て信号待ちしていたら、ウラギンシジミが植え込みで舞っていた。日光浴が目的のようだが飛んでも飛ばせてもすぐ何度も戻って来る。こういう所でよく見るのは♀ばかりのようだ。
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by otto-N | 2017-11-02 16:27 | Comments(2)

2017.10.26 奥多摩・川苔山 ルリタテハ   2017.10.30 (記)

2017.11.26
久しぶりの晴天が2日続くとの予報。奥多摩の川苔山(1363m)に登る。JRで奥多摩駅まで行き西武バス乗り登山口のの川乗橋に着いたのは10時25分(この1つ前のバスは8時台、9時台にはない)。ガイドブックでは全行程6時間半とあるので、山頂には14時必着、JR鳩ノ巣駅に16時半までに下山する予定だった。登りはじめは土砂崩れで不通となっている杉林の中の舗装林道。11時、林道から登山道の分岐(細倉橋)に着く。その分岐点にいたルリタテハ。右翅が日の光りを反射して妙に輝いた。コンクリ道路の上だが、チョウは何もいないと思っていただけに嬉しかった。
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登山道は渓流に沿ってついていた。ときどき橋を渡る。
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橋の上に大きな木が倒れ登山道が塞がれていたが何とか通過する。前日までの雨で水量が多い。紅葉はまだまだだが、思ったより広葉樹が多く気持のいい道が続いていた。
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11時50分、切り立った崖の登山路を登り落差25mの百尋ノ滝に出た。ここまで来る間に無数の滝があったけれど、この滝が立派すぎるので小さな滝はかすんでしまう。
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12時40分、急登と平坦な道を進むと地図にはない分岐点に到着。右に進んだ所、渡渉点があり増水して深いので渡るのを断念し、分岐点まで引き返し左を登った。あと1時間程度だろうという所で、左膝に違和感があったのでサポータを締め少し休んでから登り始めたが、分岐点とおぼしき場所に標識も目印もなく、3回ほど道に迷いタイムロス。どうやら谷の底の脇を登っていくようであるが踏み跡があるかないかの細い道。立派な標識が1本あり登山道であるのを確認はできたが、それから先は斜面一帯がくるぶしくらいしかないが落ち葉で覆われ、踏み跡さえなくなってしまった。踏み跡や目印をさがしても見つからないので、最後の標識まで下ることにした。標識での時刻は13時20分。おそらく、そのまま谷の底を登るといいとは思ったが、膝がおかしいし、ルートが間違っていたら大変なので登ってきた道を引き返すことにした。下り始めてからしばらくすると案の定、左膝が痛みだす。帰りにもう一度百尋の滝に寄ってみると、今度は滝に日が当たっていた。
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15時10分、時々脚が痛むので小休止しながら(少し休むと痛みが引く)なんとか細倉橋に到着。ここまで来ると残りは平らな舗装林道なのでもう大丈夫、1時間あればなんとかなる。バスは16時35分。林道の下の流れは激しい。
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日陰で暗くても思ったより写っていたのは意外だった。暇つぶしに少し撮る。
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杉林の向こうの山。まったく紅葉はしていない。
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木立を撮りながら林道を下る。
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林道は風で吹き飛ばされた枝でいっぱいだった。朝は至る所で水も流れていた。
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16時ころ、バス停に到着。30分以上時間があったので近くをぶらつくと、紅葉したならばすばらしいと思われる絶景ポイントを見つけた。しかし、すでに日が落ちまだ少しだけ明るい空を反射した青い激流を、ISO1600で撮るのが精一杯だった。
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結局、川苔山には登れなかったが、広葉樹が思った以上に残されており(杉と檜の植林は東京オリンピックの記念事業だったらしい)、登山路自体がけっこう楽しかったのでそれほど悔しくはない。ただただ、この2年間の登山中、左膝が痛むことがなかったのでショックであった(1日後には正常に戻ったが)。寒さのせいか?もう1つ、青梅線から真っ白い富士が見えたが、夕刊には初冠雪の写真が載っていた。うーん。





by otto-N | 2017-10-30 18:47 | Comments(0)

2017.10.24 東京・白金の森 アサギマダラ   2017.10.28 (記)

