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たかがヤマト、されどヤマト

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2014.5.28 横浜・ゼフの舞う公園 ウラゴマダラシジミ   2014.5.30 (記)

2014.5.28
もうアカシジミとウラゴマダラシジミが出ているという。毎年行っている横浜の公園に向かう。天気は晴れ。現地着9時30分。

真っ先にアカシジミの集まるクリの木に向かう。その前にあるススキの上をアカシジミが飛んでいた。クリの花は満開。先客が一人。ウラナミアカシジミがいるという。ちょっと遠かったが、横着をして100ミリマクロ(1.4テレコン)で撮影。下のほうに来ることを期待したが、上のほうに行ってしまった。しかたなく、300ミリズームに付け替え撮影。左:マクロ、右:ズーム。どちらもかなりのトリミング。
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アカシジミがススキに残っていないか探したが、見つからず。急いで、ウラゴマダラシジミを探しにかかる。すぐ1頭見つかった。ズームで撮影後、マクロでも撮る。左:ズーム、右マクロ。マクロのほうは大きくトリミング。この個体は、まるで翅を開く気配はなし。しびれを切らして枝をちょっと揺すったら飛んでいってしまった。それにしても、ウラゴマダラシジミ(ウラゴと略)は、ピントが合いにくい。撮っても撮ってもなんか変。白くて光を反射するせいなのか。
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約1年ぶりのこの公園。いつものポイントを見て歩くが、ゼフは見つからない。このキマダラヒカゲはメスとオスだろうか。新鮮なキタテハとイチモンジチョウ。
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ウラゴがいた先ほどの場所に戻ると、栗の木にいた方と少し前にすれ違った方が、ウラゴがとまっているという。全然動かないので、しっかりマクロで撮る(1コマ目)。それにしても翅を開く気配もない。LEDライトを当ててもダメ。自己紹介しながら(Sさん、Tさん)、3人でじっと待つこと、30分。ちょっと飛んでもらったが、すぐ別のところでお休み(2コマ目)。正午すぎ、気がつくとこの個体はいなくなり、付近にウラゴが飛び始めた。時には4頭が絡む。でもとまらない。飛翔撮影を試みるが、速すぎるし、何よりも木陰の道、暗すぎた。全滅。それでも、とまるものがときどき出てくるので、それを撮る。しかし、翅を閉じたのはもう飽きてしまった。
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斜面の中ほどにとまったので、一応撮っておくかとカメラを向けた途端、ちょっと開いた。これも複眼へのピントはあまいが、翅はぞっとするほど美しかった。
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もう少しと思ったとき、突然、別の個体が絡んできた。うーん、残念。
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表翅を撮るには、目立つところにとまった個体に別個体が絡んだ瞬間を撮ればよいと、朝、栗の木にいたTさんが提案。でも、そううまくはいくものではなく、ウラゴは飛び回っているばかり。アカボシゴマダラとテングチョウが近くにやってきたので撮影。テングチョウは新生のようでとてもきれいだった。
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午後2時。ウラゴはますます飛び回るばかり、とりあえず、ちょっとだけ開翅が撮れたので、アカシジミを撮りに行く。アカシジミは、栗の花で吸蜜しているのは少なく、ほとんど近くの木の中で休んでいた。
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ヤマボウシで休んでいるところ。少し遠かった。
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アカシジミはよく見ると、すでに新鮮ではなかった。明るいところにあまり出て来ないので、また、ウラゴのポイントに戻る。実は、1時半ころ、逆さまにとまった個体を見つけていた(1コマ目)。変だなと思ったら、どうやら羽化直個体のよう。相談の上、茂みから近くに移すことに。ところが、Sさんが指に載せようとしたとき、落として見失ってしまった。あれから1時間、その個体が上がって来てるころと思い、探すとSさんはすぐ見つけてくれた。それを葉の上に載せ、翅を開くのを待った。しかし、開く気配どころか、全く動かない。風が強くなってきたので、別の葉の上に移しても同じ。横向き写真はもう撮りあきた。
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翅を開いたらもっと撮りやすい場所のほうがいいと、日陰の葉の上に移したけれど、動こうともしない。しびれを切らしてTさんが引き揚げ、もう諦めかけたころ、ちょっと翅を開く気配。だが、すぐ閉じた。離れていたSさんを呼ぶと、待っていたかのように、しずしずと開き始めた。PCで画像を見ると、お尻のあたりに1滴のしずく。
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一番開いたとき。
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すこしだけアングルを変えて。この後、ふわふわと飛んで行った。見つけてから2時間たっていた。
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これで目標は達成。アカシジミは擦れているけれど、栗の花の吸蜜は撮っていない気づき、朝の場所に戻る。
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イチモンジチョウも来ていたが、なかなか近くには来てくれなかった。
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近くにいたサトキマダラヒカゲ。この日、最後の一枚。
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残念ながら、アカシジミはもうスレ始めていたけれど、ウラゴマダラシジミの開翅を撮影したのは何年ぶりだろう。いつも、ミドリシジミが出てからここへ来ていたので、新鮮なものにはなかなか会えなかっただけだが、しばらく見ていなかったので、チラッと開くだけでドキドキした。場所によってはイボタの花も終わっており、来週あたりにいよいよミドリシジミが発生しそうだ。

by otto-N | 2014-05-30 21:25 | Comments(10)

