たかがヤマト、されどヤマト

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2012.4.25 白金の森 ツマキチョウ    2012.4.30(記)

2012.4.25 白金の森
ヤマトシジミも本格的に捜さなくてはいけないが、トラフシジミは2日続けて出るだろうか、ツマキチョウもまだ撮り足りないというわけで、この日も、自然教育園に行く。

道すがら、ヤマトシジミが出ているはずの場所に立ち寄るものの、時間が少し早いせいか、ヤマトシジミは飛んでいない。ムラサキケマンの咲く場所で、ツマキチョウを待つ。ムラサキケマンは少し痛み始めたけれど、やはりツマキチョウにはよく似合う。
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なかなかいいアングルで撮らせてもらえなかったが、後ろのシダの葉のボケがちょっと良かった。
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偶然撮れたオスの求愛。とにかく、オスの務めはナンパだ。
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ムラサキケマンだけが吸蜜の花ではない。珍しいところでエビネ、シャガ。よくオスがメスと間違えて近づくクサイチゴ。黄色い花は何か不明。写真は撮れなかったが、ヤマブキソウ、ニリンソウにも来る。
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隣の児童公園には花壇に菜の花が咲いており、ツマキチョウが時おり来ていた。
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トラフシジミは園内の至るところに出現するが、この日は、日差しが強くなった正午近くになって現れた。よく出てくるのはメインストリート。細かな砂利の上で吸水する。2コマ目は、満開のミツデカエデの花での吸蜜。初めての目撃。4コマ目は隣の公園に藤棚にいたトラフ。この日、残念ながら、トラフの開翅はなかった。
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トラフシジミは、何頭も出てきた。今年も健在なようだ。開翅はしないけれど。一方、白いチョウのほとんどはツマキチョウ。この時期、モンシロチョウはちょっとしかいない。

実は、この日は新しいカメラでの初撮り。これまでのPentax K-xに300ミリズーム、購入したPentax K-5には100ミリマクロをつけて、ツマキチョウを撮った。遠いものはズームで、近いものはマクロで撮った。6枚組のうち、3コマ目までは前者、4コマ目以降は後者で撮ったものである。レンズを入れ替えて比較する必要があるが、当面K-5にマクロを付けて撮影しようかと思っている。その理由としては、やはり、K-5の解像度。オスの求愛画像は偶然撮れたのものだったが、かなりトリミングしている。これなら、少し遠くでも、このサイズのチョウなら、ピンさえ合えばトリミングのほうが断然いい。それと、色々撮っているうち、ピンが合わないのは、チョウが動くせいもあるが、シャッターを押す瞬間、写角がずれることに起因しているように思い始めた。300ミリズームよりマクロのほうが写角のずれによるピンぼけは少ないような気がする。

by otto-N | 2012-04-30 20:33 | Comments(10)

2012.4.24 白金の森 トラフシジミ    2012.4.27(記)

2012.4.24 白金の森
前日は雨。朝から晴れたので雨上がりの自然教育園に行く。目的はツマキチョウとトラフシジミ。

開園時間の9時に合わせて行ってみると、Shinさんがカメラの準備中だった。一緒に歩き出し、少し行ったところで、Shinさんが、飛んできたトラフがとまったという。最初どこかわからなかったが、目より少し下の葉の間にとまっていた。日の光が薄い木間だが、懸命に閉じた翅を横向きのまま光のほうに傾け始めた。コツバメもそうだったが、トラフも体を傾けるとは知らなかった。これは、傾ける前の写真。
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傾けた写真を撮っているうち、なんと翅を開き始めた。場所がわるく、葉と葉の狭い間からしか撮影できなかった。裏の縞模様が透けるのが春型のいいところだが、光が足りないせいか、縞模様はかすかにしか透けなかった。葉も少し被ってしまった。
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葉が被っていなかったアングル。翅の縞模様が透けず夏型のよう。
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斜め前から撮ったほうが綺麗。
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もう少し低い位置からでは、翅の縁にもピントが合った。
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撮影しているうち頭上に飛ばれてしまったが、飛び方が弱々しい。まだ体温が温まっていなかったせいか、いつものスピードはなかった。

