たかがヤマト、されどヤマト

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2013.4.27 東京・目黒区 ツバメシジミ   2013.4.30(記)

2013.4.27
京都・奈良から帰ってきた翌日、風邪をひいたらしく不調。しかし、午前中に所用があり、あまりにもいい天気すぎたので、途中、ツバメシジミのポイントをのぞく。

本当に気持ちのいい青空。もう、ツバメシジミはいないかと思っていたら、オスがまだ2頭いた。ときどき、日光浴しながらメスを探しまわっていた。メスを探したが、まるで見つからなかった。そのうち、1頭のオスが近くの花壇の花に吸蜜を始めた。もう少し翅を開いてくれないかなと思ったが、吸蜜はすぐ止め、花壇の中を飛び回る。そのうちメスを見つけたらしく、怪しい動き。メスにはすぐ振り切られたが、メスが白いプラスチックの柵にとまっていた。メス探し、今回は私でなくオスの勝ち。
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ちょっと擦れ傷があるものの、縁毛は痛んでいなかった。翅は茶色っぽいのは日射しが強すぎるせいか。しばらく休んだ後、花壇の花で次々吸蜜。花の種類を選ばなかったが、何分花壇の中、踏み込むこともできず、撮影できたのは手元に来たときだけ。
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白い葉や白い花にもとまったが、こんなに眩しいと青鱗粉の煌めきは飛んでしまう。横から撮るのが一番だった。
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そのうち、メスのツマキチョウがやって来て、花を探す。一番好きな花は決まっているようだが、パンジーや菊科の園芸種、色々な花に手を出す。ただ、そのときも綿密に吸蜜する花を選んでいた。(画像はブルーの花で統一)
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このツバメシジミのポイント、やっと3頭目のメス。暖かい日が続き、もう青い鱗粉は載っていないだろうと思っていたがそうでもなかった。少し茶色い感じがしたが、日射が強かったせいと思う。ツマキチョウが現れ。吸蜜に余念がなかったが、そろそろ都心では見納めだと思う。ツバメシジミにしろ、ツマキチョウにしろ、都会で生き延びるには食草の他、吸蜜植物の種類を選ばないというのも大事なのかもしれない。

(この日、夕方から発熱。2日間、気持ちのいい晴天だったにもかかわらず、ベッドで熱にうなされていた)

by otto-N | 2013-04-30 11:37 | Comments(10)

2013.4.25 奈良県・室生寺 コツバメ   2013.4.27(記)

2013.4.25
4月22日から26日まで、京都2泊、奈良2泊の仏像巡りの旅行。1日だけ雨の日があったけれど、他はいい天気だった。東京に帰ってきて気がついたのは、関西より東京のほうが緑が濃いということだった。どうやら、季節は関西より関東のほうが進んでいるようだ。仏像の撮影は奈良の大仏以外は全部禁止されており、建物の写真は撮ったものの難しいことを痛感した。チョウの写真はというと、京都では市内ばかりだったのでムリとしても、ナミアゲハ以外は東京より少ない感じだった。

