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たかがヤマト、されどヤマト

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2011 白金の森 8月    2012.2.28(記)

2011 白金の森 8月
8月は、お盆のころ北海道に行っていたので、自然教育園には初めと終わりにしか行けなかった。もっとも8月はクサギの花に集まる黒系のアゲハくらいしかいなので、刺激がないといえばない。しかし、クサギに集まる黒系のアゲハは、北海道でもそうだったが、撮るのは難しかった。

黒系アゲハ以外のチョウたち。ムラサキシジミ(♀)、キマダラセセリ、ベニシジミ、コミスジ。8月はこんなところしか撮れなかった。
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クサギの花は、木によって開花時期が異なるようだ。これは、7月下旬から8月上旬に咲く木。クロアゲハが来るが、大きな木々の間の挟まれているので、暗くて撮りにくい。
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下旬には、別なところにある比較的大きな木が咲き始め、クロアゲハの他カラスアゲハが多く集まる。同じ向きの写真ばかりになってしまったが、太陽のあたり具合から、この角度が一番青く輝くようだ。
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ナガサキアゲハも来る。オスのほうが多いが、翅がボロばかりだった。メスも1頭来て、長い時間撮らしてくれた。ただ、後翅の白紋は、これでもメス?というくらい小さかった。
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カラスアゲハのメスだと思って撮り、ブログにアップした後、ミヤマカラスアゲハのメスだと気がついた。こんな都心にミヤマカラスアゲハがいるとは思わなかった。とても珍しい記録だと思う。
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このクサギの木には、黒系アゲハが入り乱れる。かなりピンボケだが、こんなバトルが繰り返される。ただ、綺麗なものを狙っていても、途中で、ちょっかいが入り飛んでいってしまったり、ボロと入れ替わったり、多すぎるのも困ったもの。
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クサギの花に集まる黒系のアゲハは、なかなか撮影がむずかしい。花の蜜が少ないためか1つの花にホバリングしている時間が短い、黒いためピントが合わない、華の房の向こう側に行ってしまう、なかなか下のほうに咲いている花に来てくれない、逆光だとまるでダメ、とにかく動きが速い、など色々理由はあるけれど、思うように撮れないのもそれなりに楽しいものだ(完全に負け惜しみです)。

by otto-N | 2012-02-28 15:34 | Comments(14)

2011 白金の森 7月    2012.2.24(記)

2011 白金の森 7月
さて、7月。この月はどういうわけか自然教育園にあまり行ってなかった。天気が悪かったせいかもしれないし、いつものと同じチョウしか見られなかったせいかもしれない。とにかく、教育園で撮った写真は少なかった。

カラスアゲハ、イチモンジセセリ、ゴマダラチョウ、コミスジ、そしてツバメシジミ。
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イヌヌマトラノオに吸蜜するナミアゲハ。
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この2年間でたった1頭しか見なかったオナガアゲハ。高尾山や奥多摩には普通だが、ここでは珍種。クサギに来ていた。
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産卵行動中のアカボシゴマダラ。夏にはよく見た。
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逆光で、透けた赤い紋が美しい。ステンドグラスのようだ。
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7月にはいると、アカボシゴマダラが目につくようになる。産卵のためにエノキの幼木に潜り込んでいるを何度も見かけた。光を透かしてみると、後翅の赤い紋が美しいが、あちこち動き回るので思うようには撮らしてはくれない。


PS:
2012.2.24
今日は風が吹いているものの、ちょっと暖かかったので、こころ当たりのある公園にキタテハぐらいは出ているかもしれないと、カメラを持って出てみた。公園に行く前に恵比寿ガーデンプレースのサッポロビール本社前に寄って見た。いました。3頭もいました。
最初はいつものように、300ミリズームで撮り、近づいて100ミリマクロ。何枚かとっているうち、プログラムオートではなく、絞りを解放で撮るとどうなるだろう、と思って撮ったのがこの写真。さすが、被写体深度が浅く、眼にピントが合っていないものばかり。歩留りがわるい。でも、うるさい背景がかなりボケるではないか。
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そこで、絞りを変えながら撮ったところ、ウーン、やはり絶大な効果。いつも、撮りそこねることを恐れ、ISOは800に固定し、プログラムオートで撮っていた。地べたを這いつくばっているヤマトシジミにどのくらい効果があるか疑問だが、今年は少なくとも絞りを考慮しよう。
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     絞りは、2.8(1/2000)、3.5(1/1250)、5.6(1/500)、10(1/200)の順。ISOは200。