園内を一巡し、ムラサキケマンが咲く一角で待っていると、次々とツマキチョウがやって来る。ツマキチョウは、思った以上に頭を花弁の間に突っ込んで吸蜜していた。
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ツマキチョウを待っている間にやって来た、この日2頭目のトラフシジミ。残念ながら開翅はしなかった。
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今年も自然教育園のトラフシジミは健在のようだ。開翅を撮りたくて通っているのだけれど、幸運にも目の前で突然開翅してくれた。もう少し低いところだとよかったのに、それは贅沢というもの。トラフシジミは園内の至る所に現れるが、開翅する条件はまだ検討もつかない。いつも明るく日の当たる場所でしか翅を開かないが、この日の開き方は初めてだった。

ツマキチョウは今が盛り。園内の至る所で飛び回っているが、ムラサキケマンは大好きなようで11時をすぎてもやってきた。バックが少しうるさく、写真も似たようなものしか撮れないが、紫色は結構きれいだ。

by otto-N | 2012-04-27 14:19 | Comments(12)

2012.4.20 目黒区 ツバメシジミ    2012.4.26(記)

2012.4.20 目黒区
前日、せっかく撮ったツバメシジミのファイルを消してしまい、かなり落ち込んだ。しかし、まだ、メスは発生しているかもしれないので、一縷の望みを抱いて、朝、行ってみた。

ポイントに着くと、すぐにオスを発見した。かなり小さい個体だった。
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少し撮ったところでいなくなってしまったので、後ろを振り返ってみると、何と枯葉の上で何と全開しているメスがいるではないか。慎重に色々な角度から何枚も撮った。
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そのうち、翅を閉じ近くの枯草の間に移動し、翅を閉じたり開いたりしていた。
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枯草に触れてしまい一瞬飛ばれたが、すぐ近くにとまり開翅した。とにかく慎重に、そしてできるだけ色々なアングルで撮る。このメスは、かなり近づいても逃げることはなかったが、ふいに飛び立ち、翅を開く場所を変えた。飛んでもすぐ近くにとまり、日の差すほうに向けて翅を開いた。枯草の上で翅を開くと、星を散りばめたように青鱗粉が綺麗だった。
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飛ばれたと思っても、遠くへ行かず、枯草の中のタンポポで吸蜜した。近くのレンゲにも。
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1本だけあった菜の花には、一瞬の吸蜜だった。
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藪の中に頭を突っ込んで、苦しい体制でも撮影した。
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個人的にはとても好きなアングルだ。後翅の青が引き立つ。
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全開翅も数多く撮った。ただ、縁毛までクリアに撮ることは難しい。
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前日の大失敗は、帳消しとすることができた。実は、このメス、前日のメスと同じ個体であった。同じようなアングルで撮った画像を並べてみたところ、左前翅のほんの小さな傷の位置が全く同じであった。1点だけ傷が増えていたけれど。
前日、最後に撮ったのは土の上での開翅写真。これを撮った後すぐ飛ばれ、最初に見つけた場所から30~40m離れた場所で見失った。それが、翌日、元の場所に帰って来た。この5m×10mの小さなポイントは、特別な場所のような気がする。
前日のオスも、翅の傷から同一個体であった。となると、ここでの発生数はとても少ないことになる。今年は、オスは4頭、メスは2頭しか見ていないことになる。夏から秋も、観察が必要かもしれない。

この日、9時から12時までの撮影枚数は400枚。普通、飛ばれて撮影がおしまいなので、こんなに撮ることは決してないけれど、飛んでもすぐ近くにとまるので枚数が増えてしまった。
最後は、一瞬、目を離したときいなくなっていた。もし、いなくなっていなかったら、もう100枚くらい撮ったかもしれない。

by otto-N | 2012-04-26 15:43 | Comments(6)

2012.4.19 目黒区 ツバメシジミ    2012.4.24(記)

