たかがヤマト、されどヤマト

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2017.6.5 神奈川・早朝の雑木林 オオミドリシジミ(2)   2017.6.14 (記)

2017.6.5 続き
8時を過ぎてからも、乱舞は続いた。しかし、相変わらず飛翔は手も足も出ず、静止撮影に専念する。頭を下にしたアングルでの撮影が目的の1つであったが、やっと1カットだけ撮れた。
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これも正面からだが、ちょっと目より上だった。
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もう1つの目的は、嫌いなアオキの葉以外にとまった時の撮影であったが、これは十分かなえられた。今回は山椒の葉に、木漏れ日が長い間当たっていた。
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乱舞後半はお決まりの複数整列日光浴。残念ながら2頭しか撮れなかった。この時は絞りをいつものF6.3からF10と絞り、F13で撮った後に飛び去った。
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真後ろからでは後翅は全く輝かないので、一番輝くアングルを探して撮っていたけれど、そうでなくてもオオミドリは十分きれいだった。
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うまく角度が合うと翅脈が微細に輝き、強烈な鏡面の光反射とは異なった趣のある美しさだった。
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木漏れ日のスポットの位置が刻々と変わり、そこをめがけて降りてくる。そして裏翅を撮る間もないほどすぐ翅を開く。だんだん開いている時間も長くなってきた。ということはそろそろテリハリ時間も終わるころだ。
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繊細で強烈な輝きを最後に1枚。
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9時を過ぎると残りは3~4頭。日の当たる場所はアオキの大きな茂みと少し高い木の上。開翅してはまだバトルを繰り返していた。9時40分、目の前の茂みに来た最後の1頭。翅を開く前を急いで撮った。
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by otto-N | 2017-06-14 16:21 | Comments(0)

2017.6.5 神奈川・早朝の雑木林 オオミドリシジミ(1)   2017.6.12 (記)

2017.6.5
現地に着いたのは6時半。とっくに日は昇っているというのに雑木林の中は薄暗い。年々木の枝が伸び、林床に日の当たる箇所が少なり、その場所も変化しているようだ。日が射しこむまで時間がかかりそうなので、他で暇をつぶそうとしたとき、突然、日が一部に差し込み始めた。あわててカメラを準備し、オオミドリシジミの飛来を待つ。6時50分、1頭目が現れ高い場所にとまるがすぐ姿を消す。次に現れたのは7時5分。近いところで翅を拡げた。ギンギラに日の光を反射する。
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最初からこんな低い場所にくることは珍しいのだが、次も思ってもない場所。こんな細い蔓にとまり、頭を下に向けて開翅することはなかったような気がする。
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何枚か撮っている時、下の葉にもう1頭が開翅した。最初にいたのは飛び去ってしまったが、その後ろに新たな個体(同一個体かもしれないが)。複数の個体が並んでとまるのは、さんざんテリ張り飛翔した後のことだけと思っていたが、いきなりとは意外だった。
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その後は、木のてっぺんで翅を拡げ、他が来たらその後を追い、複数頭が高い梢で絡むといういつもの乱痴気騒ぎ。今年は数が多い。時には5頭が絡む。望遠MFを試みるが、動きが早くてついていけずシルエットさえも撮れずに終わる。木のてっぺんの輝きを撮るのが精一杯だった。
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そのうち、低いところへとまるのも出てきた。最大に輝くアングルを探しながら撮る。眩しすぎて、EVはー3前後。
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基本的に頭を上に向け後翅を下にして開翅する。太陽のほうに頭を向けるとほとんど輝かない。ぎりぎりの輝きを狙う。
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光のスポットが当たる葉上で、悠然と翅を拡げるオオミドリシジミ。背後は真っ暗だ。
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少しだけ前に回り込む。一番輝き、かつ翅表の最大を撮れる位置を探す。
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(オオミドリシジミ(2)に続きます)




by otto-N | 2017-06-12 16:20 | Comments(0)

2017.5.31 東京・白金の森 ミズイロオナガシジミ   2017.6.10 (記)

2017.5.31
自然教育園にゼフが出ているらしい。アカシジミはとっくに終わっているはずで、ウラナミアカシジミとミズイロオナガシジミくらいはいるかもしれない。いるかもしれないというのは、教育園では、ゼフはシーズンに2~3頭見つかると上出来というほど稀。いつも期待していない。

