たかがヤマト、されどヤマト

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2014.8.29 東京・恵比寿 クロマダラソテツシジミ   2014.8.29 (記)

2014.8.29
とりあえずの速報。

いつもの場所でヤマトシジミを追っていたら、ヤマトシジミなら決してとまらない花で吸蜜を始めた。ずいぶん小さいウラナミシジミだと思って撮影したのだが、なんか変。翅裏の波模様が少ない。これって、クマソ?この付近にはソテツはなく、知っている場所は2kmほど離れている。久しぶりのクロマダラソテツシジミのオスだった。
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しばらくしてから翅を全開。このとき、クマソと気づく。
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この後は別の花で吸蜜し、動きそうもなかったので、少し離れたところにいたウラナミシジミの翅裏を見に行った。確かにウラナミではない。戻った時にはまだいたのだが、飛んできたイチモンジセセリに追い払われてしまった。

by otto-N | 2014-08-29 13:48 | Comments(12)

2014.8.27 東京・恵比寿 ヤマトシジミ   2014.8.29 (記)

2014.8.27
朝から雨。、部屋に籠っていても頭が痛くなるばかり、午後2時過ぎ雨が止んだようなのでカメラを持って散歩に出る。暗い空。毎日同じチョウ。うまく撮れないので今度こそと思って、シャッターを切る。またもや失敗。もう惰性。
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暗すぎて色がまるで出ない。1/3200秒では頭部しか止まらず、翅はブレている。1/4000秒だと、もう少し止まる。ちょっと横からすぎたけど、この4枚は翅の先端が止まっておらず、動きがあって好きなアングル。
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1コマ目、肝心なオスは葉の向こうだが、動きを感じられる。2コマ目はピンボケ。3コマ目もピンボケ。4コマ目は・・・・。
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暗くて色が出ないのだが、とにかく、ピンより動き。
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少しはまとも。だが、動きが感じられず面白くはない。
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この曇り空では、ブルーも灰色。
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曇り空で写りは悪いけれど、これも練習。飛翔写真は、翅を開かない蝶の表翅をどうしても撮りたい場合、背景を撮り込みたい場合とか色々あるけれど、飛んでるチョウの動き自体がとても面白いことに気がついた。運任せの偶然の産物だが、これはこれで楽しめる。それにしても、雨上がりは蚊が多い。ボコボコにされてしまった。

by otto-N | 2014-08-29 13:25 | Comments(0)

2014.8.25 東京・恵比寿 ヤマトシジミ   2014.8.27 (記)

2014.8.25
曇り空。マクロだけ持って近所にヤマトシジミを捜しに行く。こんな日はオスと言えども飛び回らないはずだ。すぐ1頭を発見。静止の写真は久しぶりだった。開翅するには空が暗すぎた。
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2014.8.26
曇りの日が続く。今にも雨がふりそうだった。こんな暗いときにLEDライトがどの程度有効か調べに出たところ、ヤマトシジミが開翅していた。急いでマクロを取りに戻る。幸い、ヤマトはまだそこにいた。なんかよく撮れないと思っていたら、シャッター速度は1/125秒。暗い。せっかくの縁毛、きれいに撮ろうと思っても、翅の開きが弱く、うまくいかない。
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右の翅だけ撮れば縁毛もピントが合うのだが、それでは全体の形がよくない。縁毛は犠牲。
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少し寄りすぎ。でも、これ以上は頭がぶつかり後ろに下がれなかった。
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そこで、逆サイドに回り少し引いて撮った。ヤマトと言えども、久しぶりなのでなかなかいい。
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目的は、LEDライトの効果。2個連結し、21ミリで飛翔を撮る。置きピンは25cm、ISO1250、絞りF3.2解放、1/3200秒。ライトは3個連結の方が良さそうだが、ピントの合う範囲は手の平ほどの面積、壁に当てたらこの距離では2個で十分と思われた。1個5000円もするし、3個だとハンドリングが悪すぎる。ただ、電池が少し古くなると、明るさが極端に落ちる。新品電池を常に用意しておくことが必要。植え込みの上を飛ぶヤマト。ライトが当たり浮かび上がる。
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木立の間、地面を飛び回る。ライトが当たっていない所は真っ暗。闇夜の状態。サーチライトを当てるようにヤマトを追った。1コマ目のメスも色が判る(黒いから?)。5コマ目はピンは来ていないが、一応写った。光の当たり具合が判るように、トリミングしないで載せます。
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今にも雨が降りそうなほど暗い空。ヤマトだけがライトに照らされ、ポツンと浮かんだ。
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場所を変えてヤマトを撮る。飛び立つ前の静止画像。ライトに照らされ、ヤマトと花が浮かび上がる感じだ。
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これだけ空が暗いとライトに照らされた所だけが明るい。5、6コマ目、真ん中の長い葉が妙に明るく、遠くは暗い。追いかけるとき、明るく照らされた先にヤマトが入るのでむしろ追いやすいし、フレームに入ったときの手ごたえが判る。
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空はどんどん暗くなり、ポツンと来たところで撮影終了。
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少しくらいの曇り空だとLEDライトは効いているのか、効いていないのか判らないほどだが、これだけ暗いと眩いばかりの明るさ。確かに有効だった。今回はヤマトシジミが対象だったけれど、来年の薄暮の中のミドリシジミの卍飛翔対策。でも、写ったとしても、チョウ以外は真っ暗だろうけど・・・。