2014.5.24 北アルプス・残雪の谷間 ツマキチョウ   2014.5.28 (記)

2014.5.24
キャンペーン価格でとても安かった宿(温泉)に1泊し、開業前の大町山岳博物館前に妻を降ろしてから、クモマツマキチョウの谷間に急ぐ。妻は山岳博物館の裏の散策路 (頂上は前日クルマで登った鷹狩山)で過ごす予定。

現地に着いたのは9時半ころ。昨年来たけれど、クモツキが全然とまってくれない沢筋。細い道を登って行くと、残雪の中でクモツキを探しているふうの方。ネーチャーkendamarさんだった。この残雪の下方に少しだけあるスミレに来たとのことで、しばらく待っていたらオスがやって来た。吸蜜時間が短く、うまく撮れなかったけれど、一度去った後、再びやって来たときに撮ることができた。
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その直後、ダンダラさん虫林さんdaronさんがやってきた。しかし、クモツキはときどきやってくるものの、スミレにはやって来ず、飛んで行ってしまうだけだった。昨年もこの時間帯は飛び回るだけ。飛翔撮影にトライするもののうまく撮影できなかった。そのうち、飛んで来なくなり、少し上に移動したが、やはりダメ。11時すぎ、ダンダラさんたちは別ポイントに移動したけれど、クモツキがときどき飛んでいるのを見たので、少しだけ粘ってみた。10分ほどたったとき、近くで2頭が絡んだので追いかけると、1頭はメス。そのメス、下の草に降りてオスと格闘していた。交尾するかと思ったが、メスは交尾拒否貫徹。10秒足らずの出来事だった。
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オスが諦めて飛び去る最後の1枚。メスにピントを合わせていたのでオスは少しピンが甘い。
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この後、まだときどき飛んで来たので、飛翔を少し撮るがあまりうまくいかない。
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でも、この1枚はちょっと嬉しかった。ぼおーっとしているけど背景に雪山。
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前日のポイントは日が射す時間。まだ飛び回ってばかりだろうなぁと思いつつ、ポイントに向かう。やはり、吸蜜タイムには少し早くなかなかとまらなかった。先に来ていたダンダラさんたちは、カメラマンが多いので別ポイントに移ったけれど、まだ、メスをちゃんと撮っていないことに気付き、ここで粘る。このオス、後翅に小さな切れ込み。その前に撮った個体だ。前日も撮った。
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裏面を撮っていなかったので、意識的に真横に回り込んだ。これは別個体。
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予め花の数が多いところで待ち受けての撮影。
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そして、待望のメス。何度か来てくれた。
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後ろから。
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横から。
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そして、飛ぶ瞬間。
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ときどきオス同士が絡むが撮れたのはこの1枚。
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不調の3枚。3コマ目、何か変だと思ったら、ツマキチョウ。
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追いかけるとスミレにとまったので、頑張って撮る。
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同じようなアングルのクモツキ♀。
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同、クモツキ♂。
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この日の撮影のシンデレラ・タイムは午後1時30分。少し過ぎてしまったが、山岳博物館に急ぐ。妻は、北アルプスと散策路に咲く花をそれなりに堪能したようで少し安心。博物館やその下の街にはウスバシロチョウがフワフワとたくさん舞っていた。数日前、高尾山の麓にわざわざ撮影しに行ったのが馬鹿みたい。この後、オオルリシジミを見に行くことをチラッと考えたが、池田町のハーブ園に寄った。

この日、たくさんの方にお会いした。みなさん、お話ができて嬉しかったです。今後ともよろしくお願いします。

by otto-N | 2014-05-28 21:56 | Comments(4)

2014.5.23 北アルプス・残雪の谷間 クモマツマキチョウ 2013.5.26 (記)