自宅を出てすぐ、キマダラセセリを見つけた。
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場所を変えながらかなり長い間吸蜜していた。少し暗いが背景が素晴らしく、かなりの枚数を撮ってしまった。
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教育園の暗い森の道にはルリシジミが飛んでいた。とまることはないと思っていたら、枯葉の上で突然の開翅。
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池のある湿地帯にはハンノキやヤナギが点在するが、残念ながらミドリシジミはいない。しかし、コムラサキを見かけることがある。この時は3頭が♀を探して飛び回っていた。まるでとまらないので連写したが、空打ちばかりだった。コムラサキは枝の先端ではなく、枝と枝の間に潜り込むように飛び回る。枝先に出て来る瞬間を撮れればピントは合うが、そうはいかない。ちょっと惜しかったのがこの3枚だった。
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11時ころコムラサキがいなくなったので、例年ミズイロオナガシジミが出て来る場所に行くと、笹の葉の上にとまっていた。ずぼらに300ミリで撮る。
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もう1頭すぐ傍にいたが、こちらはすぐ飛ばれてしまった。移動してウラナミアカシジミを探したが見つからず、そこにいたのはルリシジミ♀と、先が意外と尖がっていたウラギンシジミ♂。
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2017.6.1
曇り空に日が射し始めた時、コムラサキが飛んだがそれっきり。湿地にはクサフジが咲き始め、チャバネセセリがいた。集まっていたと書きたいところだが、目を点にして探さないとチョウは見つからない。
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日も射さなくなり、ミズイロオナガシジミのポイントに行くと、ヒメジャノメしかいなかった。
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2017.6.2
朝から晴れ、気温も高い。しかし、今日こそコムラサキはと出かけたものの、どうしたことかコムラサキは1頭も姿を現さなかった。クサフジには産卵のためかルリシジミがまとわりついていた。
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ルリシジミの♀の表翅は、構造色なのか角度によって一瞬濃いブルーに輝く。
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いつもこのくらいピンがくると飛翔撮影は楽しいのだが・・・
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上空でコミスジが2頭、お決まりのカップル飛行。なかなか2頭とも入らず1枚がやっと。太陽の光芒を残り、空を明るくするのに一苦労した。
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ゼフは見つからず、この日に撮ったチョウ。ルリシジミ♀、キマダラセセリ♀、アカボシゴマダラ♀。
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2017.6.8
前日から梅雨入り。曇りかと思ったら日が射し始めたので出かける。トラフシジミが出たらしい。しかし、トラフのポイントに着くとすっかり空は雲。そこにいたのは大きなカメ。いつまでもじっとしていた。
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足元からヒカゲチョウが飛び出し近くの叢にとまる。
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一通り散策路を流し、事務棟のそばにいたヨツスジハナカミキリ。動き回る4つの目のすべてにピントが合うわけがない。甲虫はむずかしい。
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by otto-N | 2017-06-10 16:21 | Comments(0)

2017.5.30 東京・高尾山 ミスジチョウ   2017.6.8 (記)

2017.5.30
高尾山のセッコクの花を見に行くと妻が言う。セッコク?ああケーブル駅に咲いているあの花か。6号路にあるのが自然な形態らしく麓から登るつもりらしい。セッコクの花は見飽きているので登る気はなかったけれど、あのチョウが発生している頃。私はケーブルで登り、妻は6号路から登り、山頂で12:00に待ち合わせることにした。

ケーブル山頂駅にあるセッコクの花。日の当たる部分と日陰になる部分があり結構難しい。もっとも、300ミリ+テレコンのいい加減な撮り方だが。
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すでにフジミドリシジミを撮ろうと6人が集まっていた。知り合いの方も複数。フジミドリは現れる気配もなく、時間切れ。急いで山頂を目指したが、案内に記載されていた時間の半分の25分しかかからなかった。妻はとっくに着いており、1時間しかかからなかったと言う。セッコクは遠いところに咲いていてスマホではよく撮れなかったらしい。山頂から富士山が見えていた。ぼおーっと霞んでいるだけなので、ずぼらに300ミリで一応撮っておいた。デカすぎて左右がなさすぎ、ずん胴の富士だがズームを持ってきていなかったので仕方がない。
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予定としては、ここから城山に登り相模湖駅に下りるつもり。高尾山にはモンキアゲハがとても多い。そこいら中に飛び交っているがまるでとまらない。また、クモガタヒョウモンも飛んでいる。しかし、撮れたのはこれだけ。どちらもいまふたつ。
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城山には1時間で着いた。山頂でビール。昨年、クモガタヒョウモンを撮った場所に寄りたかったが、逆方向。相模湖方面に下る。こちらの登山道には誰もいない。日陰に咲いていたコゴメウツギの花。近くで見るととても可愛い。
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ちょっと変てこな花。後で調べるとウリノキの花と判明。
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これも日陰に咲いていた。名前は判らなかった。
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登山道にはアサギマダラが吸水に下りてきたが、落ち着かず、すぐ暗い林間に消える。
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ちょっと儲けもののミスジチョウ。高尾山には多いけれど、とまることがほとんどない。これも落ち着かなかったが、なんとか撮ることができた。
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一番近づいたところで、飛んでいってしまった。300ミリを肩から吊るしっぱなしも悪くない。ザックに入れていたら撮れなかったと思う。
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国道20号まで下るのは簡単だったが、そこから相模湖駅までが苦痛。カンカン照りの中、40分も国道を歩かなければならなかった。途中、見たことのある景色と思ったら、春にギフを撮りに行く道だった。