by otto-N | 2014-08-27 20:05 | Comments(4)

2014.8.21 東京・お台場 ヤマトシジミ   2014.8.25 (記)

2014.8.21
恵比寿ガーデンプレースでイチモンジセセリを撮った後、新橋まで行き、久しぶりに「ゆりかもめ」に乗り、お台場へ。さすが夏休みで人が多いと言いたかったが、全然いない。午前中だからかもしれないと、浜辺に出てみる。一応、ヤマトシジミが目的。でも、砂浜沿いの緑にはカタバミはないし、チョウの姿はなし。暑い中、くたびれて元の来た場所近くの駐車場のヤブカラシにアオスジアゲハとアゲハチョウ。背景にレインボウブリッジが入るように、飛翔を狙うものの、ピンは外れ木陰なので色は出ず、全部ボツ。それならば、雑踏とフジテレビの方に行ったけれど、街はあまりに綺麗すぎる。人も地面の道路を歩くのではなく、その上のウッドデッキの遊歩道に集まっていた。花壇があり近づいてみると、ここでもイチモンジセセリ。1コマ目は見事な捻りだが、他は平凡な絵しか撮れなかった。
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背景はフジテレビのビルに決め、連写する。丸く光っている右に見えるのが、お馴染みのビルの玉。
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他を探して歩くものの何もいないし、暑くてくたびれ、ときどきビルの中に入り体を冷やす。まあ、他も見てやれと南端の公園に行くと松の木々の間にクロバー。そしてヤマトシジミがポツポツと飛んでいた。ヤマトを追うが全くだめ。撮れたのはこのベニシジミだけ。ベニシジミは今年まともに撮っていない。
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そのうち、クロバーの咲いている場所は日陰になってしまい、とぼとぼと海岸沿いの遊歩道で帰路に着く。とある一角にヤマトシジミが飛んでいる。クローバーに集まっていた。おっ、向こうはレインボーブリッジではないか、と背景を意識的にもっていく。でも、この時間は逆光。
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4枚の裏翅が見えるこのポーズが好きなんだけれど、翅が欠けて少し残念だった。
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2014.8.22
翌朝、家にいるのもなんだし、もう一度、レインボーブリッジに挑戦することにした。今度は、東京テレポート駅下車。新橋で乗り換えなくても電車1本で行けるではないか。

10時着、思ったとおりの順光。一応、背景がレインボーブリッジと判る。21ミリ、ISO1250、1/4000秒、F9。チョウまでの距離25cmでは背景がはっきりとは写らない。
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4枚裏翅・のけ反りポーズ。草ぼうぼうに見えるが、草丈はせいぜい20cm。
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レインボーブリッジを意識しすぎた。みんな同じような背景。草地の向こうに遊歩道の柵。
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メスも時おり見かけたが、オスに追われてすぐいなくなる。
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この場所は観光船の船着き場の横。平日の午前中なので人は少ないけれど、ときどきは人が通る。外人さんとか女性とか一番入れたかった人たちの時はピンが来なかった(ちょっと不純)。
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背景がほとんど同じ。諦めずに、もっと他の場所を探すとよかったのかもしれないが。
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飛んでいるヤマトシジミの背景に人がいないと、なぜか物足りなくなってしまった。11時半撤収。
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雑踏のヤマトシジミを捜しても、なかなか見つからない。公園の片すみにはいるとは思うけど、あまり面白くもないし・・・。というわけで、お台場に来てしまった。ただ、ここは人工の街。まだまだ未整備で工事中の場所もあるが、すっかりビルが増えていた。街路樹の根本にもカタバミなんか咲いてない。この2日間で、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ、ベニシジミの他にはアオスジアゲハ(多数)とアゲハチョウを見ただけだった。食草もなさそうだけど、吸蜜源も少ないようだ。管理しやすいみかけばかりの樹木しか植えられてないような気がする。

by otto-N | 2014-08-25 21:51 | Comments(0)

