たかがヤマト、されどヤマト

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速報・奥会津のキマダラルリツバメ 2013.6.27   2013.6.28(記)

2013.6.27
キマダラルリツバメを見たくて、奥会津で、長きにわたってこのチョウの保護・観察を続けておられるTさんのホームページから、22日に発生したのを知った。出かけたのは26日だったが、無情の雨。現地で1泊した翌日は快晴・・・・・
と書き始めようとしても、画像の整理が全くできていないので、とりあえず、速報として、4枚だけをアップします。

3時20分すぎにテリ張りバトルに現れたとても綺麗な個体。概して、尾状突起が4本そろい、翅に傷のない美形は、バトルにすぐ敗れてしまい定位置を確保できないようだ。
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問題の個体。詳しくはTさんのホームページをじっくり読まれてください。

夕日を真正面から浴びて全開の姿。青い部分が狭い、というよりほとんどない。
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この個体は強かった。何度かバトルに出かけたが定位置に舞い戻ってきた。
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とまるとすぐ翅を開いてしまうので、最初、わからなかったが、翅を閉じたとき、前翅の縞がH型。
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この裏紋のH型(しかもダブル)と青面積が減退型Ⅲの両方を持つ個体は、Tさんも40年間見たことのない貴重な個体とのことです。見つけたのはTさんで、私はこの個体の凄さを知らないままに、一緒に撮影しただけでした。初めて、キマダラルリツバメも見に来て、飽きるくらいまで開翅姿を撮り、その上、40年の極みという希少個体まで撮影でき、こんな幸運はめったにあることではないと思います。Tさん、ほんとうにありがとうございました。

by otto-N | 2013-06-28 20:23 | Comments(16)

2013.6.22 白金の森 ムラサキシジミ   2013.6.25(記)

晴れたら港区にある自然教育園にトラフシジミ探し、雨あがりの朝は近くにヤマトシジミのメス探しが続いた。

2013.6.22
晴れ。自然教育園に行く途中、ヤマトシジミを探す。オスはまだ時間が早いせいか飛んでおらず、メスが1頭だけ。青鱗粉が一つもない、まっ茶色。
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ただ、この個体は新鮮なようで、日に当たると翅が油光りした。
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教育園の開門までに少し時間があったので、隣の公園に行くとヤマトシジミのオスがいたので撮影した。9時ころだと、すぐとまり翅を開く。
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教育園では、2時間探しても、全くトラフシジミはいなかった。雨上がりで樹上も濡れているので散策路に降りてくる必要がないのかもしれない。キタテハがべったり開翅していた。時々翅を閉じるので、半開翅を狙う。
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今の季節としては、ムラサキシジミが多いような気がする。他にはモンシロチョウ、ベニシジミ、キマダラセセリくらいだった。昨年多かったコミスジがいない。
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2013.6.23
朝から晴れ。日曜だったが、1時間だけ教育園に行く。入園して早々、1頭だけトラフシジミを見るものの完全にすれすれ。これが、ここでの最後のトラフシジミになるかもしれない。
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池のそばのトラノオにアカタテハが来た。そろそろ、この花にオオウラギンスジヒョウモンが来るころだが、まだ見ていない。
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ムラサキシジミのメスが近くで開翅。いつもより多い気がする。
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トウキョウヒメハンミョウ。1頭だけいた。幼虫は穴の中だが、成虫は草の上で狩りの生活するらしい。
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ここへ来る前に近くで撮ったヤマトシジミのメス。少し擦れていたが、一応、翅は光る。
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2013.6.24
雨あがりの朝。植え込みの笹を探すとヤマトシジミが良く見つかる。といっての2~3頭だが。翅を閉じていても、LEDライトを当てると開くことが多い。朝一番は日の光で体温を上げたいらしい。
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まだ、カタバミの花が開いていない。開花は気温と日射に影響しているようだが、開花するころ、オスは活発に飛び回る。
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2013.6.25
雨あがりの朝。以下、同文・・・・・。
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雨上がりの朝、曇り空だと、オスのブルーはギラギラしない。ここは、まばらにしかカタバミがはえていない。一面がカタバミ(特にオッタチカタバミ)だったら、もっと楽しいのだけれど。
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今年は、自然教育園のトラフシジミはこれで終わりそうだ。23日は晴れていたが湿気があったので、樹上から降りてくるとは期待しなかったけれど、24日はカラッとした晴れ。昨年は、こんな日が全開フィーバーの日だった。路上吸水しながら次々と翅を開いた。ただ、全開する以前に、今年は個体数があまりにも少ない。来年はどうなるか心配だが、夏トラフは春トラフより数はいたので、少しは安心できた。

by otto-N | 2013-06-25 17:14 | Comments(6)