それと、ズームキットとしてついてきた、いつもは使わない18-55ミリズーム。18ミリで撮影するとこうなった。意外と使えるかもしれない。
(カメラはペンタックスK-xです)
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by otto-N | 2012-02-24 17:28 | Comments(10)

2011 白金の森 6月    2012.2.21(記)

2011 白金の森 6月
自然教育園の6月。緑も濃くなり、花も豊富に咲き、特に雨の後、しっとりした緑が素晴らしかった。

池のほとりにあるクサフジの群落には、シロチョウ類が訪れる。モンシロチョウ、キタキチョウ、日が翳るとやってくるスジグロシロチョウ、産卵中のモンキチョウ。モンキチョウはここでは希少種かもしれない。
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イヌヌマトラノオに吸蜜するツバメシジミ(♀)とヒカゲチョウ。3コマ目は、1週間前に一度に数頭羽化したというミズイロオナガシジミの残党。羽化直を撮れなかったかったのは、残念だったが、こんな都心にもゼフがいることに感激した。4コマ目はルリシジミのメス。
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トラフシジミ。4月の春型に続き、夏型もたくさん出てきてくれた。ただ、ここでの食草は何かよく判らない。
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葉上での開翅シーンは難度が高かったが、何とか撮ることができた。
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ルリシジミの開翅。この日は気温が低く、普段は開かないのだが、寒いとみえて薄日が差すとおずおずと翅を開いてくれた。
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ヒメジャノメ、ルリタテハ、キマダラセセリ、そしてまたヒメジャノメ。
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小さいながらとても綺麗だったナミアゲハ。
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イヌヌマトラノオに吸蜜するオオウラギンスジヒョウモン。
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自然教育園にも3種のゼフィルスが棲息していおり、オオミドリシジミはこのところ目撃情報はないが、アカシジミは2010年に1頭だけ撮影されており、期待したが見つけることはできなかった。ミズイロオナガシジミは数年目撃されていないので期待していなかったので、撮影できたのは嬉しかった。
オオウラギンスジヒョウモンが、都心にいるのはとても不思議な気がする。夏にはいなくなるが、秋に再び現れる。ミドリヒョウモンも秋には現れたが、6月には見たことがないので、今年は注意して捜してみようと思う。

by otto-N | 2012-02-21 14:20 | Comments(6)

2011 白金の森 5月    2012.2.9(記)

2011 白金の森 5月
5月の初めころまでは、まだツマキチョウも飛んでいた。1コマ目のナミアゲハは、花が園芸種なので、どうやら教育園ではなく行く途中で撮ったもののようだ。教育園ではアカボシゴマダラも発生しはじめた。コミスジは数年前にはいなかったとのことだが、このところ常連のチョウとなった。
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曇って少し寒い日のアオスジアゲハ。ちょっと翅に傷かゴミ。
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教育園の入り口のツツジにやってきたカラスアゲハ、園内で撮ったイチモンジセセリ、サトキマダラヒカゲ。翅を拡げて吸汁(水)中の春型アカボシゴマダラ。傷んでいるわけではないが、なんか煤けた感じ。アカボシがある夏型のほうが綺麗なようだ。
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地べたで翅を開きっぱなしだったゴマダラチョウ。せっかくのマクロ撮影、緑のバックで撮りたかった。
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葉陰で休むヒメジャノメ。
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5月は教育園に結構通ったはずなのに、と思っていたのは間違いで5回しか行っていない。写真が少ないのは当然だ。他にルリシジミ、ツバメシジミ、ツマグロヒョウモン、ヤマトシジミなども撮っていたが、ヤマトシジミ以外はうまく撮れていなかった。


PS
4月から5月初旬にかけては、ツマキチョウが一番好き。半逆光で後翅、緑の唐草模様が透ける。場所は代々木公園。
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by otto-N | 2012-02-09 15:36 | Comments(10)