2014.8.21 東京・恵比寿ガーデンプレース イチモンジセセリ   2014.8.22 (記)

2014.8.21
そうだ、夏休みで人が多いお台場に行ってみよう、と思いついた。そこなら、雑踏にヤマトシジミがいるにちがいない。その前に、ちょっとだけ恵比寿ガーデンプレースに立ち寄る。イチモンジセセリの撮影は、花壇の北がドーム、南がシャトー、東がマンション、さて西は?

西側には、40階建てのオフイスビルがあり、午前中なら順光。前日も一応、このビルを背景に縦型で撮影はしていたが、ことごとくピンボケ。そこで、この向きだけを撮ることにした。ビル全体が入るとセセリが写っていなかったり、セセリが来ているとビルが一部だけだったりして、290枚も撮ったのにさんざんだった。21ミリではなくて17ミリで撮り、あとはトリミングしたほうが無難かもしれない。
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この中に目が面白いのがあったので、トリミングしてみた。
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ビルのてっぺんまではいらなかったが、これが一番の出来かな(このシリーズでも)。
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ヤマトシジミも来たのでついでに。これはダメ。
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ゲストはツマグロヒョウモンのメス。大きいチョウなのに、この1枚しかピンが来ず。
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この花壇に来るのはイチモンジセセリばかり。ついで、ヤマトシジミ。そして、気まぐれにツマグロヒョウモン。それ以外は見なかった。撮ってもしょーがないなと思いつつ、撮り始めるときりがない。なにせ、歩留りが悪すぎる。

by otto-N | 2014-08-22 18:20 | Comments(2)

2014.8.20 東京・恵比寿 イチモンジセセリ   2014.8.20 (記)

2014.8.20
恵比寿ガーデンプレースのシャトーレストラン前の花壇。午前中は花壇の向こうにシャトーを入れるとしたら、チョウは逆光。順行で撮影できるのは、昼過ぎのちょっとだけ。午後1時30分になるとビルの陰で、日が当たらなくなる。昨日は午後に行ったけれど、風が強く、イチモンジセセリがほとんどいなかった。今日の朝、曇っていたので飛翔撮影には不向きかと思われたが、この程度の曇り空では、逆光・順光を気にせず撮影できそうだった。

曇っているせいか、イチモンジセセリが多数集まっていた。飛ばれても(実は飛ばしているのだが)、数が多い。こんなに撮影が楽かと思うほどだった。と言ってもせいぜい10頭ほど。シャトーバックのイチモンジセセリ。
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曇っているので、シャトー本来の温かみのある感じの色が出ない。セセリは逆光で撮ると白い斑紋が美しい。飛翔でも表現したかった。
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こちらはドーム側。曇っていてもさすが順光。翅の表と裏の色がよく出る。絞りを少し閉めた。
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横向きの似たような写真ばかりになってしまう。でも、横向きが一番ピントが合う。横向きはとまっているときと同じかもしれないが、撮りたいのはこの浮遊感。とてもシュール。
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気がつくと太陽が出ていた。順光・逆光に回る度に絞りを調節する。でも、ときどき忘れてしまう。正面顔を撮りたいがなかなか難しい。翅を開いて正面顔が最高なのだが。
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1/4000秒でも、翅の先端はとまらない。
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前回、naoggioさんから、このドームはタイムトンネルのようだとのコメントをいただいた。イチモンジセセリがトンネルに突っ込んでいく。ということはないが、なんかいい感じ。
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日射しが強くなったせいか、あるいは、もう吸蜜タイムが過ぎたせいか、イチモンジセセリは少なくなってきた。私が追い払ったせいではないとは思うが、もう邪魔しないでよ、といった風情。少しこちらを見返っていた。ガンをとばされたか。
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撮った写真を見ていたら、イチモンジセセリは首から先が少し動くらしいことに気がついた。小首を傾げてという感じのものがいくつかあった。まあ、写り方によってなんとなくそう見えるということにすぎないのかもしれないが、他のチョウでも、静止しているとき少し動かすのを見ているので、確かに動くのだろうとは思っている。セセリはやはり飛んでいるときがかわいい。くせになりそう。

by otto-N | 2014-08-20 20:10 | Comments(4)