2013.6.18 白金の森 トラフシジミ   2013.6.24(記)

2013.6.18
朝から晴れたので、トラフシジミを探しに自然教育園に行く。

9時開園のとともに園内に入ると、さっそくトラフシジミが飛んでいた。散ったムクロジの花の絨毯の上にとまる。さて、トラフシジミはどこ?。一瞬目を離すとわからなくなる。
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残念ながら第1号のトラフシジミは鳥に後翅をついばまれたらしい。第2号も降りてきたが、開翅せずに行ってしまった。別の場所では第3号。しかし、これも開かなかった。結局、トラフシジミは3個体しか見ずに終わってしまった。そして、尾状突起はついているけれど、縁毛もよく見たら少し擦れていた。春型は1頭しか見なかったのだが、夏型もこれで終わりかという感じだった。
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園内では珍しいベニシジミ。なぜか前翅がとがったウラギンシジミ。丸いウラギンシジミ。ヒカゲチョウも少ない。
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珍客、ウラナミアカシジミ。昨年も1頭だけしか見なかった。さすがに擦れていた。
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2013.6.20
前日は強風で雨。どんよりと曇った朝だったが、日が射すかものしれないと自然教育園に行く。

やってはきたものの空は暗くなるばかり、翅を休めているナミアゲハだけを撮り、トラフシジミのポイントを探すがまるでダメ。そこへ、「暖蝶寒鳥」のごまさんがやってきた。しばらくこの場所にいたけれど、池のほうに移動すると、ヤマトシジミがいた。とまっても開翅はしなかったが、ごまさんがLEDライトを照射すると翅を開いた。照射を止めると閉じる。トラノオにもとまり吸蜜したので珍しいと思いこれを撮影。今年はヒメジャノメも少ない。しばらくすると、雨が降ってきたで撤収。
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2013.6.21
雨の止んだ朝、すぐそばの公園にヤマトシジミを探しに行く。

笹の上で翅を開いているオスを見つける。尻尾(腹部)をたて懸命の日光浴。といっても日は出ていない。ほんのり空が明るいだけだった。
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メスも見つかった。最初の個体は擦れていたけれど、次の個体はとても綺麗だった。見つけたときは、翅を閉じたままだったが、LEDライトを当てると開き始めた。ライトを消しても開いたままだった。
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ほんの少しだけ青鱗粉を載せている個体。曇り空では黒々見え、ヤマトシジミのメスであることを忘れるくらいだった。
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昨年はあれだけたくさん現れ、一斉に開翅した夏型のトラフシジミだが、今年はまるで少ない。まだ一斉開翅する日があるかもしれないが、なかなか厳しい気がする。それにしても、今年の自然教育園はかなり変。
6月にはいり、ヤマトシジミは数を増してきたと同時に、夏型の趣き。オスもメスも曇天のときは綺麗に撮影できる。特にメスの、ほんのわずか青鱗粉を載せた個体は最高だ。

by otto-N | 2013-06-24 15:07 | Comments(2)

2013.6.16 東京・恵比寿 ヤマトシジミ   2013.6.21(記)

2013.6.16
朝、近くのSビール本社前に行くと、ヤマトシジミの黒いメスがいた。黒いといっても、わずかに青い鱗粉が見え、曇っているせいか全体としては少し青っぽい黒に見える。こんな日の黒はとてもよく撮れる。が、すぐオスに見つかり逃げてしまった。
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飛翔写真の練習をしたが、相変わらずフレームの中に入らないし、ピントも来ない。カメラを近づけると、それを避けるように飛ぶ。昨年、この花壇はドクダミがはびこってしまい、秋には根こそぎ引き抜かれたはずなのに、もう復活してしまった。それなのに、カタバミはまだ少ししか生えてこない。
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2013.6.17
朝から晴れ。まず、近所の公園へいくと、笹(園芸種のオカメザサ)の葉の上でオスが全開していた。まだ春型風。
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同一個体と思うけれど、なかなか奇麗だった。
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この日のメスのNo.1。晴れていると、まるで毛皮に包まれたような感じに撮れる。
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突然、目の前のロベリアにやってきたナミアゲハ。すぐに行ってしまった。
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Sビール前に行ってみると、暑いせいか、オスは飛び回りっぱなし。3コマ目は、飛んで来たハナムグリ。1枚だけがジャスピン。硬い外側の翅は閉じたまま、内翅だけで飛んでいるとは知らなかった。
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15日に、自然教育園にも行ってみたけれど、期待したトラフシジミは全く姿を現さず、撮れたのは、キマダラセセリとムラサキシジミだけ。とても淋しかった。