2011 白金の森 4月    2012.2.6(記)

はじめに
 数年前、奄美大島にしかいないはずのアカボシゴマダラを東京・練馬区のテニスクラブで見たので、これをネットで調べているうち、チョウ写真ブログの存在を知りました。それ以来、チョウのブログをときどき見ていましたが、北海道で昆虫少年だったので、ギフチョウは見たことがなく、常々見てみたいものだと思っていました。(ヒメギフチョウは旭川付近にいることは知ってましたが、私の育ったのは小樽というところでいませんでした)
 ギフチョウは遠くにしかいないと思っていたのですが、神奈川県にもいるという。調べてみると発生地が判り、矢も楯もたまらず、望遠ズーム付きのコンデジを購入し、その3日後の2010年の4月9日に、現地に出かけました。そこで見たのは、望遠レンズを付けたデジイチで連射する諸先輩たちの姿。こうして撮影しているのか、コンデジじゃ無理と思いました。この日、何とかギフチョウを撮影できましたが、液晶モニターではどこに映っているのか判らず、合焦速度も遅く、使い物にならんという結論に達しました。が、購入したばかりだし、なんとか使いこなそうと、歩いて20分の白金の森「自然教育園」に通いました。

 自然教育園は、この東京のド真ん中にある鬱蒼とした森です。チョウはそれほどいるとは思いませんが、いなくても、季節の野の花が次々に咲き、散策するだけでも野山に行った気持ちにさせてくれるまさに都会のオアシスで、ここでの散策は定年退職後の楽しみになりました。しかし、ズームコンデジでは、チョウをやはりうまく撮ることはできず、この年、沖縄に行ったとき(スノーケリングが目的です)、ナガサキアゲハの白化型のメスを撮りそこなって、コンデジを諦めました。(この白化型のメスは夢見るような美しさでした)
 沖縄から帰って、いつまで続くかわからないチョウ撮影なので、いつでも止めてもいいようにと、とにかくコストパフォーマンスの高いデジイチを捜したところ、ペンタックスK-xというのがありました。ズームレンズが2本ついていて、メーカーに申し訳ないほどの価格でした。使ってみると、今までの苦労はなんだったのかと思うほど、チョー楽。翌年の春には、100ミリマクロも購入し、白金の森を日課として散策するようになりました。ということで、2011年の白金の森で撮ったチョウを、回顧録ですが、月ごとに掲載することしました。普通種ばかりですが、都心ということを考えれば、意外なものもいるかと思います。

最初に見たアカボシゴマダラの写真を見つけました。(2012.2.7追加)
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2011 白金の森 4月
春1番のチョウは、フキノトウで吸蜜するキタテハ。そして、4月はツマキチョウが飛び回り、モンシロチョウも菜の花に集まってくる。3コマ目、ツマキチョウが吸蜜している花はムラサキケマン。
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ノウルシの花で吸蜜するツバメシジミのオス。
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別の日には、全開翅も撮ることができた。
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ツマキチョウはクサイチゴも好きなようだ。そして、トラフシジミが現れ、冬眠から覚めたメスのウラギンシジミも健在だった。
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4月の教育園はツマキチョウとともに、トラフシジミの天国。(よく見たら、尾っぽが少し欠けていた)
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シャガの花で吸蜜のトラフシジミ。でも、翅を開いてくれなかった。
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チョウジソウのツマキチョウ、少し翅を開きかけたメスのルリシジミ、飛び回り始めたツマグロヒョウモンのオス、ツツジに集まるクロアゲハ。
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隣の公園にある藤棚には、トラフシジミが花に潜り込んでいた。やっと出てきたところを撮影。
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ツマキチョウは、日が照っていると飛び回るだけでなかなか撮影できず、午前の早い時間帯に比較的吸蜜するようだった。春型のトラフシジミを毎日のように見たけれど、翅を開くことはなかった。
こうして4月のチョウを並べてみると、珍しいチョウはなくとも、早くシーズンがこないかなという気になります。

by otto-N | 2012-02-06 14:50 | Comments(12)