2012.4.19 目黒区 ツバメシジミ
近所の公園にツバメシジミを探しに行っているが、京都旅行に出かけた日と帰ってきた翌日にも見に行っている。

4月15日
新幹線の品川発は正午ころ、10時半までに自宅に戻ればよかったので、急いでツバメシジミを探しに行った。

現地に着いてみると1頭のオスがいたが、翅が伸びきっていない不完全羽化の個体。しばらく、ダメなほうが写らぬよう撮影していたところ、大きな綺麗なオスが飛んできた。
3コマ目は、日が翳ったとき、4コマ目は日が射したとき。翳ったときのほうがいい気がする。
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とりあえず、オスを撮ることができほっとした。


4月19日
気がかりなメスを探しに行ったところ、すぐ見つかった。4月12日のメスより、後翅に青鱗粉が載っている。
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とても綺麗なメスだったので、たくさん撮った。しかし、また、やってしまった。メモリーの残量がなくなったため、撮影の合間に画像フォルダーを消去した。注意深く消去したつもりだったけれど、消したのはこの日の分。フォルダー番号の末尾の3と8を間違えたらしい(老眼のせい)。上の画像は消去した後に撮ったもの。あまりいい背景のものがなかった。がっかり。

メスが去った後、オスを見つけた。小さいオスだった。日が翳った途端、枯草の中に潜り込み、翅を縮めた。
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また、やってしまった。旅行中の画像は、PCには落としてあったが、そのバックアップをまだとっていなかったので、カメラの中の画像は消してなかった。予備のSDカードを持ち歩く癖をつけておけばいいのに、と思っても後の祭り。ただ、ツバメシジミの画像は少しは残っていたのは救いだった。

by otto-N | 2012-04-24 21:05 | Comments(14)

2012.4.15-18 京都 コツバメ    2012.4.23(記)

2012.4.15-18 京都
桜を見に京都に行った。メインは吉野の千本桜。今年は、桜の開花が遅かったので、京都市内の桜も堪能できた。

4月15日
午後3時過ぎに京都着。宿泊は、昨秋できた近鉄京都駅の構内にあるホテル。夕方なので、とりあえず、嵐山(あらしやま)に行った。嵐山は、高校の修学旅行以来。着いてみると人がぞろぞろと流れて行く。もちろん、向こうからも人の列。有名な渡月橋に着いてみると、桜が満開。どうやら、京都の人にとっての上野公園のようだった。東京にはない桜が目につく。枝垂れ桜が多い。川沿を行くと高台の公園になっており、その向こうの桜が日が沈んだといえども美しかった。
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4月16日
朝1番は無理なので、朝2番くらいの近鉄電車で、吉野へ行った。早めなので人は多くはなかった。ケーブルカーもすぐ乗ることができた。両脇にお土産屋や食堂がある坂道を上がっていくと、みなさんが吸い込まれるように入っていくお寺があった。その境内から見た景色。ピンクの絨毯がはるか向こうまで続いていた。絶景だった。
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もう少し空が明るかったらもっと綺麗だろうか、この薄曇りだからちょうどいいのではと思いながら、そこを後に、とにかく桜の咲く上を目指して坂道を登った。登りながら見える桜はどこでも綺麗。途中、中千本付近の少し平らになっているところで、白いチョウが飛んでいた。近くに止まったのを見ると、スジグロシロチョウだった。300ミリズームのついたほうは、ザックの中。出すのに手間取っているうちどこかへ行ってしまった。さらに、坂道をどんどん登るおころ。登るにつれ、桜が葉桜風になり、花が途切れてしまった。上千本の花矢倉付近。そこから見た下界の風景。下から見上げたほうがいいようだ。
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さらに奥千本という所があるらしいが、桜はここまで、坂道を引き返すことにした。途中、細い横道があった。ここから桜の木々の間を縫って下りれそうなので、この小道を下った。この小道、人がほとんど通らず、とても素晴らしい道だった。どこを見ても桜、桜、桜。緑とのコントラストも美しかった。
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この小道を抜け、もと来た道に戻ったら、人、人、人。平日だというのに、凄い人ごみ。朝早く来てよかった。正午も過ぎたので、途中、食堂に入り食事後、下山中、雲が厚くなり、駅に着いた途端、本降りの雨。濡れずにラッキー。しかし、帰りは、乗り換え駅まで満員電車。この1時間以上の立ちっぱなしはきつかった。