2014.5.23
予定では、ネットで見つけた北アルプスを望む散策路に妻を降ろし、独りで撮影する予定であった。しかし、散策路がある場所はパッとしないし、雲がかかっており北アルプスも見えない。ということで、一緒に現地までやって来た。妻は少し離れた登山道を教え、雪渓にぶつかったら引き返すようにいって、クモマツマキチョウを探す。外は曇っているうえ、気温が低い。15℃くらいだった。先客が3名。状況を尋ねると、寒くて全く出てないとのこと。もし、日が出てくるようだったらなんとかなると思い、ハタザオを探して付近をうろつく。でも、ハタザオは見つからず、元の場所に戻った。そのとき、道路際にいた方に手招きされたので駆けつけると、メスが縮こまってとまっていた。ただ、崖際なので、翅縁まで撮れない位置。薄日がさしてきた途端、翅を拡げた。しかし、目より高い。すぐに飛び始め、下にくることを期待したが、崖の上のほうに飛んでいった。
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一応証拠写真は撮れ、空も少し明るくなってきたので、ぶらぶらしていると、道路の上をオスが、まだ寒いのか、ふらふらと飛んでいた。砂利の上にとまったので、横着して斜め上から撮る。すぐ、飛んだので追いかけると草の上。オレンジがきれい。風にあおられ落ちそうになったが、体制を整え飛び去ってしまった。
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この後、空が晴れ始め、クモツキは飛び始めた。スミレ吸蜜の最初はメスだったけれど、AFのピントに手間取っているうちいなくなってしまった。ペンタックスの合焦速度は遅い。しかたがなく、最初はMFでピントを合わせ、途中でAFに切り返すことにした(普通の逆)。でも、撮り終えたあと、元に戻すのをすぐ忘れ、そうはうまくいかない。
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日射しが強まると、オスは探雌飛行で同じ場所を行ったり来たりした。スミレの合間に飛翔も撮影したが、なぜか不調だった。
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午後2時をすぎたころ、カメラマンが続々とまでいかないけれど、増えてきた。ほとんど地元の方。晴れてきたので急遽撮影に来た感じだった。
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雪も残っており、「残雪の谷間」の画像も撮れた。少しリミングして残雪部を大きくしたいところだった。
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今回の目標の1つ。裏の唐草模様を透かして撮る。なんとか撮れた。
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目標、2つ目。逆光でのオレンジ。もう少し、明るいほうが良いのだが、人が多いのでアングルの制限が多い。ピントを左翅に合わせるか、右翅に合わせるか。どちらに合うかはただの偶然。
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偶然と言えば、飛び立った直後。うれしい1枚。
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日が射すと吸蜜しながらすぐ翅を開く。閉翅はまるで撮れなかった。
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翅を開いても、半開き程度。真後ろから撮っても、縁までピントが合わない。
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このスミレの群落は大きかった。その向こうにもスミレ群落があり、この位置と決めて待つ。
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スミレ吸蜜の時間は、花の個体差によっているものらしい。蜜がたっぷりあると、頭を埋めてしまう。
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午後3時を過ぎてしまった。そろそろ、終わりに近い。後ろが開いた場所で撮る。
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飛んだと思ったら、写っていた。クモツキ、この日最後の1枚。
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妻はとうに戻ってきており、車の中で朝刊を読んでいた。天気が良くなったので、アルプスを一望できる場所に行ってみる。行った場所は、大町の鷹狩山展望公園。逆光と雲で、北アルプスはよくは見えなかったけれど、すばらしい眺めが拡がっていた。この後、急遽予約した温泉に向かった。
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(2日目のクモマツマキチョウに続きます)

by otto-N | 2014-05-26 18:23 | Comments(8)

2014.5.22 東京・恵比寿 モンシロチョウ   2014.5.25 (記)

2014.5.22
1泊で旅行する予定だったけれど、北から冷たい空気が入りこみ天気は不安定との予報で出発は延期。しかし、晴れていたので、21ミリを持って近くへ散歩に出る。

Sビール本社前の花壇はなんか中途半端。せっかく引き抜いたドクダミがまたはびこっていた。カタバミもすっかり抜いてしまったので、ヤマトシジミもほとんどいない。モンシロチョウが数頭と、ときおりアゲハチョウが飛んでくるだけだった。

数は少なかったが、ヤマトシジミのオスが舗道と車道の間の植え込みの上を飛んでいた。ここで会ったが百年目と追いかける。
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モンシロチョウ。ロケバスから数人が出てきたので、ひょっとしたら美人さん降りてくるかもしれない、背景に美人さんをという不純な考え。でも、この考えは甘かった。スタッフだけが休んで、またバスに乗り込んでしまった。(ひょっとしたら、バスの中で着替え中?) 置きピンは30cm。1コマ目と3コマ目では、チョウの大きさが違う。3コマ目はピンが甘い。
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モンシロチョウ、2頭の絡み。たぶん、上がメスだと思うが・・・。
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ゆっくり絡んでいたので、下から見上げるように撮った。やはりチョウの大きさがまちまち。5コマ目がジャスピンか。チョウより空が主役です。
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両方とも全開、というわけにはいかないのが、絡みの常。
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再び、ヤマトシジミ。やはり30cmだと小さすぎる。あと5cm寄ることができたらいいのだが・・・。
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この後、急に空が曇ってきて、雷もなり始め、大粒の雨。天気予報では午後のはずだったが、間一髪、濡れずにすんだ。21ミリレンズでは、中型のチョウは置きピン30cmでいいとは思うが、ヤマトでは小さくなりすぎ、どこに写っているかすぐにわからない。トリミングを避けるとしたら、置きピン25cmの特訓あるのみか。日和ってトリミングするか、迷うところ。

by otto-N | 2014-05-25 17:50 | Comments(4)