22日、京都市内で撮ったナミアゲハ。旅行中、ナミアゲハはどこでも飛んでいたが、結局撮ることのできたのはこの個体だけだった。
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25日には奈良に泊っていたが、少し離れた室生寺まで行った。お寺の境内に入りかけたとき、コツバメらしきものが飛んでいるのを見た。コツバメは、京都市内でもアセビを見つけるたびに注意していが、見つけることはできなかった。ここにもアセビは咲いていた。。このお寺には山頂へ向かう700段くらいの長い階段があり、途中の2つのお堂に仏像が安置されている。境内には三脚を持ったカメラマンが多いなぁと思ったら、シャクナゲが満開。一番のポイントはここ。みなさん、三脚を構え、参詣客が絶えるの待っていたが、チャンスはほとんどない。人が絶えた一瞬。しかし、晴れすぎていて綺麗に写っていなかった。
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最初何か判らなかったが、ルリタテハだった。少し遠いが粘って撮った。
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山頂のお堂まで行き帰る途中、コツバメを見つけた。最初の個体、えっ、こんなに傾けなくてもいいのにと思うくらいの傾斜日光浴。上から見たら、葉の染みか枯葉のように見えるかもしれない。
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コツバメがシャクナゲの花にとまり、奥のほうでごそごそやっており、なかなか出てこなかった。よく見たら、産卵していた。そうか、シャクナゲはツツジの一種かと思い合点した。
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シャクナゲは至る所に咲いていたが、コツバメが飛んでいたのはこの一角だけだった。吸蜜し日光浴する。
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せっかく順光で撮れたのに、鳥に後翅をやられた個体だった。
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室生寺の帰り、途中下車し秋篠寺という小さなお寺に寄った。行く途中の道路にいたテングチョウと境内にいたコミスジ。
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このところ、毎年のように、仏像巡りで京都・奈良にいくようになった。今回も、興福寺に行ったけれど、阿修羅像は何度見ても仏像を越えた存在だと思う。もし、ルーブルにあったなら、ミロのビーナスより人気が出るにちがいない。
今回の旅行で、コツバメに会ったのは嬉しかった。なにしろ、今年初めて撮影だったし、シャクナゲというのも想定外だった。

by otto-N | 2013-04-27 18:43 | Comments(12)

2013.4.19 東京・目黒区 ツバメシジミ   2013.4.21(記)

春のツバメシジミのメスは、青い鱗粉をスパンコールのように散りばめ、とても美しい。近所の公園のツバメシジミ、オスは何度も見ているのにメスは4月1日に一度見たきり。シーズンもそろそろ終わりかと思い、連日のように見に行っていた。

2013.4.17
晴天だったが、風が強く、気温も上がらない日だった。半袖と長袖のTシャツだけでは寒かった。こんなに寒いのではツバメシジミは出ていないだろうと思っていたが、多かった。といっても、ここは都会の公園、全部で10頭くらいか。寒いのにかかわらず飛び回っては日向ぼっこを繰り返していた。摺れたオスばかりだったので、個体認識のためにそれぞれの写真を撮っていたが、まだ綺麗なオスも1頭いた。オスがメスを見つけてくれることを期待したが、彼らは無能だった。そして、ヤマトシジミのオスとメス。メスは青いもののスーパーブルーにはほど遠かった。この後、歩いて40分の自然教育園に行ったけれど、何もいなかった。
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2013.4.18
前日とは打って変わって、風がなく、半袖でも汗ばむくらい暑かった。バス停の脇のカタバミからヤマトシジミ(♀)が飛び出し、ツバメシジミの叢ではベニシジミがテリ張りしていたが、ツバメシジミは、どこかへ行ってしまったかのようにとても少なかった。1頭のツマキチョウが、花の終わりかけた菜の花に産卵していた。
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産卵行動のツマキチョウはゆっくり飛んでいた。産卵場所を念入りに選んでいるようだった。マクロしか持ってきていなかったので、MFで飛んでいるのを狙ったが、満足に当たらなかった。菜の花よりもムラサキハナナの蜜が好きらしい。
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ツマキチョウを撮っているとき、ナミアゲハがやって来た。連射していたら、肝心なときに書き込みでストップ。菜の花の隣にあったサンショウの若葉に産卵しているのを撮影できなかった。裏翅のオレンジが美しい。
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2013.4.19
曇り。薄地のウィンドブレーカーを着ても寒いくらい。少し日が射すことを期待した。現地に着き、葉陰で摺れたオスを2頭見つけた。時おり曇り空に向かって翅を拡げていた。近くを探すもののモンシロチョウさえ飛んで行いない寒さだった。しかし、ススキの葉の間に見つけた。
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少し風が出てきて翅がめくれたが、どうやらメスらしい。縁毛もそろっており、どうやら羽化直のようだった。日が射すのをじっと待つ。待つこと1時間、ほんの少しだけ空が明るくなってきた。と、その時、少し動いた。体の向きを変え、ストローを出し葉の上を吸い、それから、葉の先端に向かって歩き始めた。ファインダー越しに見ながら、もう少しと思ったとき、視界から消えた。しまったと思い、上空を見やると飛んでいた。(下の写真はピンボケですが、青がミドリシジミのB型のようにきれいです)
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空に舞い上がったとき、風が強くなってきており、風に飛ばされどこに行くか判らない状態。追いかけていると、幸いにも原っぱに着地し、翅を拡げた。が、風にあおられ、また空中へ。なかなかいいところへとまってくれなかったが、みごとな青鱗粉を散りばめ、縁毛も青っぽいゴージャスな2頭目のメスだった。
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1か月の間、毎日というわけにはいかなかったけれど、この狭い場所に通い、何とか2頭目のツバメシジミのメスを撮影できほっとした。オスはそれなりに出ているので、メスもいるはずだという無謀な考えだった。今回も、ツバメのオスよりもメス探しは私が勝った。