2017.6.6
前日、毎日のようにフジミドリを観察を続けられているMさんから、♂が発生したとの連絡が入った。早速、朝から行ってみると、この曇りの少し肌寒い中に先客が1名(ヘムレンさん)。ヘムレンさんとバンヤンさんがピカピカのフジミドリを撮影されたのが、このポイント再開発のきっかけ。当時のお話を伺いながら、電車で偶然一緒になったMさんと3人でフジミドリの見張りにつく。始めは曇り空だったが、薄日が射し始め、昼ころには晴れあがった。しかし、時おり、ミスジチョウとテングチョウが来るだけで、一向にフジが飛んでくる気配はなく、キアシドクガだけが大量に飛び回っていた。あまりにも暇だったので、MFで飛翔撮影の練習(300ミリ+テレコン)。しかし、あんなに遅く飛んでいるのに、ピントを合わせることができず、キアシの足の色は黄色なんだろうかと思いつつも確認することができず、さんざんだった。キアシドクガは幼虫も毒を持っていないらしいが、ふあふあと大量に飛んでいると白い幽霊のようで気色が悪い。翅の色は真っ白にとぶので思い切ってEVを-2.0まで下げた。
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予定があり早めに下山したが、午後2時までにフジミドリが現れたは3回。とまる気配もなく、すぐ目の前を超高速で横切っていった。おそらく、1頭だけが巡回しているのだろうと思うけれど、まだ発生初期なのか、12年周期説が当たっているのか、今後の推移を見るしかない感じだ。





by otto-N | 2017-06-08 11:27 | Comments(2)

2014.5.24 神奈川・まだ半開のイボタ ウラゴマダラシジミ(3)   2017.6.6 (記)

2014.6.24  ウラゴマダラシジミの交尾

午後2時53分、ウラゴマダラシジミが交尾していた。
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そのすぐ近く、少し遠いがウラゴの集団。どうやら、交尾カップルに♂が集まっているようだ。
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交尾カップルがどこにいるのかわからないほど♂が次々と集まり取り囲む。強引に横から突き出すものあり、掴み掛るものあり、飛び去ってもまた集まる。いやはや種の保存競争は厳しい。距離が遠いが100ミリ+テレコンで連写した。以下、トリミングした9ショットを1組にして掲載。似たような画像ばかりが延々とつづくので飛ばして見て下さい。右下の数字は画像番号です。並べるときに順番がわからなくなるので付けました。(画像はいつものようにクリックすると大きくなります)


#1
最初は交尾体を含め計6頭の大騒ぎ。交尾カップルはどこにいるかさえわからない。
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#2
何かのきっかけで一斉に飛び立ち、カップルだけが残される。
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#3
それもつかの間、再び、次々と忍び寄る♂。
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#4
ついに8頭。よく見ると黒化型も混じっている。
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#5
撮るほうもあっけにとられ、ただシャッターを押すだけだった。
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#6
1枚の葉の上に載るチョウの数は、ムラサキツバメの越冬集団並み。
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#7
頭を突っ込み、あるいは腹部を曲げ、カップルに介入しようとする。
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#8
諦めたのか次第に数が減り、一瞬、葉の上に誰もいなくなった。と、思ったその後、葉の上に這い上がった交尾カップル。♂どもに蹴落とされたらしい。
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やれやれ、やっと2匹きりになった。
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というのもつかの間、カップルの間に割り込む隙をうかがう2つの目。
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#9
このあぶれ♂はかなり強引だった。ヤマトシジミのように腹部をぐうーっと曲げて突き出す。しかし、カップルの結束は固かった。そんな攻撃にはびくともしなかった。あぶれ♂が諦めて飛び去った後、やっと安泰。14時54分~15時01分、110ショット。
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1組の交尾体にこれだけの♂が集まったのは、風が強く他の場所では飛ぶことができないため、風の弱いこの場所に♂が集中したためと思う。それにしても、♂の♀探しは大変だ。♀はふだん目につかない場所に隠れているので、飛翔力の強い♂だけが交尾に至り、弱い♂は子孫を残せないということか。飼育ではなく自然状態でのチョウの性比を調べることは難しそうだが、直観的には♀のほうが少ない感じがする。