4月17日
朝から好天。金閣寺、石庭で有名な竜安寺、桜で有名な仁和時、そして銀閣寺に行った。これらのお寺は高校の修学旅行いらい。どんな所だったかもよく覚えていない。一応、絵葉書もどきの写真を出しておきます。
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この中で、意外だったのは竜安寺。庭がとても充実していた。石庭はほんの一部だった。桜がとてもよかった。特に、大きな枝垂れ桜は、特筆もの。そして、この庭でのサプライズ。コツバメ。あちこちに飛んでいた。よく見ると、境内にはアセビの花が満開だった。もちろん、撮影を試みたが止らないので歯が立たず。コツバメは銀閣寺でも見た。東京では考えられないことだが、地図を見るとこれらのお寺は山の麓。東京でいえば八王子のような場所。コツバメが飛び回っていて不思議はないですね。

銀閣寺の後は、哲学の小路を通って、岡崎公園方面へ。この公園近くで夕食を予約していたが、時間が余りすぎ。しかたがなく、入る予定がなかった平安神宮へ入った。ところが、ここの庭の桜は、とても素晴らしかった。入ったのはもう日が傾きはじめたころ。もっと早く入っておくのだったと、悔やんだ。肝心の桜もちゃんと撮れず、夕方なので少し暗い写真ですが・・・
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平安神宮を出たところが岡崎公園。ここにあった夕日に染まりは始めた枝垂れ桜。
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4月18日
この日も快晴。午前中で行けそうなところを捜した結果、山科の醍醐寺という桜で有名なお寺に行くことにした。行ってみると、ここの有名な枝垂れ桜は終わっていた。残念ではあったが、秀吉の庭で有名なところらしい。しかし、写真撮影は一切禁止。確かに凄かった。(ちょっとごてごてしすぎたきらいはあるけれど)
庭を眺めているとき、ウラギンシジミが飛んできて、植え込みに止まり開翅。撮影したくても撮影できず。
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さて、一応チョウも撮ってきました。
金閣寺から竜安寺に行く途中の道端にいたテングチョウ。歩道には人が通り、車道はクルマがびゅんびゅんなところに2頭いた。銀閣寺の池の庭石でテリ張りしていたルリタテハ。翅を開いたらちょうどいい位置に回り込んだが開かず(ただの岩でなく銀閣寺の庭石ですぞ)。哲学の小道の出口付近の駐車場にいたルリタテハ(散った桜の花びらで春を感じてください)。醍醐寺の山門にいたテングチョウ(歴史を感じさせる木目ですぞ)。テングチョウは至る所で目にした。
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最終日、醍醐寺の境内でついに撮影できたコツバメ。
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吉野の千本桜には圧倒された。温泉ついでに東北の桜の名所には何度か行ったことがあるが、吉野は別格。桜の種類はさまざまなようで彩が豊か。当分、桜見物には行かなくてすみそうだ。
また、京都の桜も見事。特に、枝垂れ桜は素晴らしい。枝垂れの支柱がなんとなく嫌いだったけれど、京都の枝垂れ桜は、支柱どころか、傘の骨のように天井まで支えているではないか、とても繊細な支え方で、違和感を感じなかった。
お寺の境内でコツバメを見つけたときはビックリした。だが、逃げられてばかり。最終日、やっと撮ることができほっとした。コツバメを撮ることができなかったら、先日撮った桜ギフをジョークで張り付けようと思っていたが、撮れてよかった。

by otto-N | 2012-04-23 15:21 | Comments(4)

2012.4.13 神奈川県・ギフの里③ ギフチョウ    2012.4.20(記)