北海道にはツバメシジミの信じられない青いメスがいることをmaedaさんが紹介されている。また、関東でも、banyanさんが素晴らしい個体を撮影されている。先日、多摩川河川敷にで撮ったメスは5頭とも、そんなに青くはなかった。ミクロな気象条件もあるとは思うが、個体群によって差があるのかもしれない、そんなことをふと思った。

by otto-N | 2013-04-21 11:02 | Comments(20)

2013.4.15 東京都・多摩川河川敷 ギンイチモンジセセリ   2013.4.19(記)

2013.4.15
晴れたこの日、多摩川の河川敷にギンイチモンジセセリを探しにいった。この他に、ミヤマチャバネセセリも出ているはず。そして、もう1つはツバメシジミのメス。昨年、ここで追いかけたのを思い出した。

10時すぎ、現地到着。昨年と違って少し早いせいか花があまり咲いていない。たくさん飛んでいたモンキチョウやベニシジミもいない。少し、不安になったが、ギンイチモンジセセリはすぐに見つかった。
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しかし、暑いせいか、飛び回っているばかりでとまるものはほとんどいなかった。しかたがなく、飛翔撮影。でも、レンズが最短撮影距離が40cmの18-135ミリズーム。24ミリで使ったけれど、とても小さくしか写っていなかった。大きくトリミング。
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ギンイチを追いかけているとき、メスのモンキチョウに追われているキタキチョウがいたので撮っておいた。
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ときどきモニターを見るもののあまりの不甲斐なさにガッカリしていてところ、藪から出てきてすぐとまった個体があった。お腹が大きいのでメスかと思う。何度か逃げられたが、何とか撮影できた。
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相変わらず飛び回るギンイチが多い中、ときどきミヤマチャバネセセリが飛んでくる。とまったら静かにしているので撮りやすかった。
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もう一つのお目当て、ツバメシジミ。オスは擦れたのばかりだったが、けっこう新鮮なメスがいた。ただ、ほとんど真っ黒といっていいほど青鱗粉が載っていなかった。以下はそれぞれ別個体(と思う)。
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ヤマトシジミ(♂)もいた。そして、叢から飛び出したベニシジミのカップル。
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飛び回っているギンイチがいないと思ったら、空に薄雲が拡がっていた。探雌飛翔に疲れたのか、ギンイチは休憩モードに入ったようだった。とまってしばらくすると翅を開く。
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この4コマ連続はちょっと失敗した。4コマ並べるつもりはなかったので、背景のぼけ具合が違ってしまった(#1、#2はF2.8、#3は6.4、#4は5.6)。
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真後ろから撮ると、何かユーモラスだった。
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今回は吸蜜はあまり撮れなかった。よく見たら、手前にある別な草の茎につかまりオオイヌノフグリに吸蜜していた。
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雲が厚くなり、ギンイチは開翅もしなくなった。ふと見ると、左と右に1頭ずつ。枯れたススキの茎にしっかりつかまり微動だにしない。よく見ると後翅の銀色のスジが1本だったり、2本だったり、それ以上だったり、それぞれ違うようだ。
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最初は暑くて飛び回ってばかりいたギンイチモンジセセリも、雲が拡がってくるとともに休憩モードに入ったので、やっと撮影できた。まだ新鮮で、縁毛まできちんとそろっていた。セセリとは思えないほど可愛い。
ツバメシジミのメスは、青鱗粉を散りばめているけれどほとんど真っ黒だった。中途半端なよりも真っ黒のほうが好みではあるけれど、拡大してみると少ない青鱗粉もスパンコールのようで、とても綺麗だと思う。