2017.10.24
台風一過の後も強風が吹き荒れたので樹上はカラカラのはず、ムラサキシジミとムラサキツバメが下に降りてくるかもしれないと自然教育園に行く。しかし、空はカラッと晴れずに日射しが足りない。晴れるのを待つことにして先に湿地へ行くと、ヤマトシジミが全開していた。
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オオニガナで吸蜜する♀。ここでももう青い。(ちょっと傷んでいた)
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少し明るくなってきたので、ムラサキのポイントへ行ってみるが全然気配がなく、キタキチョウとヤマトシジミとイチモンジセセリくらいしか飛んでない。
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日射しが弱くなったので湿地のほうに戻っても何もチョウは出て来ない。気温が低すぎる。明るくなってきたので、少しは期待しムラサキのポイントに行くと飛んできた。さっそく路上で吸水。一度翅を開いたがすぐに閉じて吸水を続け、そのまま飛び去ってしまった。これが今季初のムラサキシジミ♂。その後も待っていたが、空が曇ってきたのでここは終了。
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アサギマダラが1頭だけ、残り少ないタイアザミで吸蜜していた。翅はかなり傷んでいた。アサギマダラもここでは今年初めての撮影だった。
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by otto-N | 2017-10-28 10:18 | Comments(0)

2017.10.23 東京・恵比寿 ウラナミシジミ   2017.10.26 (記)

2017.10.23
台風が過ぎ去った朝、空は曇っており風もなかった。10時すぎ、ふと外を見ると晴れてきたので100ミリを持って外に出てみる。しかし、時々、前に進めないほどの凄まじい風。これではチョウは出てこないなと思ったが、いつもの花壇に行ったところ萩に数頭のウラナミシジミが飛び回っていた。♂はおらず擦れた♀ばかりだったが、1頭だけがまだ美形だった。
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擦れてはいるけれど、この1頭は部分的に青く輝いていた。構造色で輝くのは翅の内側だがそれとは位置が違っている気がする。
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冒頭の1頭は時々姿を現したが、角度を変えても青くは輝かなかった。
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強風は相変わらずだったが気温が上がったせいか、集まるチョウが増えてきた。吸蜜源は萩の他は、野生種のノコンギク。顔なじみになった花壇の世話をしている女性に尋ねると、野生種も色々植えているとのこと。確かに、ゲンノショウコも咲いているし(4コマ目)、このキタキチョウはその前にカワラナデシコで吸蜜していた。カタバミも少し残してもらっているし(感謝)、オミナエシの黄色も見事だった。
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そのカタバミで育ったヤマトシジミ。この時期になると、日射しが強くても翅を開いてくれる。やはり低温期型の♂は美しい。(そのうち飽きるとは思いますが)
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青くなった♀がやって来たが、日射しが強く奇麗に撮れなかった。
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今年はここではヒメアカタテハが多い。アカタテハに較べると翅の傷みが少ないのは気がせいか。チョウに風で揺らぐ木漏れ日がかすかに当たる瞬間を待って撮る。いい感じだった。
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午後3時半、いい感じの雲が浮び、左から右(北から南)に流れていく。2画像をつないだが、やはり建物の垂直が変。それぞれ勝手な方向を向いている。撮影位置を工夫する必要がありそうだ。右側の青空と中央のクレーンの上に小さな染み。センサーが汚れているようだ。たまには青空を写さないと気がつかない。数年前、アフリカに行った時、センサーが汚れてしまい、写真に写った無数の斑点をエレメントで消すのに苦労したことがある。ペンタックスのセンサークリーニングキット「O-ICK1」をこの後すぐに購入した。センサーの汚れを棒の先のシリコン樹脂(?)にペタペタと付着させ取り除く方式。簡単で便利で安いです。
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by otto-N | 2017-10-26 16:38 | Comments(0)

2017.10.18 東京・白金の森 (2) ヤマトシジミ   2017.10.23 (記)