2014.5.19 東京・高尾山麓 スミナガシ   2014.5.22 (記)

2014.5.19
なにごと3度。3度目の挑戦。ターゲットはスミナガシ。この日も晴天。

いつもの10時半。ウスバシロチョウはもういいかなと思い、ポイントをパスし、林道を急ぐ。途中、ウツギを覗くが、ヒメウツギはすでに散り、ミツバウツギもほとんど終わり。水の染み出た場所にオナガアゲハがいたけれど、翅の痛んでいるものばかりだった。かなり歩いたところで、チョウ類保全協会でいつもお世話になっている事務局のKさんにお会いする。スミナガシのことを聞いたら、水場で吸水していたとのこと。ミヤマカラスアゲハもいたけれど、ハイカーが来たので飛ばれ悔しそうだった。一緒に林道を進むと、水溜りにクモガタヒョウモン。地べた以外にとまってほしいのだが、吸水に余念がなかった。ときどきイタドリの葉で休むが撮れない位置。
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まだ咲いているウツギを調べながらしばらく進むも、アオバセセリもアゲハ類も見ず。Kさんはまだ先へ行ってみるとのことで、別れて林道を引き返す。先ほどのクモガタヒョウモンはまだいたが、これは別の水溜りにいたもの。飛翔も狙うが1枚もピントが合わなかった。
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ここでいいかなと思った水場で、サカハチチョウと遊ぶ。先日、ミヤマカラスアゲハを撮った場所だ。やはり、小さいチョウには21ミリのパンケーキが使いやすい。
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もう少し上から撮ったほうがいいのだが、薄暗い中、ところどころに日が射す林道の雰囲気は出た。
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少し遠くに飛んできたチョウ。クロヒカゲかと思ったら、スミナガシ。こんなに小さかったっけ、と思うほど小さい。何年も見ていないので大きさは忘れていた。とまって翅を開き始めたので、数回シャッターを切る。
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完全に開いたので、後ろに回り込んで、2回シャッターを切ったところで、飛ばれてしまった。1枚目だけが何とかOK。また、近くに来るかと思ったがそれっきりだった。
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この後、林道の水場と水場を行き来する。しかし、スミナガシの気配もなかった。コミスジは相変わらず多い。通りすがりにシャッターを押す。
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コジャノメが多かった。とても敏感でなかなか近づけなかったが、この個体はおとなしかった。内臓ストロボを弱く焚いても撮ってみた。
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ウツギでアオバセセリを見たのは一度だけ。ダイミョウセセリのハルジオン吸蜜。思いっきりの逆光。
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撮った他のチョウたち。アカタテハ、なぜか多かったダイミョウセセリ、今季初のウスバシロチョウのハルジオンでの吸蜜、でも翅は擦り切れ、時すでに遅し。
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10日間に3回もここへ来てしまったが、この短い間にも、咲いていた花が散り、現れるチョウが変わり、季節の移ろいが早いことを実感した。スミナガシは3度目の正直。いや、3年目の正直かな。しかし、正直というより、Kさんに会ってなければ、林道を引き返さなかっただろうし、あの場所でサカハチチョウと遊んでいなければ、スミナガシにも会うことはなかった。すべて偶然だろうけれど、やはりKさんに感謝です。ありがとうございました。

by otto-N | 2014-05-22 16:16 | Comments(0)

2014.5.14 東京・高尾山麓 ミヤマカラスアゲハ   2014.5.20 (記)