by otto-N | 2013-06-21 14:33 | Comments(6)

2013.6.14 東京・恵比寿 ヤマトシジミ   2013.6.20(記)

このところヤトシジミを撮っていなかった。撮っていなかったわけではなく、近所のカタバミが根こそぎになくなってしまい、ヤマトシジミがいなかったのだけれど、いくらなんでもそろそろ増えているはずということで、近所を回ってきた。

2013.5.23
その前に撮ったのは、実に、5月23日。忘れてはいなかったけれど、出すタイミングを失っていた。この2種のセセリは自然教育園で撮ったもの。この他はなにもいなくて、とぼとぼと自宅に戻った。
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自宅近くのいつもの公園は、マンションリニューアル工事のため、回りはめちゃくちゃになっており、カタバミも少なかったけれど、少しはいた。ただ、飛び回ってばかりでとまってくれない。そのうち、スレた1頭を発見。オスのようでもあり、青メスのようでもある。
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さて、どちらかわからないまま、撮影しながら様子を見ていると、カタバミに産卵した。メスだった。スレていたのは残念だったけれど、まぎれもない今春初のスーパーブルー。
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飛翔もトライした。カタバミにまとわりつくように、ゆっくり飛ぶので何とか撮れた。4コマ目はオス。
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トリミングしたけれど、これが一番良かった。背景はつまらないけれど。
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5月下旬だというのに、スーパーブルーがいるとは思わなかった。まだ寒い4月上旬あたりに出るものと思っていた。しかし、4月のメスは、ことごとくこんなに青くはなかった。そこで、こんなに超仮説、「終齢時に寒いと青くなる」。つまり、4月上旬だと、暖かい環境で育ったものがすぐ成長し蛹化。成長の早いものは青くならない。逆に、寒い日陰に近い所で育ったものは、ゆっくり成長するので青くなる。晩秋ほど青くなるのも、当てはまるかもしれない。

2013.6.14
もう1つの近所、Sビール本社前に行くとヤマトシジミがいた。残念ながら、昨秋にカタバミを根こそぎ引き抜かれたので、かわいそう。でも、黒縁が太めのオスがいた。
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午後には、マンション裏の公園に行く。日差しが弱まっているのでカタバミの花が閉じており、しかたがなさそうに、ヤマトシジミはヒメジオン(?)やロベリアで吸蜜していた。そして、ときどき日光浴。
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カタバミは花を閉じていたけれど、ポツンと2本だけムラサキカタバミが花を開いていた。見ていると、突然、この花にとまり花弁の外側を吸い始めた。そして、中に頭を潜らせての吸蜜。1頭だけかと思っていたら、別の個体も吸い始めたので、全くこのカタバミが嫌いというわけではないらしい。
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ムラサキカタバミでのムムラサキカタバミでの吸蜜は初めてだった。ただ、花弁が深いので、吸いにくそうだ。幼虫は育たないと聞いている。
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この日の飛翔写真。日射のないところでは、ブルーが青すぎる。
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6月に入って、やっとヤマトシジミが増えてきたような気がする。相変わらず、近所にはカタバミが育っておらず、撮影は苦戦中。日が照ると飛び回るだけなので、今が撮影のチャンスではあるのだが・・・・・。

by otto-N | 2013-06-20 20:49 | Comments(4)

2013.6.10 群馬県・平標山 ギンイチモンジセセリ   2013.6.19(記)

2010.6.10
10年ぶりの法師温泉に泊まった後は、三国峠を越え、苗場スキー場の向かい側にある登山口(約標高1000m)から、平標山(たいらっぴょうやま)に登る。標高は1984m。登山口にある駐車場は広かったけれど、前日、三国山で会った人は、朝、すでに満車だったとのこと。超人気の山らしい。