by otto-N | 2013-04-19 15:32 | Comments(16)

2013.4.13 埼玉県・アセビの花が散った公園 ホソオチョウ   2013.4.17(記)

2013.4.13
前日、トラフシジミを撮ったものの距離が遠かった。天気もよく1時間ほどテニスをした後、リベンジに出かけた。長年通っているテニスクラブは関越道のすぐ近く、ここからだと40分くらいで行くことができる。前日の反省として、脚立がわりに折り畳み椅子を車に積み、100ミリマクロには×1.4テレコンをはさんだ。

前日は、長袖Tシャツでも寒いくらいだったが、朝から半袖でも暑いくらいだった。現地についても、飛んでいるチョウがも少ない。アセビの茂みの前に椅子に置き、座って待つものの、トラフシジミが出てくる気配は全くなかったので、椅子をそのままに近くをぶらつく。まず、目に入ったのは、ミヤマセセリのメス。
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畑の傍では、ヤマトシジミの摺れたオス、前日の色の薄いベニシジミは元気に飛び回っていた。ツマキチョウはメスが目についたが、ウラナミヒメジャノメが出ているとは思わなかった。
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一回りして戻ってみると、活動センターの方がおられ、もうウスバシロチョウが出ているとのこと。早すぎるが、そちらの方に行ってみると、変な飛び方の白いチョウ。近づいてみるとウスバシロチョウではなく、ホソオチョウだった。足元50cmの所を飛び回り全然とまらず、藪の向こうへ行ってしまった。藪の向こうが広い原っぱ。ホソオチョウが見つかった。しかし、よく見るとあっちこっちに飛んでいる。こんなにいるのかと思って後をつけたが、どれも全然とまらない。で、やけのやんぱちの飛翔撮影。この原っぱには濃い紫色のスミレがあちこちに咲いており、背景に入れたかったがそうはいかなかった。
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それにしても妙な飛び方。幽霊がふわふわ飛んでいるようだ。メスを探しているのだろうが、メス探しは私のほうがうまかった。何頭か見つけたが、自分の姿を知っているかのように、地べたにしかとまらなかった。まるで、ギフチョウモドキ。気がつくと、1頭も飛んでいなかった。理由は風(と思う)。風が少しでてきていた。どうやら、少し風が吹くと飛べないらしい。一斉に地面にとまって隠れている様子。とまっているのを見つけ、やっと撮ることができた。思ったより紅紋が薄かった。
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ホソオチョウは初めてだったので嬉しいとしても、本命はトラフシジミ。2時すぎに元の場所に戻ったところ、1頭だけ樹上を舞っていた。てっぺんのとまるけれど、下には来なかった。斜めの日を浴び、少し翅を開いているようだった。さて、どこにいるでしょうという画像。
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3時にはいなくなってしまったので、トラフシジミを諦め、ツマキチョウを撮るつもりで移動したところ、ウスバシロチョウを実際に撮影した方がおられモニターを見せていただいた。飛んでいないかなと思って、遠くを見ると白いチョウがふあふあ飛んでいた。ウスバシロかと思って近づいたら、ホソオチョウだった。この場所は、先ほどの原っぱとは少し離れた場所。やはり、変なところにとまる。
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トラフシジミのリベンジは失敗。せっかくの折り畳み椅子も自分が休むのには楽チンだったが、どうやら暑いとダメなようだ。でも、思いがけないところでホソオチョウ。驚いた。初めて見たけれど、変なチョウだった。もっときれいかと思ったが、鮮度が落ちただけなのだろうか・・・。それにしても、もうウスバシロチョウ。早すぎる!