2012.4.13 神奈川県・ギフの里
前回は、午後になって下草の花に来るギフチョウを掲載したが、正午すぎ、もう一度マメザクラに飛んできたギフチョウを撮影している。10分あまりの飛来であった。75枚撮っていた。
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なかなか全開にはならない。ほとんど半開きでぶら下がり吸蜜しているようだ
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桜の花びらにしっかり足先をひっかけていた。
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この個体、最後の写真。この後、どこかへ行ってしまった。
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ギフチョウが桜の木から去った直後、タテハが飛んできて足元に止まった。クジャクチョウだった。しかし、撮影できず。Shinさんだけが、かろうじて撮影したようだ。こんな低い山に下りてくるとは珍しいのではと思う。


桜に来たギフを撮った後、午後をスミレとカキドオシに訪れるギフを撮っていたけれど、2時半ごろ、雲が増えて来たので撮影を諦めて帰ることにした。帰り道ルリシジミが飛んできて目の前の花に止まった。とても綺麗なルリシジミだった。昨年も、ここで最後の撮影はルリシジミだった。
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この神奈川のギフチョウの里は、チョウ好きのカメラマン以外の方も近郊から大勢集まる。この日も、昨年来たとき見覚えのある方も数人おられた。びっくりしたのはK市のSさん、いきなり朝、駐車場で会った。撮影していた時には会わなかったので、山に入っていたようだ。帰ってからメールすると、ギフの交尾を撮ったとのこと。さすがSさんだ。
我々二人は、飛んできたのをただ撮るだけであったが、とても満足して岐路についた。

by otto-N | 2012-04-20 15:28 | Comments(18)

2012.4.13 神奈川県・ギフの里② ミヤマセセリ    2012.4.19(記)

2012.4.13 神奈川県・ギフの里
午後には、また日が射すようになって、スミレに吸蜜するものも現れたがあまり多くはなかった。スギタニルリシジミは相変わらず飛んでいるが、なかなか止まらず止まっても敏感だった。そんな中で、ミヤマセセリが目についた。オスばかりかと思ったが、メスもいた。そして、カキドオシの花への吸蜜を夢中になって繰り返していた。
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メスのほうが前翅の白帯が長く、少し派手。
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オス。体をよじっての吸蜜。
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枯れ枝の先でじっとしている個体。お休みモード?逆光で透けた斑紋がいいかなと思って撮影した。
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1時半を過ぎたころから、ギフチョウがスミレを求めて飛んで来はじめた。スミレに来るものの止っている時間が短く、ピントが合ったと思ったらすぐ飛び去ってしう。なかなか撮れない。撮れたのは、カキドオシ吸蜜のものばかり。どうやら、カキドオシのほうが吸蜜時間が長いらしい。

カキドオシでの吸蜜シーンはどれも似たような感じにしか撮れなかった。スミレのほうがチョウの重みで垂れ下がり、尾状突起は見えなくなっても趣があるようだ。
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スミレにもカキドオシにも、しっかり花弁の縁を掴まえて、頭を突っ込み蜜を吸っていた。なんともいじましい。(クリックすると大きくなります)
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ときどき、枯葉の上で休むことがある。飛び疲れ?
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超ベタ開翅。もっといいところで休んでくれるといいのに。
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このポイントには、スミレよりもカキドオシが多かった。スミレでの吸蜜を撮ろうとしても、尾状突起が隠れたり、手前の草のかげになったりして、思うようには撮れなかった。結果的に、カキドオシでの吸蜜ばかりになってしまった。
それに引き替え、見直したのはミヤマセセリ。動き回るし、地べたに這って撮らねばならなかったので、たいへんだったが、マクロでも撮らせてくれた。もっと早く気がつけばよかったと後悔。


(もう1回、続きます)

by otto-N | 2012-04-19 20:11 | Comments(8)

2012.4.13 神奈川県・ギフの里① スギタニルリシジミ 2012.4.18(記)