取ったコースは、最初はなだらかな林道を通り、途中から本格的な登山道に入り、山小屋を経て頂上を目指すというもの。林道は一般車禁止のダート。キマダラヒカゲしか飛んでいなかったが、サカハチチョウを発見し、追いかけたが見失う。というより、ギンイチモンジセセリを見つけたので鞍替え。サカハチよりギンイチのほうがいい。土手の上のススキにとまったので、這い上って撮る。
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こんな所でギンイチモンジセセリに会うとは思いもしなかった。しかし、思えば、子供のころの北海道では、ギンイチは山の中のススキの原っぱが定番だった。
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チョウはとにかくいない。かわりに甲虫を撮っておく。1コマ目は不明だが、鬚が長くとても格好いい。2コマ目は飛んでいるのを払ったら、葉にとまったルリヒラタムシ。
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途中からジグザグではあったけれど、本格的は山道。咲いている花を撮りながら登る。しかし花も少ない。登山口付近に咲いていた花も含めて掲載。咲いていない花はエンレイソウらしい。
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登り始めて2時間。「平標山の家」という山小屋に着き、思いのほか飲んでしまった水を補給。そこからの景色。しばし休憩。左が平標山の山頂、真ん中が仙ノ倉山、その右のほうは谷川岳方面。
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小屋からすぐのところには、イワカガミが多かった。最初の1株。
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そして、キキョウとか、ハクサンコザクラとか、ミツバオウレンとか。
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この付近になると、天空に向かって木の階段が一直線に伸びていた。よく作ったものだと感心しながらも、やはり喘ぎながらの登りだった。この階段をきちんと撮っておくべきだったが、これには少しだけ写っていた。
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そして頂上。風が強く、寒い。あわててユニクロのジャケットを取り出した。この登山道を下った向こうが仙ノ倉山(2026m)。
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風が強すぎるので行くのを断念したが、少し、下りてみることにした。というのは、ここがお花畑。もうこんなに咲いているとは思わなかった。
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この日、旬だったのは、ハクサンコザクラ、ミヤマキンバイ(?)、ハクサンイチゲ。しかし風が強すぎ。ゆっくりしていられなかった。
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登山道にいたミヤマハンミョウとツチハンミョウ。ツチハンミョウは多かった。ちょっと地底王国の住人のようで不気味。
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頂上付近には、アズマシャクナゲが多い。また、桜も咲いていた。ミネザクラというらしい。どちらも、背丈は1mに満たない。
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風が強すぎ、早々に下山。尾根道を下る。向こうは苗場山。
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途中で急斜面。ここでも木の階段。右は上を見あげたとき。天まで続く階段・・・
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やっとのことで平なところに出たとき、岩陰にアカモノを見つけた。
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松手山(標高1614m)付近から、上を仰ぎ見る。中央が平標山山頂。下を見下ろすと、新緑の絨毯。
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ムラサキヤシオも咲いていた。この森林限界から下はアカモノが多かった。二人とも大好きなので見つけるたびに撮っていたが、さすがに飽きてしまった。4コマ目は、オオカメノキ。
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途中、黒いアゲハも見たけれど、定番はやはりヤマキマダラヒカゲ。なかなかカッコよく撮れたと思う。
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ミズナラやブナが生い茂る急な登山道を下り、もう少しで終わりという地点。見上げると巨大送電鉄塔。少し下ったところには、マンサクが。法師温泉はもっと谷底だけれど、法師温泉のウラクロシジミはまだありかな。
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そして、登山口に無事帰還。そこにいた越冬クジャクチョウ。もっと清々しい新蝶ならよかったのだけれど、これが現実。登るとき案内の看板を撮影したのが9:01、クジャクチョウを撮ったのは15:02。約6時間の山歩きだった。
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法師温泉がメインの2日目は、群馬・新潟の県境にある平標山の登った。前日に登った三国山もそうだったが、驚いたのは延々と続く木の階段だった。ものすごい労力であったに違いなく、なんか申し訳ない気になった。それにしても、18-135ミリズームはストレスがなかった。小さな花から、遠くの山まで、この1本で撮れる。カメラ本体はちょっと重いが。