2014.5.14
この日も晴れ。アオバセセリを撮りに行く。

先日は21ミリの単焦点でウスバシロチョウの飛翔を撮ったけれど、昨年使っていたタムロンの17-50ミリではどうなるかと、このレンズでの飛翔撮り。相変わらずフレームには入らないし、ピントも合わないし、21ミリとあまり変わらなかった。タムロンは重いので持っているだけで疲れてしまった。
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展翅標本みたいに撮れたけれど、背景がどうもつまらない。
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先日よりコミスジが増えていた。
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飛翔は撮りやすく、もっと追いかけたいところ。しかし、こんなことをしている時間はないと先を急ぐ。
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サカハチチョウ。
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サカハチチョウはまるで撮りにくかった。背景に溶け込んで撮ってもどこに写っているかわからない。とにかく早くだめ。
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川底を見下ろすように咲いていたヒメウツギ。オナガアゲハばかりでなく、一瞬、アオバセセリがやってきてすぐ立ち去った。
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林道をさらに登ると、コミスジが舞う中、オナガアゲハのひそひそ話。
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その少し先には、吸水集団。そっと間合いを詰める。
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こういうとき、どこにピントを合したらいいのか判らなくなる。ミヤマカラスアゲハはいないようだ。
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カラスアゲハの青いきらめき。
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この集団の横を通らなければならない。どうせ飛び立たれるのなら、と広角で近づく。連写4枚、あっと言う間に散ってしまった。散った後、オナガアゲハはすぐ戻ってくるが、カラスアゲハはなかなか来ない。
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サカハチチョウが2頭、ゆっくり飛んでいた。どうやら、オスがメスを追いかけているようだった。葉の上にとまっても、オスは先を急がない。ヤマトシジミとはえらい違いだ。すぐに飛び立ち、藪の中に潜り込んでしまったが、そのうち、出てきて近くにとまった。交尾するかと思ったら、どこかに飛んでいってしまった。1コマ目、手前がオス。2コマ目、手前がメスか?両方が翅を開いたまま、一瞬、カメラと平行になったときがあったのだが、シャッターが間に合わなかった。
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2年前、ミヤマカラスアゲハのメスを撮ったことのあるミツバウツギ。目の前に、突然、アオバセセリがやってきた。望遠ズームをマクロに付け替える間もなく、飛び去ってしまった。せっかくの至近距離だったのに残念。
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また来るのを願ってかなり待つ。でも、もう来なかった。このウツギ、どうやら、午後が吸蜜タイムのようだ。
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もう14時半もすぎたので、林道を引き返す。先ほど、ハイカーが下りていった。ひょっとすると、吸水ポイントにまた集まっているかもしれないと、急ぎ足で下り、ハイカーをやっと追い越した少し先にじっと動かぬ吸水集団。シャッターを切りながら、少しずつ近づく。なんと真ん中にいるのはミヤマカラスアゲハだった。日陰なので全開。カラスアゲハとこんなに違うのかと思うほど燦然と輝いていた。さらに近づいたとき、気配を察したのかさっと飛ばれてしまった。
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その近にいたミヤマセセリ。林道の中間点のウツギにもアオバセセリが来ていたが、2頭目が来たとたん絡んで飛び去り、残されたのはカラスアゲハ。暗かったので内臓ストロボを少し使った。
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すっかり日陰になってしまった林道入り口のウツギ。2~3頭のアオバセセリが飛び回っていた。絡んで飛び去ってもすぐ戻る。遠くて暗いのでストロボ。でも複眼がシャッターを切るたびに反射してぴかっと光る。3コマ目はストロボなし。ザックにデフュザーがあったので使うべきだったかもしれないけれど、後の祭り。
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ミヤマカラスアゲハは、もう少し発生が遅いらしいけれど、とりあえず1頭出てきてくれた。アオバセセリは昨年より多い感じがするが、なかなかいい位置には来てくれず、撮影がむずかしい。あまり、移動しないで、1か所でじっと待つ作戦のほうがいいのかもしれないが、他のチョウのことを考えるとそうもいかない。ここへ来ると必ず10kmは歩いてしまうので、少しは楽をしたいのだが・・・。

by otto-N | 2014-05-20 15:28 | Comments(8)

2014.5.9 東京・高尾山麓 ウスバシロチョウ   2014.5.16 (記)

2014.5.9
毎年、恒例になってしまった高尾山の麓にウスバシロチョウを見に行く。ウスバシロチョウの他にも、少しは楽しみがある場所ではあるけれど、ずうーっと歩きっぱなしになる。