by otto-N | 2013-04-17 14:36 | Comments(16)

2013.4.12 埼玉県・アセビの花が散った公園 トラフシジミ   2013.4.15(記)

2013.4.12
今年は季節が早い。昨年は今頃、埼玉県のトラフシジミは全盛期だったけれど、もうお祭りは終わったようだ。しかし、行ってみた。

朝10時すぎ、現地到着。トラフシジミやコツバメが集まるアセビの植え込みに行ってみたが、その気配さえない。だいいち、アセビはほんの少ししか咲いていない。しかたがなく、別な場所を探す。まず、目についたのは、ベニシジミ。ここでは普通であるけれど、自宅付近では希少種。こんなに綺麗だったけ。嬉しくなって撮る。
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そして、ついにヤマトシジミの青メスを見つけた。すぐ飛ばれるが慎重に追いかけた。
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全開翅も撮影することができた。直射光だけど、思ったよりちゃんと撮れていた。
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そして、オスも。真っ白に近いブルー。羽化したてのように新鮮だった。
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別のアセビの木に行くとやはり花はちょっとだけ。コツバメがいたが、撮り逃がした。そして、元の場所に戻ると、ワンちゃんを連れた方がおられた。「浅間の煙」さんだった。アセビの花はもう終わったとのこと。そして、トラフシジミが来たとのこと。二人で木の上を見張っていると、いつの間にか飛び回っていた。3頭が絡み、最大、視界に4頭。でも、木の下に降りてこなかった。正午ころ、帰る時間とのことで「浅間の煙」さんが帰られた後も、しばらく見張っていた。諦めかけたとき、1頭がアセビの茂みに降りてきた。そして、すぐ翅を少しだけ開いた。が、後ろ向き。少し遠いが、100ミリマクロで撮った。12時半ころだった。
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急いで反対側に回ろうと思ったとき、顔はこっちを向いていた(トリミングで大きくしてます)。
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そして、少しずつ動く。ちょっとだけポーズが違うだけだが、結構お気に入りの絵になった。
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全開翅はしなかったが、他の個体も降りてきた。降りると、葉の陰で翅を開いているのは判ったが、まるで撮れなかった。4コマ目だけが300ミリズーム。
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もう少し見えればね・・・(300ミリズーム)。
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午後1時には、トラフシジミはいなくなってしまった。手持無沙汰すぎたので、ベニシジミと遊んでもらおうと、朝の場所へ行く。ちょっと変なベニシジミ。ひょっとしたら、噂に聞く白化型?(苺紅紋)
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すると、近くにとても小さなベニシジミ。摺れた個体のようだったが、撮ってみると、もっと白化型?
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この日撮った他のチョウたち。産卵に余念がないモンキチョウ。ツマキチョウと越冬テングチョウ。
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スジグロシロチョウ、ミヤマセセリ♂(左:300ミリズーム、右100ミリマクロ)。
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アセビの花が終わり、コツバメは見られなかったが、かろうじてトラフシジミを撮ることができた。昨年のように、全開翅はしなかったが、ちらっと開いたトラフシジミもいいもんです(負け惜しみ)。

by otto-N | 2013-04-15 22:49 | Comments(10)