2012.4.13 神奈川県・ギフの里
この日、天気が良さそうだったので、自然教育園の先輩、「散歩」のShinさんと神奈川のギフチョウを撮りに行った。

現地に9:40ころ到着した。到着したころ、空に薄雲が拡がり始めたが、少しは日差しが感じられる。すでに、何人かが梅や桜の下に集まっていた。とりあえず、スミレ吸蜜狙いでポイントに行くと、すぐ飛んできた。撮るには撮ったが、吸蜜時間が短すぎ、撮れても尾状突起はまともに写っていない、日も差さなくなり、差すまで待とう、どうせ待つならマメザクラということで、桜のほうに移動。日差しが少しでてきたと思ったら、1頭飛んできた。逆光だと撮っても無駄なので、順光側で待った。しばらく、向こう側にいたが、すぐこちらにやって来た。
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このギフがやって来て去るまで6分間。この間撮ったのは45枚。全開した一瞬を撮ることができなかったがとても楽しむことができた。日差しがなくなったので、スミレの方に戻る。

スミレの咲く方に戻っても、しばらく、日差しがなく、ギフはやって来なかった。見ると、スギタニルリシジミがチラチラ飛んでいる。その辺に止まっても、なかなか敏感で近づけなかったが、やっと何枚か撮ることができた。そして、嬉しいことに開翅を撮ることができた。ただ、敏感で近づけなかったのでズームでしか撮れず、しかもピンがなかなか合わず、残念な写真しか撮れなかった。開翅する個体は複数認められ、どうやら、日が少し差すとき、開翅するようだった。午後には雲が消え暑くなったが、飛び回るだけで、止っても開翅はしなかった。カキドオシと名前不明の黄色い花での吸蜜は、午後に撮影した。
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1昨年、昨年と、このマメザクラにやって来たギフチョウを満足に撮ることが出来ず悔しい思いをしたが、今回はほぼ満足。ギフチョウもよかったけれど、スギタニルリシジミの開翅を撮ることができ、(ちょっとピンボケではあるが)、こちらも嬉しかった。

(続きます)

by otto-N | 2012-04-18 20:58 | Comments(4)

2012.4.12 目黒区 ツバメシジミ    2012.4.14(記)

2012.4.12 目黒区 ツバメシジミ
この日の前日は雨だったが、朝から快晴。桜も散り始めた。近くのツバメシジミを探す。このところ、毎日のように通っている公園だ。4月10日は埼玉の公園にトラフシジミを撮りに行ったけれど、午前中はここにツバメシジミを探しに来ている。羽化直と思われるオスを1頭見つけた。しかし、羽化不完全。どの向きから撮ってもダメだった。

公園にはモンシロチョウとキタテハだけが飛んでいた。ツバメシジミは1頭見つけた。メスだったが、翅は壊れていた。青鱗粉もあまり載っていなかった。しばらく探したけれど、もう見つからなかったので、ここを諦め、自然教育園に行くことにした。歩いて30分くらいかかる。園内に入ると、ツマキチョウが飛んでいたが、もう活発な時間帯。どこかへ行ってしまった。園内の「水生植物園」という場所に着くと、Shinさんがいた。ツマキチョウも何頭か飛んでいる。やっと1頭だけ撮ることができた。実はこの個体、左後翅が羽化不完全。ここで初めてのツマキチョウなので、掲載します。
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ふと見ると、ノウルシの黄緑色の群落が目についた。昨年、ここでツバメシジミ♂を撮ったことを思い出し、行ってみると、何かが飛んでいた。トラフシジミだった。ただ、かなり遠い。もっと通路側に来ることを期待したが、そのうちいなくなった。
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ツマキチョウは相変わらず飛び回っているけれど、まるで止まらない。ツマキは諦め、明日は、神奈川のギフに行こうかという相談がまとまる。マメザクラも咲きはじめたと思われるし。