P.S.
この記事を書いた夕刻、外に出たら、自宅(マンション)の植え込みに飛んでいるものが・・・。とまったところを見るとヒカゲチョウ。本日の強風で飛ばされてきたものか。急いで部屋に戻りカメラをとってきて撮影。内臓ストロボを使用。
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by otto-N | 2013-06-19 15:15 | Comments(2)

2013.6.9 群馬県・三国山 キアゲハ   2013.6.18(記)

2013.6.9
梅雨入り宣言後も、雨の気配はなかったので、この前日に宿をとり、山歩きに出かけた。というより、かねてから、もう一度行きたかった法師温泉に行くのが主目的。近くに適当な山はないかと探した結果、三国山(1636m)というのがあった。

群馬と新潟の県境にある三国トンネル手前の駐車場(標高約1000m)に車を置き、巻きながら新緑の登山道を登る。ミズナラ、ブナその他の広葉樹が美しい。ハルゼミが喧しく自分の足音さえも聞こえない(少しオーバーか)。例によって足元に咲いている花を探しながら、途中、ヒルに注意という看板におびえながら、とにかく、登る。思ったより花の種類は少なかったが、標高が高くやっと暑くなったばかりだからかもしれない。
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初めて見る一番気に入った白い花。後で調べると、クモマナズナというらしい。
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チョウはやはり少なかった。しかし、水辺でトラフシジミの、まだ春型。小さな神社のある旧三国峠でヤマキマダラヒカゲ。ここからが急登。ただし、木の階段が延々と、しかも、ガレ場にも架けられていた。楽チンと言えば楽チン。
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途中、左手には苗場山が見えた。その手前は、苗場スキー場。懐かしい。30年くらい前は、毎週のように通っていた。アンテナ施設の左の沢の深雪を滑ったこともある。谷底(白い筋が見える)から脱出するのが大変で、2度目はなかったが。このころ、苗場はこんなにコースは拡がってなく、コース外の深雪がたくさんあった。
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三国山の頂上からの景色はつまらなかった。でも、やはり、山頂にはキアゲハが舞っていた。なかなかいいところにとまってくれなかったけれど、藪の向こうに消えたので追いかけてみると、ツツジ(ムラサキヤシオツツジ?)で翅をいっぱい拡げて、吸蜜していた。
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山頂はつまらなかったが、その手前で左に折れると、ツツジが咲き誇り、その向こう(おそらく谷川岳方面)はなかなかの景色だった。
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モンキチョウがいたが、ツツジの吸蜜は初めてのような気がする。
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この付近には、ミヤマセセリも健在。ボロだったがせっかく撮ったので掲載。
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下山の途中のヤマキマダラヒカゲ。駐車場のコチャバネセセリ。
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さて今宵の宿、法師温泉。着いたら黒系アゲハが飛んでいたので、温泉に入る前に(その前にビールだが)、近くを散歩。遠くに、何頭かオナガアゲハを見るものの、近くには、ウスバシロチョウだけ。
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法師温泉は、何年か前に来て、温泉っていいなと初めて思った温泉。それまで温泉に行っても、温泉に入らないこともあった。それが、この温泉に入ってから温泉に目覚めた。茅葺屋根の昔ながらの日本家屋が素晴らしい。  (3枚を無理やりつなげ歪んでいるけれど、部屋から見た中庭)
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しかし、なんといっても、やはり温泉。玉砂利が敷き詰められ、底から静かに泡とともにお湯が出てくる。お湯はぬるい。冬なら、たぶん寒いと思う。そして、この静けさ。  (この写真は、翌朝、人が減ったときに撮った)
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ほんとうは、温泉が主で、山は付け足し、チョウは論外の記事であるけれど、タイトルはいつも通りのこれでいい。この法師温泉に入って以来、温泉好きになってしまい、その後、あちこちの温泉に行っている。ところで、久しぶりに入ってみて率直な感想はというと、ちょっと微妙かもしれない。

by otto-N | 2013-06-18 15:23 | Comments(8)

2013.6.7 ブナとイヌブナの間 フジミドリシジミ (2)   2013.6.16(記)