2014.8.18 東京・恵比寿 ヤマトシジミ   2014.8.18 (記)

2014.8.18
恵比寿ガーデンプレースは、夏のイベントの後片付けの真っ最中だった。有名なシャトーレストラン(三ツ星のフレンチ)の前の広場の臨時花壇は残されており、まだしばらくはそのままのようだった。日持ちがするだけの丈夫な花なので、何もいないだろうと思って近づくと、意外にもヤマトシジミのメスが1頭吸蜜していた。背景にシャトーが写ればいいかもしれないと、カメラを取りに戻る。

先ほどのヤマトシジミは見つからず、飛んできたイチモンジセセリをまず撮る。シャトーは20年たち、やっと風格が出てきた。
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どこかに隠れていたヤマトシジミが出てきたので飛んでいるところを狙う。3コマ目は惜しかったピンボケ。風が強く、イチモンジさえも風に流される。ヤマトシジミはすぐ花壇のどこかに潜り込んでしまった。
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イチモンジもすぐいなくなってしまうけれど、しばらくするとやって来た。時には複数頭。オスがメスの後を追う。ヤマトと違い、とてもおとなしい。メスの後ろにぴったりとくっつき、いつもお許しを伺っている。オスがメスの後ろにとまっているシーンも撮ったが、割愛。
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あくまで、オスは適度の距離を保ちながら、メスの後についてゆく。着かず離れず、なんとも奥ゆかしい。
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シャトーの逆方向は、イベント広場。いつもかまぼこ型の天井の下で何かが行われている。この一枚は、躍動感があってよろし。
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ヤマトシジミも、草の陰から顔を覗かせてくれた。
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撮影している途中、花壇に日が射さなくなった。空は晴れているのに変だなぁと思っていたら、ビルの陰。午前中は、シャトーは逆光、日が当たるときにまた来なくては。

by otto-N | 2014-08-18 21:35 | Comments(2)

2014.8.14 東京・恵比寿 ヤマトシジミ   2014.8.16 (記)

2014.8.14
午後、曇りの中、LEDライトが役に立つのかヤマトシジミを撮りに近所へ行く。VL-136を2個連結しているが、もう1個増設すべきかどうか考慮中。点灯しないときと比較すべきだったが、ヤマトの数が少なすぎ、ライトを点灯っぱなして撮った分だけで終わってしまった。雨が降りそうな中、メスはともかく、オスの色はやはり出ない。この暗い中では、バックの緑色もこんなもの。そもそも、こんな暗い中、1/3200で撮ること自体、まともではない。
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暗くても、黒い翅は意外と撮れていた。
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だんだん暗くなってきたとき、いつのまにか、イチモンジセセリが増えてきた。といっても、たった3頭ばかりだけど。
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この花で吸蜜し始めると、かなり突っつかないと飛び立たない。
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この前日、恵比寿~代官山~渋谷~代々木公園~原宿と、雑踏のヤマトを求めて歩き回った。でも、遭遇したのは、たった2頭。これは、代官山の裏通りでのオス。
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イチモンジセセリは少し大きいのでノートリ、ヤマトシジミは一律の大きさで(4928×3264→3918×2612)、トリミングした。



2014.8.15
69年後、11時55分。
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そして、正午。
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戦後が始まった場所。この日も、国内から、世界中から観光客がやって来ていたが、おそらく、ほとんどの外国人は、この時間のことは知らないと思う。

by otto-N | 2014-08-16 22:13 | Comments(2)

2014.8.4-5 長野県・爺ヶ岳 (2) エルタテハ   2014.8.14 (記)