いつもながら、現地到着は10時半すぎ。晴れているのでウスバシロチョウがとまるわけがない。いきなり、21ミリで飛翔を追いかける。
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最初はなかなか近づけなかった。こんなにふわふわ飛んでいるのにどうしてダメなのか不思議なくらいだ。
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鉄塔と青空が偶然入ったのをモニターで見て、上から見下ろすよりいい感じ。なるべくウスバシロを下から撮ることにした。
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飛んでばかりでなく、疲れたのか葉の上で休む個体もいた。まだ、飛び慣れていない羽化直だったかもしれない。
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30分もここで費やしてしまい、次の場所へ移動。途中、オナガアゲハが飛んでいたので、もしやと思って、川底を覗くと、やはり吸水中だった。オナガアゲハ3頭とカラスアゲハ2頭。ミヤマカラスアゲハはいなかった。日が照っているときは翅を閉じ、日が翳ると翅を全開にする。この日、不本意ながら、初めて気がついた。
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下には降りることができないコンクリートの川底。沢蟹の死骸が転がり、全然美しくない。側面に生えている草が邪魔でピントが全部になかなか合わなかった。2コマ目はまあまあ。
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吸水しながら常に動いていた。欲張らずにこの3頭を撮っておく。
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しばらく翳っていたけど、急に日が射す。この時はまだ翅を開いていたが、すぐに翅を半分閉じ、落ち着かなくなり、飛び始めるのも出る。これ以上粘っても大きな変化はなさそうなので、先を急いだ。
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ウスバシロチョウの第2ポイント。ハルジオンが咲いているが、とまる気配なし。太陽を入れて撮る。
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ここは、西向きの斜面。上から見下ろすと俯瞰的に撮ることができる。でも、斜面というのは足元がずり落ちる。平行に追いかけるのが無難。
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左の翅がブレて右だけとまっていた。シャッターは1/2000秒。
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背景に難ありだが、ウスバシロ、これまでで一番の出来。
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もう12時半。ミツバウツギでアオバセセリを見つけたが、遠いしブレブレだった。ここにいつもいるオナガアゲハ。だらんと宙吊りのポーズ。翅が少し透けるところがいい。
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林道には、例年になくサカハチチョウが多かった。多いといってもコミスジと同じくらい。昔はサカハチで溢れていたそうだが、今は全くその面影はない。
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ずいぶん赤いと思い、開くまで粘った。
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多くはこの程度なので、やはり赤いと言っていい。
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サカハチチョウの飛翔。思ったより素早い。これらは、ちょっとトリミング。
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ウスバシロチョウの吸蜜、ここでやっと撮れた。やはり、ヒメジオンのほうがいいと思う。
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ヒメウツギ街道。アオバセセリは全く見ない。その代り、ちょっと遠かったが、クモガタヒョウモン。
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林道の水が滲み出したところには、オナガアゲハとカラスアゲハがいる。一度、舞い上がるとなかなか敏感だった。カラスだけを追う。
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14時半。空に雲が拡がってきた。葉の上のウスバシロチョウ。新鮮。
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もう期待がもてないので、林道を下る。林道の入り口の、昼にアオバセセリがいたウツギにカメラマンが3名。2名はすぐSさん夫妻とわかり、声をかける。アオバセセリがいるという。上を見上げると確かに1頭が飛び回っていた。でも、遠くて暗い。何度シャッターを切ってもピンボケだったが、低いところに一瞬降りてきた。ラッキー。その後粘るものの、暗くなってきたので16時撤収。
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この日の第1目的は、ウスバシロチョウの飛翔撮影。レンズを替えたので、どのくらい撮れるか楽しみだった。というのも、最初だけの話。全然、ピントが合っていない。こんなにゆっくり飛ぶのに撮れないなんて、情けない。そのうち自暴自棄。やっぱり、数打ちゃ当たるの世界を再認識した次第でした。(Sさん、駅まで送ってくれてありがとうございました)

by otto-N | 2014-05-16 20:59 | Comments(6)

2014.5.8 群馬県・鳴神山 スギタニルリシジミ   2014.5.15 (記)