2013.6.7 (続き)
オスがあまり出てこなくなった12時すぎ、イヌブナの葉陰に飛んできた。葉の間や小枝の中を動き回り、ファインダーから目を離すとすぐに見失う。それでも、やっと葉の上に出てきて翅を少し開いた。
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さらに20分ほど後、もう少し近い所で動き回るメスを見つけた。撮っているときは判らなかったが、PCで見ると産卵行動のようだった。
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フジミドリシジミの産卵する位置は葉の付け根なんだろうか。
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しばらくこの姿勢でじっとしていたが、遠かった。
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その2分後、この個体と同じかどうかは記憶していないけど、かなり近くに飛んできて少し翅を開いた個体がいた。裏翅のラインが少し透けて見えた。
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いったん翅を閉じ、ゆっくりと翅を開いた。(画像はすべて、クリックで大きくなります)
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マキシマム。1分半もこの状態だった。
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飛び去った後も、ときどき、やって来た。同じ個体がダブっていると思う。オスもたまには来たが、遠いところ。空も明るくはない
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少し目の上。ちょっと遠かったが。
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少し目の下。これは少しは近かった。
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MさんとKさんは所用があるとのことで、途中で帰られたのは残念だった。最後に撮ったのは14時35分だった。フジミドリシジミは、図鑑には「♂は夕方に占有行動をする」とあるので、Iさんと、それまで待つはことにしたが、空があまりにも暗くなったきたので、15時30分に撤収した。

余談:図鑑には、「早朝にブナ林をうねるように飛翔する♂も見られる」とも書いてあるけれど、「真昼にうねるように飛ぶ」とは記されていない。Iさんのお話では、図鑑の記載は以前の説を踏襲して書いてあるだけで、それ以外の知られていない事実のほうが多いから撮影は止められないとのことでした。他にも、フジミドリを待ちながらしみじみとしたお話を伺いました。
ご一緒したIさん、Mさん、Kさん、楽しく時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。

by otto-N | 2013-06-16 10:36 | Comments(12)

2013.6.7 ブナとイヌブナの間 フジミドリシジミ (1)   2013.6.14(記)

2013.6.7
この日、フジミドリシジミを撮影することができた。2~3年前、地元の方に場所は教えてもらっていたけれど、早朝とのことだったので断念していた。撮りに行こうと思ったきっかけは、日中に撮影したというヘムレンさんとbanyanさんの記事。実は、6月3日と5日にも行き、姿を見ただけに終わっている。二度あることは三度ある、三度目の正直か、ということで恐る恐る出かけたのだけれど、犬も歩けば棒に当たりました。

2013.6.3
この日は雲一つない晴天。現地に到着したのは、10時ころ。先客がおられた。今年、神奈川のギフでお会いした愛野緑さんだった。すでに吸水中のフジミドリシジミを撮ったとのこと。これなら、出てくるに違いないと2人(正確には愛野緑さんのお父さんをいれて3人)で待つものの一向に飛んでこない。近くを探索したけれど、まったくダメ。ミスジチョウが多かったが、メスを探しているらしく全くとまらず。ただ1回だけとまった。他に、テングチョウ、ヒオドシチョウ、ミドリヒョウモン♀が樹上で少し休んで飛び去った。
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多かったのはテングチョウ。ダイミョウセセリも新鮮だった。
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昼を過ぎたころ、3回ほど、ルリシジミのようなブルーに輝く高速飛行体が目の前を通過した。フジミドリはこんなに高速で飛ぶのかと唖然。とまる気配もなく、枝にまとわりつくように飛んでいるので探雌飛翔のようだ。3時半まで粘ったが、あきらめ撤収。

2013.6.5
前日は、妻と今倉山にハイキングに出かけたが、この日も晴れ。2回目の挑戦。現地到着9時半。しかしながら、前々日同様、煌めく飛翔体を何度か見ただけで終わった。メスも見たが下の方に行ってしまった。2時半に撤収。ちょっと嬉しかったのは、ヒオドシチョウ。吸水に来ていた。
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帰るとき、林道をとぼとぼ下っていたら、アサギマダラが暗い中を飛んでいた。MFで撮影したが暗すぎた。そして、久しぶりに見るオサムシ。
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2013.6.7
天気予報では、雨のち晴れ。朝起きたら、曇り空。ラストチャンスということで、急遽、3度目の挑戦。晴天だからとまらない気がして、曇り空を待っていた。山は真っ暗、霧雨状態の現地に着いたのは10時20分ころ。お二方がすでに待っていた。横浜のIさんとKさん。今まで雨が降っていたという。カメラを準備し、少し空が明るくなってきたと思ったら、フジミドリシジミが飛び出した。そして、葉にとまってすぐに開翅。でも、かなり遠い。300ミリズームでこの程度の大きさ。合焦マークより少し大きいくらい。
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上の画像のトリミング。このレンズにしては上出来だと思う。
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もう少し開いてくれた。右後翅は葉に完全に接触していた。
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最大3頭が同時に飛んだこともあったけれど、まともに撮れたオスは上の写真だけだった。この後、杉並のMさんがやってこられたが、またしても雨。雨が止みほんの少し空が明るくなると、オスが飛んできて翅を開く。しかし、とにかく遠い。そして、目より上の高さ。さらに、葉の間。一度だけ近くに来たが、全くの正面だった(1コマ目)。オスは10時半すぎがピークだったが、その後も、ときどき姿を現わした。とりあえず、遠かったけれど、少しはピンがきている画像をアップしておきます。
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オスは撮影しにくい場所にしかとまらなかった。距離はともかく、目より上の高さだった。目より下の近いところにも枝葉があるのだが、日当たりがよくなく、少しでも明るいところで翅を開くようだった。年々、枝が伸びると思うので、今後は撮影しにくくなるかもしれない。