2014.8.5
夜中に一度、目が覚めたが、朝までぐっすりと眠ることができた。朝といっても3時ころか。というのは泊まった部屋は玄関の上。絶え間なく続く引き戸の開け閉めの音で寝てはいられなかった。朝食は6時。朝5時との2部制。小屋に早く着いた順だった。5時では遅いと朝食代わりにお弁当を頼んでいる人もいたけれど、確かに5時では遅いかもしれない。山小屋の中が静かになったので、外に出てみた。5時少し前、空が明るくなった。
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大町に向かって左が爺ヶ岳。一瞬だったが、雲が赤く染まった。
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対岸の針ノ木岳は雲がかかっていたが、見事な雪渓が残っていた。真ん中には1本のトレース。雪渓を見たらスキーで滑って降りることをすぐ考えるが、登るのはかなり大変そう。
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6時。日も差し始め、やっと朝食。しかし、鹿島槍は雲の中だった。前日は全く、顔を覗かせてくれなかったようだ。
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6時30分、爺ヶ岳に向かって登り始める。少し登ったところで種池山荘を振り返る。その右に2本の太い雪渓を抱いたちょっと唸る山。恥ずかしながら、この時点では、この山が剱岳とは知らなかった。
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前方、はるか遠く雲の向こう、ひょっとしたら槍ヶ岳?
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7時、爺ヶ岳の南峰に到着。大町は晴れていようだったが、
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鹿島槍ヶ岳は厚い雲で覆われていた。右から、爺ヶ岳中央峰、北峰、稜線に登山道が続く布引山、その先が鹿島槍。
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南峰を下り、中央峰に登ろうと思ったら10数名の団体さんがいたのでパス。少し下ったところにコマクサ。もう終わりかけだったが、鮮度のいい株を探す。
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登りと下りを繰り返す。いぜん、鹿島槍の頂上は見えない。そして、ガスが湧きだした。
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乾いた尾根道の花たち。6コマ目はちょっと気になる花。
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至る所に咲いていたイワツメクサ。
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相変わらずの鹿島槍。燕岳の雲は少しとれてきたけれど、前方の尾根の左はガスが立ち込めてきた。というより、左からの風が強くなり、ガスが払われているという感じ。鹿島槍の雲はとれそうもなく、ガスが出てきたのでここで引き返えすことを考えたが、とりあえず冷池山荘まで行くことにした。
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ジグザグの急斜面を下り、灌木地帯を少し登り、冷池山荘に着いたのは8時10分。少し様子を見ることとし、妻は休憩。思うことがあったので、1人で少し先へ行く。テント場を過ぎるとお花畑だった。ここだけが、風もなく別世界。妻を呼びに少し戻ったところで、向こうからやって来た。このまま引き返しても時間が余るので、布引山を登ることとした。登山道の始まりは少し湿地帯のお花畑。
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晴れていても時おりガスが漂う。水滴のついたチングルマの花穂。
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6コメ目、フウロでなくカミキリムシが主体なのだが、少しピンボケ。
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ときおりガスの漂う明るいお花畑。一面のチングルマが見事。
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下半分は、このお花畑で撮ったのではないけれど、6コマにするため紛れ込ませました。4コマ目、葉っぱから花。ハナイカダ?
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お花畑を過ぎると布引山へのジグザグの登り。相変わらず剱岳の山頂は見えず、風が左から吹き続ける。
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かなり登ったところで、左側には剱岳。雲がとれそうでとれない。
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上を見てもガスは相変わらず。降りてきた人に聞くとガスが濃く景色は半分とのこと。時間が遅いし、ガスが晴れそうもないので、9時20分、撤退。下を見るとガスが濃くなってきたようだ。下山中に会ったミヤマハンミョウとイワヒバリ。
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もうすぐ、冷池山荘というあたり。幻想的と言っては幻想的。10時すぎ、冷池山荘のベンチでお弁当(量の割に高っ!)。このあたりは風がなく、とてもいい感じ。ベニヒカゲも少し飛んでいたが、全く撮影できず。すぐ近くで一瞬とまったがクモマではなかったような。エルタテハも飛んでいた。先ほどまでは全然見なかった。高山ではチョウが飛び始めるのは10時過ぎ?気温が上がるまで行動できないのかもしれない。
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もう少し休みたかったが(ベニヒカゲを追いかけたかったが)、戻る道のりは長い。ガレ場のジグザグを登り切り、少し楽になったところで、剱岳を望む。布引山のガスも一段と濃くなっていた。
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斜度がないので楽なのだが、先は長い。爺ヶ岳の中峰はすっぽりガスの中。
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南峰の裾あたりから、鹿島槍を見る。噴煙ではないけれど、見事なガス。見とれてしまう。噴き上げているのではなく、実際は、下から湧き上がってくるガスが風で吹き飛ばされている。
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実は、このころから左膝が痛み始めていた。登りはいいが、長時間の山登りでは下っているとき痛むことがある。ときどき休みながら、ゆっくりと下る。もう少しで種池山荘という所で、正面の山に日が当たり、緑がとても綺麗だった。しかし、カメラを構えたときには、すでに翳っていた。
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そして、嬉しかったのはライチョウの親子。母鳥と雛3羽。とても可愛い。母鳥は最初、砂浴びをしていた。雛鳥はあちこち動き回り、母鳥は周りを警戒しながらも、自分も何かついばんでいた。
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雛鳥はせわしく動き回り、また、ハイマツの中に潜り込んでしまうので、なかなか撮れなかった。実に可愛い。
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雛鳥はてんでバラバラだが、1枚の中に母鳥と雛鳥3羽、全部がやっと入った。この後、ハイマツの中に消えてしまった。
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種池山荘で少し休んでから、12時50分に下山開始。ときどき、かくっと左膝が痛くなるが、なんとかなりそうなので、ゆっくり下りる。