2014.5.8
群馬県・桐生市にある鳴神山(980m)に登る。目的はこの山だけに咲くカッコソウ。標高は低いながら、アカヤシオも見られるという。

登山口でウスバシロチョウを期待したが、全然飛んでおらず。路肩にやっと車を停め、登り始めたが、暗い杉林の急勾配。途中、造林のためか、コンクリートで固めた箇所があり、とても登りにくかった。といっても、標高差は600m、1時間半くらいで頂上に着いた。
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杉林が終わりかけたとき、足元からチョウが飛び出した。スギタニルリシジミ。昨年、今年と全然撮っていないので、ボロでもかなり嬉しい。少なくても3頭。寒いのか翅を傾けて日光浴する。
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ちょっと飛んでもらった。いつもながら弱々しい飛び方。もう少し撮りたかったが、上の方に舞い上がって消えた。
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カッコソウは頂上直下の杉林に咲いていた。サクラソウ科、絶滅危惧種ⅠA。数が少なく、群落とは程遠い。撮影していたとき、上から降りてきたハイカーに向こうには5~600本咲いてると言われ、即、撮影中止。
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頂上には小さな社があり、その狛犬はオオカミ。秩父からこの辺はオオカミ信仰があるらしい。ツツジ類が美しい。
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スミレも色々咲いていたけれど、名前は全然わからない。妻がみつけるたびに一応撮影する。
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アカヤシオはすでに散っていた。頂上付近からの景色。ずっと向こうはおそらく赤城山山系。今ごろは、ヒメギフが舞っているころ。
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カッコソウの群落地は、ガイドブックと現地の看板とでは地名が違っているらしく、右往左往して捜す。色々と推理した結果、山頂から少し離れた所にあるようで、ちょうど下山ルートの近くらしい。そして、見つかった。
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どうやら、杉が大きくなると日当たりが悪くなり、カッコソウは衰退するようだ。杉木立の中、木漏れ日に浮かぶピンクの絨毯。
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ロープで囲われているので、足元の花しかアップで撮れなかったのだが、まるで園芸種。採られて数が減ったのも要因と想像がつく。
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登山道は相変わらず杉林の中。小さな花を探しながら下る。ヒトリシズカ、ヤマブキソウ、ルイヨウボタン、ミツバコンロンソウ。
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かなり前、この花を撮ったことがあったけど、それ以来。トウゴクサバノオというらしい。可愛い。
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ひっそりと咲くニリンソウ、ムラサキケマン、キケマン。登山道から車道に出たとたん、ニリンソウは群落をなしていた。なあんだーといった感じ。
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下山後、車道でここでいつも写真を撮っている地元の方に会った。その方によると、カッコソウは全滅したので四国から移植して増やしたとのこと。帰ってから調べると、シコクカッコソウという種類(これも絶滅危惧種Ⅰ)もあり、DNAが違い別種であるということが出ていた。自力更生か移植か、真偽のほどはともかく(DNAで鑑定できる)、あいまいなままでもそれはそれでいい気がする。チョウの場合も、かっては生存していた場所に移す分には、そのまま絶滅するよりもいいのではないかと思っている。3年ぶりのスギタニルリシジミから、少し脱線してしまった。

by otto-N | 2014-05-15 20:50 | Comments(4)

2014.5.7 川崎・多摩丘陵 コジャノメ   2014.5.13 (記)

2014.5.7
雨が降った翌日、アオバセセリのリベンジに行く。先客がお一方。ときどき、思わぬところでお会いする。8時半には来たけれど、まだ出て来ないとのこと。待っても全然現れない。しかたがなく、アオスジアゲハを撮る。
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ヒメウツギの向こうのムラサキハナナ。この背景狙いで、ひたすら待つ。しかし、なかなかここだけにやって来ない。一度だけ来たチャンス。ズーム比を変えながら撮ったのがちょっと失敗。最初から大きく撮るんだった。
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広角で撮った偶然の産物。ピントは上の個体にしかきていない。
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3コマ目、宙返っていた。
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正午ころ、オバセセリをあきらめて、コジャノメの尾根道に行く途中の石段に現れたクロヒカゲ。
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コジャノメは健在だった。
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翅を閉じたところは何回撮っても同じ感じになってしまう。ときどき、翅を開くが、これも同じ感じ。
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緑の葉の上よりも、枯葉のほうがよく似合う。
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尾根筋の道は柵が張り巡らされている。木漏れ日が射す場所にひっそりととまり、近づくと飛び立つ。個体によって敏感さが違うようだ。
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柵にとまるのも大好き。飛んでもすぐ戻ってくる。
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1コマ目は飛んでいない、ただの静止。
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コジャノメは、新緑のハイキング中、尾根筋でよく見かける。しかし、先を急いでいることが多く、こんなにゆっくりかまってはいられない。
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日陰に入ったら真っ黒、日が射す空間に入ったときだけ、くっきりと写る。
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オス同士のバトルが頻繁に繰り返される。でも、暗がりの中、すぐ柵外にでてしまうし、とにかく速い。最初に出会ったとき、その場でホバリング卍。この時だけが撮影チャンスだった。
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こうして飛翔写真を撮ってみると、横から光が当たっているせいか、翅脈と翅脈の間は空気を受けてたわんでいることがよくわかる。
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14時すぎ、ヒメウツギの前に戻ってみると、アオバセセリは来なかったとのこと。しばらく、見張っていたけれど、諦め、15時淋しく2人とも撤収。


2014.5.12
この2日前の土曜日、アオバセセリのメスが出ているとの連絡。しかし、残念。この日はテニス。ということで、週明けの月曜、3度目の正直を目指して出かける。9時半ころ到着したら、町田市のSさんが来られていた。8時半から張っていたけれどアオバセセリはまだとのこと。