(フジミドリシジミ (2)に続きます)

by otto-N | 2013-06-14 11:26 | Comments(6)

2013.6.6 横浜・ゼフの舞う公園 ミドリシジミ   2013.6.12(記)

2013.6.6
先月末にすでに、メスを見たのでもうミドリシジミも終盤かなと思い、またしても横浜に行った。実は、前日、別のゼフの2回目の撮影に出かけ、1回目同様、少し飛んでいるのを見ただけで終わってしまった。3回目の挑戦も考えたが、この日はさすがに行く元気がなかった。

現地到着9:30。薄暗いハンノキの陰でミドリシジミが2頭、じっととまっていた。いつ翅を開くかわからないがとりあえず撮影。
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開いたのは1時間20分後。2コマ目のメス。綺麗なO型だった。1コマ目の個体は見当たらなかった。
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その間、あちこち移動していたが、すぐ近くのクワの木に飛んできたメスがいた。方向を変え、翅を開くそぶり。そして開いた。A型だった。
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少し高い位置だったが、赤い斑紋が美しい。
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向きを変えてまた翅を開く。この高さでは、こんなに開かなくてもいいのだけれど、明るい緑色のボケが背景にきた。
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このメスは、もう少し近いところへもやって来た。そして、開翅。
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撮影しているときには気がつかなかったが、ストローを伸ばし葉の表面を絶えず吸っていた。
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もう1つのポイントへ行く途中。ベニシジミはもう夏の装い。
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ハンノキにいるメスは、羽化直のものではなく産卵のために集まっているようだった。枝でごそごそやっているのは、最初は何かわからなかったが、どうやら産卵行動らしい。尻尾の先の粒は卵のようだ。産みたての卵は緑色?
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一番の羽化ポイント。次々とまでいかないが、産卵のためかメスが舞い降りてくる。そして、開翅もしてくれる。このAB型は長い時間とどまっていた。他へ行って戻ってきても、まだいた。ほんの少し左前翅に欠けがあったのは残念だったけれど、AB型を堪能できた。
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どうも、左右の青紋を均等に撮るより、片方だけ撮ったほうが、青い輝きが出るようだ。
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このポイントでもA型のメスがいた。どこからか飛んでくる。4コマ目、全開すると思ったが、ここまで。ひょっとしたらB型?
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この日のミズイロオナガシジミは2頭だけ。開翅もしたけれど、風と草がじゃまで撮れずに終わった。
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少し薄暗いところばかりにとまっているけれど、こんな中だと撮っていて楽しい。
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今年はウラナミアカシジミが多いと聞いていた。しかし、撮れたのは薄暗い中にいたこの1頭だけ。異常に多かったのはルリシジミだった。この日、オスのミドリシジミオスは、羽化不全の1頭だけ。ウラゴマダラシジミももう終わりのようだ。
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少し日をおいている間に、すでにミドリシジミは終盤にさしかかっているようだった。今日は12日。晴れ間があるのなら、もう一度行ってみたいけれど、今日は12日。完全に梅雨に入ったようだ。もうチャンスはないかもしれない。
今年は、春型のトラフシジミは少なかったので、夏型はどうなるか気になるところ。そろそろ、地元のチョウも探さなくては。

by otto-N | 2013-06-12 17:23 | Comments(6)