2013.4.11 東京・目黒区 ヤマトシジミ   2013.4.14(記)

4月6日から9日までは、所用で北海道に行っていた。ちょうど春の低気圧が来て大荒れの天気だった。北海道は都市部にも雪が残っており、山間部は真っ白。桜は札幌付近では例年ゴールデンウィーク明け。今年はどうなるかはわからないけれど、子供時代、まだ寒く緑のない北海道では、ゴールデンウィークはちっとも楽しくなかった。

北海道に行く前と後の写真の整理がやっとできた。といっても、近所で撮ったチョウの話でなので刺激もなにもありませんが・・・。

2013.4.5
最初に、ツバメシジミのメスを探しに行ったけれど、オスしかいなかった。
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同じ個体だが、思いっきりの全開翅。後翅の黒紋に少し橙色が並んでいた。
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この後、自然教育園にトラフシジミを探しにいくものの、全くその気配さえなし。気温が高めだったので、ツマキチョウも飛び回っているだけだった。何も撮れないまま、隣の公園でヤマトシジミを探したが、カタバミさえほとんどなかった。でも、この日の救いはナミアゲハ。突然飛んできて満開の枝垂れ桜で吸蜜した。
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2013.4.10
ツバメシジミを探してから教育園に行く。ツバメシジミは翅が欠けたオスが1頭だけだった。ツバメシジミのポイントから教育園までは徒歩40分くらい。タクシーでも拾おうかとも思うが、途中でヤマトシジミがいるかもしれず、結局歩くはめになる。教育園ではツマキチョウが飛び回っているものの、数は昨年よりずいぶん少ない。でも、やっとメスが出てきた。この日もトラフシジミは出てこなかった。
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ムラサキケマンは年々少なくなっているようだが、ツマキチョウにはやっぱりムラサキケマンが良く似合う。
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どういうわけか、この日はムラサキシジミによく出会った。オスが多かった。メスもいたが画像は省略。4コマ目、ニリンソウのボケ。もう少し花の多いところで翅を開いてほしかった。
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2013.4.11
この日もツバメシジミのメス探し。でも、オスだけ2頭。昨日の1頭の他に小さいが新鮮なオスがいた。尾状突起も短い。
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この叢でツバメシジミを探していたときヤマトシジミのオスを見つけた。翅を大きく開き日を浴びていた。
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触角も少しひしゃげ、擦れて小さい個体だったが、今年最初のヤマトシジミ。大事に撮った。
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この後、トラフシジミ探しに教育園に行ったが、晴れていても気温が上がらず、ツマキチョウも飛んでいなかった。この日の東京の最高気温は14℃。やはり、18℃くらい欲しいところ。

by otto-N | 2013-04-14 17:10 | Comments(10)

2013.4.4 神奈川県・ギフの里 ギフチョウ (2)   2012.4.10(記)

2013.4.4 PM
午後は、登山道の入り口にあるマメザクラやミツバツツジに来るギフチョウを待つことにした。どちらかというと、サクラよりツツジのほうが人気があり、多いときでは15名ほどのカメラマンがL字型に陣取りギフを待ち構えていた。この距離では少し遠いので、サクラに来るギフをメインに待った。ギフチョウは思った以上にやって来るものの、尾状突起がなかったり後翅が半分欠損していたり、綺麗な個体を撮影できなかった。しかし、突然、目の前にやってきて開翅した。それも100ミリマクロの距離に。
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少し下に降りてきたが、ちょっと日陰。
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少し遠いところは、300ミリズームで撮ったが、花の間に隠れてまるで撮りにくい。
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背景がちょっとうるさいが、ぶら下がった感じはいい。
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なかなかひっくり返らないので、翅の裏を撮った。
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後で気がついたが、この個体は尾状突起が2本あるように見えた。尾状突起にピントが合っていないのが残念だった。
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2回目のラッキー。
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3回目のラッキー。しかし、よく言見ると、右後翅の赤紋のところがちぎれかかっている。風が吹くと少しめくれた。
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背景に桜がボケたところを撮りたかったが、なかなかいい位置には来てくれなかった。これが一番よかったと思う。サクラは葉桜状態だったのでピンクに染まるまではいかなかった。絞りを開ける余裕もなかった。
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ツツジには少し遠かったので、あまり気を入れて撮らなかった。吸蜜のとき、ツツジの花に頭を突っ込むのでシャッターチャンスが難しい。横からも真後ろからもきつかった。
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ラスト・ショット、15:49。日が翳ったので吸蜜はしておらず、ただ休んでいるようだった。この後、飛び去った。
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悪天候が2日続いた後の晴天だったせいか、ギフチョウはとても多く出てきた。何度か待っている目の前にやってきて翅を長々と開いてくれた。ピントを外すまいと何枚も撮ったが、なんとかそれなりには撮れていた。地べたでの開翅を撮ることもなく、ぶら下がりばかりを撮ることができ、とてもラッキーとしか言いようのない1日だった。