ヒメウツギの花はそろそろ終わりかけ。それより、何か変だと思ったら、近くのハルジオンはすっかり抜かれ、ムラサキハナナも処分されていた。アスジアゲハはあまり来ず、コチャバネセセリが2~3頭というところ。ヒメウラナミジャノメが来たので撮っておく。
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いつまでたってもアオバセセリは現れず、コチャバネセセリの飛翔を狙うが速すぎる。ハナムグリは遅いので撮れる確率は高かったのだが(1コマ目)。
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昼過ぎに現れたのはクロヒカゲ。近くにカラスアゲハやナガサキアゲハが来ると、盛んに追い回していた。これを撮りたかったがムリというもの。
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飛ばれてもすぐ戻ってくるので、飛び立つ瞬間にトライするものの速くて難しい。このクロヒカゲは右前翅の先が欠けていた。
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14時まで待ったが、結局、アオバセセリは出てこなかった。その間、Sさんから色んなお話を聞くことができ、私としては退屈はしなかったけれど、Sさん、ほんとうにありがとうございました。3度目の正直はなく、2度あることは3度ある、になってしまったが、他に見たのはアカボシゴマダラとダイミョウセセリ、こんな日もあるでしょう。

by otto-N | 2014-05-13 19:40 | Comments(2)

2014.5.4 川崎・多摩丘陵 アオスジアゲハ   2014.5.11 (記)

2014.5.4
ゴールデンウィーク、よく晴れた日。ヒメウツギにやって来るアオバセセリを撮りに行く。9時半ころ、現地に着いたところ、顔見知りの方3名。8時半にはたくさん来ていたが、諦めて帰ったとのこと。少し後からも、お一方やって来た。ヒメウツギの花もいつもより少ない。少し咲いたところで剪定したようで、薫るはずのウノハナはほとんど薫らない。

雁首をそろえて、ヒメウツギの前で気長に待つ。けれど、待てど暮らせどやって来ない。アオスジアゲハだけは活発に飛び回っている。今が旬のアオスジアゲハ。ヒメウツギよりハルジオンのほうが人気があった。というか、断然、ハルジオンのほうが撮影しやすい。
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アオスジアゲハは逆光から撮るととても美しい。北海道の子供時代、半透明の青いスジ。北海道にはいないこのアゲハに憧れていた。
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翅を小刻みに震えさせながら、吸蜜をする。瞬間的な翅のしなり。連続シャッターがとても楽しい。
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ファインダーに2頭同時に入る。もつれあう2頭。いつまでも続いてほしいと願うがあっけなく飛び去る。
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ヒメウツギの下に咲いているムラサキハナナにも日が当たり始めた。背景に紫色のボケをと狙うが、狙ったウツギの花にはなかなかやって来ない。1回だけ来たが、マクロでは遠かった。横着しないでズームで撮ればよかったと反省。
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我がホームグランド、「自然教育園」にはいないヒメウラナミジャノメ。ありがたく撮らせてもらう。
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11時半。諦めて、Kさんとコジャノメの尾根道に向かう。途中でツツジにやって来たナガサキアゲハ。
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コジャノメは、いつもの場所にちゃんといた。
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道路にとまることのほうが多いけれど、やはり緑の葉の上のほうがいい。日が射す場所では翅を開く。でも、性標が美しさを損なう。初めて見たとき、性標とは知らず、ただれた傷だと思っていた。
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地表の枯葉にとまって飛び立つ。
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オスのテリ張りポイントのようで、道路だけでなく、散策路の手すりなどにとまる。飛び去っても、また舞い戻ってくるので、その度に撮影する。ただし、とても暗い。日が射さない場所では、全く闇夜のカラス状態だった。
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ときどき、2頭が絡む。闇夜のカラスで何も写ってないと思ったら、何とか姿を現した。でも、雰囲気だけ。ISO1600、1/1600sec、F3.2。
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飛び上がった瞬間。ほとんどフレームの外に外れたが、真上に飛ぶとこんな風になるようだ。
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コジャノメも楽しいけれど、目的はあくまでアオバセセリ。ヒメウツギの場所に戻ってみる。ずうーっと見張っていた方に聞くと、全然現れなかったとのこと。実は、コジャノメにかまけていた時に、アオバセセリが出ていたらと思うと、気が気ではなかったのです。内心はホッとする。時刻は14時半。相変わらず、アオスジアゲハがやってくるだけだった。スジグロシロチョウもいたので撮ったが、これが今年初。
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朝に飛び回っていたヒメウラナミジャノメ。午後のこの時間にもいた。飛翔中を少し追いかけ、逆光と順光の浮遊感。
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そして、飛び上がりポーズ。
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15時もすぎ、1人抜け2人抜けし、これにてアオバセセリ撮影会は解散。とぼとぼと、Kさんと帰路につく。アオバセセリは撮れなかったけれど、集まったみなさんと久しぶりに話ができ、いい日だった。

(この後、天気が悪かったのは1日だけ。出歩いたり、下手くそテニスやらで、毎日が忙しく、くたびれてしまい、写真の整理がつかず、やっと記事にしました)

by otto-N | 2014-05-11 20:45 | Comments(4)