2017.10.12
しばらくぶりに晴れたせいか思った以上にチョウが出てきてくれたが、一番うれしかったのはヤマトシジミだった。
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湿地に咲くアキノウナギツカミで翅を開いて吸蜜し、広い葉の上で日向ぼっこを繰り返す。
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夏のちょっと薄汚い灰色がかったブルー(この表現は言い過ぎだが)とは違って、とても美しい。ツバメシジミやミヤマシジミのような単純なブルーではない。翅脈が白く浮き上がり、細かなうぶ毛が白く輝く。
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近くには、少し傷んだ夏っぽい♂がもう1頭いて、時々絡んでいなくなる。しかし、この狭い場所に2頭しかいないので見つけるのは簡単だった。
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ユウガギクにも時々吸蜜する。いつもは道端の雑然とした背景が抜けない場所なので撮影が楽しい。
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この花は地味ではあるが、よく見ると芯はピンクでとても可愛い。
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同じような画像ばかりではありますが、めったにないチャンス。こちらに近づいてくるたびにシャッターを切った。
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ユウガギクで吸蜜する後ろにはアキノウナギツカミ。どちらの花も変な名前だが、このヤマト♂の秋姿にぴったりだ。濃い色の花にはヤマトは負けてしまう。
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by otto-N | 2017-10-23 16:11 | Comments(0)

2017.10.18 東京・白金の森 (1) ルリタテハ   2107.10.21 (記)

2017.10.18
季節はずれの秋雨前線で雨の日ばかりでテニスもできずひきこもり生活が続いていたが、午前中だけは晴れるという。9月から延び延びになっている所へ遠出することも考えたが8月に撮っているので、結局は雨上がりで期待はできないが近場のムラサキツバメを見に行くことにした。

空は晴れ上がっていても気温は低いのでムラツ日和だけれど路上は乾いておらず、これではムラツは出て来ないとすぐ諦め池の畔に移動する。ミゾソバはすでに終わりかけていたが、これと良く似たアキノウナギツカミの中に、ピンクのツリフネ、ユウガギクが雑然と咲いていた。ここでの撮影はロープ内へ踏み込めないので300ミリが基本。路上に下りてきたこのウラギンシジミは近すぎて撮るのに苦労した。
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まだ気温が上がっていないので飛ぶ速度が遅かったが、花にまとわりつくウラナミシジミはピンを外す。小さな花が散りばめられた背景はシジミチョウによく似合う。
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この湿地でもたまにムラサキツバメを見るが、やっと1頭出てきた。翅の隙間から紫色が見え、♂。しかし、翅を開くこともなく飛び去る。新品のキタテハは茂みから出てこず。オオウラギンスジヒョウモンは数日前から産卵行動のとのこと。藪の中に潜り込み全身をなかなか現さなかった。裏翅は我慢の末、置きピン飛翔を狙ってやっと撮る。
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ここではベニシジミは貴重品。ウナギツカミで吸蜜しその間を飛び回っている。翅の付け根が少しだけ虹色に輝いていた。
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しかし、吸蜜する花を変え、どんどん通路から離れて行った。
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この湿地にはオオニガナが咲いており、セセリ(なぜかイチモンジよりチャバネが多かった)とキタキチョウ(なぜか♀ばかり)が吸蜜に余念がない。アカタテハは飛び立たせ撮り。
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秋の湿地の花と秋のチョウ。透明感のある黄色が美しいオオニガナにキタテハがくるのを待っていたのだが、かなり傷んでいた。
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突然、ルリタテハがやって来た。とても新鮮。そういえば、近くのシオデで幼虫が育っていた。パタパタする翅の開いたところを撮るのは意外と難しい。
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アサギマダラが産卵しに来ているとのこと。行ってみたらキジョランの陰からふわりと飛び立ち、頭上にとまったきり動かなくなってしまった。今年もここで幼虫が冬を越すかもしれない。



by otto-N | 2017-10-21 10:08 | Comments(0)

2017.10.12 東京・恵比寿 アオスジアゲハ   2017.10.18 (記)

2017.10.12
10月に入ったにもかかわらず晴れて暑い日が続く。21ミリだけを持って近所を散歩する。ヤマトシジミは傷んだ個体ばかりなので撮る気も起らず、いつもの場所に行くと、花壇の小さな菊(ノコンギク)にアオスジアゲハが来ていた。一面の花を背景に飛んでいる所を狙うが、花との距離が近すぎチョウが目立たなくなってしまう。
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このくらい花と離れるといい感じになる。
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アオスジアゲハは近寄るだけで逃げてしまう。撮ることができたのは、ちょっと鈍感な個体だけ。置きピン30~40cmでも後ろ姿が精一杯だった。また、この距離では自分の日陰になることが多く、シャッターを切るタイミングを逸してばかりいた。10月に入ると思った以上に、昼でも太陽が低い。
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もう少し翅が広く写って欲しかったが、こればっかりは運まかせ。
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ウラナミシジミとヤマトシジミが1ヵ所しかない萩に集まっていた。たくさんあるよりチョウが集中する。ときどき3つ巴になって絡むが片割れしか撮れなかった。
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もう1つの狙いは♀の表翅の構造色。ブルーがいい感じに写っていたけれど、チョウの位置が下端。しかたがなく大きくトリミングした。
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11時半をすぎ、引き揚げようとした時、目の前にホバリングする小さなムシ。咄嗟に25cmに距離リングを回す。
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ピントが合っているかどうかわからなかったが連写し続けた。さながら空飛ぶクリオネ。
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最後に正面顔をどアップで。しかし、大きさは数ミリ、ちょっと苦しい。
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葉の上にとまったので、AFに切り替え撮影。後で調べてみると、どうやらウリハムシの類らしい。
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by otto-N | 2017-10-18 16:51 | Comments(0)