P.S.
尾状突起が2本に見える画像は、naoggioさんのnaoggioの写真日記にも掲載されていた。ちょっと気になったので、ここに掲載した個体の別画像を含む4画像を拡大した。確かに2本に見えるのもあったが、1本しかないのもあった。
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これとは別個体で尾っぽが2本に見える画像が見つかったので、これも拡大した。こっちのほうが、明るい所で吸蜜していたので判りやすい。なあーんだ、肛角のところが内側にめくれているだけで、尾状突起は2本あるように見えただけだった。
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by otto-N | 2013-04-10 20:55 | Comments(8)

2013.4.4 神奈川県・ギフの里 ギフチョウ (1)   2013.4.5(記)

2013.4.4 AM
寒い降雨が2日続いたが、天気予報では晴れ、気温20℃。恒例となった(とはいえまだ3年目)、神奈川県のギフチョウに会いに行った。

2日も天気が悪かったので人が多いだろうなと思っていた通り、9時半ころで駐車場はほぼ満車。今年は花が早く、すでに梅は散り、マメザクラは葉桜状態だった。そこを通り過ぎ、民家の庭のミツバツツジの前には10名くらいの人だかり。もうギフチョウが舞っていた。かなり遠いのでこのズームではムリなので少しだけ撮った。
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昨年、スミレやカキドオシで撮影した場所へ行ってみると、もう飛んでいた。でも、全然とまらない。とまっても吸蜜時間がとても短い。合焦しているうちに飛んでしまう。300ミリズームではほとんど撮れなかったが、何とかこの2枚。
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とにかく飛び回っているばかりなので、マクロは諦め、飛翔撮影をトライ。方向を急に変えるのでまるで歯がたたなかった。
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飛翔に使ったレンズは18-135ミリ。近くにとまったときは、AFに切り替え、テレ端で近接撮影。F6.3では周囲がくっきりしすぎるが、そんなことは言ってはいられなかった。とまらないと思ったら、MFに切り替え飛翔撮影へチャレンジしたが、昼近くになってから、飛び回っているもののスミレへの吸蜜時間が少し長くなってきた感じがしたので、マクロへ切り替えた。4コマ目は100ミリマクロ。それにしても、似たような構図ばかり。
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スミレ吸蜜は、吸蜜時間もさることながら、後翅が草の中に入り込む。ちょっと悔しかったので目ぼしいスミレの周りを少し掃除することにした。実は100円ショップで小さな鋏を買ってきておいた。もう少し早めにやっておけばと悔やんだけれど、まずまずの成功。
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昨年よりカキドオシが少なかった。スミレも少ない気がしたが、その分、群生しているスミレに集まって来たようだ。それと、スギタニルリシジミが少ない。ときどき飛んでいるが全くとまらない。コツバメが来たが撮り損ねた。このポイントにはキブシがあり、ギフチョウも吸蜜に寄ったが2度撮り逃がした。ミヤマセセリもときおり来るが失敗。という状況下で、キブシにミヤマセセリ。やっと撮れた。
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キブシで吸蜜後は、その下の枯れ枝で休憩モード。
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午後からは、マメザクラに日が当たっているはずなので、そっちに移動した。