14時20分、かなり下った駅見岬という地点。登るときエルタテハを見た場所だが、このときもいた。ザックからカメラを大急ぎで取り出し、レンズを300ミリズームに付け替え撮影した。
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しばらくすると、また1頭が飛んで来て、今度はダケカンバの枝にとまった。どうやら、樹液が出ているらしい。翅を閉じたままだったが、飛び立つ瞬間、連写したら、何とか写っていた。ちょっとピン甘だが、まあいいでしょう。
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その後、ヒメキマダラヒカゲなどもいたけれど、尾瀬でさんざん撮っていたので無視し、雨が少し降ってきたので、急いで、と言ってもそれもできず、ゆっくり下り、扇沢の登山口に着いたのは15時40分だった。やれやれ。

今回、初めて山小屋に泊った。個室というせいもあったが、睡眠はできたし、食事も完食。でも、膝が痛いので屈みこめないという大問題。1泊ならまだしも連泊はできなさそう。それはともかく、今回の計画は甘かった。鹿島槍まで登るには、種池山荘ではなく冷池山荘に泊まらねばムリ。朝、10時に登り始めれば、夕方には冷池山荘に着くことができる。10時に扇沢に着くためには、家を6時には出なければならず、朝5時起き!これができそうにもないので、なかなか、登山というのは難しい。ゼフ撮影ができないのも、こんな理由。

by otto-N | 2014-08-14 20:25 | Comments(2)

2014.8.11 台風一過 東京・恵比寿 ツマグロヒョウモン   2014.8.11 (記)

2014.8.11
台風11号が去り、青空が広がった。自宅近くのサッポロビール本社前に行ってみると、ツマグロヒョウモンがテリを張っていた。他にはオスはおらず、雀がこの花壇に侵入するたびに、猛然と追いかける。逆に食べられてしまうのではと思うのは、思い過ごしか。オオムラサキではなく、ツマグロヒョウモン???

最初、ペンタックスの21ミリとタムロンの17-50ミリをそれぞれつけたK-5で、このツマグロヒョウモンの飛翔を撮り較べていた。どちらもドンピシャで撮れず、やはり大きいチョウはタムロンのほうが楽かなぁと思いつつ、だらだらやっていた。ふと見ると、太陽と逆の空に白い筋雲。EVを+0.6にして、下から上を狙った。レンズはタムロン、置きピン35cmくらい。
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以下の4枚は横位置ばかりになってしまったが、まあまあのものが9枚あったので、順番に並べたらこうなってしまった。3コマ目と4コマ目は連続。ISO1600、1/3200、F8.0。背景は同じくらいの大きさなのに、チョウの大きさはずいぶん違う。F8.0だと、被写界深度に余裕があるようだ。
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その次がこの写真。筋状の雲がなくなってきたので、これにて終了。
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2つのレンズの比較をしようと思って外に出たけれど、途中で挫折。ただ、出来るだけ接近しなければチョウが大きく撮れないので、小さいチョウには21ミリ、大きいチョウにはタムロンというのが、今日の感触。ヤマトシジミも少しはいたが、飛ぶのが速くてまるで追いつかなかった。

by otto-N | 2014-08-11 18:41 | Comments(0)