2017.10.4-5 群馬県・白毛門  (3) 白毛門山頂   2017.10.16 (記)

2017.10.5 (続き)
山頂から笠ヶ岳の方へ続く道を少し下りると、素晴らしい景色が待っていた。
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笠ヶ岳と朝日岳の姿は少し近づくだけでほとんど変わらない。しかし、紅葉は少し近づくだけでたまらなく美しい。ここからは、パノラマ合成ではなく、切り撮ることに専念した。
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赤と黄と緑。それに青空が加わる。逆光では写らないかと思っていたが意外と撮れていた。
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標高1500mの紅葉はさすがに違う。鮮やかすぎる。
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どこを切り撮ってもいいほどの赤と黄と緑だった。
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まだ先まで行きたかったけれど帰りのことを考えると落ち着かず、12時20分に下山開始。谷川岳はすっかり日陰になってしまった。山頂直下のガレ場、松ノ木沢頭の下の鎖場、そして根の絡む急な道を慎重に下りる。朝、谷川岳を撮った場所でトマにかかる雲を撮る。登山口に着いたのは15時。
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P.S.
登山の時もペンタックスK-3を持って行く。コンデジだと液晶が老眼で見えないのだ(スマホも)。レンズは18-135ミリズーム。テレ端は100マクロとはいかないが、花やシジミチョウも接写できる。風景は、山岳写真を撮るわけではないし、広すぎて1枚に収まらないのでパノラマ合成を多用しているが、これがけっこう大変。18ミリで撮った場合、写真をつなぐと端が歪んでいるので24ミリ程度で撮っているけれど、写る幅が狭い分、必要枚数が増えてしまう。それよりも、水平を保つのが難しい。2~3枚ならともかく、180°を合成しようとした場合、6枚にもなるので、右上がりになったり右下がりになったりするので、その分、合成画像が細くなる(いつも左から撮っていく)。足場が平らだとまだいいが、傾いているとなかなか水平がとれない。水平だけではなく画角も問題。ビル群を撮影する時は垂直方向がばらばらになる。1回だと失敗することが多いので、これはと思った時は1セット以上撮っておく。傾いた画像は水平補正してから合成する。露出は、以前にはマニュアルで行っていたが、今は絞り優先。合成する前に明るさを補正する。合成ソフトはフォトショップ・エレメント。手動でつないでいるが、とてもよくできており、山の場合、合成時に多少の歪みがあっても、色調ともども画像をうまくつないでくれる。もちろん、明らかにダメな場合もある。と、書くのは簡単なのですが、問題はPCの能力がないので、1枚仕上げるのにかなり時間がかかる。そして、エキサイトブログの場合、1画像500Kbなので、可能なかぎりギリギリまで縮小する必要。パノラマ合成は、ブログ用の遊びの画像であるけれど、プロの写真家がスカイツリーの建設の過程をパノラマ合成で表現した幅数メートルの精緻な大写真(壁一面)を東京都写真美術館で見たことがある。もっとも、この場合は、大型カメラを予め轢いたレールの上を少しずつ移動して撮ったものだと思うが、パノラマ合成が認知されたようで嬉しかった。パノラマ合成のチョウ画像は、もちろん静止に限るが、中焦点レンズでチョウを撮っておき、それから左右にカメラを移動すると原理的には可能だが、被写体に近いので画角が変わるし、風で繫ぎ目の葉が動いてもダメなのでむずかしいだろうなぁ。最後に、チョウの写真が1枚もないのもなんなので、その代わりムシを1枚。
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by otto-N | 2017-10-16 10:24 | Comments(0)