by otto-N | 2017-06-06 16:18 | Comments(4)

2017.5.24 神奈川・まだ半開のイボタ ウラゴマダラシジミ(2)   2017.6.4 (記)

2014.5.24 続き
午後になっても完全には晴れないせいか、ウラゴマダラシジミは活動していた。風は相変わらず強い。とまって休むものは少なく、飛翔撮影に専念したが、あれだけ撮ったのにろくなものがなかった。
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羽化直の♀がふあふあと飛び出したのだが、風にあおられ飛び方が不安定だった。というせいではないけれど、ピンがちょっと情けない。前翅の白紋がやけに目立つ。そして白とびする。
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木の下の鳥の糞は相変わらず人気があった。♂の回遊コースの上、風がない場所だ。上2コマと下2コマとも黒いタイプだが、撮影時刻が違うし、翅のキズも違う。
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鳥の糞、泡吹き虫の他、蜘蛛の巣にも♀と間違えやって来る。
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翅をピンと4枚立っていたが、スレていた。
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午後一番に撮れた新鮮な♂。
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♀が開く場合は新鮮な個体が多い。羽化直後に翅を乾かすためなのだろうか。日陰でひっそり翅を開いていた。
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翅のキズから同一個体。
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ますます風が強くなり、吹き飛ばされまいとして懸命に蔓につかまる♀。けなげで可愛かった。これも正常型。探していた黒化型の♀は、♂はたくさんいたのに、結局、見ることもできなかった。
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午後3時を過ぎると飛び回る♂の数が増えてきた。中には疲れたのか一休みする個体も出て来る。ただ、半分しか開かない。午後4時30分、風もますます強くなり飛ぶ数も減ったので撤収。同じ場所に10時間半もいたことになる。
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(ウラゴマダラシジミはもう1回掲載します)



by otto-N | 2017-06-04 18:38 | Comments(2)

2017.5.24 神奈川・まだ半開のイボタ ウラゴマダラシジミ(1)   2017.6.2 (記)

2017.5.24
一番近い街に前泊し、朝からウラゴマダラシジミを撮りに行く。天気予報どおり薄曇りの絶好のウラゴ日和。6時に現地に着くと、早速、薄暗い足元に♂がフラフラと下りてきて翅を開いた。その次も少し翅が傷んでいたけれどすぐ全開。朝早いとほんとうに開くのだ。ウラゴの♂は朝開く。日が当たる場所にもとまるが、ほとんどは薄暗い茂みの中だった。ただ、全開は最初だけ、時間が経ち気温が上がると半開までがほとんどだった。
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7時をすぎると♀を求めて飛翔速度も速くなった。それでも、鳥の糞や泡吹き虫の泡を♀と間違えるのかその近くでとまり、半開翅することも多い。
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静止ばかりでなく飛翔も撮った。この日も風が強く、♂が飛ぶのは風が弱い藪の中。この鳥の糞には入れ替わり立ち代わり次々と♂がやって来た。
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風は前日ほど強くはなかったが、表通りはさすがに強風でほとんど♂は飛んでいない。それでも、大きな木は風が弱く、そこにあった鳥の糞は集客力が抜群だった。ただし、暗すぎ。しかも、蚊の棲家。飛んで来た時だけ、藪に潜り込み連写したがボコボコに刺されてしまった。
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♂にとってあくまで本命は♀。ホバリングしていると思ったら♀がいたということが多かった。
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21ミリでの置きピン距離はヤマトシジミの時と同じ26cm。小さなヤマトシジミと違い、チョウが大きく写りすぎた。まあ、撮るべき背景がないのでこれはこれでいいのかもしれない。
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同じような構図。陰と陽。
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この日のベスト構図。しかし、うーん、翅が傷んでいた。
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まだ半開のイボタの花。もうスレてしまったウラゴマダラシジミの♂。
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♀は新鮮だった。
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8時を過ぎると数が激減した。そんな中に♀が1頭。こんな細い先端で開くとは珍しいと思う。風で揺れ揺れ。
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♂が全開したのは6時から6時半。それからは開く個体は少なかった。この黒い個体は何度も糞にやって来た。そして時々翅を開いた。
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いい場所にとまって開いたと思ったら、翅の傷から同一個体だった。
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無傷のノーマルの♂がやっと撮れた。こっちのほうが綺麗だ。
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11時58分。♂だと思うのだが・・・・
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(午後の部に続きます)