午後、再び、ツバメシジミの公園に戻った。が、相変わらずいない。ここには、広くて綺麗な芝生があるが、いるのは、赤ちゃん連れの若くて(綺麗な)お母さんたち。続々と集まり、シートを敷いておしゃべりに夢中。ときどきベンチで休みながら、叢を見張っていた。諦めて帰ろうと思ったとき、チラチラと飛んできて止まった。
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何枚か撮っただけで飛ばれた。追いかけている途中、オスも一瞬絡んだが、このメスだけを追いかけたが見失う。
1頭出たなら、まだ他にいるかもしれないと粘ること1時間。飛んでいるのを見つけた。緑の草の中に止って翅を開いた。部分的にしか日が当たらない。
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翅を閉じてしまったので、真横から絞り解放でトライした。縁毛までピントが合ったものは1枚だけだった。
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風が吹いてきてあおられ飛んだので追いかける。変なところに止まり翅を開いた。
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また、飛び立ち、枯葉の上で開翅した。2個体目かと思ったが、自宅に帰ってPCで見ると、1個体目と同じ個体のようだった。
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やっと、ツバメシジミのメスを撮ることができた。昨年撮ったものとは、青鱗粉が少なかったけれど、ほれぼれするほど美しかった。まだ、これからも出るかもしれないが、今年の天候では期待はできない。
ツバメシジミ、ツマキチョウ、トラフシジミが出そろい、残りは、ヤマトシジミ。都心にも、やっと春が訪れたようだ。

by otto-N | 2012-04-14 10:36 | Comments(16)

2012.4.10 埼玉県・アセビの咲く公園 トラフシジミ    2012.4.11(記)

2012.4.10 埼玉県・アセビの咲く公園 トラフシジミ
2日続きで最高気温が20℃を超え、東京の桜は満開。少しはトラフシジミが出てきたかと思い、午後、埼玉の公園に行った。来週前半は旅行に出るので、天気予報から、この日がトラフ開翅のラストチャンスだった。

現地に着いてみると、相変わらずコツバメがテリを張っていた。一応、挨拶がわりに撮っておく。
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アセビの花には、テングチョウ、珍しくヒオドシチョウ、常連のキタテハ。ムラサキシジミは、残念ながら奥で吸っていたので吸蜜の写真は撮れなかった。コツバメはさすがに飽きた。
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肝心のトラフシジミは、アセビには現れなかった。しかし、太陽が傾き始めた14時半ころ、コツバメと少し違う飛び方をするのが、ツツジの植え込みの向こうにチラッと見えた。もしやと思い探してみると、いた。しかも、半分翅を開いていた。ズームで押さえた。しかし、もっと近づこうとしたとき、翅を閉じ飛ばれてしまった。
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飛んだ先を探してみると、すぐ見つかった。今度はマクロでいい距離。少し撮っただけでまた飛ばれた。その後、撮る、飛ばれを何度か繰り返した。2~4コマ目は、同じ場所。バックが抜けているので何枚も撮った。翅をすりすりするものの、なかなか翅は開かなかった。
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そうこうしているうち、大きく飛ばれたので、焦って探した。やっと見つけることができ、見つけた瞬間、待っていたかのように(?)翅を開いた。
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夏型とは違い、裏翅の虎縞模様が透けて見え、息をのむ美しさだった。
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少しアングルを変えて撮った。このアングルのほうがいい。
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前に回り込み、やや下から撮ってみた。2枚だけ撮ったところで、飛ばれてしまった。
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昨年、トラフシジミの開翅を撮りたくてこの場所にきたものの、ちゃんと撮れなくて、近くの自然教育園で、春型と夏型の開翅を狙ったけれど、なかなか思うようにはいかなかった。今季3度目の正直、1年越しになんとか撮ることができた。帰り際、駐車場で、「蝶鳥ウォチング」のyodaさんと会った。ギフチョウ撮影帰りとのこと。トラフの開翅を撮影できたことを告げると、おめでとうと言われた。この言葉はとても嬉しかった。

それから、トラフを見つけたとき、昨秋、千葉の公園でお会いした「コロボックル讃歌」のclossianaさんに声をかけられた。この公園内で「90%Papillon」のPapilaboさんとともに何回かすれ違っていたのに気がつかずに失礼しました。

by otto-N | 2012-04-11 17:00 | Comments(26)