(ギフチョウ (2)に続きます)

by otto-N | 2013-04-05 20:30 | Comments(26)

2013.4.1 白金の森 ルリシジミ   2013.4.3(記)

2013.4.1 (2)
何日か通ってやっとツバメシジミを撮ることができたので、自然教育園に向かう。この場所からは、約2.5km。急いでも30分はかかる。こういうときは、自転車が欲しくなるけれど、ほとんど坂だし、必要なのはこの時期だけ。クルマも多いので購入は止めている。

教育園に着いたもののツマキチョウは少ない。気温が低いにもかかわらず、日差しがあるせいか全然読まらない。一瞬クサモミジに吸蜜したのを撮っただけで、ノウルシにもトラフシジミは見当たらなかった。夏トラフが出る場所に行ってみると、Shinさんがやって来て、その足元にルリシジミが飛んでいた。ロープの中だが、すぐ近くにとまった。二人で開翅するのをじっと待つ。なかなか開かなかったが少しだけ開いた。メスだった。が、頭は向こう。だめもとで葉を揺すってみると、遠くまで行かず近くにとまったが、頭は向こう。2度目の移動でやっと少しこちらを向いてくれた。
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ルリシジミ♀のおなじみの開翅ポーズ。これ以上は開かない。
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ツマキチョウは少し数が増えてきたこのの、相変わらず飛び回っているだけだった。Shinさん曰く、「メスが出てきてすることをしたら、落ち着くさ」。気温が低いせいかトラフシジミは現れず、正午に撤収。

翌日からの天気は雨のようなので、2時すぎに、別個体のメスはいないかと再びツバメシジミを探しに行く。しかし、朝いた場所にはいなかったが、近くにベニシジミ。追いかけようと思ったとき、オスが飛んできた。いったん見失ったが、枯草にとまっているのを見つけた。
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午後のオスは、朝より活発なようだ。とまっては翅を拡げるがすぐ飛び立つ。少し日が翳り始めたが、翅を開く。
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ちょっとピンが甘いが、このアングルは捨てがたかった。
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このオスを見つけるきっかけになったベニシジミ。後翅の青斑もちゃんとあったので嬉しい。
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オスが1頭絡んできたが、とまったのを見ると羽化不全の個体だった。すぐどこかへ行ってしまったので、先ほどからのオスを撮り続けた。
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枯草の間から撮るととてもきれいだった
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枯草だけではなく、緑の葉にもとまる。順光側と逆光側から。
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枯草にとまり、翅を開く瞬間。草の間からだったので、この位置からしか撮れなかった。
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上から撮れなかったので下から撮ったが、前に草があったので近寄りすぎた。
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近寄りすぎたもう1枚。翅を開くときを撮ろうとしたが、準備の間もなくすぐ開いてしまった。
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あわてて引いて撮る。今度は引きすぎ?
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このくらいが適当か・・・。
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トラフシジミには会えなかったけど、ルリシジミ♀の開翅は日射しの強い中だったので、しかも、虫食いのない若葉の上だったので、とてもよかった。
午後のツバメシジミは、朝の撮影では寄りすぎると自分の影の中に入ってしまうため、×1.4のテレコンを入れて撮影した。ペンタックスのテレコンは純正なのにオートフォーカスが効かない。でも、草の中ではオートは役にたたないので問題はなかった。
ツバメシジミのメスは見つからなかったけれど、オスを飽きるほど撮影した。ちょっと追廻しすぎたかな。

by otto-N | 2013-04-03 10:49 | Comments(4)