by otto-N | 2017-06-02 16:20 | Comments(2)

2017.5.23 神奈川・まだ半開のイボタ ウラゴマダラシジミ    2017.5.30 (記)

2017.5.23
そろそろイボタの花が咲く頃。ウラゴマダラシジミを見に行く。晴れて気温も高いので昼には活動していないはずと午後2時ころ現地到着。満開だろうと思ったイボタはまだ半分も咲いていなかった。風が強いせいかウラゴマダラシジミがは飛び出していい時間なのにまるで飛んでいない。風で流されて飛ぶことができないのかもしれないが、今年は不作かと思い始めた午後3時、両脇が藪になっている風当たりの弱い場所にやっと飛んできた。数が少ない割には裏翅が傷んでおり、きれいな個体を選んで撮る。
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飛んできてもなかなかとまらない。広角で飛翔を狙うが、風にあおられ動きの予想がつかず、歯が立たなかった。
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風当たりの弱いこの場所のイボタは藪の中に隠れてしまっているので、背景がイボタという構図はムリ。アワフキムシや鳥の糞に絡んでくる♂しか撮れなかった。ただ、こういう場所は真っ暗。写してもムダかもしれないと思いつつも連写する。とまらないので仕方がない。
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このアワフキムシの泡にはよくやって来た。しかし真っ暗。ソフトで増感しても粗くなるだけだった。
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次々とやって来る♂。その中に黒いタイプの個体もいた(3、4コマ目)。
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偶然明るいところに出て来てくれれば、という期待を込めて撮っていたのだが・・・
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ジャスピンだったが暗かった。
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気がつくと近くにとまっている、ということが多かった。日陰がほとんどだが、日向にもとまる。
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♂の開翅がやっと撮れた。ただ、前翅の白い部分が少なくなにか違和感を感じた。よく見ると、後翅の靑面積が狭く黒い縁取りもあいまいだった。
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後翅表がほとんど黒いタイプ。突然、目の前で開翅した。近すぎるし、残念ながら日が当たる場所との境目だった。
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この日のハイライト。羽化直とおぼしき♀の開翅。遠くからでもブルーがよく目立った。
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風にあおられときどき翅を閉じかけるが、長い間開いてくれた。最後は♂に見つかり飛んでいってしまう。
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その後は全開する個体は見つからず。左後翅が壊れた♂の半開翅が精一杯だった。
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サトキマダラヒカゲが飛び始め、午後5時、パタッと飛んでいる♂がいなくなった。空はまだ明るく、舞い終わるには少し早い気がするが、風が強すぎたせいかもしれない。
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by otto-N | 2017-05-30 16:20 | Comments(0)

2017.5.21 東京・恵比寿 アサギマダラ   2017.5.28 (記)

2017.5.21
暑すぎた日曜日。出かける前にアオスジアゲハの様子を見に行くが、やはり早い時間だと(9時ころ)、ほとんどいない。♀を探しているのだろうか、1頭が全く吸蜜する気配もなくセンダンの木の上を飛び回っているだけだった。帰ろうとしたとき、下のほうで何やら動くものがあり、木の向こうへ行ってしまった。色からしてアサギマダラ? 急いで道路側に下りて探すといた。しかし、葉の間からしか見えない位置。少し飛んでとまった時にやっと撮ることができた。♂だった。この時期にアサギマダラを見るのは滅多にない。ひょっとしたら、自然教育園で羽化した個体?ここから自然教育園まで直線距離で500mほど。ありえない話ではない。
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アサギマダラが飛び去って、代わりに足元に飛んできたヤマトシジミ♀。連休過ぎから少しずつ見るようになってきた。センダンで吸蜜していたアゲハチョウ。
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2017.5.22
朝からドピーカン。青空の元で撮りたいと思っていた。しかし、午前中は数が少ない。時おりもう1頭と絡むけれど、1頭が木の上や枝の間を舐めるように飛び回っているだけだった。それと♂らしいアカボシゴマダラがタテハチョウらしい飛び方で木々の間を往復するが、飛翔は何度やっても撮れず。そんな時、大型のアカボシゴマダラが産卵のために現れた。点在するエノキの幼木の中に潜り込んではふあふわと飛び回る。が、これも飛翔は撮れず。
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道路の脇の暗い場所にとまったので撮っていたら、偶然車が通りかかった。
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11時すぎ、アオスジアゲハはやっと数を増したが、あまりにも逆光。日陰部分では真っ暗くしか写らなかった。
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午後1時から再出動。アオスジアゲハは数を増していた。やはり、青空だと気持ちがいい。
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青空で絡む姿。
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時には3~4頭。でも、全部はなかなか入らない。ピンボケも多数。
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木の中だとアオスジアゲハは目立たず、
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花から離れ、背景が暗い場所でなければ、チョウが引き立たなかった。
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ちょっと距離が遠いが、暗い中にアオスジが逆光で透ける瞬間はとてもいい。
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1頭の飛び立ちを狙っていたら2頭が寄ってきた。最初のは♀だったらしい。この間1秒足らず。
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結局、晴れると色は出るが、光の当たる部分と当たらない部分の落差が大きい。
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センダンの花は薫りがなかったように思う。ざあーっと調べてみると、「栴檀は双葉より芳し」の栴檀は白檀のことらしい。それにしても不覚。徒歩3分の場所に22年間も住んでいたのに、アオスジアゲハの集まる木があるとは知らなかった。
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by otto-N | 2017-05-28 16:10 | Comments(4)

2017.5.19 東京都・奥多摩 三ツドッケ シロヤシオ   2017.5.27 (記)

2017.5.19
これまでシロヤシオを見に山に登ったけれど、時期を逸してばかりいた。今回は、奥多摩に行くという提案。奥多摩でもいいのか、楽勝と思って出かけた。駐車場も狭そうだし、高速を下りてからも距離が長いので、JRとバスを乗り継いで東日原というバス停から、三ツドッケ(天目山:1576m)に登る。ドッケというのは「尖った峰」とのことらしい。先日登った三頭山もこれに近い。

10時40分、登り始める。登山口の標高は620m。いきなり杉林の急登。登り切ると、右に杉林、左に広葉樹林の境目に登山道が延々と続いていた。暗い登山道の左に浮かび上がる広葉樹の新緑がとても美しい。
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そこを過ぎると今度はヨコスズ尾根という気持ちのよい平らな尾根道が続く。その上部にシロヤシオが咲いているはずだが一向に現れない。ミツバツツジもまばらだ。上から下りて来たグループに尋ねると、今年は不作、全然咲いてないとのこと。それでも、やっとちょこっと咲いているシロヤシオを見つけた。たった2株。暗い中での逆光。
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少し日の当たる尾根筋でミヤマセセリが2頭絡んで飛び去ったので、しばらく待ったが戻ってこなかった。シロヤシオが見つからないまま、13時ころ、標高1440mの一杯水避難小屋に到着。このころには空が曇っていた。登ってもしかたがないと思いながら、残り20分の辛抱だからと登り始めると、左手にシロヤシオが咲いていた。ほんの少しだけれど、先ほどよりはいい。
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13時30分、頂上到着。ここは奥深いことは奥深いけれど、たいした眺めではないし、この山頂だけに日が射していないのでヒオドシチョウも飛んでいない。そそくさと下山。
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登っている途中で見たミヤマセセリには遭遇せず、撮るものもないのでカメラをザックにしまい込んで下っているとき、登山道から少し離れた斜面に1本だけ満開のシロヤシオを発見。
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ただし、花は向こう向き。足場の悪い斜面から見上げて撮る。みんな逆光、
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このツツジは雌蕊が長くない。花弁も尖がってないのでとても品がある。
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1本のシロヤシオしか見られなかったけれど、満足だった。もうこの花のために3時間も登らなくてもいい。帰りも逆光の新緑が美しかった。
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延々と続く杉林との広葉樹の境界にある登山道はこんな感じだ。思ったより急。脚への負担が大きく、もう少しというところで、左膝に違和感。ペースを落とす。15時50分バス停に到着。バスは16時24分、じゅうぶん間に合った。
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by otto-N | 2017-05-27 16:14 | Comments(0)